あの人だって犠牲者なんだ・・・。(木村拓哉)
「一緒に戦いたかったはずだ・・・」と鉄平(木村)は続けるのだが、このセリフを「理想のために戦うことが間違いだと言われたら我々はどうすればよかったのでしょうか」という裁判でのセリフとつなげると鉄平の独善的な性格が明らかになる。が、鉄平というキャラクターの小児性は前回、追及したので今回は視点を変えておく。
昭和43年のナショナリズムについてである。第二次世界大戦で敗北して23年目。三十代中盤である鉄平は現代でいう小学生時代を終える頃に終戦を迎えるのである。国家の敗北と終焉、そして再生を少年時代に体験し、その後、エリートとして歩む鉄平の心には「あやまちはくりかえしません」という言葉はどのように反映したのだろうか。
それは父親世代の大いなる失敗・・・敗北への分析を伴うのであろう。それは敗者の愚行への軽蔑を含むはずである。では鉄平の考える前世代の敗因とは何だったのだろう。それは鉄平の語る「理想」に色濃くにじみだしている。「資源のない国家は技術力で世界と戦うべきだ」というのが第一の視点。次に「国内で生存競争をしていては技術力の向上はのぞめない」という視点がある。
一番シンプルに言えば「無理な戦争計画を実行し」「陸軍と海軍が技術提携をしないようでは」「戦争には勝てないはずだ」ということになる。
そして、自分は技術力で世界進出をした。日本の未来はこのようにあるべきだという論理である。そうでなければ、犠牲者たちの尊さが失われると鉄平は考えるのである。しかし、理想と現実は違う。鉄平は結局、「無理な建設計画を実行し」「ライバル会社との技術提携をせず」「戦争に負けた」のである。このドラマの最大の矛盾点はついに解消されず、ヒーローでもなんでもないキャラクターをヒーローのように描き、主人公を演じる俳優が魅力的で登場人物たちがとにかく萌えてしまうのだからしょうがないじゃない的に最終回の前半までは進行してしまったのである。ま、主人公がパーフェクトな人間である必要はないのだが、そういうものが求められる主人公をキャスティングした時点でこの戦争は負けたも同然だったのだなぁ。
とにかく、3月10日の東京大空襲記念日の前後に最も戦争に近いドラマはコレだったのだ。帝国帝都は超高空からのB-29戦略爆撃機に焼き払われ、ほとんど迎撃力もなく、一夜にして10万人が焼き殺されたのである。感受性の強い子供が「技術力がなきゃダメだ」と狂信してもそれほど奇異ではない。このドラマはそれから23年後の物語なのだから。
で、『華麗なる一族・第9話』(TBSテレビ070311PM9~)原作・山崎豊子、脚本・橋本裕志、演出・福澤克雄を見た。ドラマオリジナルの法廷編である。万俵家としては骨肉の争いということになる。まだ阪神銀行と阪神特殊製鋼としても同様の色合いがあり、要するに内輪もめである。もちろん、罠に嵌められた形勢の鉄平としては「真実を明確にして」「責任の所在を明白にする」ことは意義のあることだろうが、「強引な工事の実行責任者」としての責任は軽減されるわけではない。もしや、現状では「十分な犠牲者への補償」を確保できない。メインバンクも巻き込まなければならないという目的があるにせよ、そのようには描かれてはいない。父親の背任行為を暴くことによって「悪いのは自分ではない。むしろ自分は正しい」と主張したいだけのようだ。
鉄平の言う「真実を明らかにすること」が「どれほど明るい日本の未来に貢献することになるのか」キッドにはさっぱり分かりませんでした。結局、両雄並び立たずだったのだな。たまたま、それが親子だったにすぎないのである。当事者たちは本来は「お兄さんが我慢してくれればいいのに」「鉄平も頑固だからなぁ」「兄さんの意地っ張りのおかげで困ったことになった」「いやはや、恥の上塗りですよ」というリアクションが普通だと思うが、この鉄平はとにかく特殊な萌えパワーを持っているので、理屈抜きで、何があっても多くの人々は鉄平の味方なのである。
