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2006年7月 2日 (日)

今夜も中尾明慶を見てしまう。

二日連続で『ドラゴン桜』の一服もられて腹下し男を見ることになろうとは・・・。邪な目で神木・志田ペアの成長過程を見ようとした選択なのに景色が悪くなるではないか。松川尚瑠輝とキャラかぶっているし。しかも、オーバーラップしていくとはどんなジダンなんだ。

ともかく、神木隆之介(セントラル子供タレント→アミューズ)と志田未来(セントラル子供劇団→研音)という子役から俳優・女優に一歩を記したコンビの主役・ヒロインの顔合わせである。特に神木くんは子役として最大限に活用されており、残燃料があるのかどうか興味深い。なにしろジャニーズのタレントではないわけで。

山田涼介(ジャニーズJr.)がより美形の役所で配置されているのがシンボリックではないか。久しぶりの美形の天才子役である神木くん。目標は風間杜夫さんだ。もちろん道は険しいがチャンスはあると思える。どうか、精進して大成してもらいたい。

で、『探偵学園Q』(日本テレビ060701PM9~)原作・天樹征丸、脚本・樫田正剛、演出・中島悟を見た。スタッフ的には『喰いタン』系である。お笑いまではいかないのだが、なんとかサービスしようというまじめさの伺えるスタッフだ。その誠意ある態度についつい利用客になってしまう人がいる。といった番組作りをする・・・もちろん、これはキッドの直感による想像なので悪しからず。

しかし、海開きとはいえ、中学生までターゲットにするなら、夏休み直前くらいのオンエアにすると良かったなあ。期末テストなんじゃないの、今。ドラマの内容はまったく本当のキッズにふさわしいものになっているのだし。もちろん、邪な大人たちもキャスティングで見てしまうわけですが。原作漫画(画・さとうふみや)もTBSのアニメも人気もうひとつだったので、知らない子供も多いはず。そういう子供たちには楽しめる内容だったはずだ。なにしろ「名探偵になるための学園の入学試験」という導入部分だけで奇想天外の一語につきるからな。

もちろん、おタクな小学生には無理だが、普通の子なら小~大学生まで楽しめる内容になっていたようです。秘書増設技で鈴木砂羽の他に無駄にグラドルを一人くらいキャスティングしておいても良かったと思いますが、なにしろ、お笑いまではいかないまじめなスタッフだからな。それは無理な注文なのかもしれない。

理論を積み重ねる探偵よりも直感で正解を導き出す探偵は王道ですが、この手の探偵が決め付ける真実はかならず無理矢理なところがある。つまり、穴だらけの推理なのだが犯人が参ったと言うので勝つパターンなわけです。そういう意味で神木くんのような美形がお笑いにならない三枚目を演じる必要が出てくるわけだが、やはり、グイグイ押していくのは難しいのよねえ。凡人モードと天才モードの切り替えには演出的にもう一工夫あるべきだったなあ。特に見せ場、頬ににきび、次のシーン、にきび消失がキッドにはきつかった。テクノロジーがあるのですから、良心的な制作姿勢だけでなく、美意識を持って仕事をしてもらいたいです。

このメンバーならレギュラー化もあると思いますが、変声期、成長期にともなう容姿の変化と極めてナイーブな製作現場になるはず。少なくともトリックはオリジナル要素を強くしていかないともうひとつという評価になることを保証しておきます。今回、邪な大人に対するサービスは充分でしたから~。

ハリーポッターのような制作プランもあるのだよなあ。中一から始めてシーズンごとにスペシャルをつくっていくき、中三でワンクールやるとか。まあ、巨人戦は巨人が強くても弱くても視聴率をとれず、苦しい展開。ドラコンはまとまりのない展開。とはいえバラエティーショーがそこそこ強いから歌とかドラマが伸びないのかな。この局は。だから、やらないかなあ。やればいいのになあ。

月曜日に見る予定のテレビ『HERO』(フジテレビ)

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