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2007年3月26日 (月)

朝は俺の強さは泣けるでだったり、夜は京流の強さとやらを見せてもらおうかだったりで、日曜日は血沸き、肉踊るのでございます。

おタク心を騒がせるものは様々だが、日曜日にものすごいコンテンツが二つ並んでいて、「華麗」のレビューをしている間もそそられ続けていたのである。もちろん、名作原作ありで主人公をエースが務めるという「華麗」のレビューだってなかなかに楽しいのであるが、それなりに気苦労したりして、疲れたりもする。まあ、好き勝手にレビューしたっていいのだが、それでは面白くないので、ギリギリの線を狙うからである。

「ネタバレ」一つにしても「推理小説」で「犯人が誰か」を明かすことは失礼だという考え方に一理はあるにしても、それが分かったって楽しめるだろうという考え方もある。キッドの母親のように「小説」を読むときには最初に結末を読んで「何がどうなるかわかっていないとこわくて小説なんて読めない」などという人もいるのである。

もちろん、「娯楽」ということを考えると、「知らないことで楽しめる」という部分はあり、その楽しみを削ぐのは意地悪であることは確かだろう。しかし、「知っているから楽しめる」こともあるのである。だから、人は再読、再視聴をするのだから。

「情報」に意味を見出す基本は分割による再構成である。あらゆるものにフリとオチがあり、「フリ」を理解することによって「オチ」に納得するというシステムなのである。作品の中にもフリオチはあるのであるが、作品をオチと考え、作品以前をフリと考えることもできる。たとえば「恋愛ドラマ」を楽しむにしても恋愛体験の有無は微妙に作品内容の楽しみ方を変えるだろう。

おタクは「ネタバレ」などをあまり気にしないのが本筋である。一つの情報をとことんしゃぶりつくすのが基本姿勢だからだ。「ネタバレ」などされたら「うっひょーっ」と喜ぶものである。だからといって「ネタバレ」を嫌う人につきまとうのは見苦しい。やはり、ここは同じ喜びを分かち合えるもの同士、小さくまとまって生きていくのが常なる道だと思う。ま、「仮面ライダーシリーズ」も「戦国もの」も掘っても掘っても底のない「魔の情報源」なので、こんな前フリ無意味なんですけど。

で、『仮面ライダー電王・第9話・俺の強さにお前が泣いた』(テレビ朝日070325AM8~)原作・石ノ森章太郎、脚本・小林靖子、監督・長石多可男を見た。ものすごくSFでたまらなくファンタジーである。あえてファンタジーを御伽噺と考えると、ストレートすぎる結論になるのだが、たとえばタイムトラベルものであり、タイムマシンが特急列車であるところがすごいのである。確かに銀河鉄道も銀河鉄道999も一種のタイムマシンだが、ここでは電車がタイムマシーンなのである。ワクワクのダブルだ。

主人公は流行の「気が弱くて言いたいことがいえない」キャラクターなのだが、それが仮面ライダーだという点が泣かせる。パーマンだってダメなヒーローだが、これはもう少しシビアなヒーローなのだからな。しかも、未来からの精神寄生生命体=イマジンの導入により、主人公を多重人格にすることによってこの問題を克服しているのである。「僕、悪いことはしたくないの」という現代人の良太郎(佐藤健)と「俺はいきなりクライマックスだぜっ」というイマジンのモモタロス(声優・関俊彦)が同居する肉体。生身を吹きかえるというテクニックがとても効果的なのである。眩暈を感じるほどだ。

さらに第三の人格は「釣りが得意な詐欺師」のウラタロス(声優・遊佐浩二)である。人の心の無尽蔵さを実にスムーズに表現している。今回はゲストの空手家(内野謙太)にキンタロス(声優・てらそままさき)が憑依して、さらにややこしい世界を展開する。キンタロスはとりあえず泣けるほど強いので、ふところには涙を拭う紙を用意しているほどである。ハンカチではなく紙であるところがなんだかさらに泣けるのである。

イマジンはいわゆる一つの昔話の主人公からのいただきである。モモタロスは桃太郎なのだが、桃太郎そのものではなくて、桃太郎の敵である鬼であったり、キンタロスはまさかりかついだ金太郎であるがクマっぽい感じもする。ウラタロスは裏の太郎ではなくて、浦島太郎であり、しかも浦島太郎の亀らしい。このあたりのスカシ方がものすごくいい。アイディアに対する粘りが感じられる。

