さかなクンとトオルちゃんで木更津簀立て責め。
先々週、視聴率トップは『旭山動物園物語』だったらしいが、それを見越してか、トップネタに組み込まれている。
『わくわく動物ランド』から考えれば相当の老舗であるこの番組。動物でクイズで司会はみのもんたさん。非常にはずしようのない番組なのに、さらにこういうネタ構成をするところがちょっとずるい。
それにもましてマレビトというか、キワモノ系の二人が初顔合わせと言うのが憎い。さかなクンとトオルちゃん。初対面なのかよ。どんなコンビネーションなんだ。うわ、こりゃあたまらん。
で、『どうぶつ奇想天外』(TBSテレビ060521PM8~)構成・シマダ秀樹(他)、演出・保津章二(他)、総合演出・西岡浩太郎を見た。ネタは「ゴリ(ガレッジセール)の旭山動物園レポート」「さかなクンと山咲トオルの簀だて漁レポート」「ケニアマサイマラのマタネットプライド(オスライオンがメスライオンにリンチされる)レポート」「カリフォルニア湾の海洋生物レポート」である。
おお、全部のレポートが面白いではないか。旭山動物園はやはりロケポイントか抱負だし、トラを見せるだけでこんなに楽しいのはすごいな。もちろん、大地震が来て、あのアクリルが破砕されることをどうしても想像してしまうのだが。照屋林助さんの孫は本当にいいタレントになったなあと思うし。
そしてさかなクンである。やはり、ボケはさかなクンだったのだな。山咲トオルはすっかり引き気味のツッコミ役に。トオルちゃんをノーマルに追いやるとは。もちろん、フィールドが東京湾金田海岸じゃしょうがねえか。地の利、さかなクンにありすぎ。
貝からイイダコ引っ張り出し、アカエイの毒針手掴み、ヒガンフグの歯をカチカチさせ、ふくらんだフグから水を吐き出させ、あげくのはてはドチザメにわきの下を噛み付かせ狂喜乱舞のさかなクン。噛み付いたサメは神。っていうかナイス編集。トオルちゃんはすっかりリアクションアイドル・・・オカマキャラだから間違っていないのだが・・・に徹していた。とにかく楽しい。
と、すっかりお腹いっぱいなのだが、さらに「ケニアのライオン大家族モノ」が来るのだ。まず、雄ライオンお昼寝。可愛い。そして夜間メスと子供グループ十数頭が狩りに。草食動物息の根止め。生存競争丸出し残酷お食事タイム。素敵。さらに若い一匹雄ライオンのうっかり縄張り荒らし。メス全頭迎撃モード。囲んでリンチ。若者血だるま退場。すげえ。野生の王国全開です。しかもタイトな編集で素晴らしい。
カリフォルニア湾のお魚さんたちはデザート感覚でした。チンアナゴで軽く笑わせてフィニッシュなのです。老舗あなどれんなあ。
火曜日に見る予定のテレビ『我輩は主婦である』(TBSテレビ)月曜から見るけどね。
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