弁護士のくずのトヨエツは松田優作っぽいな。
コミック『食卓の魔術師』(佐々木倫子・白泉社)の主人公ほどではないが、人の顔を覚えるのが苦手だ。
伊藤英明さんと坂口憲二さんの区別がようやくつくようになった。だからダブルブッキングではないのだな。そういう意味で豊川悦司さんと田辺誠一さんの区別も怪しい。田辺さんは佐々木蔵之介さんと判別しがたい。ということはトヨエツもラクダの種族なのだな。というか、トヨエツ-ササクラこれもダブルブッキングではないのだ。
で、今回、トヨエツはドラマ『探偵物語』の故・松田優作さんに似ている。
で、『弁護士のくず』(TBSテレビ060420PM10~)原作・井浦秀夫、脚本・荒井修子、演出・今井夏木を見た。
釈、江角に続く春クール三人目の弁護士だ。しかし、初の男性だ。しかもキャバクラ大好きオヤジの設定である。それはやはり青年コミックの出身だからである。今回、弁護するのはエンコーでAV女優で美人局をする三津谷葉子(21・ホリエージェンシー)である。これもやはり青年コミックだからだろう。事務所にはほしのあきがいるが、これも・・・・。
そういうドラマなのだが、ネット社会における本音と建前については分かりやすい指摘を感じる。匿名における安易な本音の発露はまさしく人間性の一部でしかないものを本質と誤解させる。それは「大使館前で腹を切る外国人」のマスメディアの報道と同根の悪魔のささやきなのである。
そういうバカは半島にもいるし、列島にもいる。そういうバカもバカな人格だけではない。バカが本質とは限らない。という当たり前のことを忘却させる魔法である。もちろん、バカばっかりやっていると本質的にバカということにもなるのだが。
おっと地震(伊豆地方・震度4)だ。脱線をやめよというお笑いの神様からのご指摘ですね。
大人が子供に大切なことを話しかけるドラマ。この演出家(『QUIZ』『高校教師』etc.)もきっと大人になったのだなあ。
ほしのあきのおっぱいサービスもほどほどで本当におばんを感じますよ。一視聴者キッドとしては。
日曜日(土曜深夜)に見る予定のテレビ『吉祥天女』(テレビ朝日)
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