時々、叫びだしそうになるんですーっ。(加藤あい)
「あ゛ーっ」てか。「あ゛ーっ」てなのか。叫んでもらいたいものよなぁ。ますます、向上する森美雪(加藤)である。ついに現場の仕切りをまかされるまでに。もちろん、「悪いことはハケンのせい、いいことは正社員様のおかげ」の範囲であるが、短期間のイベントであるが、ハケンのリーダー的ポジションに。そんなことって・・・。里中主任(小泉孝太郎)、仕事しなさすぎだろう。
職場の人間関係の円滑化は管理職の重要な任務だが、今の商社はこんな小学生みたいな人間関係しかないのか。そうなのですかーっ。東海林(大泉洋)は好きな子だからちょっかい出すってことなのですかーっ。
誕生日だからケーキでお祝いって大前春子(篠原涼子)はスターなのかっ。・・・ま、スターなんだが。
バレンタインデーを終えて、各ドラマの対応を総括。「拝啓」はえへへーで無視。「花より男子2」は全体がバレンタインデー。「演歌の女王」はチョコ売り切れ。「華麗」まだ日本にバレンタインデーはありませんでした。「東京タワー」オカンは毎日がバレンタインデーだけどおにぎり。「ヒミツの花園」シカト。そして当日はさすがにバレンタインデーの「ハケン」である。3/7なので、まあ、カレンダーとともにjまだまだ企画はあるのだよなぁ。よりかかれーっ。それでいいーっ。視聴率上位組と最下位が季節ネタを展開しているのもちょっと面白い。演歌はバレンタインデーをもってしても「どもならん」のか、そうなのかーっ。
で、『ハケンの品格・第六話』(日本テレビ070214PM10~)脚本・中園ミホ、演出・南雲聖一を見た。もうこれ以上ないわかりやすさでバレンタインデー・イベント展開である。だが、その前に地震を予知し、地震の間も業務を続ける大前。黒岩(板谷由夏)→東海林、森→里中の片思い発覚。ああ、恋する女の視線のせつなさよ。それにしても安全を確認しあう東海林(実は大前を心配か?)と里中・・・ラブラブである。
初日、いきなり、イベント・ナレーター(ウグイス嬢・早苗=工藤里紗)が、里中に愛を告白、里中拒絶により、職場放棄。代議士を三人当選させた過去を持つ大前が東海林の書いたナレーション原稿をたらこのようなハートのかぶりもので朗読することに。これは業務内容内だったらしい。「職場の上司への義理チョコ、友達への友チョコ、人生いろいろあった人への島倉チョコ」・・・里中主任ーっ。はここにはタッチしないのだな。プリティーな声を披露する篠原涼子である。森は「派遣三十五歳定年説を唱える」パートタイマー的ハケンの渉外役となってはりきるが、はやくもタジタジ。なにしろ「ちっぽけな自分がおっきな不安におしつぶされそうになっている」盛りだからな。
提携するチョコレート店の主人は「チョコは生きているの」もたいまさこでハケン=アルバイトとミもフタもない。しかし、一日目は大前の魔法のナレーションで完売。調子に乗った東海林は発注を増やす。っていうか、素人に手伝うことのできる専門店のチョコなんて・・・。東海林のつまみぐいは衛星管理上許される行為なのか。誰がそんな生チョコ食べるのですかーっ。出産のために里帰りしているもたいの娘が遠山景織子は豪華ゲストだ。
森はどんどん成長しているのだが、それは悩み相談から逃れようとする大前のすそをつかんで逃がさない方向に・・・なのである。
里中主任は大前の忘れ物で個人情報を取得。ここからはベタでさっと流す。里中から時間をくれといわれてぼーっとなった森が樹木に激突。しかし、へらへらしている。東海林と大前が衝突。別室で口論は続くがマイクを切り忘れ、全館放送。「義理チョコなんてもてない社員の癒し係の無駄な出費」という大前の魔法の言葉に地球上のすべてのハケン社員がチョコを買うのをやめたので大量の売れ残りが発生・・・っていうか、チョコって当日に買ったら遅いのでは・・・。怒ったもたいが業務提携を白紙に。
ここからはベタだけど無理目の展開に。謝罪に行くと、遠山が破水。ここで大前が助産師の資格を提示。緊急出産を監督する。よりによって二人が到着と同時にそうなってしまうありえなさが大前のすごいところなのだな。無事女児出産により、ミスは帳消しに。生命の誕生の前には大前も東海林も和むというツッコミを許さない作戦である。
そして、バレンタインデイが誕生日という結末。1/365の確率だからそういうことがあってもいいだろうと言うのか。びっくりパーティーに招待された大前はグラスを片手にツンを展開。「火事になったらどうするんですか」とローソクの火を吹き消し、「接待とは相手の気持ちを考えてするもの。そういうことだから営業の主流からはずされた」と里中を教育的指導。そして渡された寄せ書きをいつものバスストップで開いた大前は・・・。「本当はいい子なんだよねぇ」(ナマコ=小松政夫)らのメッセージを読んで、ひとしずくのデレを披露するのだった。うれしかったのか。そんなにうれしかったのかーっ。・・・でつづくである。
とりあえず、言えることはどんなに無理でどんなにベタな展開でも主役が立っているのはいいことだ。釈にもー。こういう展開をお願いしたいものだなー。
関連するキッドのブログ『第五話のレビュー』
金曜日に見る予定のテレビ『花より男子2』(TBSテレビ)
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コメント
とりあえず今時、島倉チョコはないな(苦笑)
結構ベタな展開な感はあるものの
ドラマのテンポの良さと
実際の日をドラマに絡ませる演出が
ベタ感を薄めていますね。
この辺りは流石の一言ですね。
今回は里中主任のポイントが急上昇。
カレの相手は美雪になるのか
それとも春子になるのか
個人的にはどっちもアリなんで
どうなるのか楽しみですね。
一方、おそらく女性への評価急降下の
テンパ主任は・・・黒岩かぁ。
個人的にはやっぱ白川由美かなぁ(笑)
投稿: ikasama4 | 2007年2月15日 (木) 08時18分
いい歳こいて、職場でお誕生日会だなんて!
