マー君、がんばりいよ(赤木春恵)ばあちゃん、がんばりようよ(速水もこみち)
このタイトルに赤木春恵(82)様が名前を刻もうとは・・・。最年長・・・かな。今回はグランドマザコンドラマである。オカン(倍賞美津子)にとってはマザコンドラマである。この場合のマザーコンプレックスはエディプスコンプレックス(印象として近親相姦をともなう)ではなくて母という記号に対する記憶情動複合体である。キッドはこれを広義のマザコンと呼ぶが、これには男女の性別はない。母に対する子の心理複合体である。同様にファザーコンプレックスもあり、つまり、「風林火山」も「華麗なる一族」もファザコンの物語といえる。
今シーズンは「東京タワー」と「拝啓、父上様」がマザコンの物語。その他が未知数である。
本題に入る前に、久しぶりの恒例の視聴率チェック。『わるいやつら』13.6%、『花より男子2』↘19.4%、『特命係長只野』↗15.5%、『ちゅらさん4』↘*9.1%、『演歌の女王』↘*9.5%、『風林火山』↘19.8%、『華麗なる一族』↘21.8%なのであった。ちなみに『東京タワー』↘14.9%である。只野だけがあげたのだな。
で、『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン・第三話』(フジテレビ070122PM9~)原作・リリー・フランキー、脚本・大島里美、演出・谷村政樹を見た。九州男児という言葉があるが、その意味は甘やかされた男の子ということである。男尊女卑の気風のもと、九州の男子は徹底的に甘やかされて育つ。これは恐ろしい教育方針で、大抵の男はクズになるのである。とあるバスジャック事件で、刃物を持った犯人がたてこもるバスの窓から妻を残して夫だけが逃げ出してくるという一幕があったが、これが普通の九州男児というものなのである。しかし、クズを大量に生み出しながら、とてつもない男の中の男を生み出すのが九州男児というものなのだ。つまり、クズにしかならないような教育の中から輝きだす男こそ男なのである。ここで、例として西郷隆盛とタモリとリリー・フランキーをあげておく。
で、本編の主人公、マー君(速水)はリリー・フランキーを原型としているのでやがて男の中の男になるのであるが、まだ途中経過なので九州男児にふさわしいダメっぷりを発揮している。最近ではそのまんま東が超話題だが、彼もまた男の中の男の原石といえるだろう。彼がダメっぷりを発揮していた記憶もそれぞれにあるのではないか。ちなみにこの記述は相当にデフォルメした論理展開をしていることを一応、おことわりしておきたい。
さて、今回のマー君はダメの頂点を極めている。先週、反省して大学卒業までこぎつけたのに、就職活動を一回して、受け入れられないとすぐにめげてしまう。甘やかされているので凹むことに耐性がないのである。そして、口に出すのが「自由」なのであった。自由とは失うものが何もないというストイックな解釈もできるが、自らよしとすることという解釈もある。「ボクが良いのだからそれで良いのです」という甘えの極みである。甘やかすとは「刺激や圧力」のスポイルなので鍛えられず、当然バカである。バカであるから自分がバカであることに気がつかないのである。しかし、その結果、自分を追い詰めることになるのである。
マー君は就職もせず、バイトもそこそこに怠惰にすごす。これは『俺たちの旅』(1975日本テレビ)の中村雅俊さんだけに許される生き方であり、普通の人には無理なのである。しかし、家賃を半年も滞納し、ついにホームレスにまで落ちぶれることは普通の人でない証拠でもある。普通の九州男児であるバカボン(柄本佑)は耐え切れず逃げ出す。