一子(吹石一恵)は銀平(山本耕史)に「お父さんを裏切って鉄平の味方になってやれ」と言い、銀平は「裁判で大変なのに兄さんたら家族のことよろしくなんて言ってくれて」と言い、二子(相武紗季)は「お兄様のためにお見合いしたのにこれじゃあ、意味ないし」と言い、知能に問題ある母親・寧子(原田美枝子)は突然夫に「あなたも家族のことを少しは考えて」と言い出すのである。大介(北大路欣也)も「いい加減にしろっ」と言いたくもなります。もはやほのぼのホームドラマである。相子(鈴木京香)が「裁判起した本人が心配も何もないもんだ」とツッコミを入れるのだが、まあ、愛人だけに非常に立場が弱いのだった。
とにかく、弟も妹も母親も銭高常務(西村雅彦)の息子も性別年齢を問わず誰もが鉄平萌えなのである。う~ん。しょうがないですか。
裁判は第一回の証人喚問で、被告の大介に原告の鉄平に萌える倉石弁護士(萩原聖人)が「融資引き上げの日付と引き上げ理由の矛盾」をつくが、経理担当者の銭高に責任を負わせることで大介は「無謀な建設計画に反対した」という主張を貫く。鉄平の発見した決定的証拠は効力を持たなかったのである。
間を置いた第二回の証人喚問で原告側が「銭高」を「証人」にできるかどうかが焦点となる。当然の如く、大介は銭高の抱きこみを図る。ストーカーとなった鉄平は眠れないので銭高家の周辺を徘徊するが「私も家族を守らなければならない」と本人に言われてしまう。正論である。
一方、世論の審判を有利に誘導した大介はいよいよ、「小が大を飲む合併」の実行にとりかかる。連判状・・・。関係ないが当時のカレーライスは100円~150円くらいが相場であった。ラーメンもそのくらいで大卒の銀行員の初任給は三万円くらいである。いや、思わず関係ないことを言いたくなっただけです。
そして今夜のデスペラードの時間です。ターゲットは銭高。立ち聞きで愛の告白されちゃいましたである。「私だってね。いろいろな思いがありますよ。犠牲者ですか。そうですか。一緒に戦いたいとおっしゃるんですか。そこまでこんなハ・・・のことを。そうですよ。私だって鉄平萌えのはしくれですから・・・」こうして銭高は家族を捨て鉄平を選ぶのである。
第二回の証人喚問。妻(長谷川京子)も昔の恋人(稲森いずみ)も肩を並べて萌えつつ神に祈る展開。もはや、鉄平に打つ手なしの局面。しかし、鉄平が視線を向ければ、そこには必ず、鉄平に萌えて萌えて仕方の無い人が現れるのである。来ました。たちまち、仲間を発見した鉄平ファンクラブの皆さんが萌えて薔薇色に染まります。男銭高、恋のためには全てを投げ打つ覚悟。「私も悪いことをしましたが、一番悪いのは私にそれを命令した大介さんですから」宣言。大介、予告編で「まだ打つ手はある」と言いながらもピンチに。・・・裁判所萌え萌えピンク一色でつづくである。
関連するキッドのブログ『第8話のレビュー』
すごいな。どんな綿密な計画も愛の前では台無しになってしまうという主張。まさに役者あっての台本である。とにかく、それほど大きな破綻もなく、オリジナル裁判は乗り切りました。ま、この裁判で勝とうが負けようが、鉄平の抱える問題は本質的には変わらないので、来週30分延長で原作通りの方向に軌道修正可能になった模様。キッドとしては三夜連続雪山遭難スペシャルのラストを華麗に閉めてもらいたいと考えます。
火曜日に見る予定のテレビ『ヒミツの花園』(フジテレビ)
ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。
皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。
いよいよ、「華麗ごっこ」も大詰めの段階です。原告席の囲みの柵がファン乱入阻止のフェンスに見えてくる法廷シーン。お気楽社長(若バージョン)が弁護を勤める間も妻の特権でアンナ☆ラン様は背後をダーロイドのガード。つめかけるごっこ参加者。芙佐子(まこ☆ミキ様)、寧子(かりん☆スー様)、一子(ミマム様)、二子(aki様)、相子(mari様)、銀平ads(あず)様です。
みょうがの芯「一度くらいは早苗をやらせてくれてもいいのにねー。かりん様、映画の時はよろしくお願いします」かりん☆スー「こちらこそ」
『 H☆C THE MOVIE』~美少女大戦キャンデイ☆ムーン~クランクイン!