里中さんたら、暖かい家庭に育ったんでしょうね~♪
お父上は、やっぱあの人かしら?違ヾ(ー ー )ォィォィ
そしたらね~ですわ♪
( ̄^ ̄*)ツ、、ツーン(*〃ω〃*)デレデレ☆
投稿: まこ | 2007年2月15日 (木) 11時31分
✥✥✥ピーポ✥✥✥ikasama4様、いらっしゃいませ✥✥✥ピーポ✥✥✥
カレンダーというフリ(相手をなじませる手段)を
使うのは常道(ベタ)なのですが
当日をつかむのは運のうちなんですよね。
企画段階でこの日はバレンタインデイと
認識するかどうかは作家のタイプにもよりますが
まあ、ある手を使わない手はないということです。
かぶりものではずがしめ(青島刑事とピーポくん)、地震で接近(ドラゴンヘッド)、人生いろいろ島倉千代子(小泉総理の答弁)といったベタの乱打と
違う事件で前の事件を解決、その日がたまたま別の記念日といった無理目(邪道)の配合を
微妙に縫い合わさせて「かわいいもの」に仕上げる・・・。
これがこの作家のワザアリなところなんですよね。
里中主任はやはり東海林狙いなのでは・・・と
キッドは大穴に張っています。
白川由美さん(ラドンの君)に
ハエが好みのタイプなんて言わせるなんて・・・。
((( ;゚Д゚)))ガクブル
投稿: キッド | 2007年2月15日 (木) 18時33分
●no choco●まこ☆ミキ様、いらっしゃいませ●no choco●
誕生日を祝ってもらえるのは一つのステータスですからね。
それだけ大事にされてるんだってことで・・・。
現場でもスターの誕生日を
忘れてはいけないと考える
プロデューサーは多いです。
大前さんはマーケティング課のスターなので
この企画は現場的にはすんなり・・・。
もちろん、場合によっては同じ日に誕生日なのに
気がついてもらえない人の
おそろしい心情を含んでいるのですが・・・。
((( ;゚Д゚)))ガクブル
そしたらねーっ。
投稿: キッド | 2007年2月15日 (木) 18時44分
各ドラマの今週のチョコ事情は
ほぉぉー、、興味深い!!
さすがに「華麗なる」でバレンタインの話は・・ん?!ですよね。(笑)
森ちゃん、すっかりあのフラメンコの店の常連になってましたね~。
あの手の店はチャージ料とか要るだろーに、
今の給料で大丈夫なん?!と心配で心配で・・。( ̄▽ ̄;A
投稿: ろーじー | 2007年2月15日 (木) 21時16分
☎aiko☎~ろーじー様、いらっしゃいませ~☎aiko☎
こうしてみると今季は月~日までずっとドラマレビューを
しているのです。
う~ん。すごく面白いドラマがあるわけでもないんですよね。
っていうか、一番お気に入りの大河をイレギュラーにしてるし。
なんか、みんな見放せないっていうか・・・。
一種の・・・義理レビューなのか・・・。
森美雪はもうかなり金遣いあらくなってますね。
それは親から仕送りしてもらっているのでは。
その金でケーキも買ったのでは。
あるだけ使っちゃってるのでは。
と他人のお嬢様なのに
じいや的心配をするのですが、
でも、加藤あい的にはそういうキャラが
ステキ!
ろーじー様、本命チョコはありましたかーっ。
投稿: キッド | 2007年2月15日 (木) 23時29分
こんばんは!
毎回、春子と東海林主任のバトルが楽しみ~です。
今回、出産の場面で春子に支持されて思いっきり「ハイッ!」って言った東海林主任の顔が真剣でしたね♪
投稿: みょうがの芯 | 2007年2月17日 (土) 01時30分
♡♡♡♥♥♥みょうがの芯様いらっしゃいませ♡♡♡♥♥♥
キッドは東海林大前ラブラブ阻止同盟を
結成しているのです。
断固阻止なのです。
いや、別に篠原のファンだとか
大泉のアンチだからとか
そういうことではないのです。
ふさわしくないっ。
こういう気持ちになぜかなってしまうのです。
ああ、いくたのふさわしくないカップルを
見てきたことでしょう。
そして意外とふさわしくないのに
幸せになったりするこの世の不条理。
いくらツンデレでも
ドラマの中までそんなカップル見せられて
たまるかーっ。なのです。
・・・失礼しました。
ああ、接近してるー。
東海林と大前が刻一刻とーっ。
投稿: キッド | 2007年2月17日 (土) 07時12分