2008年7月24日 (木)

私は同級生に平手打ちをされるより姉の願いが叶わないことを畏れます。(志田未来)

・・・なんていい妹なんだ・・・そしてなんて素晴らしい姉なんだ・・・と毎回感動できない人が多いらしい。まったく・・・仕事ができなくて・・・なまけもので・・・美人姉妹じゃない人って困るよね・・・お前、男だろっ。

水曜日のダンスは・・・。

「ゴンゾウ」12.5↘10.4↗12.0↘10.5%

「正義の味方」  13.2↘10.1↘*8.7%

である。あらあら・・・。「レッドカーペット」17.2%、「八王子通り魔殺人」13.2%・・・強いな。

「ゴンゾウ」に関して言うと・・・今回は台本が甘い・・・ゴンゾウは「被害者は天使」という先入観に従って「キャバクラに務め詐欺師的実業家の愛人」だった彼女が「高価なプレゼントを貰っても純愛だったから問題ない」という結論に達する。しかし・・・「彼」以外にも愛人がいて「男を手玉にとっていた可能性」はいくらでもあるのである。もちろん・・・動機がある殺人であっても問題はないが・・・たとえば「相手は誰でもよかった」殺人で犯人が「自首しないタイプ」だったら・・・初動捜査をこんなにのんびりしていたら迷宮入りだと思う。

ま・・・リアル警察は「となりの女を殺した男」を一ヶ月も放置したりしますけどね。

さて・・・一方・・・主演級なんちゃって高校生スター夏の陣。

志田未来の正義の味方13.2↘10.1↘*8.7%・・・平均10.7%

多部未華子のヤスケン 12.3↗13.1%・・・・・・・・平均12.7%

大後寿々花のシバトラ  13.0↘12.2↗13.4%・・・平均12.9%

ふふふ・・・もちろん・・・大後は助演なのだが・・・一歩リードなのである。しかし・・・多部も朝ドラ主演(09春「つばさ」)が決まっているのである。もちろん・・・キッドはこの三本の中では志田にかかる負担は大きいと考える。厳しい世界だよなあ・・・がんばれ志田未来!

そのためには「ゴンゾウ」・・・もう少しとってくれ。「相棒」「斉藤」のダンスを見習ってほしい。

ゴンゾウがペットのオウムに何を吹き込んだか知りたい方はコチラへ→ikasama4様のゴンゾウ

ゴンゾウは何から逃げているのか・・・事件の闇は明るみにでるのか・・・心配なあなたはコチラへ→エリお嬢様のゴンゾウ

ゴンゾウはともかくのび太のマーくんの美人妻がいないことから理沙先生との復縁の可能性が気になるあなたはコチラへ→まこお嬢様のゴンゾウ

で、『正義の味方・第三話』(日本テレビ080722PM10~)原作・聖千秋、脚本・旺季志ずか、演出・阿部雄一を見た。槇子(山田優)的な人・・・というものが身の周りにいる人は少ないと思う。まず・・・健康である。槇子様は快食快眠なので基本的に気分がいい。次に容姿端麗である。ややサド目ではあるが・・・整った顔立ちでスタイルもいい。そして才能があって堅実である。お勤めは国家公務員である。キャリアなのである。そして残業前にすべての業務を終了させる実務力がある。

つまり・・・非の打ち所がないのだ。

まあ・・・そんな人間いるのかよっ・・・と思う人は向上心のないダメ人間だと思う。

で・・・世の中は割りとそういう人間の方が多数派であり・・・視聴率は・・・ね。

しかし・・・ダメ人間だって・・・上を目指すべきではないのか。槇子様を見習って一歩でも槇子様に近付こうと考える人間が一人でも増えることを願ってやまないのである。

この物語の最大のポイントはそんな槇子様がお暮しになっているのが昔懐かしい中流家庭であるということである。

もちろん・・・母方の血脈は優秀で母・春子(田中好子)はお茶のお師匠さんだってするのである。パターンなら家柄を鼻にかける嫌なタイプであってもおかしくはないのだが・・・春子はあくまでおっとりである。ただ・・・ちょっと色白だけれど腹黒いのだ。

しかし・・・それはあくまで・・・庶民から見るとそうなので・・・春子に下僕として傅く夫・五郎(佐野史郎)はお嬢様妻に仕える喜びに身も震える毎日なのだった。

槇子様が父親を「五郎」と呼び捨てにするのが気にくわない人も多いのかもしれないが・・・槇子様を娘に持った父親なら・・・そのフレンドリーさに喜んでシッポを振ることは十中八九間違いないのである。五郎はペットの犬・・・あるいは農耕馬のポジションだからな。・・・素晴らしいではございませんかっ・・・そこまでは思わんよ。普通の人は。

そして・・・そんな完全無欠のお嬢様のプライベートの秘密を妹・容子(志田)の視線を借りて覗き見ることのできるお茶の間・・・なんて恵まれているのでしょう。・・・だから・・・まあ、いいか。

今回の槇子様の職場は「国会で大臣が提出する謎の法案の準備」で大忙しですが・・・抜群の処理能力を持つ槇子様にはどこ吹く風です。一方・・・同じキャリアでも能力に余裕のない職場の先輩ミドリ(滝沢沙織)はなんとか「出る杭を打つ」体制に持ち込みたいのですが・・・能力差があるためにギャフンです。

格差社会と平等主義・・・ここに横たわる矛盾をこれほどまでに鮮やかに描き出したドラマがかってあったでしょうか。もちろん・・・そんなこと描かれたくない人が多い社会なので・・・視聴率はね。せめてギャハハと笑えばいいのに・・・。無能な人々ってつまらない。・・・いい加減にとしけよ。

さて・・・半分プライベートではターゲットのエリート官僚・直紀(向井理)とのデート三昧です。妹的には「本気で直紀さんの人生を奪いに行っている」ということになるのですが・・・要するに「結婚相手として選択した」ということですね。

そして・・・槇子様は「獲物」は絶対に逃がさないのです。直紀の趣味にあわせて苦手なクラシック音楽を克服。興味のないカヤックに興味深々で、キライなお茶もマスターです。

目標達成のために全力を尽くす。見習いたいところです。まさにこのドラマはダメ人間矯正ドラマです。義務教育で見せるべきなのです。「学歴がすべてではない」とか「夢を持て」とかそんな負け犬を慰めて・・・社会で現実に打ちのめされ「誰でもいい殺人バカ」を生み出すようなドラマは百害あって一利なしなのでございます・・・おいおい。受験戦争に負けたものは社会の底辺で槇子様の野望達成のために身をささげる喜びを感じるようにしっかりと躾けるべきなのです。負け犬にだってその気になれば喜びはいくらでもあるのです。

そして・・・完全なるプライベートでは「長州小力」にぞっこんの槇子様。

「へびの抜け殻」→「ホラー映画」ときて「西口プロレス」です。

素晴らしい趣味の良さでございます。ちなみにいわゆるひとつの「マイ・ブーム」というもので槇子様の「熱狂的な期間」は過ぎ去っていくものらしい。今回も「好きになって醒める」までが描かれている。

そして実は「現実の長州小力」とリンクした虚構と現実的虚構のコラボなのである。

すると・・・この「正義の味方」の世界は2005年にリンクしていることが分る。

時系列を整理すると

・槇子様・・・西口プロレスに熱中

・槇子様・・・キャリアの一人が流行遅れのパラパラ(1998~2001年に第三次ブームがあった)でストレスを解消しているのを目撃

・槇子様・・・小力と対面・・・醒める。「パラパラでもやってろ」と発言。

・2005年・・・小力HINOチームと「NIGHT OF FIRE」でパラパラを踊りメジャーとなる。

まあ・・・秘話なのである。あくまで2005年に実際にあった話なので・・・ネタが古いとか言う人は大人気ないのだ。

今週も容子は知佳(西内まりや)に平手打ち(二回目)をされるのだが・・・こういう場合はより激しいリアクションになるように演出しないとな。階段からふっとんでころげまわり・・・でも無傷ぐらいの演出をしないと・・・「こんなこと修羅場じゃない」というくりかえしのギャグが生きません。そういう点では「ヤスケン」の多部の方がスタッフに恵まれている。

関連するキッドのブログ『第二話のレビュー

金曜日に見る予定のテレビ『魔王』(TBSテレビ)『ロト6で3億2千万円当てた男』(テレビ朝日)『ウォーキン☆バタフライ』(テレビ東京)『打撃天使ルリ』(テレビ朝日)

ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。

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2008年7月23日 (水)

落とし前つけてくれっ(哀川翔)真実のLとそうじゃないLなのです(深田恭子)・・・ちょろいわ(大後寿々花)