お子様ランチのフラグにこだわるデンライナーのオーナー(石丸謙次郎)はなにやら怪しく、そして不気味である。「未来が消えてしまうほどの改変」があることを暗示するところなどキッドがもし本当にキッドだったらおしっこもらしそうである。

そして、配置されたエロティック要素。謎の美少女ハナ(白鳥百合子)、すんげえコスチュームのナオミ(秋山莉奈)、お姉さんなお姉さんの愛理(松本若菜)・・・ものすごくB級っぽい美女トリオである。もはや、研ぎ澄まされたレベルなのだ。

ここまでゲストに波岡一喜や栗原瞳などをくりだして、そういう点でも楽しい。

基本的に「まじめにふざけている」感が漂う。それはなかなかに石ノ森先生のテイストなのである。過去を変えるために人間の時間を盗みに来るイマジンたち。その神話的な構造に挿入されたキーワードは「特異点」である。宿命と運命を分けるその一点があるものなのか、どうなのか、キッドは手に汗握って見守っている。

で、『風林火山・第十二回・勘助仕官』(NHK総合070325PM8~)原作・井上靖、脚本・大森寿美男、演出・東山充裕を見た。いよいよ、オリジナル部分が終了し、原作がらみの展開である。もちろん、かなり大胆なオリジナル要素を経過しているので、それがどのように今後に波及していくのかも見所。もちろん、ミツ(貫地谷しほり)の死にまつわる部分である。とにかくがんばって回想所を作り、ikasama4様を泣かせてもらいたいものだ。もちろん、キッドだって泣くのである。

ドラマ内で勘助は「年は42」と言っている。武田信虎が追放されたのが1541年なので、1500年前後に生れたとされる勘助としては「数えの年」なのかもしれない。もちろん、実質生没年不詳の勘助である。ほぼフィクションと思われる「甲陽軍鑑」では10才ほどの開きがあり、この時、50才だったとしても、問題ないくらいの曖昧な存在である。勘助が1561年の第四次「川中島の戦い」で戦死したかどうかも怪しいのだが、その時、60才だったか、70才だったのかも定かではないのである。

そのような怪しげな人物に対して、戦国期の大名の中では氏も素性もはっきりしている武田信玄晴信が、甲斐守護の後継者として将軍・足利義晴からもらった「晴」の一字を贈るシーン。なぜ、山本勘助晴幸が涙を流して感激するのかは、そういう背景も手伝っているのである。もちろん、本人はここは泣くべきだと思って泣いているのかもしれず、晴信も泣く演技ぐらいはするだろうと読んで贈っているというややこしい心のやり取りがこの主従にはあるという展開になっている。

晴信はお上品である。正妻は京都の公家出身のお姫様だし、一国の王子として教養も深い。父を追うこの時点までは、まだ清廉潔白な武将なのである。対して勘助はどこの馬の骨かも分からない浪人である。しかも、今で言う身体に不自由な人なのである。その身分の差がどれほどのものか。晴信に仕官する勘助の話はここがキーポイントでその核心は「下克上」なのである。

甲斐を追われた武田信虎(仲代達矢)は娘(信玄の姉・定恵院・山口美菜子)婿の今川義元に飼われる身の上となった。追放されたとはいえ、元の隣国国主であり、義理の父であるから義元もそれほど冷遇はしない。愛妾を甲斐から呼寄せるくらいの我儘は聞くのである。その使者としてやってきた板垣信方(千葉真一)に勘助(内野聖陽)は策を仕掛ける。自ら刺客を放ってこれを討ち恩を売るというあざとい策である。ここまでつかずはなれずもうひとりの浪人を演じてきた青木大善(四方堂亘)もついにお役御免。死亡である。このあたり勘助は非情の極みなのであった。

もちろん、この策は見抜かれるのを前提とした策。ここで、晴信(市川亀治郎)と勘助は板垣を挟んで、腹の読みあい探りあいをする。お互いに暗号を飛ばし、解読しあうようなものであるが、解読表がないのに通じ合うあたりがおタクなのである。山といえば川、ドムといえば黒い三連星、ジェットストリームアタックはシードデスティテニーにもあるよ、あんなに一緒だったのに~君は僕に似ているというようなものである。ちなみに今年もNHK-FMは4月30日に「アニソン三昧」なのである。・・・意味不明の皆さん心からごめん。

こうして、山本勘助は武田信玄の軍師だったという伝説ルートに乗ったのだった。心が通い合う主従も泣かせるのだが、それをいぶかしみながら伝送する板垣にもちょっとうるうると来るし、親戚でありながら、勘助の面倒をついに見切ることのできなかった庵原忠胤(石橋蓮司)の快い送り出しも泣かせ所である。

