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2006年5月30日 (火)

ゴ~ン。深田恭子。ゴ~ン。土屋アンナ。

遅い夕食中の皆さんにご注意申し上げます。4分で牛フン。8分で篠原涼子ゲロ。12分で宮迫博之のオナラがあります。

茨城県民の皆さんが全員狂っているような発言がありますが、地球には60億人以上の発狂者がいますので多数派に属しているということで安心してください。

ベルピーチは実在のベルサーチとは無関係です。ジャスコは実在しているような気がしますが、気のせいです。

本編縮小のための多数のカット(おみだらや丸くや学校生活など)があり、本編おタクには不満も発生しますが勝ち組と思うことで納得した方が身のためです。イチゴと桃子と桃子の幼女時代(福田麻由子)にキャベツを心から捧げましょう。しかし、よくもオンエアできたものだ。火災、心臓病、拉致の三連打は大笑いなのだからな。

で、『下妻物語(2004年劇場公開オリジナル102分)』(TBSテレビ060529PM9~)原作・獄本のばら、音楽・菅野よう子、脚本・監督・中島哲也を見た。監督は黒ラベル温泉卓球やSMAPガッチャマンのCMクリエーターの人です。深キョンが舞い上がるシーンを見れば納得ですよね。当然、着眼点は満載で今日はそこそこ祭り模様でした。映画をテレビでやる意味、テレビがある意味、10パーセントでも一千万人の意味が喜ばしく輝くひとときでした。

キッドも密林を出て貴族の森にミルクティーを飲みに行きたい気分です。なにしろ、「あなたにとって夢を育む店でありますように」と言われて盗んだバイクで走り出すのです。あ、その場合はパチンコ屋で一角獣(阿部サダヲ)に遭遇する可能性大ですが。一角獣は岸田森のような生瀬勝久と愛を交換します。玉も交換してくれます。ああ、イメージを文化するだけで狂気の世界に彷徨っていくなんて誠にもって万歳です。

ヤンキーとロリータの友情物語ですから基本設定がすでに大ボケです。で、レディースがらみで伝説というボケがさらに加速します。小池栄子がヘッドですが、説教がボケの前兆になっています。史上最愛のめがねっこも大ボケです。樹木希林は本当にボケています。常磐線の駅員もボケます。ボケたセリフをひとつあげろといわれても・・・どのセリフも素晴らしく・・・いいえ、「てめえ、目から何出した」が最高です。ついでですが深田恭子さんにオードリー・ヘップバーンが何度か憑依します。とにかく、この作品を見た後は負ける気がしなくなるのです。

こうなるともうどうでもいいことですが、『湘南爆走族』の江口は手芸部でした。暴走族が刺繍好きなのは直球なのか、変化球なのか。いえ、魔球なのです。さらに2006年のカンヌJr.フェスティバルで『下妻物語』日本映画として初のグランプリを受賞したことを蛇足ながら付け加えておきます。孤高って素晴らしい。

木曜日(水曜深夜)見る予定のテレビ『堂本剛の正直しんどい』(テレビ朝日)

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