伊東美咲(福島)VS白石美帆(茨城)4回戦。
エルメスと陣釜さんが4度目の無意味な接近遭遇である。(東京ラブ・シネマ→ホットマン2→電車男→)しかし、キッドは根拠なしに二人が面白く、理由なく大好きなので、意味もなく面白いのである。だって福島の美人保母さんと茨城の美人栄養士さんですよお。県境を接しているんですよお。バレーボールの勝利の女神とサッカーのスポーツキャスターなんですよお。だから、なんだってんだよお。
白石美帆の陣釜さんと言えば「男はみんなやってやる」的キャラクターでしたが、伊東美咲は『タイガー&ドラゴン』で「出会う男がみんなぞっこん」的キャラクターで、私に汚い言葉を言ってレベルで言うと「ヤリマン」です。魅力的な「ヤリマン」を演じることのできる女優が二人揃うのはなんだか素晴らしいでしょう。
今回、伊東美咲は「出っ歯のガチャピン」とあだ名された仕事>恋愛のひたむきなCMプランナー。白石美帆は陣釜キャラを色濃く残す仕事=恋愛のさばけたフリーのコピーライター。白石はもういきなり出入りの業者、仕事先で商品挿入です。やっちまえ、佐藤浩市も亀梨和也も瑛太もみんなやっておしまい。・・・と何故か応援したい気分なのです。それはきっとそうなると爽快感があるからなのかな。
で、『サプリ』(フジテレビ060710PM9~)原作・おかざき真里、脚本・金子ありさ、演出・成田岳を見た。デビューから10年の金子ありささん、『女子アナ。』以来の業界ものである。『Stand Up!』でお笑いには到達できないところを見せているが、生真面目な青春の匂いを描くのは上手なので瑛太が垣間見せる悪のムードなどを巧妙に配置して年下の男の子との恋愛を描ききってもらいたい。王道の月9でよろしく。
恋愛運と仕事運が別の仕切りになっているのは「金の切れ目が縁の切れ目」というシンボルがドライすぎるからですが、世の中には恋愛も仕事も上手くいく人もいれば、両方ともダメな人がいます。しかし、仕事だけ上手くいくと、不満が残り、恋愛だけ上手くいくと後先に困るということなんですね。しかし、月9の王道はやはり恋愛至上主義。トレンディードラマ全盛期の頃、とあるディレクターが会議室でその手のドラマを見て「お前ら、仕事しろよお」とげっそりするほどでいいのです。年下の男の子の無責任ぶりで仕事も恋愛もダメにされた主人公が彼をすでに許しているのはもう恋をしているわけですから。何といっても亀梨は電車男とは違い、本当にサーフィンできますから。
番組内で生理的に受け付けない旭化成のイヒ!のようなCMを作らない限り、どんなCMを作っても構わないのですが、いきなり外資系保険会社のネタ。自己中心的人間にとって死後の保険ほど意味のないものはないわけで、だって早い話が詐欺でしょう。ま、火災とか、障害とかギャンブルものでもあるわけですが、そんな社会的な不正行為を宣伝していいのかよ。と思ったりもします。でもどんな汚れ仕事も仕事ですもんねえ。広告についての様々な解説がやや鼻につきましたが第一回なので大目に見ます。面白みのない正社員とコネもぐりこみのフリーターの恋愛が早く花咲きますように。
っていうか、志田未来が突然登場、隠し玉かよ。「あの人(父親)は浅いところでずっと生きている」ってツンデレ娘を演じる模様。まあ、本筋がすでに妄想気味だから、伊東❤亀梨って。こちらも妄想しておくか。瑛太が真犯人。りょうと交際しながら、白石とも交際し、そして伊東を落とした瑛太はついに志田未来も毒牙にかけようとするのであった。そこで相島一之が一言。「勝手にやるなーっ!」
水曜日に見る予定のテレビ『PS羅生門・警視庁東都署』(テレビ朝日)
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