さて、念願の仕官の叶った勘助だが、さっそく新参者いじめに興ずるお歴々。甘利虎泰(竜雷太)、小山田信有(田辺誠一)、原虎胤(宍戸開)などの皆さん。

「甲斐には京流の兵法者はいない。ご教授願おうか」と喧嘩を売ってくる。このあたりは今も昔も変わらない風景なのだな。

ところで、ここで甲斐の武者たちは皆、神道流ばかりと、怪しいセリフがあるのでちょっとつっこんでおく。室町時代から、戦国期にいたるまで、武芸はそれなりに発展してきたのだが、それが流派として組織化されるのは江戸時代になってからなのである。そもそも、山本勘助も平和な江戸時代が構築した英雄であったように、ある意味、学術的な発展というものは安定した社会が前提となるのだ。ただし、実戦は何よりも技術を進化させるので戦国期にさまざまな「殺しの技術」が爆発的な発展を遂げたことも事実なのである。

で、この時期には「京流と関東流」という二つの大きな流れが剣の世界にはあった。それぞれがいくつもの支流になって流れているのだが、京流には陰陽師が、関東流には神主がそれぞれ重要な役割を担っている。京流には源義経もその名を連ねるし、関東流は鹿島神宮、香取神宮がからんでくる。ここで、神道流というのは当然、関東流の一派を示している。甲斐の国が関東に属すると考えるとそうであってもおかしくはない。しかし、甲斐源氏は隣国信濃に、守護小笠原氏を持っている。実は小笠原氏は源氏の兵法指南役なのである。ここで注意してもらいたいのは「剣術」と「兵法」という言葉の差異である。一件、「剣の技術」と「用兵法」という実態のことなるものに見えるのだが、この時代にはそこに大きな区別はないという考えに立脚したい。要するにどちらも「いかに殺し、いかに殺されずにすますかという技術」を指しているのだ。ちなみに武田晴信の生母の出身・大井氏は小笠原の支族である。そして、小笠原流はある意味、京流なのである。

もちろん、技術は交流し、絶えず、改変されていく。神道流からは陰流、念流も派生するのだが、念流は京流の影響も受ける。関東流はやがて信玄と戦うことになる上泉伊勢守によって創出される新陰流で一つの頂点を極めることになるが、彼は将軍・義輝の兵法指南役にもなるのである。将軍家はいわば京流の頂点でもあり、このあたりが京流と関東流の分岐のあいまいさを物語っていると思う。つまり、甲斐源氏が「神道流ばかり」などというのは天文10年にはありえないのである。

小笠原流が騎馬術を中心にして現代に残るように、武田の騎馬軍団もこの小笠原流の流れにあり、そこは富士の山をいただく中間派として京流と関東流が混在した怪しい武芸が漂っていたことは間違いないと考える。

ちなみにさらに遡れば、それは物部氏の神道系軍法と、大伴氏の仏教系軍法にまで及ぶ流れとなる。神道系がやがて剣の極意に向かい、仏教系が忍の修行に向かうのはちょっとした方向性の妙なのである。戦国期が終る頃、剣法と忍術は柳生新陰流によって統合されることになる。山本勘助は剣術家(野武士)であり、忍者(山武士)だった。つまり、この時代にはごくありふれた兵法家だったのである。

関連するキッドのブログ『第五回のレビュー

水曜日(火曜深夜に見るテレビ)『やぐちひとり・最終回』(テレビ朝日)

ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。

皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。

Hcinhawaii0125 『H☆C THE MOVIE アイドル戦士キャンディー☆ムーン』が春休み全国一斉ロードショー(妄想)なのである。いつの間にか完成していたのだが、その全てを知ることになるのはまだまだ先になると思われる。

なにしろ、ヒロインたちがどんな姿に変身するのか、スタッフも知らないのに撮影が終了しているのだから驚きだ。

とにかく、H☆C関係者は総出演しているらしい。

Hcinhawaii0126 聖地・沖縄メンソーレドームで行われた特別試写会にはまたとんでもないファンが集まった。

この模様や、撮影中のエピソードなどもいつか報告されるだろう。

Hcinhawaii0124 初日舞台挨拶、H☆Cの三人、かりん☆スーアンナ☆ランまこ☆ミキとスタッフ。監督のikasama4様、脚本のads(あず)様、プロデューサーの お気楽社長

場内は感動の嵐に包まれたらしい。

Newimage1hcmpr4 ←クリックするとTVスポットCM版『H☆C THE MOVIE アイドル戦士キャンディー☆ムーン』アリマス。記事の内容はキッドの妄想が責任を転嫁します。

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コメント

キャハハハハ!