←クリックするとミニミニ予告編PART2アリマス。
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コメント
キッド様
いつもお気使いありがとうございます。
華麗なる一族ごっこも後1回残すのみとなりました。
とっても楽しい3ヶ月でした(号泣)
まだ泣くのは早い!いえ、最後まで泣けないかもしれない。
こんなに辛く重たい悲しい物語なのに。。。
なんでマー君に泣けて、鉄ちゃんに泣けないのか。。
あぁ。。。私は鉄ちゃんが好きなのにぃー。
ごっこは面白かったから満足です。
あー何か間違ってます。
。。。ってことで来週!らじゃ!
投稿: アンナ | 2007年3月12日 (月) 09時40分
いや鋭い。
キムタク版『華麗一族』にツッコミを入れる人は多々あれど
ここまで徹底かつ軽妙に,ドラマの根本から
斬りつける人はなかなかいらっしゃいません。
ある新聞のテレビコラムで「自分から誘って勝手に
妊娠して勝手に産むって周りを巻き込んでおきながら
主人公の女子中学生が困難に立ち向かうってだけで美化され
相手男子の母親をはじめ反対する奴がことごとく悪者に
されてしまう某ドラマはご都合主義すぎる」という
ツッコミ記事が発表されたことがありますが
あまり筋の通らない主人公を持ち上げるのも困ったものですね。
投稿: d_d- | 2007年3月12日 (月) 13時41分
>三夜連続雪山遭難スペシャルのラストを華麗に閉めてもらいたいと考えます
偶然とはいえ、この重なり具合は何!?
世の中では暖冬、暖冬って騒いでいたのに
ドラマの世界は雪不足に悩まされることはなかったようですね。
投稿: Eureka | 2007年3月12日 (月) 19時57分
こんにちは、キッドさん
すごいです。この記事、もうなんだか
私が言いたいこと思ってること全部
いってくれてる感じです。
そこまでしてヒーローにしなくちゃいけないの?
って思ってしまうんですよね。
どう見ても矛盾してるのに・・・・
だから鉄平にそれほどの魅力を感じないんですよね。
勝手に熱く語ってる世間知らずの
おぼっちゃまにしか見えない。
投稿: みのむし | 2007年3月12日 (月) 22時27分
こんばんは。
久々に頑張ってちゃんとアップしました♪
やっとフツーの男の子になれたって感じ。
「タブー」破りの鉄平攻撃が続きますネ^^
戦争の話はすごく面白いんですけど、
ドラマが戦争に近いと言うより、
ドラマも戦争も同一のものを表してると感じます。
ある意味で、戦争もドラマに近いわけですし。。
真実を明らかにすることは、日本に貢献すると言うより、
自分に貢献するんでしょ。
あと、会社にも多少貢献しますよね。
陰謀さえなければ倒産するような会社じゃなかった、
となるわけですから。
ま、プラス・マイナスは微妙な計算でしょうけど。。
鉄平の萌えパワー、やっぱトーテムの魔力♪
最終章90分スペシャルっていう祝祭日だけは
殺して盛り上がるわけです。
残念ながら、斬新な脚本は期待できそうもありません。
あとは完成度と演技でしょうかね。
ホームドラマなのに笑いも笑顔もない所は残念。
鉄平、今ならストーカーで捕まりそう♪
デスペラードクラブに入会した銭高の今後が心配です。
最近、原作を読み進めてないので、裁判が
オリジナルとは知りませんでした。
僕は手短によくまとめてたと思います☆
投稿: テンメイ | 2007年3月12日 (月) 23時26分
☁Building☁アンナ☆ラン様いらっしゃいませ☁Building☁
来週、原作に近い最終回を迎えるとすると
すでに今回、鉄平はいくつものフラグを立ています。
「家族のことをよろしく頼む」