なぜ裸で走ったのだ・・・暑かったから・・・。なぜクレームをつけるのです・・・長男で失敗したから・・・。なぜ住み込むのかしら・・・出番のためです。

暑いのか・・・日本列島・・・軒並み暑いのか・・・。

火曜日のドラマ対決・・・①「シバトラ」↗13.4% ②「モンスターペアレント」↗13.2% ③「学校じゃ教えられない!」↘*6.1%

あはははははは・・・たたき出したな・・・。「ロト6」に*0.1%勝ってるが・・・深キョン主演という看板が泣くよ・・・。物語のほとんどが・・・ほぼ無名の男女10人でおりなされ・・・スタッフが・・・「女王の教室」の幻影を未だに追いかけているのがよく分かる。

「太陽と海の教室」と「学校じゃ教えられない!」を比較すると・・・教師の頭がおかしい・・・という点では一致している。違うのは・・・高校三年と高校一年とか・・・生徒の知名度とか・・・「裸じゃなくて下着ならいいだろう」という寸止め展開かな。

で・・・実は「シバトラ」だって学園ものだ・・・。そして・・・恐ろしいことに「モンペア」も学園ものだ・・・。夏休みなんだよーっ。世間はなーっ。夏休み突入だってーの。

・・・しょうがないなあ・・・。三本立てでいきまーす。

で、『シバトラ・第三回』(フジテレビ080722PM9~)原作・安童夕馬、脚本・武藤将吾、演出・石川淳一を見た。ものすごく・・・勝手に位置づけると・・・フジのドラマは月9一軍、木10二軍、火9三軍、土深夜特殊部隊ということになるだろう。で・・・この脚本家は一軍枠以外でヒットを飛ばしてきた。「電車男」(木10)と「花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス」(火9)である。どちらかといえば企画の勝利のようなドラマであるが・・・それでも成功は成功なのである。今回は微妙なのであるが・・・それは素材の苦しさにあるような気がする。基本はミステリなので・・・隠し事が多いのである。

電車男は「おタクがお嬢様とラブラブになれるか・・・」だったし・・・イケパラは「男子高校に女子が男装してラブラブになれるか・・・」だった。後はゴチャゴチャと付属物を装飾していけばいいのである。そして・・・ある意味・・・集団のお祭り騒ぎで押し切ったのだ。

今回は主人公が潜入捜査官である。「なんちゃって少年(小池徹平)が未成年のフリして事件を解決できるか・・・」なのだが・・・お祭り騒ぎにならないのである。先週からインターネットを利用した謎の知能犯・鬼神を求めて本牧高校に潜入捜査している主人公。だが・・・教室が登場するだけで・・・学内に潜入している意味がほとんどない。そして・・・毎回・・・犯人側には正体がバレバレなのである。・・・なんじゃ・・・そりゃ。

もちろん・・・ミニ・コントの連打であり・・・ボーっとしている分には問題ないのだが・・・先週でいうと・・・閉じ込められた部屋のドアの上がガラス張りだったりとか・・・今週で言うと・・・盗撮犯人という外道と生徒が殴りあいでスキンシップしたりして絆を確認したりとか・・・おやおや・・・という展開が多いのである。第一・・・元・高校教師でボロアパート住まいの男が二人を拉致して連れ込むあの船の所有者は誰なのだ。

主人公の上司であるさくら(真矢みき)にもまだ隠された事情があるので挙動不審である。兄貴分である小次郎(藤木直人)にもまだ隠された事情があるので奥歯にものがはさまっている。主人公の「死ぬ可能性のある人に死神の手が見える・・・だが死なない」という超能力も・・・ほとんど意味不明だ。

宮川大輔と塚地武雅がちょっとしたお笑いを演じるのだが・・・家出少女美月(大後寿々花)のウソ泣き小芝居ほどにもはまらない。

婦警三人娘はあきらかに別次元である。そして末永遥はただいるだけなのだ・・・今のところ。

なんじゃぁぁぁぁぁぁぁこりゃぁぁぁぁぁぁぁぁなのだが。火曜ドラマ対決の首位に立ったのだ。

なんじゃぁぁぁぁぁぁぁそりゃぁぁぁぁぁぁぁぁなのである。

関連するキッドのブログ『第一話のレビュー

で、『モンスターペアレント・第四回』(フジテレビ080722PM10~)脚本・荒井修子、演出・小林義則を見た。出たな・・・荒井修子である。また修行に入ったのか。とにかく・・・奇人のセリフを書かせたら・・・ピカチュリンなのだよな。・・・なんじゃそりゃ・・・。

で・・・今回のゲストは経営手腕に優れたエリート医師で病院長・江藤(哀川)である。子供の教育に熱心なあまり・・・未熟な若手小学校教師を毎日授業参観で放課後スパルタ特訓するという立派なパラノイア(偏執病)患者である。自己中心的な性格で異常な独占欲、体系だった被害妄想、自らを特殊だと感じる誇大妄想・・・激しい攻撃性・・・すべての症状がそろっている。もちろん・・・ネタバレになるが・・・優秀だった長男を教師・小山(温水洋一)に狂わされた過去があるため・・・次男もまたそうなるのではないかという恐怖に追い詰められた結果なのである。

・・・かわいい。かわいい・・・俺の息子・・・かわいい俺の息子。それなのにうすらはげの小学校教師がダメにしやがった。音楽狂いになってレット・イット・ビーしちまった。なんてことだ。もういやだ。もうそうはさせない。義務教育というチャカで武装した洗脳集団へ。毎日毎日かわいい息子を送り込む・・・この親の気持ちがわかるか・・・そのやわらかい頭脳にとんでもない思想を吹き込まれたら・・・俺のかわいい息子の一生は台無しにされてしまう。こわいこわい・・・今・・・この瞬間にも息子に間違った知識が刷り込まれてしまう。今・・・この瞬間にも教員採用試験を情実でパスして・・・実力もないくせに・・・60点上乗せしたテスト結果で・・・教師の資格もないような青二才の落ちこぼれのズタ袋が・・・俺のかわいい息子・・・俺のすばらしいDNAで満たされた俺の息子にみだらですぼらで書き間違いの悪魔の思想をだらだらと吹き込んでいるかもしれないなんて・・・ああ・・・我慢できない・・・診療なんてやってられるか・・・手術している場合じゃない。行かなくちゃ・・・かわいい息子に会いに行かなくちゃ・・・悪い教師を見張りに行かなくちゃ・・・雨に濡れて~。

しかし・・・オチは「モンスター/ピンクレディー(1978)」の温水弾き語りヴァージョンでした。

きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。モンスタ~。

哀川翔・・・いかしてるぜ・・・哀川翔・・・しびれたぜ。あ・・・主演は米倉くんです。

関連するキッドのブログ『第一回のレビュー

で、『学校じゃ教えられない!・第二回』(日本テレビ080722PM10~)脚本・遊川和彦、演出・猪俣隆一を見た。こうすれば視聴率が下がるという見本のような展開を「演歌の女王」でやりつくしたと思った脚本家だが・・・まだまだ手はあったのだな・・・。・・・家でやってくれっ。しかし・・・生徒が悩んでいるときにカレーを食べる深キョン。かわいい。さらに生徒が悩んでいるときにカレーをおかわりする深キョン。かわいい。しかし・・・この手の深キョンはもっともっとアクロバットで青虫レベルのを「未来講師めぐる」で見たばかりなの・・・ものたりないのよ。

永璃(仲里依紗)の恋人マーくん(松本寛也=第16回ジュノン・スーパーボーイ準グランプリ)が別の女(河北麻友子=第9回全日本美少女コンテスト・グランプリ)を好きになった復讐行為として・・・周辺に嫌がらせのビラをはりまくる男五人組・・・「犯罪じゃないのか?」って「犯罪そのものだよ」・・・しかし・・・学校に持ち込む問題じゃないだろう。警察で・・・保護者に厳重注意・・・下手すれば少年院送りだ。

シバトラのような趣向のドラマならあれだが・・・ある意味・・・リアリティーを追求するテーマでこういうことやったらお茶の間が逃げていくのがわからないのか・・・。

一人が責任をかぶって・・・少年院送りになりメンバーから脱落するぐらいでいいのではないか・・・こういうメンバーなら。

「栞と紙魚子の怪奇事件簿」でも洋式トイレに女子が座るシーンがあったが・・・日本テレビは女子のトイレシーンを偏愛している気配は濃厚だよな。もちろん・・・「女王の教室」の志田未来や「1リットルの涙」の沢尻エリカの失禁は重要なシーンだったので問題外だが・・・単なる「お笑い」のためにこういうシーンを挿入するのは明らかにお茶の間へのサービスの方向を誤っている。

