・・・・・・・・・・・・・・・・・・何ぃ?(亀梨和也)
おお、32日ぶりにタイトルに男優が登場した。あはは、このブログは偏ってます。この「何ぃ?」は「ウソツキっ」を受けたセリフですが、「怒り」の何ぃ。ではなくて、な~に、どうしたの?ってニュアンスの何ぃです。頭の中が真っ白になりつつも、とにかく、この場をとりつくろわなくては、ああ、逢いたい人に逢えるなんて、でも相当に修羅場の感じだけど、怒ってるみたいだし、どうしよう、どうしたいの?って逆にこっちが聞きたいよ、というあげくの果ての「何ぃ?」なのです。亀梨くん、上手にできましたーっ。
実はキッドにはこんな記憶がある。小学校の時の友達が住んでいたアパート。昼間なのに廊下の天井に星空が見える。穴が開いているのだ。それも天の川ほどに。雨の日は七夕でなくても悲惨なのだ。このアパートには何人か友達がいたのだが、その内の一人が体が小さい人につく仇名を持っていた。しかし、その男の子は中学に入る頃にはめきめき大きくなり、しかも、なんともセクシーになったのである。彼以上に白いTシャツの似合う素人に会った覚えがないほどなのだ。まもなく彼は引越して疎遠になった。彼の住んでいたアパートのあった辺りはリバーサイドだが、今は高層マンションがたっている。・・・そして、風のうわさによると彼は日本でも指折りのジュエリーショップの婿養子になっているのである。つまり、セクシーであればそーゆーことって本当にあるのだな。・・・いや、セクシーなことが彼のすべてではないんですけどね。
何が言いたいのかというと、さびれた造船所の社長(でしょ?)とジュエリー・ショップのお嬢様の恋物語はキッドにとっては異常にリアルなのだってことなんですけどーっ。
で、『たったひとつの恋・第二話・手をつないだ』(日本テレビ061021PM9~)脚本・北川悦吏子、演出・岩本仁志を見た。踊る弁護する訴訟する黙秘する攻撃に加え、魂萌えだのキソウの女だのピラミッドだの東村山だのすくすく子育てだのが激しく二人の恋に襲い掛かっております。だ、大丈夫かぁ~。
今回、恥ずかしい言葉をおっしゃいと神様が書いたナレーションは・・・「彼女の言葉は間違って水に入れられた角砂糖みたいにいつまでも溶けなかったんだ。かきまぜてもかきまぜても溶けなかったんだ。スプーンでクルクルクルクルしても溶けなかったんだ・・・ミキサーに移してチュイーンとしても・・・てめぇ、角砂糖じゃねぇだろ?」(一部空耳)・・・亀梨くん、サラっと耐え抜きましたぁ。
次は弟とのラブラブシーンです。今回は車イスで登場。綾瀬はるかの心を溶かす天使の笑顔攻撃を放ったあと、経営上の問題、母親のぼやきなどにささくれ立ちそうになる兄の心を天使のぬくもり攻撃です。「お兄ちゃんの心臓のどっくんどっくんが聞こえるよ」・・・ああ、俺の心臓だってやっちまうよ。亀梨くんは天使を守る騎士の道を行くんですかーっ。ここで妄想の展開。兄といえば要潤も兄、ヒロインの兄といえば渡部篤郎(ビューティフルライフ)、渡部といえば広末涼子(愛なんていらねえよ、夏)、広末といえば心臓病(Summer Snow)・・・ここにいるけどいない愛しい人の展開。小松江里子ならライトにシリアスだけど・・・。どシリアスでそっちに持っていくのじゃあるまいか。・・・そ、それはハードぉっ。
ま、先のことをクヨクヨ考えてもしょうがないさ。今を生きること、それが青春だーっ。
そうだろう。二枚目二人に美少女二人プラス甲(田中聖)の気持ちになってみよ。もう、後先かまわず匂っとけてば。秋祭りなのかーっ。浴衣ないのかーっ。・・・失礼。
それはさておき、今回、戸田恵梨香はだんだん、MEGUMIとか、小池栄子になっている気がするのはキッドだけですかーっ。「ちょっとあやしいと思ってた」とか「とりあえずダーリンをキープしとかなきゃ」とかなんだかやりくり上手なんですけどぉ。
「お前って言うな」「私以外をお前って言った」「凍った」「むーむむむむ」「やっぱりオレンジ色のイガイガの奴がほしーっ」って綾瀬はるかじゃなきゃ殺すっ。
ここで二人で一緒に行く手もあるのですが、待たせるところが、北川教科書スタイル。・・・かくしたイガイガ取り出す。・・・「あなたにとってほしかった」「あんたのためにとってきた」・・・後ろ手に差し出した手にイガイガのせる。「違うだろ」までつなげる。・・・と思ったらケータイ電話のない丘の下とベランダのある丘の上までイガイガつなぐのかーっ。教科書恐るべし。
「見えるよーっ」「・・・ふりすぎだろ」・・・予想される全国からのツッコミ。「サンコンさんか」「遠視なんだな」「二人の瞳はズームアップ機能つきかよ」「オレンジのイガイガかわいくねー」「もーっ、涙で何も見えませーんっ」
でもね。キッドはオレンジのイガイガ釣れるとこが見たかったの。恋のいちゃいちゃよりも屋台のゲームだろう。それがキッド・クオリティー。ああ、こうなりゃ、NHK総合でCoccoで癒されちゃうぞーっ。裸足の歌姫ーっ。キッドの甘ったれた願いもかなえてたもれーっ。内山理名と田中麗奈の間にCoccoを置きました~って小田和正さん訴えないで~。罰金100円くらいにしてくださ~い。こわくてCoccoは泣いたけれど~うれしくても泣きました~。やっぱり泣くのか~。
関連するキッドのブログ『だけどそれはぼくらの悲劇の始まりだったんだ・・・(亀梨和也)』
月曜日に見る予定のテレビ『のだめカンタービレ』(フジテレビ)ドーン・オブ・ザ・デッドはいいのか。ゾンビのリメークよりものだめのプギャーなのだな。
| 固定リンク
最近のコメント