ソン(ソニン)ちゃんと来て良かったよ。(hiro)
映画『バックダンサーズ!』の告知ゲストなのだが、映画はフジテレビ系である。しかし、この映画、中々に渋い告知展開をしている。メンバーをバックダンサーにしぼっても、事務所が平山あや(ホリプロ)、hiro(エーベックス)、ソニン(アップフロント系)、サエコ(ワタナベ系)かなり混合された組合せで、各局にそれなりのユニット編成でゲストを送り込めるのである。この日も『芸恋リアル』(日テレ)に平山あや、『未来予報2011』(日テレ)にソニンと単独で出ているがそこそこ告知できるのだ。そして、ここではシンガーでダンサーの二人、ソニン&hiroのユニットで告知をするのだ。今週のマシューUV(テレビ朝日)のゲストは一瞬、不思議な組合せだが、ああ、バックダンサーがフルメンバーなのだと気がつけば告知なのである。
一局集中型の告知プロジェクトがそろそろ大衆に嫌悪をもたらし始めており、ま、たとえば『UDON』とかね。そこへ、この展開は成否はどうあれ、面白い仕組みになっている。しかも、映画のストーリーはスターに逃げられたバックダンサーの自立というかシノギの話なのである。先週の『銀幕会議』(フジテレビ)ではhiro&平山あやのユニットだったりするのである。これは歌手と女優の組合せになるのだがそれだけで新鮮に思えてくるシステムなのだな。hiroが「映画って演技がいつもの自分と違うので違和感がある」と言い佐野史郎に「それが演技ってものでしょ」とッッコミを入れられるなんて味がある。
映画そのものの出来如何もあるが、とりあえず告知の戦略は大成功なのではないだろうか。そして、そういう空気は現場である種の波を作るのである。ソニンはともかくhiroは目的を高くかかげないタイプ。それが二人でグランドスラム宣言。なにしろhiroは「今日玄関出るとき幸せなことが起きる予感がした」のである。
で、『関口宏の東京フレンドパークⅡ』(TBSテレビ060904PM0655~)構成・原すすむ(他)、チーフ・ディレクター・木田将也を見た。ゲーム色の強いバラエティーショーとして基本であり王道であり唯一になってしまった番組だ。テーマパークをショー化するというコンセプトは原型である東京ディズニーランドが一人勝ちになったように他の追随を許さない。企画・プロデュースの勝利だな。しかもゲームそのものは街のゲームセンターの方向にスライドしてあるのが渋い。
実況担当の小林豊アナはワイドショーなどでは無知といい加減さをさらけ出すのだが、小林少年としてここで実況している限りは非情に馴染んでいる。
hiroはあいかわらずクールな・・・場違いな場所ではサービスしない態度。黒いTシャツ(バックダンサー仕様)である。さて、問題はソニンだが白いタンクトップ(バックダンサー仕様)である。プルプルのゆっさゆっさである。これはたまらん。しかし、フラッシュザウルスはなしである。このスカシはいいじらしだな。ハイパーホッケーまで見とけってことだからな。ソニンは筋肉質だが、気を許すと筋肉デブになるぞ。とにかく筋肉はつければつけるほどたやすく脂肪になるからな。それにしてもこのコンビ。おでこ&あごとスーバーおでこである。本当にたまらん。しかし、波に乗り、hiroも踊りだす。hiroはこの告知展開の中で本人がその気になればとてつもない財産を得ると思うのだが、さて、どうでしょうかね。
さあ、ジェットコースターで登場。ソニン2回目、hiro初来園である。アトラクションの結果は以下の通り。 ①ウォールクラッシュ(ジャンプして壁にはりつく奴。昔、モー娘。時代の辻希美がよじのぼってハイスコアを出していた。女性ペアの場合は140pでクリア)はソニン30p(片手失敗)→hiro40p→ソニン60p→hiro40p合計170pで軽くクリア。②フールオンザヒル(伴奏にあわせて光るパッドをたたきメロディーを奏でパートナーが曲名を当てるというもの。80pでクリア)一曲目hiroがプレイで2音しか出せず、しかし、ソニンは『青春アミーゴ』を正解。二曲目ソニンの演奏はほぼパーフェクト。