銀平に言う鉄平。
いつもなら「また口先だけかよ」とツッコミを入れる
キッドがそれをしないのは
その気配がにじみだしていたからです。
「アメリカにいってみないか?」
一之瀬ジュニアに言う鉄平。
これは一之瀬の面倒を見ようという鉄平の
明日への希望とも後継者に夢を託すシーンとも
とれます。
「彼だって鉄鋼マンだから」
銭高に心で呼びかける鉄平。
これを銭高本人に言わないのは
後日、一之瀬ジュニアから言ってもらうためです。
そういう意味では鉄平はもはや覚悟を決めつつあるように
見えるのです。
お坊ちゃまだった鉄平が
理想と現実のギャップにうちのめされ
あがいていると考えると
「魅力的であるがゆえに」
危機を乗り越えかけ
「幸運だったから」
辛うじて支えていた自分というものが
もはや崖っぷちに追い詰められている
という実に重厚な演技が見えてきます。
キッドが「華麗なる一族」に期待するのはただひとつ。
重厚なドラマを見せてもらいたい。
ということなのですが
この分析に立てば
最終回スペシャルで
鉄平は隠されていた英雄のかよわさをさらけだし
見るものの心を奪うのではないかと予想できます。
来週、鉄平は重厚にあえぎ
日本中に感動の涙を誘う。
かならずや、アンナ様も安堵のため息をもらす。
平成財閥のじいやとして
キッドめはかように
お嬢様にもうしあげておきますです。
投稿: キッド | 2007年3月13日 (火) 02時03分
鼈オワリデウマレ鼈~ d_d-様、いらっしゃいませ~鼈ヤマシロニスム鼈
お褒めにあずかり恐縮でございます。
誤解のないように申し上げますが
キッドはこのドラマを心から楽しんでいるのでございます。
ただ、欲を言っているだけなのです。
それから「14才の母」は真っ向から
中学生の出産肯定派で
オンエア当時はブロガーの皆様と
壮絶な戦いを繰り広げたのでございます。
もちろん、経済力のない中学生が性交・妊娠することは
基本的には否定するのですが
もはや妊娠してしまった以上
あの主人公の態度はまったく素晴らしかったと
考えています。
人間は生きている間は意地でも「生」を肯定するのが
健全だと思いますから。
同時に、そういう「善の世界」とは
違う決断をするかもしれない主人公の物語。
そういう不健全さを
「これもひとつの現実だ」と
つきつけてくる哀愁の最終回になるかもしれません。
筋の通らない主人公であるのは
その伏線かもしれませんよ。
もし、そうならば来週は
傑作になるのではないかと
キッドは期待しているのです。
投稿: キッド | 2007年3月13日 (火) 02時23分
✛✛Paradise✛✛Eureka様いらっしゃいませ✛✛Paradise✛✛
レビューという他人のふんどしで相撲を取る以上
レビュー対象には充分敬意を払っているつもりですが
昔から「どうしてそんな風にしか愛せないの!」
と絶叫されることが多いのです。
そんな、キッドから見ると木村くんの熱演や
井上真央への近所の子供を見守るような眼差し、
そして「演歌の女王」のしょうもなさを粉砕して
えーっ、「雪山」「雪山」「雪山」って
かぶるにもほどがあるのだろうっ。
・・・という点が気にかかるのです。
もちろん、個々の作品を鑑賞する立場から言うと
邪道です・・・・。
だって気になるんだもーん。・・・小学生かっ。
投稿: キッド | 2007年3月13日 (火) 02時32分
*simple*life*みのむし様、いらっしゃいませ*simple*life*
きゃー、みのむし様にほめられましたーっ。
まあ、もっとも多くの女性に愛しいと思われる
俳優を使うといろいろな面で
素直には見れなくなってしまうのが人情ですが
悲劇として見ると
父親に何故か愛されず育った子供。