TVスポットCM版最高!
これ、ドラマブロガーの間で上演したらウケること
間違いなし(笑)
いいところで続くになったので、もっと見たい!
いつ撮影したのかわからないけど(笑)なんだか
面白いもんが出来ちゃってる(笑)
沖縄メンソーレドームは聖地なんだ(笑)
とんでもないファンって。。。誰なんだろう。
あんぱんまん?(笑)次回へのお楽しみですね!
そうそう、キッドさんが翌々日に見るテレビは
何々ですと明記するのっていいね♪
今、番組改編時期なので何を見たらいいのか悩む。
連ドラまで長いなぁ~

投稿: アンナ | 2007年3月26日 (月) 21時43分

☁Building☁アンナ☆ラン様いらっしゃいませ☁Building☁

いいところでつづくで申し訳ありません。
映画はすでに完成公開しているのですが
妄想を報告する時間が不足しておりまして
これからもダラダラと小出し展開になる模様です。

次回はアンナ様VSデビルミサトのバトルシーンも
ある予定なのでお楽しみにっ。

春ドラマ開始までの改編期間。
すっかり連続ドラマ慣れしてしまったので
じいやも
何を見るか、迷うことしばしです。

地方のお友達のことを考えると
深夜やテレビ東京の選択も躊躇したりして
意外に小心者なのでございます。

ま、最後は自分ルール優先なのでございますが。

投稿: キッド | 2007年3月27日 (火) 14時02分

勘助の行流は京流の流れを汲むようですが
ちょっと調べてもなかなかどういうものだったのか
ようわからんですねぇ(;・∀・)ゞ

あれって行流(ぎょうりゅう)と言ったのか
京流(きょうりゅう)と言ったのかようわからんですね。

まぁ関東七流、京八流とまるで互いを意識してるかのような
名称がそれを表しているような気がします。

この時代に慈恩大君が生きていれば
この辺りの剣術体系も変わったのかもしれんですけど(;・∀・)ゞ


それにしてもいつのまにか色がついたようですね。
一応あれから服装デザインとか考えている最中です。

ちなみにろーじーさんは鬼になる予定です。
もちろん服装はヨコジマです(笑)

投稿: ikasama4 | 2007年3月28日 (水) 22時00分

✥✥✥ピーポ✥✥✥ikasama4様、いらっしゃいませ✥✥✥ピーポ✥✥✥

えーと、まずはikasama4様のところで
コメントがエラーしちゃうのでございます。

で、こちらでバックアップをコピペしておきます。

まずは「風林火山」

華麗が終ってのんびり風林火山を見ています。
今宵も人情満開でしたね。
庵原のおじきの送り出し方が
良かったなあ。
ひきとめつつ案じつつ厄介払いをしつつ門出を祝すみたいな
一筋縄ではいかない人の情けがあふれていました。
新参者いじめはしごきの一種ですから
二百貫というのは心中おだやかならぬ厚遇だし
命のやりとりをする身だけに
味方の実力は冗談ではすまされないものですからね。
ああ、来週が楽しみです。

続いて「世にも奇妙な物語」

今回はどの話も楽しめました。
展開が読めちゃうのは
もうここまでくると仕方ないでしょうねえ。
すべての話が焼きなおしっていえば焼き直しだし。

キッドは昔のことをどんどん忘れつつあるので
わりとどんな話でも
それなりに楽しめるようです・・・。

なのでした。

剣術対決。原作の話の組立て上の
話なのでツッコミを入れるのはどうかとも
思ったのですが
戦国の混乱ぶりをあまり
江戸時代風にまとめられてもなぁ・・・
と思うのでツッコミしてみました。

行流は実際にある流派ですが
ここで登場するのは
もう少し原初的なものと考えられます。

京八流の源流あるいは開祖とされる
鬼一方眼は伝説上の人物で
陰陽師とも法師とも解される人物。

キッドは実は行者系の一派の秘伝継承者のようなものなので
あまり大きな声では言えないのですが
大方は口伝継承なので
歴史的な検証にはあまり意味がないのです。

陰陽師も法師も行を積む者。すなわち行者なので
行者流。すなわち行流です。

行流=鞍馬流=義経流=京流ということになります。
にごりがあったりなかったりは世の常ですから
ぎょうりゅう=きょうりゅう
で問題なしなのでございます。

大陸の古典である孫子をそれぞれが解釈しつつ
大量の模倣家を生み出したのが列島の兵法の基本。

元を質せば皆同じというところもありますね。

勘助の兵法はやや奇兵を重んじるところがあります。
これは工夫で勝つという道なのですが
神道流はどちらかといえば自然の理を重んじます。

まあ、いわば「小が大を飲む」のが京流。
「大が小を飲む」のが関東流と言ってもいいでしょう。

義経を例にとると天才に許されるのが京流です。
それは一般人の組織的鍛錬には向きません。
一同がそこそこ強くなった方が結果として勝利する。
最終的に関東流が生き残る剣術の流派となるのは
そういう根本があるのです。

