上戸彩VS名探偵コナン、4年前の約束って。
上戸彩というフィクションと名探偵コナンというフィクションが融合するのだが。
やはり、名探偵コナンの世界に上戸彩がまぎれこんでしまったので、上戸彩は名探偵コナン線上の彩になってしまっている。これをMの彩としておく。Mの彩は4年前に工藤優作(コナンの父)原作の2時間ドラマ『女子高生探偵ユキの事件簿』(日売テレビ・共演・愛内里菜、三枝夕夏)に初主演しているのだ。上戸彩の2002年は『3年B組金八先生』『渡る世間は鬼ばかり』『マイリトルシェフ』(いずれもTBSテレビ)で2時間ドラマはおろか、日本テレビのドラマにもよみうりテレビのドラマにももちろん日売テレビのドラマにも出演歴がない。
ま、確かに2002年は上戸彩にとって人気爆発の始まりであったのだが、お遊びとしては非常に残念だ。また、小学館の『少女コミック』には『上戸彩物語』(2005)がある。キャラクターはここからもってきてコナン世界アレンジをした方が笑えたと思う。ま、あごが四角。身長がメインキャラより高い。目と目の距離がデフォルメしすぎとそこそこ笑えるキャラには仕上がっていましたがね。
で、『名探偵コナン』(日本テレビ060508PM0730~)原作・青山剛昌、脚本・古内一成、演出・佐藤真人を見る。サブタイトルは『上戸彩と真一 4年前の約束』である。
ストーリーは企画成立からオンエアの時間を想像すると良くできていると思える。ただし、要素を盛り込みすぎたので、構成上のわかりにくさが気になった。
挿入される劇中劇である『女子高生ユキの事件簿』は事件発生、伏線、主人公の危機のフラッシュカットで説明なしでスタートする。そのため、4年前の再放送、上戸の近所の仲良しの老婆が見ていた、ロケ現場が工藤宅の近隣にあったといった作品内容が推理のキーポイントになるのだが、そういうドラマであると推理することを視聴者に要求しているためにまことに不親切。子供には泣いちゃうほど分かりにくいのではないか。
ああ、これはそういうドラマでこのMの彩は架空の上戸彩なのね。ともう少し丁寧に描くべきだったな。ナレーション処理でもいいし、掃除を始める前にコナンたちも再放送を視聴していたことにしていてもいい。そうなると当然杓は不足してくるが、なんなら前後編でやってもよかったじゃん。どうせ、特別企画なんだから。
・・・これも10周年か。ポケモンも10周年(ゲームが、アニメは来年)だし、そろそろいいろいろなことが潮目だよなあ。関係ないけど酒井若菜の小野妹子をもっと見たいぞ。
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