好きな人とは引き離された青春。
それでも理想に燃えて仕事をして
妻と子供は惜しみなく愛する。
しかし、仕事に次々と障害が
解決のために高炉建設→
高炉建設への妨害→
解決のための突貫工事→
爆発事故で死傷者・・・。
と幸運に見えて逃れられない運命が
少しずつ罠をせばめていく
という重厚な仕掛けも見えてきます。
つまり「ヒーローに見えるダメなやつ」
を木村くんは演じているのです。
しかし、本人があまりにオーラがありすぎるので
「ダメなやつ」に見えないっという意見があるのでは
と考え、キッドはあえてそれを強調しています。
来週はおそらく、わかりやすく「ダメ」に
なるので全国でみんなが
「そうだったのかっ」と
感動にひたるのではないかと思うのです。
いえ、じいやとしてはそうなると確信しております。
投稿: キッド | 2007年3月13日 (火) 02時49分
○-○)))テンメイ様、いらっしゃいませ。○-○)))
連続攻撃ですね。追突事故を起こしそうな車間距離です。
マラソンだとかかとをふまれて
「靴ぬげちゃい」そうな接近発表です。
追われている気分になりましたっ。
いや、いつものペースに戻っただけでしたね。
いえいえ、キッドは鉄平を攻撃してはいないんですよ。
鉄平が「ダメな奴」ってことを告知しているだけで・・・。
あ゛ーっ。攻撃なのかっ。それって攻撃なのかっ。
さて「稲中卓球部」のようなボケはさておき
「東京大空襲」ネタは最近、季節にドキュメントを
しないのでちょっとからめたかっただけなんですが・・・。
NHKアーカイブス担当者め~。
・・・失礼しました。
予告編を見る限り、吹雪とか喪服とか
「あなたどこにいるの?」とか
原作にとどこおりなく収束しそうなので
とりあえずホッとしています。
来週は感動の嵐が日本列島を包むでしょう。
濃い人も薄い人も萌えることができるのではと
予測しています。
ダメな奴が精一杯がんばってついにダメになる
これはキッドが愛する黄金パターンです。
ご存知かどうか知りませんが
「傷だらけの天使」のアキラ(水谷豊)がそれです。
来週はそれを木村拓哉で堪能できるのか・・・。
と思うとドキドキするほどです。
裁判は結局、「お父さんに甘えたかった」鉄平の
最後のわがままとしてみていました。
鉄平はほとんど無意味な裁判をして
父親に迷惑をかけるのですが
それこそ鉄平が父親に示す愛情表現。
父親は「笑わないが」「鉄平と正面からむきあう」
ことでそれを許すわけです。
それが屈折したこの父と子の愛の形なのですよね。
犠牲者、いけにえ、人身御供。
二人は世界が変転し、今日から明日へと移り変わるための
聖なる供物・・・。
「鉄平なき夕食」のシーンは
キッドは爆笑の連続でしたけれど・・・。
「おいおい、二子まんざらでもなくなってきたのかっ」
「おいおい、一子倦怠期なのか」
「おいおい、銀平、人の娘を傷物にしておいて・・・」
「おいおい、寧子、家族のためを思うなら、前回・・・」
「おいおい、愛人が普通にツッコミを・・・」
関西だけに新喜劇テイストなのかと思いましたが。
昭和43年、円谷幸吉はこの年に・・・。新宿で騒乱罪が適用され・・・。
暮れには三億事件が発生。
しかし、まだ日本のどこにも現金自動支払機はなく
まだよど号もあさま山荘も未来。
三島由紀夫も生きていた。
そんな時代の気配はなく、
ただただ親子ゲームに終始するのは
ちょっともったいない気もしますが・・・。
ま、それもテレビドラマの宿命とも言えますが。
投稿: キッド | 2007年3月13日 (火) 03時38分
昨日、レビューする時間がなかったので復習のために遊びにきました。
そだ、あたしは今回は相子じゃなくて寧子ねっ!