ソニン「これが当たらなかったら軽蔑します」hiroは「島歌」を正解。ソニン「だって自分の国でしょ」hiro「国? 島だよ」と微妙なやりとり。ま、お国言葉レベルでいえば国ですし、諸島レベルでいえぱ島ですが、国家としては県が正解ですからぁ。でもまさに小学生からアイドルスターと在日韓国人アイドルのコンビです。許します。hiroも何故かソニンを本名で呼びまくっています。本名ソン・ソニンですからぁ。ソンちゃんソンちゃんって業界オヤジかよ。いや、おそらくソニンをつめてソンちゃんと可愛く呼んでるだけだと思いますけどね。三曲目hiroはまたしても三音しか出せず、しかし、いつでも一生懸命のソニンは「日立の樹」を正解。この木何の木って歌ったのだが持ち歌じゃないと音痴かよ。三曲で80p越えクリア。hiroは本当にソンちゃんと来てよかったよ。
③デリソバゴールド(二人乗りバイクでディスプレー内の信州から東京までソバの出前である)hiroリクエストゲームである。ドライブが趣味というhiro。本当に内省的なタイプだな。結構追突しながら持ち時間できっちり行程の半分をクリア。本当にクールだな。必死さを見せないというか。それに対し必死全開バリバリのソニン。ぶっちぎりでスタジオにすべりこみクリア。う~ん。ナイス、コンビネーション。すごい名コンビに見えてきた。
④クイズ!ボディー&ブレイン(パートナーがジョギングしている間に本人の得意分野についてのマニアックなクイズに答える)hiroはパステルのカップデザートなめらか抹茶プリンなめらかいちごプリンなめらかメープルプリンなめらかキャラメルプリンなどを正解。これに対しソニンはファンであったSPEEDのシングルチャート1位曲を正解。SPEEDしかもhiroへのリスペクトよいしょ展開。SPEEDのコンサートを見て歌手になろうと思った告白なのだが、実はソニンの方が一つ年上である。このジャンルならではのエピソード。実は今、『バックダンサーズ!』の主題歌『いつか二人で』(hiro)を聞きながら書いているのだが、確かにソニンがhiroの影響を受けたと実感できる楽曲だな。ともかく、またしてもクリアなのだった。
⑤ハイパーホッケー(今日の石塚・恵の衣装は月とうさぎテーマはお月見である。7p先取で勝利)ソニン1-0、石塚1-1、ここでソニンがhiroに花をもたせ、止め打ちをプレゼントして2-1、ここからは力にものを言わせてソニンの連打。スコア7-4でクリア。あらあらグランドスラム達成である。ダーツ5本獲得である。ここで年下だけど先輩hiroは矢を一本ソニンに。一本目ソニン→たわし、二本目hiro→たわし、三本目ソニン→プロジェクター(本人希望)、四本目hiro→スイス製アロマオイル(本人希望)、五本目ソニン→アロマオイル、そして視聴者プレゼントの六本目hiro→ハズレ!である。神だな。神が降りた。hiro本当に一皮剥けてくれたまえ。ま、剥けなくても充分素敵だけどね。
キッドはおそらくナショナリストとかプチナショナリストとか、反動右翼とかと指摘されてもおかしくない言動を多々している。だが歴史というもつれた糸の中では正解はひとつではありえない。世が世なら琉球王国の人や、世が世なら半島領土の人が、日本国に生まれ、日本語で育ち、日本語で歌うhiroやソニンであることを幸せであると感じるし、本人たちにも幸せであると感じてほしい。未来はどうなるか。わからない。しかし、今、この一瞬。二人は日本のテレビ番組で視聴者を喜ばせ、そして本人たちもハッピーだったはず。いつまでもこの至福が続きますように。それが大切な希望だ。そのためには何よりも我が国の軍事力を強化しなければならないのである。
水曜日に見る予定のテレビとりあえず『サッカーAFCアジアカップ2007予選~日本VSイエメン』(TBSテレビ)で状況によっては深夜『青春★ENERGYもうひとつのシュガー&スパイス』(フジテレビ)関めぐみだから。
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