ふふふ・・・オーソドックスな日曜劇場・・・やればできるのになぜやらなかったのだ・・・。
まあ・・・結局・・・木村拓哉とか・・・竹野内豊とかは・・・確立した二枚目スターなのだよな。だから明石家さんまとか織田裕二のような三枚目的なスターと違い・・・デタラメな構成が許されないということなのだ。意欲的な試みとメチャクチャは紙一重で・・・その気になればどこまでも・・・ダメになっていくのである。
そういうことに対してプロデューサークラスのスタッフは無自覚になってはいけないということなのです。
まあ・・・何が当たるかわからないから・・・やるだけなんだよ・・・と開き直られたらそれまでですが。
まあ・・・寝ぼけて親を殺す子供だってたまにはいますしね。なんだってあるっちゃぁありますよ。
で、『Tomorrow~陽はまたのぼる~・第3回』(TBSテレビ080720PM9~)脚本・篠崎絵里子、演出・川嶋龍太郎を見た。「明日になれば陽はまたのぼる」のだが、こういう当たり前のことを言って・・・「確かにそうだよなあ・・・」と妙に感心することが人間にはある。なぜなら人間はとりとめない生き物で・・・いつもいつも「当然のこと」を考えているわけではないからだ。で・・・とにかく・・・そういう「ごく自然な話」を「歌」にすることが可能なのである。同じように「ドラマ」もできる。「明日になれば陽はまたのぼる」ようなドラマだ。で・・・頭の悪いものは「そんな普通のことではドラマとして面白くない」と考えるのだ。
ここが・・・「まちがい」のポイントなのである。「とんでもないこと」が「面白い」という「当たり前」がわかってないのである。つまり「当たり前のことが面白い」という「とんでもないこと」の方がレベルが高いということだ。
「医者が患者を治す」という・・・とても当たり前のことを描いて・・・「不思議と面白い」・・・そういう到達点を目指すべきなのだ。それができるのが「プロ」なのである。
少なくとも・・・この作品は・・・「ありえないカップルの珍騒動」や「ありえない夫婦のドタバタ」や「ありえない年の差カップルのメチャクチャ」よりもずっと面白いとキッドは思う。
この調子でお願いします。
キッドは病院にはほとんど行かないが・・・キッドの周囲は「お医者さん」が大好きである。
「風邪をひいた」「腰が痛い」「頭が痛い」「熱が出た」「足が痛い」と言っては医者に行く。
もちろん・・・悪いことではないのだが・・・その度に国庫からお金が出て行くのである。
で・・・今回は「人工透析」である。国庫の負担はほぼ100%である。
なぜかと言うと・・・「患者」に負担させるには「酷」な病状というものがあるからだ。
「コード・ブルー」の第一話にも人工透析の必要な患者が登場した。週に三回・・・健康な人間なら腎臓が処理する血液の濾過を機械に委ねなければならない。そういう不幸は確率的な問題であって誰にも起り得ることである。で・・・たまたま・・・当たった人は嘆くしかない。年若い患者は人生に絶望し・・・リストカット・・・自殺未遂の結果・・・右腕が壊疽を発症し・・・右腕切断に至る。ただ・・・嘆いたり・・・ただ・・・生きているだけでも・・・時には人は残酷な運命にめぐり合うのである。
そういう意味で・・・こういう「患者」の負担を軽減するために・・・「費用」を国庫(税金です)が負担するのは・・・実に合理的だし・・・善意にあふれている。
もちろん・・・「不健康なのは自己責任」という考え方もあるだろうし・・・「透析の必要な患者」と同じように「残酷な運命」に遇いながら「自己負担」となっている「病状」もいくらでもある。
このあたりが「政治」の難しいところだ。
・・・どこまでいっても「不公平」はなくならない。しかし・・・現場で常にそれを「目指そう」という気持ちをなくしてはならない。