ここから、絶望の谷底にいるマー君は無言で描写されるのだが、音楽(澤野弘之、河野伸)が中々良かった。マー君を救うのはムサビの友人(平岡佑太)である。友人にはタイコ(アキハバラ@DEEPの登場人物)こと星野源もいるのだがほとんど判別不能でここはやっぱりアユタ(たった一つの恋の登場人物・平岡が演じた)なのである。下宿仲間(高岡蒼甫)などはちっとも助けにならないのだ。友にするならやはりアユタだ。アユタは有り金全部を援助しつつ(むしりとられるともいう)母の手紙をマー君に渡す。もちろん、甘やかすための手紙である。
こうして、マー君は死期せまる母方の祖母のもとへ向かう。思い出すのは宝物昭和33年製のギザ10の思い出。シジミの味噌煮。ばあちゃんが甘やかしてくれたこと。ばあちゃんは病院のベッドに枯れた身体を横たえ、「マー君のために100万円ためた。それで鍋を買え」と豪快な遺言を残す。そして「母を泣かすなよ」と秘中の秘を明かす。死ぬまで甘やかした果ての一言であり、これが利かぬようだと男ではないのである。それが九州女の生き様なのだ。ギザ10をジャラジャラしながら、マー君は男の中の男への一歩を踏み出す・・・のかな、で、つづくである。もう涙で前が見えないのは先週と同じ。
関連するキッドのブログ『第二話のレビュー』
それにしても、香椎由宇におごってもらえると悟ったときのもこみちのいい笑顔。もこみち、「九州男児」をつかんだな。
水曜日に見る予定のテレビ『ハケンの品格』(日本テレビ)
ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。
皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。
H☆C速報です。模様替えしたまこ☆ミキ様のお部屋に、掘出学園高等部の先輩、「かわいいお洋服を着てお笑い芸人を評論する会」の部長でミスマジシャンこと美少女手品師みのむし様が来訪。まこ☆ミキ「みのむし先輩、まずはこれを食べて欲しいのデス」みのむし「これは何かやー」まこ☆ミキ「かま☆ぼこデス」みのむし「うみゃーよ」まこ☆ミキ「来年のお正月に売って儲けるのデス。もう大量生産にはいってマス」みのむし「来年って。かまぼこは日持ちしにゃーよ」まこ☆ミキ「不二家に出来てまこ☆ミキに出来ないことははぅーんなのデス」みのむし「・・・」
| 固定リンク
コメント
お~、そういえば聞いた事あります!
本当は九州男児はダメダメで、それを上手く操縦する
九州女が偉いのだと・・・
だから、オカンもバァちゃんもしきりに「頑張りーよ!」とエールを送っているのデスね、はぅ~ん♪
うっ、梅にウグイス!ギャハハ!! (゚▽゚*)ノ彡☆バンバン!
リアル過ぎて怖いんすけど・・・
そして、めっちゃ庶民的なテーブル・・・
でも、みのむし先輩が遊びに来てくれたのは
うれしいデ~ス☆
そしてロリ系のお洋服と竹サマグッズも
ゎぁぃ♪ ヾ(*⌒∇⌒)八(⌒∇⌒*)ツ ゎぁぃ♪
かま☆ぼこ、かりん☆スーちゃんに配達してこなきゃ!
ε=ε=ε=ε=ε=(o*゚ー゚)oブーン
投稿: まこ | 2007年1月23日 (火) 14時54分
キッドさん、こんばんは!
九州男児ってそんなに甘やかされるのですか?
それにしても筋金入りの坊やでしたね~~。
ああいうだらけた日々って後で振り返って有益だったと回想するのでしょうかね?一種のモラトリアムでもありますが自由ってこんなに大変だと思った次第です。
スーはリンクでつかの間の自由を満喫しました。
もうPさまとは会えないの?キッドじいや、お気楽さん、またセッティングしてね~~♪
投稿: かりん | 2007年1月23日 (火) 18時37分
デーモン小暮がタイトルに並んだらさらに最年長かもしれないですね(笑)
(確か今年100042歳?)