校旗による下半身隠蔽・・・そして伊藤蘭への開陳など・・・この作家は潜在的に露出狂と思われても仕方ないよな。一回・・・公園で実行して逮捕されてしまえばいいのに。

さて・・・深田恭子が「ディズニーおタク」で「ニモ」や「ポカホンタス」について語るシーンである。

「ニモ」は前回も登場して校長先生(谷原章介)との会話のキーワードになる。特に登場人物(熱帯魚だが)の中でツノダシのギルが「冷たそうに見えて実は親切」であることを校長先生になぞらえるのである。

もちろん・・・ディズニーの許可を得てのことだと思うが・・・ここまできたら・・・アニメーションの一部使用は必然だろう。もちろん・・・舞(深田)の口頭の説明でも意味はつかめるが・・・エンターティメントとしては失格だ。シバトラの軽い笑いが学芸会レベルなら・・・ここでディズニーの著作権を使用可にしないプロデューサーはガキの使いである。

深キョンの家のシーンで前フリとして視聴している態でいいのである。

「ファイティングニモ」の素材を見たこともない人がお茶の間にいることを忘れてはならない。

同様に・・・「真実の恋にめぐりあう」例として・・・「ポカホンタス」(1995)が登場する。実在のインディアンの酋長の娘と白人入植者との恋愛のフィクションである。二人の人種を越えたラブロマンスという前フリが理解されなければ・・・舞のセリフは必要以上に空虚になるだろう。やはり素材を挿入するべきなのだ。

それができないならば・・・最初から持ち込むな・・・と言いたい。

井原西鶴や近松門左衛門の提示もギリギリ同様のことが言える。

社交ダンス部が・・・秘密結社化していく・・・という流れであれば・・・例として出されるのは薔薇十字団とか・・・マウマウ団とか・・・共産主義者同盟の方が良かったのではないか。

まあ・・・とにかく・・・旧校舎に巨大なラブマシーンを隠している時点で・・・舞先生はフリーメイソンっぽいわけですが・・・。

とにかく・・・中村蒼が演じる一樹が熟女マニア、ロリコン、男色と・・・結局・・・単なるプラトニックラブなのであり・・・実際に18歳でスウェーデン人とのクォーターである仲の演じる永璃に「年齢も国籍もわからない奴」というセリフを投げつけるなど・・・非常にデリカシーにかける脚本家は・・・まあ・・・死ななきゃなおらねえか・・・際どければ面白いと思い込むという古典的な病に罹っているのでございましょう・・・もう少し・・・落ち着け。そして低視聴率獲得という身体に食い込む刃の味をじっくり感じてもらいたい。

関連するキッドのブログ『第一回のレビュー

木曜日に見る予定のテレビ『乙女のパンチ』(NHK総合)『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命』(フジテレビ)『四つの嘘』(テレビ朝日)

ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。

皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。

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2008年7月22日 (火)

邪魔する奴はぶちのめせ!(織田裕二)岡田将生(18)北乃きい(17)吉高由里子(20)冨浦智嗣(17)鍵本輝(18)谷村美月(18)大政絢(17)黒瀬真奈美(16)前田敦子(17)・・・北川景子(21)

・・・まあ・・・「コード・ブルー」もかなり粒ぞろいなわけだが・・・「太陽と海の教室」のこの異常な密度はなんなんだ・・・しかも・・・ほぼなんちゃって高校生ではない現役布陣である。なんちゃって高校生でも問題ない北川景子が教師なのは・・・もげっ。

とにかく・・・「ライフ」からは北乃きいが・・・ほぼ同じキャラ(普通の高校生)で・・・。「わたしたちの教科書」からは谷村美月が・・・ほぼ同じキャラ(普通の優等生)で・・・。「喜多善男」からは吉高由里子が・・・ほぼ同じキャラ(普通に小指をかじられそうな高校生)で・・・かきあつめられている。ケータイ刑事銭形海(大政絢)もいれば栞と紙魚子の紙魚子(前田敦子)もいるイケパラのこまり(黒瀬真奈美)もいるのである。・・・高校生だったら絶対湘南学園高校に転校したいよ。とりあえず・・・シャブリ様には教室と職員室をなんとかしてもらいたい・・・大変ですか・・・オーバーワークですか・・・。

本題に入る前に恒例の週末の視聴率チェック。「ロト6富裕層」↘*6.0%(反町ビクビクしすぎ・・・)、「魔王」↘*9.2%(斗真の性格設定不明すぎ・・・)、「トトロ」17.6%(腐ってもトトロ)、「ROOKIES」↘12.5%(毎回クライマックスだったからな・・・毎週じゃないけどな・・・最終章・前編とか言われてもな)、「ヤスコとケンジ」↗13.1%(ヤンキーの夏休みあげか?)、「ハチワンダイバー」↘*8.3%(ちゅっちゅちゅる~)、「時をかける少女」10.0%(紺野真琴は仲里依紗)、「篤姫」↘24.3%(家定ファン・・・*2%もいたのか・・・)、「Tomorrow」↘13.5%(この時点で猟奇、佐々木、ハタチ、パパムス、冗談に勝っています・・・そこんとこヨロシク)、ついでに「あんどーなつ」↘*7.6%、「太陽と海の教室」20.5%・・・以上。

で、『太陽と海の教室・第一回』(フジテレビ080721PM9~)脚本・坂元裕二、演出・若松節朗を見た。まあ・・・とにかく・・・「君の瞳に恋してる」の織田裕二(UZ)のカヴァーがガッカリなのを除けば「冗談じゃない!」で受けたダメージはかなり回復できるキャラを得たようだ。とにかくテンメイ様がコレに決めたみたいなので・・・素晴らしいと思うのである。まあ・・・「戦場帰り」が「医龍2」と重複という点では危険なものも感じますけどね。「戦場帰りの教師」・・・あの体には地雷の破片が埋まってたりして・・・ね。

さて・・・その点は置いといて・・・今回のスポットライト生徒は湘南学園高校3年1組・白崎凛久(北乃)である。いや・・・根岸洋貴(岡田)じゃないのか・・・という意見もあるだろうが・・・海岸で子供を抱えて出現した櫻井朔太郎(織田)が一緒に人工呼吸させたのは・・・凛久である。それはきっと凛久のキス顔が見たかったからだ・・・それは違うと思うぞ。それに・・・凛久の手を握って・・・無理矢理走らせてみたり・・・基本・・・一緒にいた洋貴を無視して凛久とスキンシップすることが主眼だったようだ・・・それもそういう邪な眼でみればな・・・。まして・・・最後に「下着の写真を撮らせるために」シャツのボタンに手をかけた凛久のチラリズムを充分に堪能するため・・・間合いを取っていたと思う・・・もういいよ。

とにかく・・・「ライフ」からやってきた北乃きいは「全校生徒からいじめを受けるいじめられっ子」から・・・親子二代で経済格差のために奴隷化している「いじめられっ子洋貴の彼女」に転生したのである。まあ・・・お茶の間に分りやすいキャスティングだっ。

とにかく・・・北乃きいは目元が吉野公佳にそっくりである。ということは薄倖の美少女ができ・・・やがて魔性の愛人に成長する可能性を持っているのだな・・・。輪郭がやや丸めなのでさらにはもっとメジャーになれる気配も感じるよ。

さて・・・そんな北乃の演じる凛久が付き合っているらしい洋貴は下請けの零細な造船所の息子である。そして・・・「がんばって」と洋貴を励ます凛久は「勝ち組」らしい。

負け犬の造船所の跡取り息子と勝ち組の少女。この組合せは・・・「たったひとつの恋」かっ・・・。しかし・・・こちらは父親は生きていて・・・ただ・・・不況を乗り切るために大手企業に組み込まれている悲哀が織り込まれている。そのしがらみを主人公がチェーンソーでぶったぎるのである。

まあ・・・キッドだったら「下着の写真うんぬん」を言い出した時点で末吉(中村倫也)グループ全員をロープで結びつけ・・・岸壁から逆さ吊りにして「次・・・なんかしたら・・・沈めるぞ」と耳元で囁くか・・・相手の態度次第ではそのまま沈めちゃいますけどね。

まあ・・・とにかく・・・狂気の教師が街にやってきたのである。

そして・・・この脚本家である以上・・・その正体は「詩人」なのだ。なにしろ・・・前作の「猟奇的な彼女」では全編ダダイズム(意味不明)で押し通し・・・前々作の「わたしたちの教科書」では主要女子生徒が全員天才詩人だったというオチだったのである。

今回はズバリ国語の教師であり、名前が朔太郎だ。もはや月に吠える可能性は大きいのである。

今回も出だしから・・・

自分が誰かと問われても

それを証明するのは難しい

氏名年齢職業で

自分が誰かを証明できるはずはない

しかしその難しさにこそ

それをなすべき興がある。

・・・暴走する詩人の魂である・・・人によっては・・・蹴り殺したくなるタイプですね・・・わかります。

もちろん・・・キッドは・・・来るなら来いという心の準備があるので大丈夫です。

なにやら大問題を抱えている湘南学園。

中卒の理事長・神谷(小日向文世)とポン女卒の校長・長谷部(戸田恵子)には確執があるらしい。その問題は受験資格の根底を揺るがすようだ。

さて・・・受験に熱心な経営者と・・・受験資格の問題となると・・・真っ先に浮かぶのは「単位履修不足問題」である。

つまり・・・「高校卒業」のためには「履修が必修」である「科目」を受験科目でないことを理由に軽視して・・・「履修科目」から除外してしまったカリキュラムにより・・・学習指導要領に反した教育が・・・主に進学校で・・・日常化されていたと言う問題である。

そして・・・この問題は・・・「受験制度」そのものの根底を揺るがす問題であることと・・・あまりにも広範囲に波及する問題であることから・・・「お茶を濁すお裁き」になっているという今日この頃なのである。

つまり・・・予想される問題は「受験に必要はないが高校卒業のために必要な授業を実施しなかった」湘南学園高校のカリキュラムということになるだろう。ストレートかな?

