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2006年6月27日 (火)

自由とは失うものが何もないってことなの。

世界で最古の職業にふさわしい街がある。世界で最古の職業にふさわしいチャンネルがある。世界で最古の職業にふさわしい・・・おっと関係ないけどロスタイム残り0秒でトッティーのPK炸裂。豪州のW杯終了。ヒディングのバカヅキもここまでか・・・。えーと、というわけでフリーの売春婦を興味本位に追ったバラエティーショー。

いわゆる一つの風俗ドキュメントです。キッドが20代の頃にもキッドの師匠が女子高生売春のネタを使いまわして粗く稼いでいたが、新世紀に入ってもこういうネタは不滅ですね。ティーンズ少女が売るのも稼業ならそれを追っかけて番組作るのも稼業ですから。さらにキッドがそれをネタにブログを書くのです。稼ぎませんがね。

ナレーションが安易な言葉の連打で刺々しい気持ちに誘導しますが、それもまた一つの手ですね。最後に元・援助交際少女のパフォーマー・山崎優子(21)さんが「救いの歌」を歌うので、彼女の「魂の叫び」をできるだけひきたたせようという裏方根性のなせる技だと解釈したいと考えます。詞も歌唱力も及第点ギリギリだったからなあ。

で、『アンテナ22・実録!真夜中の少女たち~誰が私を助けに来て・・・』(日本テレビ060626PM10~)構成・田代裕、演出・鈴木朗を見た。スタジオでは伊東四郎さんとテリー伊藤さんが毒にも薬にもならないコメントをしつつ、取材VTRを見守るというスタイルである。スタジオにはすりガラスごしに二人、誰だか分からない人が現役・援助交際風売春婦として登場していて二人の壮年男性のインタビューに答えたりもする。時間が止まったように無意味なやりとりなのだが、それもまた面白いと言えば面白い。

導入部分は売春少女たちの荒稼ぎ報告である。ライブチャットのバーチャル恋愛レディが週四回くらい、エッチなチャット会話相手として働き、月手取り70万円を稼ぐという。それが平均なのか、最高なのか、最低なのか、データは示されない。ディレクターは札束を手にした少女たちに割り切れない思いを抱いたというが、見ているキッドの方がグダグダの演出方法に割りきれんわ。

続いての出し物は「店外デート権オークションシステムの紹介」である。個室に客が入り、少女売春婦が個室を巡回し、チラ見せ、入札。高値落札である。談合があるかのように客のメモが一斉に出され、たまたまだったにしろ、インサートで不揃いにしなければリアル感は出せませんよ。

元・援助交際少女で、それをネタにメシを食うフォトエッセイ作家・中山美里(29)さんの隠しネタで「母子アダルトビデオ」ものの本番女優母子がキャスティングされたので、スタッフは喜び勇む。母・・・「セッティングしたのは私。でも選択したのは本人ですから」「母親とは言えないですよ。母親の真似事ですよ」「私自身が自分のことで精一杯なんです」・・・娘・・・「どうでもいい。生きるのも死ぬのも面倒くさい」「今、その辺で死んでもいい」「カレーが辛い」・・・いいコメントだ。いいコメントがとれた。スタッフ一同の舌なめずりが聞こえる。

レイプ体験から援助交際に走り、バンドのボーカルとして「人から認められたい」という素直な気持ちに目覚めたブクロ(池袋・念のため)のカリスマ(知る人ぞ知る、キッドは知らなかった)歌姫がラストパートを受け持つ。リストカットの女子大生が心の悩みを相談しにくる。お金のない人たちの不幸せとお金のある人たちの不幸せはまず平行線をたどるだろう。「神様、あたいにメルセデスベンツを買ってくれ」(ベンツが欲しい/ジャニス・ジョプリン)でも聴いて眠りたい気分だ。

木曜日(水曜深夜)に見る予定のテレビ『1/3娘』(日本テレビ・岡田ひとみゲスト出演中)

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