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2007年4月20日 (金)

ヨン様はヨン様でミッチーがヨン様で上戸彩は韓国で見ず知らずの男の車に乗ってはいけません。

30年で老舗と言えるかと言えば言えないとキッドは思うのだが、最低三代は続き、75年くらいの歴史がいると思います。どちらかと言えば70年代不況の時代に成り上ったホテルでしょう。

不動産王の森本(竹中直人)は引き抜いた乗っ取り対象の人材を引き取らないのだが、・・・それって無意味なのでは。まして、突然、たたきあげの実力者がM&Aの専門家に頼るって・・・変だよな。

かってちょっとした美人局でホテル界を追われた緒形(田辺誠一)を杏子(上戸)が連れ戻しに行くのだが、緒形は拒絶、しかしシン(ペ・ヨンジュン)に説得されると決意を翻す。見つめられたからなのか。あの、優しそうな目でみつめられたら誰も抵抗できないのか。・・・説得力なーし。視聴率11.1%・・・納得。

で、『ホテリアー・第一回』(テレビ朝日070419PM9~)原作・カン・ウンギョン、脚本・江頭美智留、演出・木下高男を見た。主題歌は上戸彩が歌うのだが、微妙である。「ひと夏のパパへ」の主題歌「感傷」以外、曲に恵まれないな。ライバル後藤真希と対称的だな。後藤は死ぬほどドラマに恵まれない。本当はこのドラマの主題歌はゴマキが歌えばよかったと思う。ま、ありえないんですけど。

「下北サンデーズ」で地にまみれた上戸だが、「アテンションプリーズスペシャル」(フジ)「李香蘭」(テレビ東京)「渡る世間は鬼ばかりスペシャル」(TBSテレビ)と他局のスペシャルを渡り歩いてここである。それにしても各局ともに上戸が大好きなのだな。まだまだ人気コミックのヒロインを演じていた方がいいと思うのだが、大人の女を演じさせたい人々がいるのだなぁ。違和感たっぷりにホテルの興廃を担うホテリアー役である。

「ホテル」を巡る買収劇と再建劇に登場人物たちの愛憎がからみあう。とりあえず、最初は登場人物紹介である。これらの人物が異国である韓国ならばなんとなくごまかすこともできるのだろうが、日本を舞台にするとまったくリアリティーを感じられなくなる。これは明らかですね。まさに歴史を捏造し続ける国だから許される設定なんだよなぁ。それにしてもアメリカ留学の殺人狂が日本人でなくてよかったよなあ。日本人だってあのくらいのキチガイはいるだろうからな。それにしても最初は中国人という報道もあったりして、結局、アメリカ東部ではアジア人にチャイニーズもジャパニーズもコリアンも大差なしってことなんだよな。だから、日本人じゃなかったからってホッとしてはいられないかもよ。

とりあえず「バンビ~ノ」も登場人物多数だったのだが、さすがにホテルだけあって登場人物はさらに大幅増員されている。大杉漣の後を受けて新社長は妻の片平なぎさ。その息子がダメな後継者オーラだしまくりの佐藤祐基で、竹中の娘が怪しいサエコ。上戸とは同い年の設定だが、サエコがお嬢様で上戸が家出娘あがりってあたり、もうどうしようもなくありえない感じが漂ってます。上戸は22才で英語も韓国語もそこそここなせる家出娘でたたき上げのホテリアーっていつ勉強したの・・・。もう、途中からドラマだからの連発の気配。

この他にも小田茜だの西田尚美だの笛木優子だのもう充分だろうというキャスティング。

ああ、ミッチー(及川光博)を忘れてました。

どうやら、ミッチー(35)と田辺(37)が上戸の恋愛相手になるらしいのだが、それって誰の願望なのだろうか・・・。

ま、二度とレビューすることはない予感で一杯ですが、上戸ならではパワーでものすごく面白いドラマになったりしたら書くかもなーっ。

で、『わたしたちの教科書』(フジテレビ070419PM10~)も見た。相変わらず、弁護士(菅野美穂)の本心は謎に包まれているが、「タイヤキのしっぽ」のくだりは涙なくしては見れない。結局夫の連れ子だった子役(小野花梨)の演技も見事だったが、志田未来の少女時代という設定がかなり違和感がありましたが。それにしても水嶋ヒロはいい声だな。養護施設の高田聖子もいい味だしてる。ラストでクールな菅野が牙を剥くにあたり、「神様はいい人にご褒美を悪い人に罰を与えるとは限らない」という名セリフを残す。そうです。そういう菅野がもっと見たいのです。しかし、実際に銃を乱射して闇を撒き散らした人のフィクションが激しく視聴率を奪っていったわけですが。「たまこさんありがとう」なのであったのに。破り捨てたけどテープで止めたのであったのに。学校は異常事態であったのに。そして光と闇は・・・つづくなのである。

関連するキッドのブログ『第一話のレビュー

土曜日に見る予定のテレビ『LIMIT OF LOVE 海猿』(フジテレビ)

ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。

皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。

まこ☆ミキ様のホテリアー

かりん☆スー様のわたしたちの教科書

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コメント

こんにちは!
ホテリアーは一度韓ドラで見ていますが、めっちゃくっちゃ面白かったのよ。絵も人もきれいでしたし、ストーリーがとにかく面白かった。これでもかという大サービスだったような気がするの。これを下敷きにしているということでしたが下敷きどころか全く同じだったように思うのよね。
ヘギョちゃんがサエコ?上戸彩がほらあの人だ~あちらの人ですが、すっごくきれいな人でした。ヨン様はミッチーなのね。面白かった~でもレビューしないの。韓ドラはもう卒業したヨン。
「教科書」これはもうね、まさかつれ子設定とは思いもせずやられたわね。しかしあの子役の子に脱帽だわ。ずっと号泣モードでした。菅野美穂、クールな弁護士役ですね。
けっこういい感じ。負けずに明日香の仇とってほしいですね。あのカバンにいたずら書きされた教科書入ってるでしょうかね?

