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2006年4月19日 (水)

そっくりドラマちびまる子ちゃん・・・。

子役について何か書くのは難しい。そのような世の中になっていると思う。文春で告発された大家族青木家のドキュメントの問題も、子供本人のことを考えると、正論を語るのも躊躇する。だが、作家は毒書の書き手であると自分に鞭打つしかないと思う。

おねえちゃんさきこを演じる福田麻由子さんは魅力的だ。このプログを開始して、書き記した作品をふりかえっても、映画『下妻物語』ドラマ『女王の教室』ドラマ『白夜行』と福田さんが重要な役を演じており、キッドは福田さん抜きでこれらの作品を評価すればひどく減点することになると思う。深キョンのクールな子供時代を演じ、綾瀬はるかの意味深い子供時代を演じ、天海に対抗する児童を演じる。正直、キッドはしびれました。そして今回も期待を裏切らなかった。すごいぞ。福田麻由子さん。そのまま成長してもらいたいと心から願う。

で、『カスペ! テレビアニメ放送15周年記念ドラマ"ちびまる子ちゃん"』(フジテレビ060418PM7~)原作・監修・脚本(1話)さくらももこ、脚本(2~3話)樫田正剛、演出・西浦正記を見る。

友達、あるいは友情。キッドが実は得がたいと感じるものについて、正面から描けるドラマというのはそうはない。第3話はまさにそのようなドラマ。相手を思いやり、相手を認め、相手を許す。友情とはそういうものだろう。キッドは根に持つので最後の奴ができない。友情がやりなおせない。だからいい大人になれないのである。つまずきながら、立ち上がる。そういう友情をどうしても信じることができない。 ああ、まる子とたまちゃんのように素直に仲直りできたならどんなにいいか。

キッドのマブダチはかって「相手が一番だめなときに友達だと言えること」と友情を定義していた。キッドもそう思う。しかし、そのマブダチがおそらく「一番だめな時」にキッドは相手を支える力を持たなかった。それで友達と言えるだろうか。

そういう友情についての考察を感じさせる3話、とてもよかったです。

しかし、もちろん、福田さんが魅力を発揮する2話で姉妹の葛藤を描いた部分が一番楽しめたのですけど。

木曜日に見る予定のテレビ『弁護士のくず』(TBSテレビ)

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