それを内部告発しようとした校長と「生徒を愛しているなら・・・」と抑止する理事長という構図だ。

まあ・・・「受験に関係ない授業をしている間に受験に関係する科目」を重点的にやる・・・それのどこが悪い・・・という意見は・・・不公平という言葉を学習しなかったか・・・しなかったフリをしているということが言えるでしょう。

しかし・・・正直者がバカを見る・・・という言葉も簡単には無視できません。

ああ・・・青春は萌える陽炎です。

関連するキッドのブログ『わたしたちの教科書

              『モップガール

              『ライフ

              『冗談じゃない!

水曜日に見る予定のテレビ『ゴンゾウ・伝説の刑事』(テレビ朝日)「正義の味方」(日本テレビ)

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2008年7月21日 (月)

女の出る幕なし・・・てかっ(宮﨑あおい)俺は医者だ・・・イメトレしている(竹野内豊)

ふふふ・・・オーソドックスな日曜劇場・・・やればできるのになぜやらなかったのだ・・・。

まあ・・・結局・・・木村拓哉とか・・・竹野内豊とかは・・・確立した二枚目スターなのだよな。だから明石家さんまとか織田裕二のような三枚目的なスターと違い・・・デタラメな構成が許されないということなのだ。意欲的な試みとメチャクチャは紙一重で・・・その気になればどこまでも・・・ダメになっていくのである。

そういうことに対してプロデューサークラスのスタッフは無自覚になってはいけないということなのです。

まあ・・・何が当たるかわからないから・・・やるだけなんだよ・・・と開き直られたらそれまでですが。

まあ・・・寝ぼけて親を殺す子供だってたまにはいますしね。なんだってあるっちゃぁありますよ。

で、『Tomorrow~陽はまたのぼる~・第3回』(TBSテレビ080720PM9~)脚本・篠崎絵里子、演出・川嶋龍太郎を見た。「明日になれば陽はまたのぼる」のだが、こういう当たり前のことを言って・・・「確かにそうだよなあ・・・」と妙に感心することが人間にはある。なぜなら人間はとりとめない生き物で・・・いつもいつも「当然のこと」を考えているわけではないからだ。で・・・とにかく・・・そういう「ごく自然な話」を「歌」にすることが可能なのである。同じように「ドラマ」もできる。「明日になれば陽はまたのぼる」ようなドラマだ。で・・・頭の悪いものは「そんな普通のことではドラマとして面白くない」と考えるのだ。

ここが・・・「まちがい」のポイントなのである。「とんでもないこと」が「面白い」という「当たり前」がわかってないのである。つまり「当たり前のことが面白い」という「とんでもないこと」の方がレベルが高いということだ。

「医者が患者を治す」という・・・とても当たり前のことを描いて・・・「不思議と面白い」・・・そういう到達点を目指すべきなのだ。それができるのが「プロ」なのである。

少なくとも・・・この作品は・・・「ありえないカップルの珍騒動」や「ありえない夫婦のドタバタ」や「ありえない年の差カップルのメチャクチャ」よりもずっと面白いとキッドは思う。

この調子でお願いします。

キッドは病院にはほとんど行かないが・・・キッドの周囲は「お医者さん」が大好きである。

「風邪をひいた」「腰が痛い」「頭が痛い」「熱が出た」「足が痛い」と言っては医者に行く。

もちろん・・・悪いことではないのだが・・・その度に国庫からお金が出て行くのである。

で・・・今回は「人工透析」である。国庫の負担はほぼ100%である。

なぜかと言うと・・・「患者」に負担させるには「酷」な病状というものがあるからだ。

「コード・ブルー」の第一話にも人工透析の必要な患者が登場した。週に三回・・・健康な人間なら腎臓が処理する血液の濾過を機械に委ねなければならない。そういう不幸は確率的な問題であって誰にも起り得ることである。で・・・たまたま・・・当たった人は嘆くしかない。年若い患者は人生に絶望し・・・リストカット・・・自殺未遂の結果・・・右腕が壊疽を発症し・・・右腕切断に至る。ただ・・・嘆いたり・・・ただ・・・生きているだけでも・・・時には人は残酷な運命にめぐり合うのである。

そういう意味で・・・こういう「患者」の負担を軽減するために・・・「費用」を国庫(税金です)が負担するのは・・・実に合理的だし・・・善意にあふれている。

もちろん・・・「不健康なのは自己責任」という考え方もあるだろうし・・・「透析の必要な患者」と同じように「残酷な運命」に遇いながら「自己負担」となっている「病状」もいくらでもある。

このあたりが「政治」の難しいところだ。

・・・どこまでいっても「不公平」はなくならない。しかし・・・現場で常にそれを「目指そう」という気持ちをなくしてはならない。

もちろん・・・そういう理想を求める人間ばかりではない。大分県の教育者なら身に覚えのあることである。・・・まあ・・・余談ですが。

とにかく「商売」の「基本」は「料金先払い」である。もちろん・・・「信用のある人々」は「レストラン」で「食券」を買ったりしないのである。それどころか・・・「小海老のカクテル」「ポタージュスープ」「季節のサラダ」「ヒラメのムニエル」「フィレ・ステーキ」に「食前酒」「白ワイン」「赤ホイン」を飲んで「コーヒー」に「アイスクリーム」と「季節のフルーツ」でディナーを締めくくってもカードしか出さなかったりする。しかし・・・「信用のない人」は「ざるそば」を食べるのにも「食券」を買う必要があるのだ。

で・・・「病人」は基本的に「信用のない人」である。たまに治療しても死んだりする。そうすると死者からは「お金」がいただけないことはよくあるのである。

これは「商売人」にとってはひどい話である。

「ほぼ食い逃げ」だ。

そこへ・・・「透析」という「ビジネスチャンス」がやってくる。なにしろ・・・「お勘定」は「国庫負担」なのである。もう・・・「透析」をどれだけしても「とりっぱぐれ」がないのである。

キッドの密林は三方が病院に囲まれている。北と南の病院には透析センターがない。東の病院には透析センターがある。驚くべきことに北と南は築30年以上のボロビルだが・・・東はガラス張りのキラキラした建物で・・・しかも・・・左右に新病棟を新築中なのである。

もう・・・儲かっちゃって儲かっちゃって笑いが止まらない東の病院経営者なのだ。

ちなみに院長は元・極道である。

まあ・・・要するに・・・医療もビジネスにすぎないということなのだ。

だから・・・経営コンサルタントで脳外科医の遠藤(緒川たまき)の言うことは正論この上なしなのである。もちろん・・・こんなボロい商売に競争はつきものなのだ。しかし・・・市民病院などというものは立地条件などでかなり恵まれている場合があり、新規参入しても充分に勝算はあるわけである。

周辺の古参の透析センターとしては死活問題なのだ。

これが極道の経営だったりすると・・・とんでもないトラブルになったりする。

「市民病院の透析で患者が死んだ・・・」などという怪文書が駅前で配られたりするのである。

そういう危惧さえあるのに・・・遠藤に対してくってかかるナース愛子(菅野美穂)・・・。

「一般の患者さんを追い出して・・・儲かるから透析するなんて許せないっ」

ふふふ・・・そうですよね。透析患者ばかりが病人じゃないわけですから。しかし・・・愛子・・・先週・・・妹(黒川智花)の命を助けてもらった恩人に対して・・・まあ・・・自由平等平和博愛主義者に義理もへったくれもないですけど。

そしてかえす刀でドクター航平(竹野内)に「あんたもなんか言ってよ」なのである。

だから・・・航平も妹の命助けた恩人だから・・・ま、いいか。そんなナース愛子がステキだっ。わがままでいい。・・・だって実際に困っている患者さんだっているんだものね。