一人二役でもなんでもやっちゃうもんね。
だってAB型だも~ん。
ところで裁判はむむぅ~でしたね。
アンナちゃんもドラマの中味には全く触れてませんし(笑
銭高への愛の告白はかゆくていきなりアトピーになったあたくしでしたわ。
投稿: かりん | 2007年3月13日 (火) 17時52分
キッドさん、こんばんは。
なんか、あっというまに終わってしまった1時間でした。法廷シーンはよくわからないです。鉄平くん、理想論を言う場所じゃないでしょ、ってくらいですわ。わかったのは。
ああ、銭形さん、出てきたー!ああー、大介パパの名前を言っちゃったー!で盛り上がって終わったんですが、私は予告で、全てふっとんでしまいました。
きゃー、鉄平くん、××しちゃうのですか?原作どおりなんですか?感動の最終回なんでしょうか。ってか、あそこまで予告をしなくてもと思うんですが、よくわかる予告。
「仮面ライダー」の反対ですね。あっちはさっぱりわからないです。解らなさすぎるのも、解りすぎるのもどうかと思うのですが、解るほうがみたい気にはなるかなあ。
原作を読んでいないのでどうなるか楽しみです。(鉄平くんの××は知っているのですが。)
投稿: youko | 2007年3月13日 (火) 21時15分
土9は理想論が前に出てましたが
このドラマと比べて全然気になりませんでした。
この差って・・・なんでしょうねぇ。
父の姿を見ていたら
正しいだけでは勝てないという事が
わかっていると思うのですがね。
毎回感じるのですが、
この枠のドラマって初回と最終回しか
見せ場がないのかもしれませんね。
次期クールは織田さん主演になるという事で
「振り返れば奴がいる」を思い出した私ですが
図らずも西村さんの役ドコロも似たような形になりました(笑)
投稿: ikasama4 | 2007年3月13日 (火) 21時41分
イヤーデビル・ミサト・クイーンはあの場所でああやって目覚めたんですね。
ホーあんなきっかけだったんだ。
しかし一人で予告を独占してしまっていいのだろうか。
と申し訳なく思いつつもヤッター主役だと喜んでしまいました。(といっても第二弾の予告のですが。)
妄想とはいえ主役になったこと無いので。
もちろん悪役のドンにもね。
イヤー本当に楽しみだわ。
投稿: 結城 美里 | 2007年3月14日 (水) 00時33分
✿❀✿❀✿かりん☆スー様、いらっしゃいませ✿❀✿❀✿
かりん様は相子も寧子もできそうなんですよねーっ。
妄想なのでございますけどーっ。
お気楽様的ABはA型が「泣いちゃいそう」B型「笑っちゃいそう」→どうしていいかわからない。
かりん様的ABはA型が「ルールは守らないと」B型が「モラルは大切に」→とにかくオシオキよ~。
になると妄想しております。
突然、航空機事故の記事でドキドキしてしまいましたが
お嬢様が搭乗ではなかったのですねーっ。
それにしても火花リアルでございました。
ところで映画の決めゼリフは
「月にかわって」だとちょっと問題あると思うので
1 天に代わってオシオキよ~。
2 月のウサギに代わってオシオキよ~。
3 亀ちゃんに代わってオシオキよ~。
のどれかにしたいと思っています。
今回はカメロイドは出演せず・・・未完成だし
噂のP先輩が出演する方向です。
ただし、魔法の亀は出演します。
投稿: キッド | 2007年3月14日 (水) 01時11分
♢♦~山~♦♢youko様、いらっしゃいませ♢♦~P~♦♢
ふふふ、Pちゃん軍団連続コメントですね。
来期は皆さんがアンナ様気分をたっぷり味わうのですね。
どうやらSFらしいけれど。
キッドも楽しみです。
法廷シーンで鉄平が理想を言うのは
結局、他に言うことはなかったからなのでしょう。
