堀北真希は鉄板ふぐ雑炊おこげで熱くて下関。
日曜日にキッドが楽をしようとして放置していたまきまき(堀北)なのですが、どうやらいい顔になってきたようです。伝統よりも自分が美味しいと感じることを優先する嵐山蒼龍(竜雷太)がそう言っているので間違いないと思います。
ブタ玉から焼きそば、ポテトフォンデュ、ねぎ焼きと鉄板を熱くしてきたアカネ(堀北)が今回はふく(ふぐ)を素材に料理バトルです。
枕の夢(フーテンの寅さん風味)はウェディングドレスのアカネ。こ、これは永久保存版です。行き遅れないないように注意してもらいたい迷信深いキッドでした。
で、『日曜劇場・鉄板少女アカネ・第五話』(TBSテレビ061112PM0910~)原作・青木健生(他)、脚本・松田知子・酒井雅秋、脚本監修・秦建日子、演出・倉貫健二郎を見た。・・・出たー。いつの間にやら、弟子にまかせて脚本家遁走・・・う、撃たないで~。もう、言わないから~。ま、最初から予定の行動だったのかもしれませんしね。公式サイト的には脚本家七人体制になってるし。どんだけ分業なんじゃーっ。・・・う、撃たないでーっ。
ま、大人数でやると複雑な作業はやりにくいので、昨日の『たっ恋』の幽玄で判別困難な脚本に比べると確実にざっくりしています。
①夢(今回のテーマがらみ)・・・心太(塚本高史)との結婚式を迎えるアカネ。教会はお店で牧師は銀造(陣内孝則)である。しかし、牧師が新郎にプロポーズ。新郎がOKするというコント。えーっと目が覚めたアカネは目の前の心太をパンチ! ごめんなさい!である。
②旅先案内(下関でふく)・・・心太の初恋の人が老舗のふく料理の店の女将になっていてライバル店(バックにエレナ様=片瀬那奈)につぶされそうになっており、テレビ局のイベントでふく料理対決で決着をつける予定。アカネは女将の助っ人に。
③料理研究(三角関係がらみ)ゲストの女将(遠山景織子)が結婚しているということで心太はアカネを恋人と紹介。しかし、主人が駆け落ちしていると知って撤回。アカネとコンビ解消宣言。アカネは料理対決か恋愛かの二者択一を迫られる。
④料理対決(三本勝負)、迷ったアカネは遅刻して登場。1対1の場面で心太が作ってくれた雑炊にうりゃーとおこげをコンビネーション。見事に勝利をおさめる。料理に買って恋に破れたアカネ。下関の海岸で波打つ音に心は騒ぐ。次回はまつたけ勝負です。猫ひろしにゃー。主題歌「SAYONARA」(ORANGE RANGE)が淋しく流れてつづく。
以上です。ま、これ以上でも、これ以下でもなく、まきまきが出ているから見るのであって、そういう意味ではアイドルドラマとしては正しいのだが、これを日曜劇場でやってていいのかというと・・・う、撃たないで~。もう、言いませんから~。
なんか、レビューを書いてて情けなくなるドラマって・・・う、撃たないで~。 でも、ホッとするドラマなんだな。きっと。いや、本当に。料理対決で審査員が札だけっていうのも斬新だし、試食も感想もいらないっちゃあいらないもんな。手抜きじゃなくて無駄を省いた、まあ、レトルト食品のようなドラマです。うん、ようやく賞賛できたぞーっ。正直、まきまきカワイソー。
で、口直しに『ライオン丸G』(テレビ東京061113AM0130~)を見た。うわーっ、何ということだ。ライオン丸(波岡一喜)が第七話を迎えて初めてまじめに戦ってるーっ。しかもタイガージョー(大田恭臣)を相手にーっ。でもやっぱり負けたーっ。上手に言葉にできないくらい面白いーっ。こっちを日曜劇場でやれば・・・撃たないでー。悪気はないんですーっ。それにやっぱりこっちは内容的に深夜じゃないと無理でしたーっ。でも、キワモノとしてはいい勝負かもーっ。
料理をめぐるドラマ、難しいんだよなあ。料理で情報番組は定番なんだけど。そういう意味でアカネはけして悪い出来のドラマではないのだが、少なくとも『喰いタン』と比較してもそれほど変わりはない。でも、何か一味たりないんだなぁ。たとえば今回は恋より料理を選び、恋の思い出を料理にプラスアルファするという趣向なのだが、それで何かが変わったのか、よく分からない。まあ、結果は来週まで引っ張るみたいなのだが、そういうことなら、この一話完結形式、意味ないような気もするんですけど。キッドはもっと美味しい料理とアカネの成長がリンクしているストーリーがあるような気がしてならないのです。
火曜日に見る予定のテレビ『火曜ドラマゴールド・出張料理人 最後の晩餐届けます』(日本テレビ)料理ドラマの正解を求めて・・・。
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