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2006年8月 8日 (火)

ククククッ・・・クルル曹長です。(北村一輝)

これほどオンエアチェックに神経質にならざるを得ないドラマがかってあっただろうか。月曜日と火曜日の深夜にオンエア。しかも月曜日だけとか、変則もありである。しかし、第一回を見逃さなかったキッドは偉い。そして初回の北村一輝の快演に引きずられてついに最終回(ドラマではなくメーキング総集編だが)も見てしまった。しかも、これもまた一週おいての変則オンエアである。ドラマの最終話に終マークがついていなかったので気になり番組表をチェックしてなければ見逃すとこだったぞ!

ドラマの最終話で何度も再生してしまった俺ザク(シャア専用ザク風右手グフ左手ズゴック進化したオタクのモビルスーツ)のメーキングもあり、北村クルルの自白証言ありとお宝映像満載のメイキングなわけだが。本来、こういうものをやる時間に本編をやってたというのがすごい。これはオフィスクレシェンド視聴率はとれないけどDVDは売れるの究極の結論なのか。

ある意味、アナログテレビドラマの最終形態なのかもしれん。メーキングを最後にやるっていうのが革新なのか、王道なのか判断に迷うほどだ。でも本編を見てから裏話は正常といえば正常で、ドラマ始まる前に番組宣伝メーキングをしている方が狂気といえば狂気だな。ドラマも映画も予告編はアリだが、番組宣伝はナシということで結論とさせていただきます。

で、『アキハバラ@DEEP(最終回)』(TBSテレビ060808AM0159~)構成・松山佳乃子、演出・高橋洋人(ドラマ本編は原作・石田衣良、脚本・河原雅彦、演出・大根仁)を見た。由緒正しいメーキング番組である。メンバーが素の状態で秋葉原に集合。つまり風間俊介は吃音らず、日村勇紀(バナナマン)は私服だ。ロケ地を見学するというツアーからスタートする。それは2006年1月4日のことだったという。この後は名場面、撮影現場、インタビューを重ねたオーソドックスな作りである。キッドとしては自虐少女隊の木南晴夏の裏話も欲しかったのだった。

イズム役の松嶋初音は『アンフェア』からここなのだが、ほぼドラマ初体験であるといってもいいだろう。素なのか、少しずつ演技を覚え、キャラができあがっていたのか迷っていたのだが、後者であると説明される。なるほど。ここからが難しいところだよなあ。なにしろ、イズムをもっと見たいと思うところまで来てしまったから。スク水裏話はなしだった。

アキラ役の小阪由佳もまた同様である。メイキングでは腹の皮の厚いところを見せていたが、おいおい、そりゃ腹筋だろう。・・・戦う美少女というキャラ、実写版ではなかなかお目にかからないからな。もっともっとあってもいいのにな。二人とも「台本も覚えてないのにプライベートなおしゃべりしてんな!」と叱責されている。かわいそうだが本当だ。どうか、生き残ってもらいたい。ホットな美少女とクールな美少女、ナイス・コンビネーションだった。

風間俊介と生田斗真のジャニーズJr.コンビは代表作になってしまいそうだな。星野源もうまか棒の一気食い伝説になるだろうし、日村はノーメークでモンスターなのでゾンビが似合い過ぎ。ひさしぶりに31時(翌朝午前7時)アップとか聞いて懐かしかったな。ま、ゾンビの回はおふざけということでは伝説の回になるだろうからな。日村といえば一応設楽ヲタだが、打ち上げコメント「秋葉原は意外と上野に近かったな」を記憶にとどめたい。

ついでに本上まなみ、リストカッター役がピッタリすぎてこわいぞ。やはり桜井幸子のラインなのだなあ。もっともこの二人、2歳しか違わないのだが。今、このラインに乗っている女優がいないのだよな。知的で美少女でリストカットしそうな・・・ま、あえて乗らなくてもいいラインだが。

で、DVDで別エンディングとかを匂わす作戦もあっただろうが、しないところが清々しかったです。

北村一輝はこの役のオファーを「シャーのコスプレ」があるから承諾したという。なんという曲者的発言。しかし、中込威の役を北村以外でやってたらクククはなかったわけであり、キッドもおそらくこれほど作品を評価しなかった。そう考えると・・・別にそう考えなくても・・・北村一輝、役者やのう。

水曜日に見る予定のテレビ『CAとお呼び!』(日本テレビ)忘れられた被爆者・原爆小頭症のドキュメンタリーよりもサトエリの出番が多そうなのでこれを見るキッドを許してください。サッカー日本VSトリニダード・トバゴも見るのさ。

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