投稿: かりん | 2007年4月20日 (金) 17時14分

韓国ドラマのリメイクという事もありましたが
ちょいとなぞり過ぎじゃないの?っていうくらい
韓国ドラマをなぞってましたねぇ。

でもって、特別友情出演者の出身地とかを
絡めたりして、ちょっと行き当たりバッタリな
感じもしましたね。

>もう、途中からドラマだからの連発の気配。
これがテレ朝の限界です(笑)


「わたしたちの教科書」ではまた新たなる子役が
でてきましたね。この辺りの層は更なる新人が
どんどん出てきますねぇ。
積木珠子は30にして山本勘助のような知恵を
持っている人物のようで。

しかし、手駒が今のところ加地だけというのが痛いとこです。

今後、武田信虎の畏怖を継承したかのような
副校長との対決が楽しみです。


P.S.
又五郎の得物はおそらく大太刀の発展系である
「長巻」と呼ばれる種類のもののようです。

投稿: ikasama4 | 2007年4月20日 (金) 20時09分

✿❀✿❀✿かりん☆スー様、いらっしゃいませ✿❀✿❀✿
「ホテリアー」はそれほど悪くはないのですが
今さら、こういうドラマを原作付で
やる必要がよく分かりません。

もうなんというか企画センスがないのです。

おそらく、マイボスのヒットに
ヒントを得たのではないかと
思うのですが
あれはアレンジが巧妙で
ほとんど別の話。

元々、昔の日本のドラマの模倣的な
ところがある韓流ドラマ。

知らない世代が新鮮だったり、
知ってる世代がちょっとなつかしかったりしていただけで
もう飽きられているとキッドは思うのですが・・・。

上戸でなければじいやはスルーしたかったのです。

「教科書」はラストでガラッとひっくり返すドラマ。
あれだけ涙をしぼっておいて、
チビノリダーを突き放すあたり、
じいやはちょっと感心してしまいました。

投稿: キッド | 2007年4月21日 (土) 13時28分

✥✥✥ピーポ✥✥✥ikasama4様、いらっしゃいませ✥✥✥ピーポ✥✥✥

キッドは別に韓国が嫌いなわけでは
ありませんが
特にソフトを求める対象とも
思えません。
原作を探す力がプロデューサーに
まったくないのだなぁと考えると
ちょっと悲しくなるのです。
上戸彩にやらせてみたい役など
星の数ほどあるだろうに。
なぜコレ?です。
まだ李香蘭の方が納得だった。

ま、メロドラマだからこれから
なのかもしれませんが。

「教科書」は菅野が
まだ人間としての怒りの立場で
動いているのかどうか
つまり、死者の代弁者と言う意味で
隠しているわけですが・・・。

タイヤキは刺さっているようですけど・・・。

あの笑顔、
置かれた境遇の不憫さ、
キッドは人を断罪できるような
正義の心はありませんが
あの子がどんな犯罪を犯すような大人に
なっても
キッドが裁判官になったら無罪放免に
してしまうことは確実です。

「長巻」ですか、なるほど
巻き柄で、
柄を長くしたわけか、どうも、キッドは
刀身を残したまま、柄を
足したような気がして
簡易長刀なのかと思いましたよ。

ある意味、邪剣だったので、

なかなか、名勝負でしたね。
ああ、これが最後になるのかなぁ・・・。


投稿: キッド | 2007年4月21日 (土) 13時51分

こんばんは~♪
上戸彩の相手がミッチーやら田辺やらってのが微妙なんですが、、、翠はこういう飛んでるドラマが嫌いじゃないから困ってマス(笑
ぬる~い感じで見るにはちょうどいい感じなのデス☆
「わたしたちの教科書」を蹴って「孤独の賭け」を見たらこれが大失敗、、、翠の選択って変なのかもしれません、、、

投稿: ぷっち☆翠 | 2007年4月23日 (月) 00時00分

☆☆✫ポイント✫☆☆翠様、いらっしゃいませ☆☆✫ピーピー✫☆☆

ツッコミを入れるのには手頃なんですよね~。
今回はヨン様の説得オチは爆笑でしたから・・・。

でも、ニコロボ、帰・時効と
コネタ傑作が二本あって
Pごっこがあると
もう結構お腹一杯な感じなのです。

するとマジで「教科書」
ナナメに「ウソゲ」
を残すと
もう「ホテリアー」のパスは濃厚かなぁ。
「バンビ」どうしようかなぁ・・・。

ちょっと変な選択・・・。
ちょっとシュテキ・・・。

投稿: キッド | 2007年4月23日 (月) 20時13分

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