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2006年6月18日 (日)

MEGUMIが死ぬかと思った。

・・・あやしいブログのタイトルになってしまった。MEGUMIVS岡本麗でもよかったのたがメグミブスと深読みされたら嫌なのでやめた。MEGUMI・酒井敏也の旅の宿VS岡本麗・平田満の最後の賭けVS大倉孝二ひとりぼっちでは長すぎる。MEGUMIの横顔は左側がすっきりしてる。ではあまりにも趣味的だ。・・・ま、いいか。

岡本綾といえばロマンポルノの人であると同時につかこうへいの人でもある。つかといえば、平田満もそうだし、酒井敏也もそうである。なんか、MEGUMIも舞台をやればいいと思う。世が世ならグラドルはロマンポルノにでていたはずだ。身体を張ってナンボというところが温泉である。盗撮で問題の局だからスルーしておくが。

ナビゲーターの大倉孝二は劇団ナイロン100℃の役者さんだが、そういえば若いころのケラに似ているような気がする。ま、そういうわけでどこか懐かしい匂いのするオムニバスドラマである。

で、『バリューナイトフィーバー・死ぬかと思った』(日本テレビ060618AM0120~)脚本・福間正浩、演出・小川通仁(第一話『旅の宿』)、脚本・加藤綾子、演出・畝田光紀(第二話『最後の賭け』)を見た。死ぬかと思った・・・けど死ななかった人たちのオムニバスドラマである。『世にも奇妙な物語』というなんでもありの老舗があるために、オムニバスはテーマをしぼらざるを得ないという奇妙な二番煎じの縛り手がかかり、こういうことになるのだが、キッドも昔、『鎌倉恋愛委員会』という恋愛縛りで苦しかった。『バカヤロー』という怒り縛りもあったな。縛られた方がやりやすいと言う人もいるので、微妙なのだが、今回は密室監禁ものとちょっとしたコンゲームものでまあ、苦しいながらもよくできていたのではないか。ナビゲーションドラマでは最後の心電図ネタがここしかできないという感じでがんばったと思う。

『旅の宿』では孤立した環境におかしな人と二人きりという恐怖の定番なのだが、MEGUMIと酒井敏也では戦力に差がありすぎる気がする。もう少し、MEGUMIのかよわさをアピールしないと「だっていざとなったら男の人の力にかないません」という女性本来の恐怖感が伝わらないのではないか。MEGUMIなら酒井敏也にはいつでも勝てる気がしてしょうがなかったのだな。鉈があろうが銃があろうがである。最後、力士に羽交い締めされた時には何もそこまでしなくてもと思ったぞ。途中までMEGUMIの禁酒による禁断症状の妄想かと思ったほどだ。その場合、酒井はあのいかにもとってつけた床の間の柱にするめのように入り込んでいるわけだが。ちぇっ、ハイテクかよっ。

『最後の賭け』では『鎌田行進曲』の二人があやしい大臣とあやしいショッピングバックガールを演じきって、無理があると思えるオチまで強引に引っ張ったな。ただし、スカシの変形としての路線変更オチとしては賭けの証人→別の賭けの当事者の提示においてセリフにもう一工夫必要と考える。「あんたがシラをきらないようにする証人だ」と証人でない人の前で言ってしまったのでは、証人でない人たちがもう一つの別の賭けからおりる可能性があるからだ。ここは二人きりでセリフがあり、それから証人たちを招きいれるという段取りがかかせないと考える。別のドラマなら気にならないがコンゲームとなればそういう神経が当然だ。

死ぬかと思うことはよくある。東京上空ミサイル通過の予知夢を見てから、今回のテポドン騒動である。今日も死ぬかと思うだろうし、明日も死ぬかと思うだろう。夕暮れの東京上空、ハイジャックされた日航機が旋回し、イーグルとミグが交差し、撃墜された爆撃機が、日光街道の車列で炎上、そこへ核が搭載されたテポドンが飛来する。さすがに死ぬかと思うのであるが、たとえ核爆発が起きても生き残る奴は生き残る。予知夢では死ぬ前に目が覚めたし。

火曜日(月曜深夜)に見る予定りテレビ『アキハバラ@DEEP』(TBSテレビ)

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