もちろん・・・そういう理想を求める人間ばかりではない。大分県の教育者なら身に覚えのあることである。・・・まあ・・・余談ですが。
とにかく「商売」の「基本」は「料金先払い」である。もちろん・・・「信用のある人々」は「レストラン」で「食券」を買ったりしないのである。それどころか・・・「小海老のカクテル」「ポタージュスープ」「季節のサラダ」「ヒラメのムニエル」「フィレ・ステーキ」に「食前酒」「白ワイン」「赤ホイン」を飲んで「コーヒー」に「アイスクリーム」と「季節のフルーツ」でディナーを締めくくってもカードしか出さなかったりする。しかし・・・「信用のない人」は「ざるそば」を食べるのにも「食券」を買う必要があるのだ。
で・・・「病人」は基本的に「信用のない人」である。たまに治療しても死んだりする。そうすると死者からは「お金」がいただけないことはよくあるのである。
これは「商売人」にとってはひどい話である。
「ほぼ食い逃げ」だ。
そこへ・・・「透析」という「ビジネスチャンス」がやってくる。なにしろ・・・「お勘定」は「国庫負担」なのである。もう・・・「透析」をどれだけしても「とりっぱぐれ」がないのである。
キッドの密林は三方が病院に囲まれている。北と南の病院には透析センターがない。東の病院には透析センターがある。驚くべきことに北と南は築30年以上のボロビルだが・・・東はガラス張りのキラキラした建物で・・・しかも・・・左右に新病棟を新築中なのである。
もう・・・儲かっちゃって儲かっちゃって笑いが止まらない東の病院経営者なのだ。
ちなみに院長は元・極道である。
まあ・・・要するに・・・医療もビジネスにすぎないということなのだ。
だから・・・経営コンサルタントで脳外科医の遠藤(緒川たまき)の言うことは正論この上なしなのである。もちろん・・・こんなボロい商売に競争はつきものなのだ。しかし・・・市民病院などというものは立地条件などでかなり恵まれている場合があり、新規参入しても充分に勝算はあるわけである。
周辺の古参の透析センターとしては死活問題なのだ。
これが極道の経営だったりすると・・・とんでもないトラブルになったりする。
「市民病院の透析で患者が死んだ・・・」などという怪文書が駅前で配られたりするのである。
そういう危惧さえあるのに・・・遠藤に対してくってかかるナース愛子(菅野美穂)・・・。
「一般の患者さんを追い出して・・・儲かるから透析するなんて許せないっ」
ふふふ・・・そうですよね。透析患者ばかりが病人じゃないわけですから。しかし・・・愛子・・・先週・・・妹(黒川智花)の命を助けてもらった恩人に対して・・・まあ・・・自由平等平和博愛主義者に義理もへったくれもないですけど。
そしてかえす刀でドクター航平(竹野内)に「あんたもなんか言ってよ」なのである。
だから・・・航平も妹の命助けた恩人だから・・・ま、いいか。そんなナース愛子がステキだっ。わがままでいい。・・・だって実際に困っている患者さんだっているんだものね。
ともかく・・・外科医・航平・・・透析センター担当(仮)である。
探偵学園Q(陣内孝則)に依頼していた調査結果が出るまでは・・・正体不明の男・航平をおいそれと活用するわけにはいかないのだ・・・と言っているワリには「稼ぎ頭」部門に抜擢してるぞ・・・まあ・・・遠藤も人の子・・・夜中にトイレに行けない美少年と過去のある二枚目ドクターには甘いらしい。
そして・・・今宵の悩める患者はペンキ職人(ベンガル)である。もちろん・・・ドクター航平は患者として出会う前に運命の出会いをして・・・ペンキ塗りたてのベンチに座ります。すぐにクリーニング店に走らないと・・・。
そして・・・患者の理由ありの息子(塩谷瞬=ハリケンレッド・・・「トップセールス」からここだが10月からはドラマ8の「七瀬ふたたび」で予知能力者・恒夫役・・・七瀬(蓮佛美沙子)である・・・それは・・・どうだろう)にも出会うのである。