ともかく・・・外科医・航平・・・透析センター担当(仮)である。

探偵学園Q(陣内孝則)に依頼していた調査結果が出るまでは・・・正体不明の男・航平をおいそれと活用するわけにはいかないのだ・・・と言っているワリには「稼ぎ頭」部門に抜擢してるぞ・・・まあ・・・遠藤も人の子・・・夜中にトイレに行けない美少年と過去のある二枚目ドクターには甘いらしい。

そして・・・今宵の悩める患者はペンキ職人(ベンガル)である。もちろん・・・ドクター航平は患者として出会う前に運命の出会いをして・・・ペンキ塗りたてのベンチに座ります。すぐにクリーニング店に走らないと・・・。

そして・・・患者の理由ありの息子(塩谷瞬=ハリケンレッド・・・「トップセールス」からここだが10月からはドラマ8の「七瀬ふたたび」で予知能力者・恒夫役・・・七瀬(蓮佛美沙子)である・・・それは・・・どうだろう)にも出会うのである。

ペンキ屋の息子とペンキ屋は仲のいい親子だった。運動会で二人三脚をしたことがある。母親ゆずりなのか足の速い息子に対して父親は鈍足である。結果は最下位の一歩手前。息子は「父ちゃんのせいじゃないよ」と父親をかばった・・・。父親の宝物のような思い出だ。そんなある日・・・母親が腎臓病になった。夫は妻に腎臓をひとつプレゼントした。すると今度は父親が腎臓病になった。互いを気遣うあまりギクシャクする夫婦。少年には理解できない大人の機微で夫婦は別れた。何もそんなことで・・・と思う人もいるかもしれないが・・・そこには性の不一致とかいろいろあるわけです。

ともかく・・・別れの理由を知らないペンキ屋の息子には父親が母と自分を捨てたとしか思えない。そして母はほどなく病死し・・・少年の心には父への怨みだけが残る。

しかし・・・成人した息子に送金を続ける父親。そしてわざわざ足を運んで返金する息子。

草臥れ果てた父親の腎臓はいよいよ危険な状態になり・・・循環器にも余病が併発する。

この状況を変えるには腎臓の生体移植が有効である。

もちろん・・・その施設も専門医も市民病院にはない。

外科医への復帰を目指し・・・寝る間を惜しんでイメージ・トレーニングをする航平。その姿を見た愛子は反省して・・・患者のための奉仕活動を開始する。

親子関係の修復である。愛子が息子を探し出し、航平が「病歴」を洗い出して・・・「ペンキ職人夫婦の秘密」を探り当てる。

航平「お父さんはお母さんに腎臓を贈った・・・それは愛だ・・・と思う」

息子「おやじ・・・おれの腎臓もらってくれよ・・・それが・・・愛だから」

一件落着である。

結局・・・専門病院で移植手術をすることにしたペンキ屋親子。去って行く姿はまるで二人三脚をしているようだった・・・。

遠藤「・・・他の病院のために営業して・・・どうするの・・・」

航平「でも・・・人助けは・・・気持ちいいじゃないですか・・・僕は医者としてベストを尽くしただけです」

遠藤「・・・あなたが・・・殺した患者の家族にも同じことを言えるかしら・・・くそ生意気なナースの愛子の母親・・・あなた・・・医療ミスで殺してるわよ・・・」

航平「・・・え・・・そんな・・・運命のめぐりあわせが・・・ドラマだからですか・・・」(つづく)

Hcinhawaii0422 ごっこガーデン・市民病院の短い廊下セット。まこああーっ・・・せっかく第二の握手を二人で決めたのに・・・二人の共同作業で患者さんに幸せをプレゼントしたのに・・・二人の運命には何が待っているのデスかーっ。でも・・・この手を離さなければ・・・時間は止まるの・・・明日になっても陽はのぼらないんじゃーぁぁぁぁぁアンナいいお話だったぴょん。息子が一瞬山P先輩に見えたことはエリ姉ちゃんには秘密だぴょんのかえるぴょんエリ足が早くてイケメン・・・ベンガルパパ・・・本当に血がつながっているのか疑問でスー。患者は生かさず殺さず・・・しぼりとるだけしぼる・・・ビジネスとしてはそれが正解ですyon・・・でも患者は金のなる木じゃないのでスーみのむし親子の秘密と母と好きな人の秘密・・・秘密るるるでもドロドロじゃないるるる・・・愛子甘いよ愛子・・・遠藤正解だよ遠藤るるる・・・まこちゃん・・・握手長いよ握手

Hcinhawaii0423 ごっこガーデン・市民病院屋上セット。お気楽外科は成功しても感謝されるだけ・・・失敗したら裁判とかでお金とられて割にあわないよね。いい話すぎて本文でツッコミなしよ。ねえ・・・まこちゃん・・・廊下で5時間屋上で5時間って・・・そろそろ・・・お仕事に行ってよmariイメージ・トレーニングって・・・医龍を思い出しましたよ。10人は殺さないと1人前になれないという伝説の外科医界・・・航平の腕前も医療ミスの真相も・・・まだまだ秘密なのでしょうちーず実は・・・優しい遠藤・・・家出の理由を隠していた父親・・・医療ミスを背負う覚悟を決めた航平・・・しかし・・・そのチャンスをくれた愛子は・・・死なせてしまった患者の娘だった・・・ああ・・・素敵なあらすじです

Hcinhawaii0424 ごっこガーデン・市民病院付属海水浴場。くうTomorrowはサボリですがお弁当は毎日つくってる・・・新しい冷蔵庫を買ったことを報告しておくよっやっとコード・ブルーのレビューが完成するともう・・・Tomorrowに・・・でもとりあえず海水浴は楽しむ・・・クラゲには注意してーっシャブリ落ち着いてきたTomorrow・・・相変わらずのコード・ブルー・・・アップ順が不規則になりますって・・・せっかく・・・医者モードできたのに・・・海水浴って・・・太陽と海の教室セットかと思いましたよっikasama4これは・・・ひょっとして新しい水着のおねだりプレッシャー・・・?・・・まこさんの予想がズバリ当たった・・・医療ミスをした医者と・・・患者の家族・・・だった・・・航平と愛子・・・「真相を知ったもの」と「真相を知らないもの」・・・悩ましいところです・・・ここでエドさんが出番でしょうか?

関連するキッドのブログ『第二話のレビュー

で、『篤姫・第29回』(NHK総合080720PM8~)原作・宮尾登美子、脚本・田渕久美子、演出・岡田健を見た。気がつけば・・・前半戦をかなり越えて・・・後半に突入している大河ドラマ。篤姫のほぼ歴史的事実を淡々とおいかけてお茶の間のハートをゲットである。そして・・・いよいよ・・・今回から天璋院篇の開幕である。明治維新(1868)まで残り十年。一体・・・何を見せてくれ・・・何を見せてくれないのか・・・ドキドキである。例によってシナリオに沿ったレビューはikasama4様を推奨します。今回は総天然色・井伊直弼書下ろし全身イラストに月照スケッチの二大付録。かわいいなおすけファンにはたまらない魅力。島津斉彬逝去により・・・風雲急を告げる薩摩の小松帯刀・・・京都の西郷吉之助・・・そして将軍逝去により・・・大奥にも波紋が広がり・・・大老井伊と新将軍の義母・篤姫との間に電撃が走る・・・盛りだくさんの今回をあますところなく全網羅でございます。

Atuhime1858d で・・・今・・・TBSラジオを聴き・・・「太陽と海の教室」をながら見しながら・・・妄想しているわけだが・・・深夜0時からの「バツラジ」に岡田ひとみが「夏休みの宿題の工作について」語るゲスト出演するからオンエア・同時録音してくれないかと事務所・社長の内田くんが電話してきたのである。・・・高校生かっ。で・・・キッドはAMラジオをタイマー録音するシステムはないので・・・目覚まし時計をかけて・・・ラジカセにテープをセットしてスタンバイしているのである・・・小学生かっ。・・・まあ・・・ダチは大切にしないとな。・・・この体制で妄想できるところが・・・実力というものなのだ・・・自慢できることなのかっ。

京都の夜・・・西郷の脳裏には眼に映る朧月が・・・意味のない光として宿っていた。主君・島津斉彬の逝去が・・・西郷吉之助から理性を奪っている。すべての計画・・・すべての実践・・・何もかもが虚しくなってしまったのである。悲嘆にくれる江戸の篤姫と同じように・・・愛するものを失った西郷の虚無への同化は深い。

優しい眼で見つめ・・・時には激しく・・・時には繊細に・・・西郷の心と体から・・・官能の限りを引き出したあの方がもう・・・この世にいない・・・西郷はその現実を想起するたびにブルッと全身を振るわせる。

