不信のとき~ウーマンズ・ウォーズ~杉田かおるは見た!・・・お腹ポンポン。
保険は効いた。でも、こ、これは・・・。語るに足るドラマなのかね。米倉くん。天使に戻ってくれ。なにしろ原作が1968年の風俗小説である。そりゃ、テーマは男と女の話だから現代に通じるところもあるけど、なんか時代劇みたいなんですけど。よっぽど、1968年風俗のレトロドラマにするべきだったのでは。とはいうものの、視聴率は『花嫁は厄年』と12%台で激しく鍔迫り合い。嫁VS姑勝つか、妻VS愛人勝つかのデッドヒートをくりひろげております。ああ、のれない。のれないと言えば『下北サンデーズ』も微妙にのれん。上戸がマジすぎるからかなあ。竹山とも、ジャニーズとも、ラクダとも即やっちゃうくらいの未熟さが下北沢には相応しいと思うのだが、芝居にハマルということ=おみだら三昧という妄想つよしでしょうか。それにしても8パーセントは・・・ま、いいか。裏に怪物民放大河ドラマがある上に「した」に本編より視聴率をとった強力ゲスト来てたし。みんな、泣かないで。
おお、本題からどんどん離れていく。なにしろ日テレの超低視聴率ドラマ(深キョン濡れ場あり)再放送について語る気が満々なのに、2回もすかされているんで・・・。欲求不満かよ。
1968年かあ。携帯電話もなく、デジタルテレビもなく、太陽の塔もない。まあ、古き良き時代だよなあ。それから今日に至り不妊治療は驚くべき進化を遂げているはずだが。その辺りが知らんぷりなんだよなあ。石田純一に夢語られて、福田沙紀にアンルイスを歌わせても・・・ん、福田沙紀かあ。ん、なんだか、萌・・・いや、燃えてきたぁ。
で、『不信のとき~ウーマンズ・ウォーズ~』(テレビ朝日060720PM10~)原作・有吉佐和子、脚本・栗原美和子、演出・林徹を見た。プロデューサーが脚本・演出である。石黒賢が不妊体質のために女性たちに弄ばれるドラマである。昔、田宮二郎さんで映画化した時に女優さんたちの名前がポスターの序列で上位にあり、映画会社に抗議→解雇されるという物議をかもしたのだが、石黒賢さんは大人しくしています。そりゃ、誰が見たって米倉涼子VS松下由樹、で、ついでに杉田かおるで、そしてキッドとしては福田沙紀、石黒賢さんはどうでもいいかあ。なのである。可哀想だ。
福田は上戸の抱き合わせでなく、米倉との抱き合わせにチェンジっていうか、テレ朝→フジと、オスカープロモーションの二本立てだったのかよ。しかも、役柄は石田純一の恋人で路上シンガーって。米倉なみの濡れ場ありですか。それともスカシですか。・・・というような発言も山さん事件の後ではビクビクものだな。不妊クリニックというか婦人科医師と言えば最近、準強制わいせつで逮捕された医師もいるしな。本当にデリケートな問題になってしまうのだよなあ。福田といえば顎だが、下北の山口紗弥加も顎だよなあ、松下由樹さんの二重顎と福田のとんがり顎どっちが好きという質問の答えもデリケートな問題だ。顎フェチの皆さん。ねえ。福田は18歳(虚構内)の役なのだが、実は16歳(実生活)だ。すると石田純一淫行である。あ、もうやばし。ともかく歌手展開続行中の福田は『グッド・バイ・マイ・ラブ』をストリートで歌ったりするのだが、今期ドラマでは沢尻エリカと意味もなくかぶった設定になっている。
そして、杉田かおるは不妊の話題をかくすために突然芸能クイズを始めるのだった。「SMAPとTOKIOとV6、全部で何人?」とか「サザンとミスチル・・・何人?」「チューリップとゴダイゴ・・・何人?」なのだが、誰の趣味なんだ。石田純一の読む朝刊には「××議員、またまた問題発言・・・こどもの国」と見出しがあった。スタッフ、お疲れ様。話題、古すぎ。ま、どうしようもないドラマだと思うが、米倉くんが、今日こそは懐妊と石黒さんをベッドにさそいこんだり、決意のお出かけシャワーをしたり、小泉ジュニアとエレベーターキスをしたりするので、そういうのが好きな人は見ればいいのさ。ああ、やっぱりドロドロだあ。っていうか、テレ朝の松本清張シリーズにはサスペンスがあったけれど、有吉佐和子でドロドロでは恍惚になるばかりではないのかね。米倉くん。
なんだか、けなしているようにとられたらいやなので、ひとこといいます。たのしいドラマです。出てくる女の人はみんなうさんくさくて、こんなせかいでいきていく男の人があわれになってくるほどです。これはもう文学的と言っていいでしょう。『笑っていいとも』でテレフォンショッキングでゲストが盛り上がりすぎて、他のコーナーがつぶれる感じの面白さと云えます。ふう。
土曜日に見る予定のテレビ『めちゃ² イケてるッ!』(フジテレビ)
| 固定リンク
コメント