本当は「私は父に愛されない子供でした・・・」
とさらに無関係だろーっとお茶の間がのけぞる
セリフもあったと思うのですが
そこまでのシュールさにはならなくて良かったと
思います。
しかし、キッドとしては
「お父さん、ボクは最後まであなたと一心同体ですよ。
一緒に死んでください・・・」
というような無理心中モードに見えてしまいました。
負ける→それはできないとつきはなされる。
そして・・・。
という来週なのではないかと思います。
三雲専務と大介の名場面もありそうな
予告でしたので
キッドは割りと安心して来週を迎えるつもりです。
キッドは実は雪山が好きなので
三夜連続の雪山スペシャルも楽しみなのです。
仮面ライダーはとにかくいきなりクライマックスですから。
次の停車駅(次回予告)はヒミツなのです。
投稿: キッド | 2007年3月14日 (水) 01時23分
✥✥✥ピーポ✥✥✥ikasama4様、いらっしゃいませ✥✥✥ピーポ✥✥✥
鉄平の語る理想論は
やはり敗者のいいわけ・・・と
見えてしまう原作もののバイアスがかかっているのかも
しれません。
ハゲタカはまあ、途中経過だし
語るのが挫折も知っているがそれでも理想を
というバランスがあるからかもしれません。
まあ、恭平ちゃん、年とったなーっ。
とキッドはまず思ってしまうのですが・・・。
栗山千明ちゃんが似合う役って
なかなかないのだなぁー。
とも思ったりして。
うーん。実写版のハマーンなんか、どうでしょう?
織田さんはのだめとの年の差カップル・・・。
春ドラマは結構とんでもドラマがそろっているようなのですが
この魅惑のキャスティングが
いい意味でありえないドラマになってくれるといいのですけど。
大竹しのぶの娘、上野樹里って
すごく頷ける配役なんですけど・・・。
織田さんのホームドラマって
斬新だとは思うのでございますが・・・。
・・・キッドはちょっぴり不安らしい。
投稿: キッド | 2007年3月14日 (水) 01時41分
卍Wunsch卍~結城美里様、いらっしゃいませ~卍Wunsch卍
ウソツキは泥棒の始まりと申しますが
悪魔しっぽをつけたら悪役の始まりなのです。
ikasama4様のイマジネーションおそるべしなのです。
もう、何ヶ月もキッドの妄想をかきたててくれてますから。
そして、しっぽをつけてしまった美里様は
なるべくして悪の主役をゲットです。
まあ、悪の主役は主人公に退治されるまでは
基本的には実質上の主役なのですから。
デビル・ミサト・クイーン誕生編。
妄想中国ロケお疲れ様でした。
老酒のおみやげありがとうございました。(妄想)
次回はぶっち☆翠様が
クイーンの毒牙にかかる予告編を予定しています。
投稿: キッド | 2007年3月14日 (水) 02時17分
こんばんは!
かりん☆スーさんとの2ショット頂いて行きます~。
私のブログ左下の「アルバム一覧」にアップしてます♪
イヤーデビル・ミサト・クイーン中国ロケの予告も面白そうでした~。
オンエアが楽しみです♪
あっ、ドラマの感想忘れました。
最終回に・・・・。
投稿: みょうがの芯 | 2007年3月14日 (水) 19時47分
♡♡♡♥♥♥みょうがの芯様いらっしゃいませ♡♡♡♥♥♥
アルバムとても可愛いですね。
サクラのヒラヒラがいい感じでございます。
デビル・ミサト・クイーンとみょうがの芯様は
次回予告・ミニミニ3で共演している模様。
ちなみに映画なので妄想オンエアの前に
妄想劇場公開です。
もちろん、予告は妄想TVスポットされていますが。
もう少し時間があれば妄想ウェブサイトも作りたいのですが・・・。
投稿: キッド | 2007年3月15日 (木) 23時33分