己が院の庭にある池のほとりで・・・しゃがみこんだ西郷の後姿を・・・痛ましげに見つめているのは月照である。月照は僧衣にこもる熱気を風にさらしながら・・・呼吸をはかっていた。西郷の心に明滅する・・・生と死の呼吸。その傾斜は徐々に死に向っている。

情死は心のありふれた姿だ。愛が生の源であるならば・・・愛の喪失が死に直結することは真理なのである。

しかし・・・すべては理にすぎない。明と暗。生と死。和と乱。すべては同じものの裏と表である。心もまた理である以上・・・時と場を得れば・・・逆流は可能なのである。西郷の懊悩に寄り添い・・・息をあわせる月照は気を研ぎ澄ませる。

月照が息を吸い・・・息を吐く。西郷が死を乞い生にすがりつかれる。スー・・・ハー・・・スー・・・ハー・・・スー。

刹那・・・月照は怪鳥のように空を舞い西郷を背後から襲う。月照の気をためた両の掌は一瞬にして西郷の股間の男のものを握りしめた。

驚異的な速度で怒張する西郷・・・その瞳に生の光が漲る。

「活じゃ・・・吉之助・・・生きよ・・・」

月照は西郷の精をしぼりだしながら呪いをかけた。

その頃・・・篤姫は江戸城本丸の屋上の瓦屋根の上にいた。

くぐり衆の忍び装束である。

そのやや・・・下方に古風な黒装束のくのいちが一人。お志賀であった。

殺気をあわせながら・・・篤姫は・・・お志賀をいなすように囁く。

「お志賀・・・そこもとは・・・彦根の草であったか・・・」

お志賀は顔を伏せたまま・・・じりじりと移動する。上方の篤姫を中心にした円を描いている。

「いかにも・・・公方様・・・亡き後は・・・お役御免にございます・・・」

「・・・何が望みじゃ・・・」

「公方様は・・・御台所を庇って・・・お命を落としたとか・・・ならば・・・御台所にも付け入る隙がある・・・ということでございましょう・・・術者として・・・賭けてみたいと思いまする」

・・・家定の死を連想させることがお志賀の手管であった。篤姫の心の乱れを察することもなく・・・お志賀はその一瞬に賭けたのだ。

篤姫の周囲に折鶴が浮かんだ。四方八方から漆黒の折鶴が篤姫に殺到する。月光に浮かぶその気配を篤姫は見切っていた。折鶴はすべてが直線的に飛び去り・・・その交錯した軌跡を気配もなく・・・篤姫はかわしていた・・・。

お志賀は忍び刀に手をかけたが・・・その場を動かなかった。篤姫は手を振った。

「さらばじゃ・・・」

「おさらばでございます・・・」

お志賀は音もなく飛んだ。篤姫の気は・・・すでに背後に移っていた。背後で気配を窺っていたもう一人の忍びはすでに戦意を失っている。

「井伊か・・・そちは逃がさぬ・・・」

「・・・ふふふ・・・さすがでございますな・・・公方様が身を滅ぼす甲斐があったというもの」

「ほざいておれ・・・」

篤姫はすでに邪眼を解放していた・・・しかし・・・その表情が曇る・・・。

赤忍者の頭領・井伊直弼はからかうように体をゆすった・・・。

月光に照らされたその顔に・・・眼はなかった・・・。

「・・・井伊・・・御主は・・・」

「ふふふ・・・眼のないものに・・・邪眼は効きませぬぞ」

篤姫の顔に朱が昇った。必殺のくぐり十字手裏剣が撃ち放たれる。

その軌道から逃れるように・・・井伊は虚空に飛ぶ。井伊は笑っていた。そのまま・・・凧に乗ったようである。

「ははははは・・・天璋院様・・・もうしばらく・・・勝負を楽しみましょうぞ・・・この直弼・・・両の目を失った分は・・・よき思いをしなければ・・・あまりに情けないことでございましょう・・・天下をしばし・・・おあずけくだされませ」

「うぬ・・・天耳通か・・・化け物め・・・」

篤姫は虚空に消える井伊を睨みながら・・・唇を噛んだ。(つづく)

火曜日に見る予定のテレビ『モンスターぺアレント』『シバトラ』(フジテレビ)『学校じゃ教えられない!』(日本テレビ)

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2008年7月20日 (日)

私を甲子園に連れてって。(佐藤隆太)だめぇぇぇ(多部未華子)まったあり(仲里依紗)

もう・・・季節のドラマがくんずほぐれつです・・・何が何やらです。

「SP」からの流れを受けてずれまくる「ハチワンダイバー」が最終回。わが道をいく「監査法人」も最終回。バレーとテレコの「ROOKIES」が最終章・前編、「ヤスコとケンジ」が第二回・・・正常な「ヤスケン」が仲間はずれだ。

まあ・・・これが・・・終焉というものかもしれません。

ともかく・・・土曜の夜はヤンキーナイト。さ来週からは「ヤスケン」だけが夏のヤンキーの夢路をたどるのかな・・・。

で、『ROOKIES・第10回』(TBSテレビ080719PM0756~)原作・森田まさのり、脚本・いづみ吉紘、演出・山本剛義を見た。甲子園ほ目指し・・・夏の高校野球の予選がスタートする。第一試合は因縁の・・・(主に国松部長(田口浩正)との)・・・用賀第一高校。・・・フラッシュカットである。

         1    2  3    4    5    6    7    8     9     計

二子玉川    0     0    1    1    3    0    0    0     1      6 

用賀第一    0     0    0    0    0    0    0    0     0      0

・・・完封勝利じゃないかっ。・・・二軍相手に苦戦していたくせに・・・。

その「大穴」ぶりに眼を光らせるモーニングスポーツ新聞社の吉田記者(渡部篤郎)・・・。「ふっ・・・愛なんかいらねえよ・・・夏の甲子園」なのか・・・。「あさくらぁぁぁぁぁ」って叫ばないのか。今は「静かな生活」を過ごしているのか・・・いい人の役だ・・・それとも裏切るのか。

で・・・とにかく二回戦進出である。

         1    2  3    4    5    6    7    8     9     計

大塚南        0     0    0    0    0    0    0    0     0      0 

二子玉川     0     2    0    0    0    0    1    1     X      4

どこぞの高校である大塚南を・・・またしても完封勝利・・・安仁屋(市原隼人)絶好調なのか・・・。

とにかく・・・三回戦進出である。

         1    2  3    4    5    6    7    8     9     計

二子玉川    2     0    1    0    4    3                       10 

東都工業    0     0    0    0    0    0                        0

その辺の東都工業高校を・・・六回コールド勝ち・・・だから・・・そのあたりをくわしくね。

強すぎるっのである。しかし・・・もちろん・・・最終回を前にそんなに簡単に甲子園はやってはこないのだ。

ライバル江夏を擁する目黒川高校の試合を偵察に来た安仁屋たち・・・。その頃・・・その球場の事務室には高校野球連盟から・・・過去の傷害事件や練習試合中の暴力行為について弁明するべく呼びつけられた川藤監督(佐藤隆太)がいた。

そして・・・もてもての安仁屋に嫉妬した観戦者から暴力行為を受ける二子玉川の皆さん・・・。ここにいるのは基本的に関係者だから・・・犯人すぐわかるだろうに・・・何故か警備員に逮捕されてしまうのだった。

「僕らは被害者だ」と申告する安仁屋たちだが・・・世間の目は前科者にはきびしいのだった。

監督は・・・予選の間は謹慎処分。野球部は負けたら一年間の出場停止という・・・温情だか・・・ストーリーを盛り上げるのに好都合だかの判断を古谷一行が事件を解決するように裁断するのであった。

しかし・・・暴行によって・・・若菜(高岡蒼甫)、関川(中尾明慶)、安仁屋が負傷。八木(村川絵梨)と安仁屋の夜の約束が風前の灯の事態に・・・。

1 緒方 

2 柴田

3 中畑

4 河埜

5 高橋

6 西山

7 岡崎

8 淡口

9 江夏

・・・と微妙に戦力アップした目黒川高校に対して・・・満身創痍の二子玉川の先発メンバー。

1 新庄(サード→レフト) 

2 関川(足を捻挫・・・センター→セカンド)

3 今岡(ライト)

4 平塚(控え→サード)

5 湯舟(ファースト)

6 岡田(レフト→センター)

7 御子柴(セカンド→キャッチャー)

8 桧山(ショート)

9 安仁屋(負傷中・・・選手生命の危機)

キャッチャー→控え・若菜(投球困難)

・・・平塚(桐谷健太)が四番である・・・。どんな秘密兵器だっ。

しかし・・・応援に行くなという拘束を振り切って応援にかけつける・・・二子玉川学園の生徒たち・・・順法精神よりも友情のきらめきである。ヤンキー魂全開だ。

そして・・・もう・・・これ以上なく盛り上がって最終回へ・・・こ、甲子園は・・・?(つづく)