マー君はだめっぷり全開でしたねー。まさかホームレスになってしまうとは。
ブルーハイツ芝公園ならぬ、ブルーシート芝公園みたいな。。
毎回の見せ場を機にマー君は男の中の男になっていく、という感じでしょーか。
投稿: ろーじー | 2007年1月23日 (火) 19時36分
こんばんはです。
>九州男児という言葉があるが、その意味は甘やかされた男の子ということである。男尊女卑の気風のもと、九州の男子は徹底的に甘やかされて育つ。
なるほどですねぇ。
でも、母の愛の真意がわかればこそ
人として輝けるのでしょうね。
だから若いうちは馬鹿でもいいんでしょうね。
最近では宮崎県知事になった人もおりますし。
まぁあれは今後が試されるのでしょうけど。
それはさておき
昭和33年のギザジュウって高く売れた記憶があります。
最近でもコイン屋とかでは100円~200円で
買ってくれるとか。
でも、あのギザジュウは売れませんね。
今度は一線を越えませんように(-人-)
投稿: ikasama4 | 2007年1月23日 (火) 20時13分
●choco●まこ☆ミキ様、いらっしゃいませ●choco●
九州系の人が今のところ、H☆C関係者にいないようなので
言いたい放題は今のうちです。
お嬢様、庶民的なテーブルなどと・・・おっしゃって。
お嬢様がご注文なされた
「高級桜材使用特製卓袱台、一卓120万円(税込み)」
ではございませんか。
ま、アンナ様の超高級卓袱台より、確かにお値段控え目ですが。
お嬢様もご存知の『富豪刑事』では
あまり語られないことですが
なぜ、富豪は贅沢が許されるかという
問題をじいやがご説明申し上げます。
たとえば、まこ様が広島で暴れて
街を破壊した場合、損害賠償をするのですが
たとえ、いくら支払いをしても
結局、修理修繕を行うのは
平成財閥傘下の企業なのでございます。
いわばまこ様がサイフからお金をいくら出しても
結局、またサイフに戻ってくる仕組みなのでございますよ。
だからといっておイタはほどほどにしてくださいませ。
現場では家を無くして不便に感じる人も
おいでなのでございます。
かまぼこで食中毒事件などもっての他ですぞ。
もちろん、平成財閥傘下の病院が
儲かってしまうのですけれどーっ。
投稿: キッド | 2007年1月24日 (水) 04時42分
✿❀✿❀✿かりん☆スー様、いらっしゃいませ✿❀✿❀✿
北海道から広島までH☆C関係者のネットワークは
広がっているのですが、九州地方はまだいない模様なので
九州については何でも言っていいかと
じいやは思うのです。
キッドは九州人と何人かつきあい、何度か九州地方を旅行して
現地で調査した結果、間違いないと結論しているのですけど。
モラトリアムは必要といえば必要ですよね。
キッドは「作家の卵」に授業したりもするのですが
「お客様感覚からの脱却」をカリキュラムに
入れています。
映画やテレビ番組に対して観客や視聴者ならば
何を言ってもいいのですが
「売る側」ではそうはいかない。
製品の品質はもちろん、クレームにも対処する感覚が
要求されます。
しかし、それだけでは作品にノビがなくなります。
そこで「モラトリアム」です。
執行猶予がついているわけです。
そこは「なんでもあり」の世界です。
何をやってもいい状態で何ができるかという
研鑽もクリエーターにとっては大切ですからね。
この両者のバランスがとれるものだけが
まあ、いいスタッフへの第一歩を踏み出せるのです。
この物語はクリエーターの成長物語でも
ありますから
度を越した堕落もまた
通過点としてはアリということを示しています。
もちろん、そのまま、身を誤る可能性の方が
大きいのですが・・・。
・・・黒崎ピー様とのランデブーはマスコミの目も
うるさいのでどうかご内密に。
かりん様の愛がある限り、また忍び会う機会を
じいやはお作りしたいと思っております。
投稿: キッド | 2007年1月24日 (水) 05時07分
☎aiko☎~ろーじー様、いらっしゃいませ~☎aiko☎
★タカラジャンボ鍋TJ-120-700LPガス・薪兼用
商品番号 0624-0102
当店通常価格 945,000円 (税込)
価格 855,000円 (税込 897,750 円) 送料込
うーん、さすがにろーじー様。
もはやバッタ屋の匂いさえしてきましたね。
これがないとおかずが間に合わない
一般家庭はあまりないと思いますが
カレーによし、関東炊きによし・・・ですね。
ほぼ100万円の鍋、じいやに薦めておきます。
芝公園でプーというのも
リッチなんだか貧乏なんだか
わからない暮らしです。
交通の便はまあまあかな。
キッドも不安定な職業ですから
野良人間(ホームレスの人)になる夢は何度も見ましたが
実際になるというのは
さすがに男の中の男ですよね。
この後は、マー君のマザコン道一直線に
なるのでは・・・とキッドは予想しています。
男の中の男になるのはずっと先のことなので
ドラマのマー君は最後までマー君だと思います。
投稿: キッド | 2007年1月24日 (水) 05時29分
✥✥✥ピーポ✥✥✥ikasama4様、いらっしゃいませ✥✥✥ピーポ✥✥✥
若い頃にバカが出来るのはうらやましいことなんですよね。
ま、多くの人は若い頃はある意味バカなんですが。
バカをやっても生きていけるのは
見守ってくれる人がいてこそのこと。
キッドは充分にバカでしたが、
意外と小心者でもあり、
自由業を選択しつつ
大学は半分くらいでもう仕事に就いていました。
だから、大学生活をエンジョイしたのは
一年くらい。
それでもそのバカな生活は
そこそこ役に立ったと思っています。
知識の蓄積というのは
本当に難しいですよね。
大学にはその機会がたくさんあるのですが
どの知識が必要なのか、
判別する知識が若者にはないわけで。
検索時代に突入し
この無限の知識を
人間がどう扱っていくのか。
本当にSFが現実になっていて
うれしいのか、うれしくないのか、微妙です。
まあ、役に立たない大量の知識を
交換して
時々、クスクス笑える仲間がいるというのは
予想外の幸せなのかもしれません。
と思う今日この頃です。
キッドも祖母のくれた
最後のお年玉をお守り(まだ聖徳太子でしたが)として
先の分からない二十代を乗り切った事実があり
とても涙なくては見られない今回なのでした。
ま、このドラマ毎回なんですけど。
投稿: キッド | 2007年1月24日 (水) 05時44分
キッドさん、おはようございます~♪♪
TB送信ちゃんとできてますかな??
