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2006年4月17日 (月)

季節はずれの東京大空襲

ハロモ二でトゥーンタウンのポストが語っていた。わが心の師であるディズニー(米国人)のお手伝いをしたメモリー。そのシャツいいね。やった。モ娘を楽しませた。・・・ずっとずっと楽しんでくれ。

大河で仲間さんと長澤さんが妻と愛人の争い。終盤はまるでバカ殿様コントのような絵面だったが仲間の涙目演技が素敵だった。

で、ここからは死後の世界を信じる方のキッドにバトンタッチだ。

で、『NNNドキュメント'06~音の記憶5.1chでよみがえる東京大空襲』(日本テレビ060417AM025~)語り・江守徹、ディレクター・畑中義昭を見る。当時の生存者が語る東京大空襲の記憶からベテラン音声さんがサウンドを再現するという企画である。構成者をあえておかなかったのか、やや散漫な部分もあったが、阿鼻叫喚、断末魔の声を再現することで一石は投じられている。言問橋、明治座、小学校のプールから放たれた人々の声を想像する手がかりにはなるだろう。

時期から言って、4月13日の城北大空襲にスポットをあてるのかと思ったら、3月10日の話だった。それはヒロシマを9月にやるようなものだが、風化の前触れでないことを願いたい。戦略爆撃という意味ではドイツのゲルニカ、日本帝国の重慶、そしてUSAによる東京、と続き、さらにはイラクにいたるまで歴史が綴られていく。この後、イランだったり、北朝鮮だったり、北朝鮮による日本だったりすることがないように祈りたい。空襲と空爆の言葉の使い分けにこだわる人もいるようだが、キッドは空襲は被害者の言葉、空爆は加害者の言葉と考える。当然、北爆(ベトナム戦争)、イラク空爆では日本人は加害者の視線に立つのである。まして広島、長崎の原爆投下を広島空襲とも長崎空爆とも言わないだろう。あれはまた別次元の出来事ということになる。

しかし、東京でざっと10万人、広島でざっと10万人、長崎でざっと10万人、3日間でざっと30万人が殺戮され、まだ戦い続けようとしたものがいたことは記憶にとどめたい。そして遺族に横たわるその後の長い長い時。悲しみと怨みを胸に秘めた日々。阿鼻叫喚から13年後に生まれたキッドがディズニーとともに人々を楽しませる過程に隠されていた現実を。

殺害現場に憑依した霊という幻想がある。ホラー映画で繰り返される手法。それはある意味で本当のことだ。もちろん、現実の人々の記憶は薄れていく。幽霊たちも少しずつ存在のリアリティーを失っていく。しかし、キッドにとって東京は燃え上がり、溺れ、焼死溺死した老若男女が桜の咲く前に彷徨う街。この世の地獄の大都市だ。

各局編成の皆さん、この幽霊たちのためにも東京大空襲の物語は桜の開花する前に語ってもらいたい。

関連するキッドのブログ『浮浪児たちの東京で』

              『私も死にます(福田麻由子)』

火曜日に見る予定のテレビ『カスペ!ドラマちびまる子ちゃん』(フジテレビ)

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