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2006年7月12日 (水)

目から鱗の涙だよ・・・287/311の実力。

榮倉奈々(研音・鹿児島県)と加藤ローサ(研音・鹿児島県)のW薩摩おごじょを中心に深夜の『ダンドリ娘』やライバル高校まで考えると、女子高生ができるタレント一斉放出のダンスドリル物語である。母子家庭(母飲み屋経営マチルダさん)少女、神社の娘で巫女さん、やっぱり女子高生キャバクラ嬢、空手部少女、ハラマキメガネっ娘、ハルヒ級ガリ版熱愛少女、学園のマドンナとこれでもかとキャラ展開。プラス菅野美穂(特別出演)である。もうフォローしきれないっての。

しかし、リカちゃんコンテストグランプリ、Liccaで酒井彩名、あびる優とトリオを組んでいた木南晴夏(ホリプロ)が『アキハバラ@DEEP』の自虐少女隊カイラに続き、怪演したことは記憶に留まった。「これはねえ、パソコンなんかじゃ伝えられない大事なことをワラ半紙のぬくもりとインクの香りで人々に伝えるあたしの最終兵器なんだよ。コピーと一緒にするな」の渡辺かしこ図書委員長である。

初夏なのに桜吹雪展開、教員が校内で鉄道模型のジオラマ展開、初めて見たぞ敵にエールを送られるそのまんま展開「ナイスさつ高ナイスチア」、厚木高校をさつき高校でダジャレ展開、元ネタ通りに全米制覇まで行くとは思えない弱小ぶり展開、しかし、民謡名取の榮倉(現実)を支える立役者は日本舞踊名取(虚構)の国分太一であるらしい。もう、なんだか、理性をふっとばす中身つめこみっぷりである。初回にして完結しておきながら、これからワンクール。これもすごい。『ウォーターボーイズ』『スイングガールズ』『がんばっていきまっしょい』に続くフジテレビ青春ドラマおそらく炸裂なのね。

で、『ダンドリ。Dance☆Drill』(フジテレビ060711PM9~)原案・長谷川晶一、脚本・横内謙介、ダンス監修・前田千代、演出・小林義則を見た。へなちょこがへなちょこでなくなっていくであろう課程を描く青春ドラマである(希望)。渡辺かしこ以外すべてへなちょこと思える架空の県立高校の女生徒が3万ドルを浮かすために実らぬ恋のために夢を実現するためにダンスドリル部を立ち上げる。今回はその誕生秘話である。トレビアン。

へなちょこを代表するキャラクターが国分太一である。数学教師で鉄道おタク。ニックネームはうらなり(かしこ命名)だ。「他人の夢を生きるのはつらいことです」という名セリフを吐くも空振り。考えようによってはおタクはすべて『他人の夢』の中で生きているのであって、それはそれで楽しいことなのだが、それを辛いと感じることはある意味、素直ではないのね。どうやら、名門に生まれて重圧脱走パターンらしい。答えのない舞踊の名取を極めるよりも好きな数学で必ず答えられる範囲でそこそこやってた方が僕幸せなの。であるか。この煮えきらない態度が、かっての領土的同胞や、ルール無用の悪党に「侵略的野心あり」呼ばわりを許しているのだなあ。でも幸せだからそれでもいいか。

それに対し好きな彼のためなら「全米チャンピオン」を公衆電話から「デリバリー」しようと「ハウマッチ?」する榮倉が、ぐるぐるサンバの鈴木カルロス三郎太のアドバイス「ドリームといえばジャンボ」で今を夢の中に投じるために立ち上がる。実力テストは311人中287番である。5年でボロボロの借家住まい(母=戸田恵子談)である。持たざる者なのである。しかし、日本初の9等身なのである。やればできるのである。そのナミダ(桜の花びら大)に思わずもらい泣きだ。

『エースをねらえ!』『アタックNo.1』に続いて森田彩華(オスカー)が何人かいる三番手として登場である。上戸彩抜きで。今回は後輩役から同級生なので一回級あがったのか。しかもお腹ユルユルのメガネっ娘展開である。ま、ちょっと面白い。斉藤洋介や大倉孝二などのキワモノ脇役、ついでに濱田マリも登場し、ついにはチラリ菅野美穂(和装)である。それから弟役の小関裕太くんのおタクぶりもかわいいし、話題満載だな。キッドとして最大の問題は井上真央と榮倉奈々の区別が難しいのだが。

木曜日に見る予定のテレビ『下北サンデーズ』(テレビ朝日)

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