アレようわからんのです。
「以前送った~」をチェックしても出ないし。
それで何回も送信すると何回も行ってるし。
キッドさんの認証制度は承知なので、
あくまでもヤマトの管理画面でのことです。
愛ってなんなんですかね?
人を愛する瞬間、確かにそこに愛はあるのに、
それがいつか消えてなくなったり
どこかに見えなくなったりするのは、
なんなのでしょうね。
今朝の8時51分です。
母親の愛情は消えることが無い。
だから母親の無償の愛は素晴らしい。
原作では、おかんが喜んだまー君の恋人、
結局別れてしまっていますが
(ドラマでどうなるかは知らない)
愛ってなんなんですかね。
男女の愛は、親子の愛に比べて
どうしてこうも不確かで危ういものなのでしょう。
親子の絆ほどの愛情が男女間で成立する
ことはあるのですかね?
今朝の8時56分です。
夜お酒飲みながら語る題材ですな。
べつにファミレスでコーラ飲みながらでも
いいのですけれど。夜であればな。
先週の水曜の夜、一人でラーメン食べてたら、
横で食べてる見知らぬ男子2人が恋愛について
熱く語ってて笑いましたよ、
そんなの居酒屋かバーでお願いシマス!!!
今朝の8時58分です。
朝からこんなこと考えてちゃイケマセン。
全く愛だー恋だーは夜に考えるべし!!!
フォアローゼスロック片手にな。
いつかタモリさんがいいともで、
「九州男児は小枝のようにか細く弱い」
って言ってたけど、
アレは本当だったのですねー。
でも弱い人はあそこまで落ちれないとも
思うのですが、
弱いからこそあそこまで落ちるのか、
紙一重なのか。
バカボンが弱く、まー君が強いのか。
そこのところはヤマトにとって謎です。
投稿: ヤマト | 2007年1月24日 (水) 09時03分
☆*⋄◊✧◇✧◊⋄*ヤマト様、いらっしゃいませ*⋄◊✧◇✧◊⋄*☆
えーと。今回は届いてないようです。
相手によって状況変わるし、時間によっても変わるんですよね。
何回か送ってリストに載ることもあるし
リストに載らないのに送信に成功することもある。
いつもすんなりの相手もいれば
何回かに一度しか送れない人もいる。
まったく送れない人もいます。
その理由は
相性という人もいれば
サーバーがエリア限定規制をかけているから
と説明してくれる人もいるのですが
キッドは運命だと思うことにしています。
ヤマト様のところはキッドにとって
あまり手間がかからずに送れるところなのですが
ヤマト様がキッドのところへのTBで
てこずっているとしたら
誠に申し訳ないです。
複数TBを削除するのは何でもないことなので
納得いくまで貼ってもらってかまいませんよ。
マイ・フェア・レディのお気に召すままです。
ご面倒でなければ。
ココログフリーは一昨日あたり
スパムコメントとの攻防戦で
大混乱でしたから、その影響もあるかもしれませんね。
スパムが治まってちょっとうれしいです。
最後は秒単位で来てましたからね。
TBの方はのまだ高三バカとか早漏バカとか醜聞バカとかがしつこいのでしばらく承認制度を続けたいと思っています。
ご面倒かけてすみません。
愛は記憶ですよ。
よく愛のメモリーなんていいますが
キッドはかぶっていると思うのです。
犬はエサをくれた人間を記憶することができるのです。
もちろん、それは情報の認識、貯蔵、再生の
プロセスを含むのですが
それをキッドは記憶と呼んでいます。
で、エサをくれた人の記憶が
忠犬ハチ公を生み出すので
犬には愛があるのです。
猫にも時々はあるようです。
もうすこし言えば愛とは
心理的なコンプレックスでもあります。