ペンキ屋の息子とペンキ屋は仲のいい親子だった。運動会で二人三脚をしたことがある。母親ゆずりなのか足の速い息子に対して父親は鈍足である。結果は最下位の一歩手前。息子は「父ちゃんのせいじゃないよ」と父親をかばった・・・。父親の宝物のような思い出だ。そんなある日・・・母親が腎臓病になった。夫は妻に腎臓をひとつプレゼントした。すると今度は父親が腎臓病になった。互いを気遣うあまりギクシャクする夫婦。少年には理解できない大人の機微で夫婦は別れた。何もそんなことで・・・と思う人もいるかもしれないが・・・そこには性の不一致とかいろいろあるわけです。
ともかく・・・別れの理由を知らないペンキ屋の息子には父親が母と自分を捨てたとしか思えない。そして母はほどなく病死し・・・少年の心には父への怨みだけが残る。
しかし・・・成人した息子に送金を続ける父親。そしてわざわざ足を運んで返金する息子。
草臥れ果てた父親の腎臓はいよいよ危険な状態になり・・・循環器にも余病が併発する。
この状況を変えるには腎臓の生体移植が有効である。
もちろん・・・その施設も専門医も市民病院にはない。
外科医への復帰を目指し・・・寝る間を惜しんでイメージ・トレーニングをする航平。その姿を見た愛子は反省して・・・患者のための奉仕活動を開始する。
親子関係の修復である。愛子が息子を探し出し、航平が「病歴」を洗い出して・・・「ペンキ職人夫婦の秘密」を探り当てる。
航平「お父さんはお母さんに腎臓を贈った・・・それは愛だ・・・と思う」
息子「おやじ・・・おれの腎臓もらってくれよ・・・それが・・・愛だから」
一件落着である。
結局・・・専門病院で移植手術をすることにしたペンキ屋親子。去って行く姿はまるで二人三脚をしているようだった・・・。
遠藤「・・・他の病院のために営業して・・・どうするの・・・」
航平「でも・・・人助けは・・・気持ちいいじゃないですか・・・僕は医者としてベストを尽くしただけです」
遠藤「・・・あなたが・・・殺した患者の家族にも同じことを言えるかしら・・・くそ生意気なナースの愛子の母親・・・あなた・・・医療ミスで殺してるわよ・・・」
航平「・・・え・・・そんな・・・運命のめぐりあわせが・・・ドラマだからですか・・・」(つづく)
ごっこガーデン・市民病院の短い廊下セット。まこ「ああーっ・・・せっかく第二の握手を二人で決めたのに・・・二人の共同作業で患者さんに幸せをプレゼントしたのに・・・二人の運命には何が待っているのデスかーっ。でも・・・この手を離さなければ・・・時間は止まるの・・・明日になっても陽はのぼらないんじゃーぁぁぁぁぁ」アンナ「いいお話だったぴょん。息子が一瞬山P先輩に見えたことはエリ姉ちゃんには秘密だぴょんのかえるぴょん」エリ「足が早くてイケメン・・・ベンガルパパ・・・本当に血がつながっているのか疑問でスー。患者は生かさず殺さず・・・しぼりとるだけしぼる・・・ビジネスとしてはそれが正解ですyon・・・でも患者は金のなる木じゃないのでスー」みのむし「親子の秘密と母と好きな人の秘密・・・秘密るるるでもドロドロじゃないるるる・・・愛子甘いよ愛子・・・遠藤正解だよ遠藤るるる・・・まこちゃん・・・握手長いよ握手」
ごっこガーデン・市民病院屋上セット。お気楽「外科は成功しても感謝されるだけ・・・失敗したら裁判とかでお金とられて割にあわないよね。いい話すぎて本文でツッコミなしよ。ねえ・・・まこちゃん・・・廊下で5時間屋上で5時間って・・・そろそろ・・・お仕事に行ってよ」mari「イメージ・トレーニングって・・・医龍を思い出しましたよ。10人は殺さないと1人前になれないという伝説の外科医界・・・航平の腕前も医療ミスの真相も・・・まだまだ秘密なのでしょう」ちーず「実は・・・優しい遠藤・・・家出の理由を隠していた父親・・・医療ミスを背負う覚悟を決めた航平・・・しかし・・・そのチャンスをくれた愛子は・・・死なせてしまった患者の娘だった・・・ああ・・・素敵なあらすじです」
