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2006年5月 3日 (水)

アテンションプリーズ、上戸VS相武VS上原。

おお、5月になってようやく、『アテンションプリーズ』にたどりついた。

リメイクであるが、どちらかといえば、『スチュワーデス物語』で、風間杜夫が真矢みきに置換されているのがミソ。マイフェアレディーからプリティーウーマンの流れ。木村カエラの主題歌はいい。ま、上戸彩さんのコスプレに目を奪われているせいかもしれませんがね。

そして相武紗季さんは錦戸亮(関ジャニ∞)くんにまたもや懸想しているのだった。このちょっとファニーな悲しい片思いパターンが人気を静かに押し上げているのかもしれない。一途な女の子というのは分かりやすいからな。

で、『アテンションプリーズ』(フジテレビ060502PM9~)脚本・後藤法子、演出・佐藤祐一を見た。連日の小泉である。小泉孝太郎はなぜか、クラブをクラ♭ブと発音する。上戸や上原はクラブなのに、小泉だけがクラ♭ブである。さすがに御曹司。クラブにはいかず、若い頃からクラ♭ブでオネエチャンたちと豪遊していたのかとあらぬ妄想が浮かぶが、単純にクラブとは縁がなく、まじめに部活をしていたのかもしれない。っていうか、クラブは所詮、下流社会の溜り場ってことですかね。

御曹司はエレベーターに閉じ込められ失禁。そういう役所で本当にいいのか。

上戸は得意分野のフィジカルな訓練に劣等生を脱し勇躍する。いつもカバーにあたっていた友達たちが苦労するのだが、有頂天になった上戸はそれを思いやることができない。ここではチームワークの大切さと非常事態に対する準備の大切さが同時に説かれるのだが、ちょっと散漫になってしまう。真矢が「教師」としてどれほど愛を持って教えているかを描くチャンスでもあるのだが、「まあ、失敗は誰にでもある」という井上順(特別出演)の展開は、そりゃ違うだろうと思わず身を乗り出すほどだ。

ま、それがゆとり教育による現状といえばそれまでだが、どうしようもなく幼い子供たちの、それでも懸命な訓練振りを見ていると、わけもなく、涙がでてくる。ま、水に濡れた白シャツの二の腕といったフェチ部分も邪な目は見逃さないのですが。

いかに優しい世の中であろうとしても、自然は厳しいもの。子供たちを歪みなくたくましく育てるのは本当に難しい。ヨットスクールの人が娑婆に帰ってきてさらにそう思う。スパルタと過保護の狭間に本当に着地点はあるのでしょうか。

木曜日に見る予定のテレビ『特集ドラマ・父に奏でるメロディー』(NHK総合)

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