愛と憎しみの果ての愛や
愛と憎しみの果ての憎しみは
紙一重なのです。
記憶は二進法ですから
愛は愛してないとオモテウラの関係。
強く愛せば愛すほど
強く愛してない状態にもなるのです。
それから、再生を繰り返すほど
愛は記憶領域を広げますから
遭えない時間が愛を育てることもあり
思い出は美しくもなりますね。
もうひとつ、時間の不可逆性という問題ですね。
この世のあらゆるものは流れ去る。
一瞬ごとに世界は変転していくので
記憶は零れ落ちていく。
失って大切なものと気がつけないもの。
その一つは自分の命ですが
命は膨大な記憶の集積であり
それ自体はなかなかに失われない。
それは母と子のシステムがあるからです。
無情にも一度も知らずに生きる人もいます。
しかし、たとえば抱かれて乳を飲む記憶。
見守って微笑んでくれた記憶。
学校へ行くときの「いってらっしゃい」という記憶。
良い子でもないのに「良い子」といってもらえる記憶。
この記憶を再生するのに
一番即効なのは母になってしまうことだったりするのですね。
だから人は母になる。
男は母になれないのでガッカリなのです。
もちろん、女性は父に対して同様なのですが。
これは未婚だろうが一夫多妻だろうが愛人だろうが
そういう制度(社会)とは別もののシステムです。
愛ですから。
男女は血縁ではないといいますが
子があれば血縁なのです。
男と子が血縁。
女と子が血縁。
男と女は血縁という論理です。
血縁でない愛もありますが
情報の共有という点では相当な蓄積を要求しますし
個々の能力差にも影響されますからね。
それは努力のようなものを要求しますから。
もちろん、それだって記憶できれば
愛なのですが。
ぬくもりは愛を思い出す装置。
夜の闇は世界からぬくもりを奪い
愛のためのぬくもりを輝かせる。
愛は夜の営み。
なんですねーっ。
ま、青春の熱き血潮には昼夜おかまいなしなんですけどねー。
青春所選ばずですしーっ。
それに違和感を覚える人は
紅夏になったのかーっ。
白秋のキッドにはそれもまた懐かしい話ですけどーっ。
ああ、せまりくる玄冬。
黒なのか、真っ黒なのかーっ。
失礼しました。
人から評価されるのが難しい仕事は
宝くじから逃れられないのです。
「絵なんて誰にでも描けるだろ」とか
「字なんて誰にでも書けるだろ」とか
そういう視線をはねのけて
平和な時代にそれを求めるのは
無謀な賭けですから。
もちろん、その筋の人に生まれて
まったく筋が悪い人にも苦悩があるのですが
その筋に生まれず
なんとなく筋がいい人が
やるかやめるかの決断をするとき
それは「バカ」でないと無理だったりします。
マー君がバカなのは至極当然なのです。
そして、それを語れるのは
幸運でもあったのです。
バカで幸運。
ああ、人間にとってこんなにめでたいことはないのだなーっ。
ああ、ありがたやーっ。
投稿: キッド | 2007年1月25日 (木) 00時38分
こんばんは!
ジイやの行く末、しっかと見届けたいです。
それにしても、自由に空想の世界で遊べるのは
いいですね。
投稿: mari | 2007年1月25日 (木) 01時51分
❁~✾~❁~~✾mari様、いらっしゃいませ✾~~❁~✾~❁
ジイやの行く末・・・老い先短いですけどーっ。
見届けていただけるのはありがたいことですじゃーーっ。
いつも勝手に妄想に登場していただき、
申し訳ありません。
もはや、空想の中でしか
遊べないということでもありますが・・・。
不自由と自由は本当に紙一重なのでございます。
投稿: キッド | 2007年1月25日 (木) 03時49分