小次郎は京流で天才肌なのですが
武蔵は関東流の上に天才だったわけです。
それゆえに武蔵の剣は一代で終ります。
なにしろ一般人には不可能な剣だったわけです。

山本勘助の剣もまた同様のものだっただろうと
キッドは妄想しますよ。

剣の革新をとなえた慈恩大君が倒れ
後を継いだ紗亜仮面が
新型安室に勝てなかったのもまた然りなのであります。

塗り絵、結構、大変でしたよっ。
とにかく公開日が来たので
なんとか仕上げました・・・。
あまり拡大しないでください。
お慈悲でございます。

ドラマ関係の絵がたくさんあったのに
ちょっとせかしたようですみませんでした。

まあ、華麗ごっこも終了したので
のんびりとスポットCMの形で
発表する予定です。

妄想的には大長編になっているので
ikasama4様の原型ができあがる順に
加工しても大丈夫だと思っています。

ろーじー鬼、楽しみです。
ペナントレースも開幕だし・・・。
日本シリーズが始まる頃には
完結しているといいのだが・・・。

投稿: キッド | 2007年3月29日 (木) 00時18分

オリジナルが終わって原作に沿った展開になると
今までの神のような勢いが落ちるのでは。。。
と心配していたのですが、何のその。。。で、
相変わらず面白かった「風林火山」でした。

勘助は「京流」だったのですね。
「ぎょうりゅう」と聞こえてました。
流派の事など、よく解らなかったですが。。。
新参者として、試されていましたね。
次回、どう切り抜けるのか楽しみにしています。


予告、拝見しました~(^.^)
面白い。
もっと見たいです~♪

投稿: くう | 2007年3月30日 (金) 21時00分

❀❀❀☥❀❀❀~くう様、いらっしゃいませ~❀❀❀☥❀❀❀

最初にお詫びしておきますが
ドラマ本編や原作では
「行流」です。
ただし、今回のレビューでは
キッドとしては行流=京流
ということが主張したかったので
誤解を招いたかもしれません。
申し訳ありません~。

ikasama4様へのコメントで
かなりしつこく説明したので
繰り返さないのですが
じいやのおタク根性が
原作・ドラマの対立の構図に
ちょっといちゃもんつけているだけなのです。
お許しくだされ~。

まあ、話の筋立てとしては
これで面白くなっているので
問題ないんですけど~。

最近の大河ドラマでは
「義経」の時に美輪明宏さんが
演じたのが鬼一方眼です。

彼が行者なので行流。
鞍馬山なので鞍馬流。
義経なので義経流。
京都なので京流と
みんな同じ一派ということです。

ドラマでは勘助は行流を会得したという設定です。
もちろん、義経の時代からは300年以上経って
いますから
流派も弟子から弟子へ継承される間に
様々に分派し、
いくつもの派閥を作っていたことを付け加えておきます。

まあ、さらに言うと坂東武者と
京との対立も根にあるのですが
ああ、説明しだすとキリがないのでこの辺で。

予告、がんばります。
くう様の登場はもう少し後になる模様。

投稿: キッド | 2007年3月30日 (金) 22時33分

あらあら、いつの間にか予告がこんな事になっていたんですね。
凄い面白そうです~☆

誘拐事件を絡めて正義と悪が戦うんですね。
本編が楽しみです♪

投稿: みょうがの芯 | 2007年3月31日 (土) 20時51分

♡♡♡♥♥♥みょうがの芯様いらっしゃいませ♡♡♡♥♥♥

予告は表紙は同じでも中身が違う仕掛けに
なっています。
これが第四弾です。

おそらく、本編は妄想劇場でしか見られないのでは。

皆さんには新作・予告で楽しんでもらうシステムです。

みょうがの芯様は
キッドの予想だと悪ヴァージョンが
SHINOBIみたくなっているのでは
ないかと思います。
悪ヴァージョンがあるかどうかは
ikasama4様次第なんですけれど・・・。

投稿: キッド | 2007年3月31日 (土) 23時01分

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