ごっこガーデン・市民病院付属海水浴場。くう「Tomorrowはサボリですがお弁当は毎日つくってる・・・新しい冷蔵庫を買ったことを報告しておくよっ」芯「やっとコード・ブルーのレビューが完成するともう・・・Tomorrowに・・・でもとりあえず海水浴は楽しむ・・・クラゲには注意してーっ」シャブリ「落ち着いてきたTomorrow・・・相変わらずのコード・ブルー・・・アップ順が不規則になりますって・・・せっかく・・・医者モードできたのに・・・海水浴って・・・太陽と海の教室セットかと思いましたよっ」ikasama4「これは・・・ひょっとして新しい水着のおねだりプレッシャー・・・?・・・まこさんの予想がズバリ当たった・・・医療ミスをした医者と・・・患者の家族・・・だった・・・航平と愛子・・・「真相を知ったもの」と「真相を知らないもの」・・・悩ましいところです・・・ここでエドさんが出番でしょうか?」
関連するキッドのブログ『第二話のレビュー』
で、『篤姫・第29回』(NHK総合080720PM8~)原作・宮尾登美子、脚本・田渕久美子、演出・岡田健を見た。気がつけば・・・前半戦をかなり越えて・・・後半に突入している大河ドラマ。篤姫のほぼ歴史的事実を淡々とおいかけてお茶の間のハートをゲットである。そして・・・いよいよ・・・今回から天璋院篇の開幕である。明治維新(1868)まで残り十年。一体・・・何を見せてくれ・・・何を見せてくれないのか・・・ドキドキである。例によってシナリオに沿ったレビューはikasama4様を推奨します。今回は総天然色・井伊直弼書下ろし全身イラストに月照スケッチの二大付録。かわいいなおすけファンにはたまらない魅力。島津斉彬逝去により・・・風雲急を告げる薩摩の小松帯刀・・・京都の西郷吉之助・・・そして将軍逝去により・・・大奥にも波紋が広がり・・・大老井伊と新将軍の義母・篤姫との間に電撃が走る・・・盛りだくさんの今回をあますところなく全網羅でございます。
で・・・今・・・TBSラジオを聴き・・・「太陽と海の教室」をながら見しながら・・・妄想しているわけだが・・・深夜0時からの「バツラジ」に岡田ひとみが「夏休みの宿題の工作について」語るゲスト出演するからオンエア・同時録音してくれないかと事務所・社長の内田くんが電話してきたのである。・・・高校生かっ。で・・・キッドはAMラジオをタイマー録音するシステムはないので・・・目覚まし時計をかけて・・・ラジカセにテープをセットしてスタンバイしているのである・・・小学生かっ。・・・まあ・・・ダチは大切にしないとな。・・・この体制で妄想できるところが・・・実力というものなのだ・・・自慢できることなのかっ。
京都の夜・・・西郷の脳裏には眼に映る朧月が・・・意味のない光として宿っていた。主君・島津斉彬の逝去が・・・西郷吉之助から理性を奪っている。すべての計画・・・すべての実践・・・何もかもが虚しくなってしまったのである。悲嘆にくれる江戸の篤姫と同じように・・・愛するものを失った西郷の虚無への同化は深い。
優しい眼で見つめ・・・時には激しく・・・時には繊細に・・・西郷の心と体から・・・官能の限りを引き出したあの方がもう・・・この世にいない・・・西郷はその現実を想起するたびにブルッと全身を振るわせる。
己が院の庭にある池のほとりで・・・しゃがみこんだ西郷の後姿を・・・痛ましげに見つめているのは月照である。月照は僧衣にこもる熱気を風にさらしながら・・・呼吸をはかっていた。西郷の心に明滅する・・・生と死の呼吸。その傾斜は徐々に死に向っている。
情死は心のありふれた姿だ。愛が生の源であるならば・・・愛の喪失が死に直結することは真理なのである。
