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2006年7月 4日 (火)

辛子マヨネーズ、あるよ。焼きおにぎり、ないよ!

田中要次は他人の空似という遠い親戚と断定。松たか子は不滅。阿部寛は背が高い。帰りの錆びたローカル線は素敵。マイルドセブンからはDNAが検出されました。綾瀬はるかは表参道ヒルズに行けない。石橋蓮司と吉野公佳は牛頭。中井貴一と手塚理美と根岸季衣はふぞろいの林檎たちっという間に本編終了。

営業、売りすぎ。CM、多すぎ。まあ、出演者豪華すぎてギャラ高すぎ。さすが、5年寝かせた30%ドラマだなあ。なぜ、宇多田ヒカルだけ、仲間はずれに。

山口県の特殊性。田舎としての自覚なし。お家大事。主義のためなら殺人もおめこぼし。保守と革新の区別なし。大和魂よ、永遠なれ。さすが、長州というか、毛利というか。毛利元就というか。あ、中井か。綾瀬はるか最後は武器全開。結構なお手前でした。堤真一は母子家庭ものやらせたら日本一。あごま・・・・。

で、『HERO』(フジテレビ060703PM9~)企画・石原隆(他)、脚本・福田靖、演出・澤田鎌作を見た。『HERO』(2001冬ドラマ)の5年後、沖縄で雨宮と何かした後、北海道を経て山口県に赴任した久利生公平検事のエピソードである。担当する事件は鶏盗難事件とスキャンダル揉み消しがらみの殺人事件である。終了10分前に東京地検に転任し、旧メンバーと再会を果たす。いかにも『HERO2』が始まりそうだが、それはスカシて、単なるサービスと思われる。正名僕蔵(守衛)はずっと眠っていたのか。

「通販」や「あるよ」、夏なのに「ダウン」は不滅だったが「よろしこ」は消滅していた。ま、そうだよねえ。中卒で検事、納得するまでとことん調べぬく、仕事に忠実であることが生きがいであり、罪を憎んで人を憎まず、自分ルールで超法規というありえない役人ぶりは健在だ。書類送検とは罪を創造することであるという哲学であり、取り調べられた罪人が「あなたに出会えてよかった」と言う場合は罪人は善人なのである。

今回、久利生に感化されるのは主に堤真一(事務官)と綾瀬はるか(検事)であり、スペシャルであるために急速解凍されてしまい、納得いかない視聴者もあるだろうが、これは感化されやすい長州人を相手にしているためで、問題ない。特に綾瀬はヒルズ族の飯島直子の一言で倒幕に目覚めるのである。彼女は唯一自覚した田舎者を演じていて、本人は広島県人は東京に憧れないと否定しているが見事におのぼりさんを演じていた。グレイト。

中井が過剰なほどの演技を披露するのだががたまにはいいのではないか。演出方法はもったいぶりが中心だが、最初は顔を見せないという登場方法はカメラワークが見事なので堪能できる。特に石橋蓮司の足元から肩ごし。旧メンバーの再登場などこれぞもったいつけましたでトレビアン。事件解決のための尋問中にかけつける綾瀬のインサートなどもバリエーションとして考えると、間をとりましたの連続だが、楽しい感じである。もう白状したかと思うといやいやまだまだである。

もちろん、やらないと思うのだが、松たか子と綾瀬はるかと木村拓哉の三角関係で『HERO2007』見たいなあ。吉野公佳も書類送検してやってくれ。もちろん、朝鮮総連とか、ホリえもんとか、外国人幼女強姦殺人犯とか、麻原とか、盗撮アナとか面白い容疑者もたくさんたくさんキムタクに取り調べて欲しいの。

水曜日に見る予定のテレビ『CAとお呼び!』(日本テレビ)

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