関連するキッドのブログ『第9話のレビュー

さて・・・『ヤスコとケンジ』は問題ありそうな駅前留学をするヤスコ(多部)の変顔連発である。微笑ましい。涙目の広末涼子・・・悪鬼顔の松岡昌宏も絶好調。まあ・・・桜の花びらを見て・・・桜葉にしたという説得力のない映像以外はすばらしい出来だったと思います。先週に続き暴力で解決は別にいいのだが・・・迫力っていうか・・・アクションの魅力をもう少し研究して欲しい・・・。エリカの過去の横綱の秘密を確認したい方はコチラへ→お気楽様のヤスコとケンジ

そして・・・これ以上ない大団円を迎えた『ハチワンダイバー・最終回』・・・ついに新垣結衣登場のサービスはなかった。チュッチュチュルルルー。「勝ったら・・・ずっと僕と一緒にいてください(プロポーズ)」・・・泣きのもう一回で勝ったからミルク(仲)モードでサヨナラで菅田(溝端淳平)はそよ(仲)と結婚・・・なのか。納得いかないあなたはコチラへ→お気楽様のハチワンダイバー

関連するキッドのブログ『先週の土曜日のレビュー

月曜日に見る予定のテレビ『太陽と海の教室』(フジテレビ)

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2008年7月19日 (土)

女帝の正体はキュベレーです。(大野智)

ふふふ・・・結構・・・戸惑いを入れてくるドラマだな。

作為的なものだとすると・・・芹沢直人(生田斗真)は記憶喪失者なのか。

それにしても・・・それを明示しないと・・・直人が頭悪すぎる展開になっている。まあ・・・それでも・・・お茶の間をひきつけられると考えているなら・・・まあ・・・ギャンブルか。

前回とのつなぎで言えば・・・「強烈な悪臭」は「死臭(分泌物による)」ではなく・・・「催涙ガスの匂い」だったとか・・・それに伴い・・・実弾の拳銃ではなく・・・催涙ガス銃だったとか・・・さらにそれにより・・・「銃創」ではなく「呼吸困難」による「事故死」だったりとか・・・「ミス・リード」とか「誤解」を招く演出の連打である。

お茶の間をからかっている気分なのか?

もちろん・・・「戸惑い」はかくせないが・・・「真実を隠している」という「サイン」なら原作とは違う展開をしているのだから違う結末もありうるのである・・・一体・・・どんな結末が・・・犯人は成瀬(大野)じゃありませんでした。直人も成瀬の弟を殺していませんでした・・・などというとんでもないオチじゃないだろうな。すべての黒幕は直人の父(石坂浩二)で本当に魔王の化身でしたという展開なら「ウルトラQ」なのだが・・・。

で、『魔王・第三回』(TBSテレビ080718PM10~)原作・キム=ジウ、脚本・前川洋一、演出・坪井敏雄を見た。今回は・・・前回の謎解き編で・・・新たなる犠牲者はなしである。

しかし・・・新たなる謎の人物が登場。光泉出版の山野(清水優)である。石本(脇知弘)事故死の原因となった女・多恵(奥貫薫)の娘・空(大野百花)と顔見知りであり・・・宗田(忍成修吾)の同級生・・・唐突だな。ついでに葛西(田中圭)と麻里(吉瀬美智子)の密会現場を盗撮していたのもこいつか・・・しかし・・・ミスリード多いから・・・分らんな。

ちなみに・・・麻里の夫に同情する声をあまり見かけないのは劇団ひとりだからなのか。

ともかく・・・空と遊園地で遊んでいたお兄ちゃんは山野だったらしい・・・ミスリ・・・もういいか。

とにかく・・・「未来を奪われたのは悲しいことだ・・・」という成瀬に「犯人を絶対に許さない」という直人。成瀬の弟を殺害したことを記憶喪失しているのでなければ・・・独善的であるにしても頭悪すぎる発言である。どうなるんだろう・・・。

そして・・・孤児のサイキッカー・しおり(小林涼子)のトレースされた記憶により案内された成瀬の弟の殺害現場・・・。ここでの演出が・・・記憶障害なのか・・・単に嫌なこと思い出してドキドキなのか・・・不明って・・・。

そして・・・しおりはとにかく・・・事件の目撃者だったらしい。当時11歳の子役・・・大きすぎる気もする。シャブリ様・・・誰ですか? AKB48の増山加弥乃(チョコミミのミミ)かな?・・・14才だけど。

まあ・・・とにかく・・・直人が事件のことを忘れているのか・・・覚えているのかだけでも早く・・・はっきりさせてほしい・・・。もしも・・・覚えていてこれまでの言動だとすると・・・すごく嫌な性格の男になるけどね・・・直人。

そして・・・成瀬に協力者がいるとすると・・・まあ・・・影でコントロールしている可能性もあるが・・・魔王としては・・・どうかな。

さて・・・残るはタロットカードか。今回は大アルカナの三番「女帝」である。ふざくんなっではない。女帝のカードに水仙があるのは彼女の正体が「ネメシス」である場合が多い。

ネメシスといえば「復讐の女神」なのであるが・・・ニュアンスとしては「眼には眼を歯には歯を」という公平な裁きの結果としての刑罰の意味が強い。ネメシスとは「天罰を与える女神」なのである。

そして・・・水仙はナルキッソスの変態(メタモルフォーゼ)した姿である。ナルキッソスは恋するエコーを袖にした・・・自分しか愛せないナルシストである。エコーは悲しみで声だけの存在と化し・・・ネメシスはその因果応報として水辺に映る自分の姿を見つめ続ける水仙へとナルキッソスを変態させたのである。

つまり・・・美少年のなれの果ての水仙を観賞用にしているネメシスの・・・ある意味偉大な残酷さを示している。

しかし・・・母親というものは・・・ある意味・・・そういう危険な側面を持っているものだ。

つまり・・・わが子を飼い殺す性質である。

そういう意味で「女帝」は大地の母を意味するのだが・・・筋は通っている。大地は生命を育み・・・飼い殺すのである。

もちろん・・・カードは・・・豊穣や繁栄・・・つまり生めよ増やせよ地に満てよ・・・結婚出産を意味するのである。もちろん・・・その裏には虚栄の都、そして縄張り争いとしての戦争が秘められている。

さて・・・翼を持つ場合はネメシスだが・・・玉座に座る場合は伝説の女王神キュベレーがそのシンボルになる。つまり・・・主神ゼウスに属さない・・・別天上界の女帝がキュベレーである。「女帝」のカードには「鷲の紋章の盾」が添えられる場合がある。鷲は食物連鎖の頂点に立つ鳥として崇拝されドイツ王家のシンボルとなっているが・・・その真相は百獣の王ライオンである。だからキュベレーはライオンをも従える完全無敵の権力者の象徴にもなる。しかも・・・その支配は恐怖によるものではなく・・・崇拝によるものなのだ。

つまり・・・母に対する子の盲目的な崇拝なのである。

キュベレーを崇拝するものは男であれば同一化を目指し自ら去勢するほどの熱狂をみせたという。その中には実子アッテイスもいたのである。ここでもまた・・・わが子を去勢する母親像が登場する。ハマーン・カーンの愛機もキュベレーだ。

実在したローマ帝国最初の女帝に王位継承者である実子コンスタンティノスの眼をくりぬいて王位を簒奪したエイレーネーがいるが・・・もちろん・・・この系譜に属している。

しかし・・・罪を犯したものにとって・・・当然受けるべき罰を優しく与えてくれる「女帝」は心を癒すシンボルである。その本質は「裸の女である金星」に通じていく。つまり・・・やはり魔王ルシファーの化身なのである。

ここに・・・神に対する反逆者でありながら・・・罪人を罰する地獄の王であるサタンの奥深さがあるのである。

成瀬が・・・しおりに「女帝」のカードを贈るのは・・・罪を裁いてください・・・という願いがこめられていることが分るだろう。

その罪が・・・直人の罪なのか・・・それとも・・・復讐を遂行する成瀬の罪なのか・・・物語はまだ明らかにはしていないのである。

関連するキッドのブログ『第二回のレビュー

日曜日に見る予定のテレビ『コードギアスR2』(TBSテレビ)『篤姫』(NHK総合)『Tomorrow』(TBSテレビ)

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2008年7月18日 (金)

・・・今度はがんばれよ・・・・(山下智久)・・・聞こえてませんよ(比嘉愛味)

・・・ふふふ・・・「美・サイレント」であるか。「リベンジだ・・・白石」かもしれないし・・・あるいは・・・付き添っている患者の様態を一般病棟の担当医に申し送りしているだけかもしれないが・・・飛び立つ白石を乗せたドクターヘリを祈りをこめて見送った藍沢(山下)なのだった・・・もう・・・軟弱化かっ。