しかし・・・すべては理にすぎない。明と暗。生と死。和と乱。すべては同じものの裏と表である。心もまた理である以上・・・時と場を得れば・・・逆流は可能なのである。西郷の懊悩に寄り添い・・・息をあわせる月照は気を研ぎ澄ませる。
月照が息を吸い・・・息を吐く。西郷が死を乞い生にすがりつかれる。スー・・・ハー・・・スー・・・ハー・・・スー。
刹那・・・月照は怪鳥のように空を舞い西郷を背後から襲う。月照の気をためた両の掌は一瞬にして西郷の股間の男のものを握りしめた。
驚異的な速度で怒張する西郷・・・その瞳に生の光が漲る。
「活じゃ・・・吉之助・・・生きよ・・・」
月照は西郷の精をしぼりだしながら呪いをかけた。
その頃・・・篤姫は江戸城本丸の屋上の瓦屋根の上にいた。
くぐり衆の忍び装束である。
そのやや・・・下方に古風な黒装束のくのいちが一人。お志賀であった。
殺気をあわせながら・・・篤姫は・・・お志賀をいなすように囁く。
「お志賀・・・そこもとは・・・彦根の草であったか・・・」
お志賀は顔を伏せたまま・・・じりじりと移動する。上方の篤姫を中心にした円を描いている。
「いかにも・・・公方様・・・亡き後は・・・お役御免にございます・・・」
「・・・何が望みじゃ・・・」
「公方様は・・・御台所を庇って・・・お命を落としたとか・・・ならば・・・御台所にも付け入る隙がある・・・ということでございましょう・・・術者として・・・賭けてみたいと思いまする」
・・・家定の死を連想させることがお志賀の手管であった。篤姫の心の乱れを察することもなく・・・お志賀はその一瞬に賭けたのだ。
篤姫の周囲に折鶴が浮かんだ。四方八方から漆黒の折鶴が篤姫に殺到する。月光に浮かぶその気配を篤姫は見切っていた。折鶴はすべてが直線的に飛び去り・・・その交錯した軌跡を気配もなく・・・篤姫はかわしていた・・・。
お志賀は忍び刀に手をかけたが・・・その場を動かなかった。篤姫は手を振った。
「さらばじゃ・・・」
「おさらばでございます・・・」
お志賀は音もなく飛んだ。篤姫の気は・・・すでに背後に移っていた。背後で気配を窺っていたもう一人の忍びはすでに戦意を失っている。
「井伊か・・・そちは逃がさぬ・・・」
「・・・ふふふ・・・さすがでございますな・・・公方様が身を滅ぼす甲斐があったというもの」
「ほざいておれ・・・」
篤姫はすでに邪眼を解放していた・・・しかし・・・その表情が曇る・・・。
赤忍者の頭領・井伊直弼はからかうように体をゆすった・・・。
月光に照らされたその顔に・・・眼はなかった・・・。
「・・・井伊・・・御主は・・・」
「ふふふ・・・眼のないものに・・・邪眼は効きませぬぞ」
篤姫の顔に朱が昇った。必殺のくぐり十字手裏剣が撃ち放たれる。
その軌道から逃れるように・・・井伊は虚空に飛ぶ。井伊は笑っていた。そのまま・・・凧に乗ったようである。
「ははははは・・・天璋院様・・・もうしばらく・・・勝負を楽しみましょうぞ・・・この直弼・・・両の目を失った分は・・・よき思いをしなければ・・・あまりに情けないことでございましょう・・・天下をしばし・・・おあずけくだされませ」
「うぬ・・・天耳通か・・・化け物め・・・」
篤姫は虚空に消える井伊を睨みながら・・・唇を噛んだ。(つづく)
火曜日に見る予定のテレビ『モンスターぺアレント』『シバトラ』(フジテレビ)『学校じゃ教えられない!』(日本テレビ)
ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。
皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。
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