あややゴルフ、娘ドキュ、やぐちひとり・・・
密林にいる間に登場したアイドルグループ出身の人とお笑いの人。アイドルグループの方は最初にナインティナインがからんでいたので、気にかかる。お笑いの人はナイーブそうなので好感がもてる。
モーニング娘のコアなファンは推定四万人しかいなくなったとされるが、CDがこれだけ売れない時代、峠を越えたファンダムは縮小したというより拡散したと思うべき。やぐみみというプログの人が脱ハロしたのが去年12月。ねえ。作り手は終わったとか言っていないで生かし方のアイディアを考えるべきだろう。
そういう意味で、あややゴルフ(日本テレビ)娘ドキュ(テレビ東京)やぐちひとり(テレビ朝日)という火曜深夜の展開は心なごむシフト。あややジャニス午後の紅茶くらいなごむ。野球中継で時間帯が交錯しないといいな。
で、『やぐちひとり』(テレビ朝日060412AM0121~)水野宗徳、小池正宏・構成、伊戸川俊信・演出を見る。まず開始当時のゴタゴタを想像してみるのだが、時間帯とノリできっとくぐりぬけたのだろう。っていうか。伝説の番組はそうして始まるものだ。
劇団ひとり(太田プロダクション)は初MCだそうだが、その気負いが最初から感じられなかった。矢口真里も期待値と能力がずっとフィットしていなかったのだが、ここではそうではない。だから、やぐちひとりという存在がずっとあったような気がするのだ。
テレビという本来どうしようもなくメジャーなものの中にマイナーを求める嗜好というものは常にある。人間はないものねだりですから。それがここにある。今夜のゲストは津田寛治さんと映画監督・松梨智子さん。ほら、あるのです。
こういう得がたい時空間。スタッフの皆さんはのらりくらりと続けてほしいなあ。
お笑いという言葉が笑いより下品だという考え方もあるがキッドは御笑いという意味で使用しています。
木曜日に見る予定のテレビ『7人の女弁護士』(テレビ朝日)
| 固定リンク
コメント