まあ・・・別に悪いことではないのだよな。

しかし・・・白石(新垣結衣)に対して・・・藍沢に特殊な感情が芽生えたことは確かだろう。そうなれば「ER」から「愛と青春の旅立ち」(1982)にチェンジすることはいくらでもできることだからな。

あるいは「トップガン」(1986)に・・・。

とにかく・・・専門職(プロフェッション)というものは完成するまでに手間暇がかかる。

大学で・・・研修医として・・・さらに救命センターで様々なことをすでに・・・学んでいる藍沢・・・ある恩師は「患者を人間だと思うな」と教えたかもしれないし、別の先輩は「患者が人間であることを忘れるな」と教えたかもしれない。人間だと思えば手術に「恐怖」を感じるかもしれないし・・・人間だと思わなければ手術に「情熱」を感じないかもしれない。その・・・境界線で・・・バランスをとることを・・・覚え・・・憶えること・・・それが要求されるのである。

「俺はプロだ」と自他共に認める瞬間の寿命は短い。長い頂上までの時間の後に・・・今度は体力・気力の衰えが始まるからだ。それでも・・・その一瞬の到達点を求めて・・・努力するものだけが・・・時には「助からない命を助ける」のである。・・・それが・・・意味のあることかそうでないのかは・・・問うても仕方のないことなのである。

視聴率は→16.0%・・・まさにボーダーラインである。

で、『コード・ブルー~ドクター・ヘリ緊急救命~・第三回』(フジテレビ080717PM10~)脚本・林宏司、演出・西浦正記を見た。音楽の佐藤直紀は「パンドラ」→「陽炎の辻」→「はだしのゲン」→「冗談じゃない!」→「ハゲタカ」→「今週、妻が浮気します」→「トップキャスター」→「海猿」・・・と幅広い活動なのだが・・・凄みがない。今回も「死んだ息子を忘却することに自責の念を持つ母親・本山(円城寺あや)の告白」のシーン・・・違う解釈があってもいいのにと思う。この母親は・・・自己中心的な性格なのである・・・から。前に進むのを畏れる「停滞感のまどろっこしさ」を奏でるぐらいでいいと考える。まあ・・・視聴率はさらに落ちるかもしれませんが・・・。

すでに・・・フェローの中では一歩抜き出た藍沢・・・まあ年上でしかも実戦に恵まれた経歴だから・・・当然なのだった。もちろん・・・彼の目標は「経験」により・・・「腕」を磨くことだが・・・ただ・・・それだけではないのである。あくまで貪欲な「彼」は周囲への観察もしているのだ。

もちろん・・・藍沢以外の・・・三人のフェロー(特待生)ドクターたちもエリートなのである。「彼」より劣った部分(救命技術の実施力)がある以上・・・何か優れた部分があるはずであると「彼」は考えるのだ。

前回・・・「現場に志願し・・・失敗した」緋山(戸田恵梨香)を批難する藤川(浅利洋介)に反論したのも一種の挑発だ。「それではお前は何が優れているのか示せ」ということだ。

白石については「医療知識の豊富さ」を「彼」は認めている。このような観察には当然、意味がある。彼は「リーダーシップ」について研究しているのである。「リーダーであるものは構成部品の特徴を把握する必要がある」のだ。

救命チームのリーダーである田所部長(児玉清)は「戦力の養成」のために「機」が熟したと判断している。シニアクラス(指導医)抜きの「当直体制」を持ちかけるのである。黒田(柳葉敏郎)は「白石・藤川」というコンビネーションに不安を覚える。しかし・・・森本(勝村政信)と三井(りょう)は田所に賛成し・・・田所の思惑は実践される。もちろん・・・リーダーの計画とはそういうものだ。

さて・・・表面上は「55階から転落したのにピンピンしている小倉(三浦アキフミ・・・妻夫木版「ウォーターボーイズ」の太田)」を担当する藍沢と「卵巣のう腫茎捻転を抱える弁護士若杉(鳥居かほり・・・「欽ちゃんのどこまでやるの!?」)を担当する緋山は・・・「患者の急変」を求めて・・・「自主残業」していることになる。もちろん・・・一番幼い緋山はほぼその通りである。

しかし・・・藍沢と黒田が次のような会話をしているのが省略されたと考える方が自然だ。

黒田「・・・今日は・・・シニアドクター抜きで・・・白石と藤川が・・・当直だ」

藍沢「・・・・・・」

そして・・・「彼」は「緊急時に備えて・・・アンチョコを復習する白石」をちょっと心配げに見つめるのである。

つまり・・・「彼」の場合は・・・「腕を磨くチャンス」と「リーダーシップを発揮するチャンス」を両方狙っているのである。もちろん・・・後者は・・・「頼りにならない同僚たち」を気遣っていると解釈しても問題ないのだな。

そして・・・「目当ての急変」は起きなかったが・・・搬送を受け入れた酔っ払った男・島田(春海四方・・・一世風靡セピア)は・・・「急変」した。

ここで・・・四人の「同じ食堂のメシを食う仲間たち」は特技を持ち寄るのだった。

「リストカッター」「ブラ男」とモンスタークランケ(バケモノ患者)専門で今回も「ストーカー相手・南(高山紗希・・・「腐女子デカ」1話ゲスト)恋しさで右胸に自分で包丁突き刺したストーカー小野寺(やべけんじ・・・「ULTRASEVEN X」第5話チャムダ星人)を担当した「饒舌」で島田が「ただの酔っ払いではなく非常階段から転落したこと」を聞き出すのだ。

ダメージを受けた島田が「体内で出血している可能性がある」ことを予測する白石。すぐに再検査が行われ・・・白石はMRIの画像から「出血箇所を特定」するのだ。

ここで藍沢がリーダーシップを発揮する。「何もしなければ死ぬ可能性の高い患者がいれば・・・俺はリスクを冒しても助かる可能性に賭ける」なのだった。

ただちに緋山が同意する。

そして・・・すべてを観察する影の手術室の支配者・・・どSナース・冴島(比嘉)。手術着装着に対して・・・藍沢を手伝う緋山・・・そして緋山を手伝う冴島・・・ここがとてもセクスィーでございました・・・どういう感性じゃっ。

そして・・・最初の失敗に挫けて尻込みする藤川の尻をたたき参加させる藍沢。

開腹して・・・血管損傷箇所を捜す藍沢。発見・・・止血・・・しかし血圧回復せず。

ここで白石が画像診断を再開・・・他の出血箇所を予測。

白石の指示に従って再捜索する藍沢・・・第二の出血箇所を発見・・・止血・・・血圧回復。

ここで・・・駆けつけた黒田にリーダーとしてのバトンを渡した藍沢は・・・「長い手術実習」と「人命救助」を同時に達成するのだった。

藍沢が適材適所を心がけているのがご理解いただけただろうか。

この他に・・・藍沢は・・・「脳腫瘍の患者ではなく本山さん」という・・・「患者の人格を尊重する」というマニュアルを主張する白石に敬意を払い・・・「転落した小倉さん」と白石のマニュアル的言動に同調したりもするのである。

もちろん・・・患者を「南ちゃん」と呼ぶ藤川は・・・最初から自然に身についていることだったりするのだな・・・これが。ただ・・・藤川の場合は患者の個性を差別するので・・・まだまだなのだが。長所と短所は裏返るのである。

すると・・・「新米ドクターよりプロである」ナース冴島は・・・ドクター藍沢を高く評価したりするのである。

「この・・・ろくでもないシャブ中患者野郎・・・藍沢先生とお呼びっ」なのであった。

さて・・・そうなると・・・もう一つ・・・省略されている会話があることに気がつくでしょう。

藍沢「・・・今日の患者・・・出血箇所を特定したのは・・・白石です」

黒田「・・・そうか」

さあ・・・そうなると・・・藍沢が・・・かわいい妹分の白石に贈った言葉は・・・。

「患者から借りたものは・・・患者に返せよ」・・・だったのかもしれません。

藍沢・・・かっこいいよ・・・藍沢。さて・・・「失敗はするな・・・勝ち続けろ」という黒田に無言で答える藍沢・・・キッドは「彼」はすでに・・・過去の修行中に失敗しているのだと考えます。そして藤川は・・・やはり・・・ドクターからクランケに転落か・・・脚本家・・・ここが正念場だな・・・「医龍」「救命病棟24時」とは違うところをみせてくれ。(つづく)

またしても・・・テンメイに遅れるとは・・・まあ・・・キッドの多重人格群も全員夏バテですけどね・・・さすがに「快方に向うためのガス抜き」では・・・来なかったか・・・格調高き天使様でございますしね。人体に隠されたアレコレというくくり方もなんですしねえ・・・。

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Hcinhawaii0419 エリお嬢様の森の別荘・山P先輩研究室。