森口瑤子似の高田万由子似の羽田美智子さん。
ああ、誰が誰だかわからないのだ。でも、今回は羽田美智子さんだ。
で、あとは、ユースケ・サンタ・・・じゃなくて目幅(タテ)がジャニ規定違反のイノッチこと井ノ原快彦さんが出ている。人の顔の区別がつかないキッドだが、なぜか、主演の渡瀬恒彦さんが渡哲也さんでないことは一目でわかるのだな。この辺りが不思議だ。
制作東映・・・という感じの刑事ドラマである。
で、『警視庁捜査一課9係』(テレビ朝日060503PM0915~)脚本・深沢正樹、監督・吉田啓一郎を見た。コンビネーションというものを研究するには良い素材である。構成の基本である二分割を代表するコンビ。そういう意味で刑事の二人組は分かりやすいのだ。
まず渡瀬さんとイノッチで上司と部下、あるいは年輩者と若者。場合によってはのんびりとせっかち。津田寛治と羽田美智子で男と女、あるいは婚約者ありと恋人あり。田口浩正と吹越満でデブとやせ、あるいは妻帯者と同棲者。・・・とこのように差別化することにより、それだけで会話や物語が発生しやすい条件が整っているわけである。
そのような意味で今回のチーム編成は見事なのだが、ちょっと複雑でうるさいという気持ちがしないでもない。ただし、こういうものは見続けるといい味が出てくるのは確実なのである。そこまで主役の「能ある鷹は爪を隠す」路線の渡瀬さんをその他の全員が「変な人」という目で見る大枠のコンビネーションが、物語を引っ張っていけるかどうかが問題です。
今のところ、まあまあだと思うのですが、キッドは10年ぶりに密林を出てラジオの仕事をして、ちょっとヘロヘロなので判断が間違っていたらごめんなさい。
金曜日に見る予定のテレビ『ドラマ24下北GLORY DAYS』(テレビ東京)
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