す、す、す、す、スイスイ スーララッタ、故・青島幸男、故・萩原哲晶、故・植木等その他の皆様、ありがとうございます。(山下智久)
す、す、すき焼きでも食べようか。とか。す、す、スリランカは昔セイロンだったね。とか。す、す、するめいかともんこういかではどっちが固いですか。とか。「好き」と言えない人のために「す」のつく言葉はたくさんあるんだよなあ。でも半世紀ちかく前にこれが生れて、関係者はどんどん亡くなったけど「スーダラ節」は残りました。
前回、「言えばいいじゃん」の大合唱を想定して、今回、「言った」ような「言わない」ような展開とか、「言わせない」展開とかが多数用意されています。仕掛け的にはがんばったと思う。
最初に多田(藤木直人)と礼(長澤まさみ)が「好き」「私も好き」と言っているので「オレも好き」と健(山P)がついでに告白すると「冬のソナタ」の話だったりする。2004年。韓流ブームでアテネオリンピックの夏である。
次に「これがあたったらつきあうの決定」と水風船を目標に投げる健。命中。しかし、礼は「本気」と受け取らない。・・・後はいつもの通りだ。「好き」の一言がどうしても言えない健。「うる星やつら」の諸星あたるなみの照れ屋さんである。
本題に入る前に恒例の週末の視聴率チェック。「生徒諸君」↘*6.8%(どうしたらいいかスタッフがトイレで考えるといいのかもしれない)、「特急田中」↘*8.5%(しかし、がんばったとも言えるよな。もう少し田中のキャラが普通だったらなぁ、底辺すぎたよな)、「紅の豚」15.0%(いい加減その後のヒミツの話を教えてもらいたい)、山田太一の「星ひとつの夜」18.4%(ブタと太一で30%とられてたのかっ。内容は星みっつくらいかな?)、「帰・時効警察」↘11.7%(なんだろう。給料日がらみの下げかしら)、「喰いタン2」↘12.8%(東山くんのバック転、ちょっとこわかった)、「アイロボット」16.2%(ロボット、サイボーグ、ロボイドもう少し三つ巴で)、「ウソゲ」↗12.0%(だまされて泣き、だましてごめんもはや戸田の天下か)、「風林火山」↗20.7%(もはや、向かうところ敵なしでござるな)「冗談じゃない」↘10.7%(ヒトケタにならなくて良かったというところかな。もはやタレントのファンが仕方なく見ている状況か)、「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」26.5%(すんげえーっ、面白いからなー、洋画の逆襲が始まってるなーっ。ホントにブームって気がつけば終ってるもんだなー)・・・以上。
で、『プロポーズ大作戦・第七話』(フジテレビ・070528PM9~)脚本・金子茂樹、演出・加藤裕将を見た。すでに大学三年になっている健たち。最初は6年前だったので、もはや現代まで3年を残すのみ。そして、実質、多田が告白して礼と付き合い始め、挙式をあげるまでにはもはや3年を切っているのである。もちろん、礼と多田がいつ、恋人同士になったのかはまだ明かされていないのだが、今回のストーリーを見る限り、健は自分というものを見失った典型的な若者なのだろう。
かって、「自分」というものがもてはやされた時代があった。親も教師たちも「自分」を大切にしろと指導した。何故か、といえば彼らは「自分」というものを目指し、なかなか「自分」というものが理解できず、ついに「自分」をもてあました人々だったからである。だからこそ、次世代には「自分」を獲得してもらいたかったのだな。
だが、「自分」を持たないものに「自分」を教えることはできないわけで、その下の世代は「自分」を持たない上の世代を軽蔑しつつ、さらに「自分」そのものを見失ってしまったのだ。おそらく、日本人は「自分」というものが苦手なのではないかと思う。
過去に戻った健は例によって「のっとり」を行い、状況を把握するまでに無駄な時を過ごす。こういうのは「状況に流されやすい性格」と言える。つまり「自分」がないのである。現代の健は「このままでは愛する人を奪われるのでその前に捕まえる」という目標を持って過去にやってきた。それは「火事場から逃げてきたようなもの」なので過去のまだ「平穏な日々」に辿り着くとたちまち「その場」をエンジョイしてしまうのである。・・・ああ、ダメな奴。
もちろん、ダメな奴なりに「危機感」はあるのだが、ものすごく「決意」に欠けている。たとえば、「好き」ととりあえず言ってみるという行動を行い、失敗すると凹むのである。そしてとりあえずやってみたという満足感を同時に得る。「自分」がないので、凹むの凸るのを同時に行うのである。これでバランスをとるとたちまち目標を見失ってしまう。
現在、他人を貶めるときに「なんでそんなに必死なのか」という論理を使う傾向がある。「ひたむきに目標にむかったり」「手段を選ばずに目標を達成する」ことを嫌悪する態度だ。これは一概に否定できない側面がある。「邪魔だからどけっ」とか「邪魔だから殺すっ」というのを否定したい気持ちがあってもおかしくない。
しかし、これを限度なく使い始めると、大変なことになるのである。なにしろ、「自分」がないのである。つまり、「困ったことになっても」「必死にはなれない」ということになる。溺れてるくせに藁をつかまない状態だ。ま、つかんでも無駄だけどな。
さて、今回は礼の内面にエリ(榮倉奈々)が踏み込んでいく。エリはふられているのだがふった男から呼び出されるとつい出かけてしまう。都合のいい女になっている。いやなのだがいやと言えないのである。なぜなら「自分」がないからだ。一方、礼は「自分」があるのかといえばそうともいえない。健に告白しようとして果たせず、「健を好きな自分」を殺しているだけである。つまり、「自分」がないのである。ただし、そうすれば前向きになれると思っているのだ。そういう礼をうらやましく感じるほどにエリには「自分」がない。
さて、キッドが「自分」を持っているのではないかと疑っている多田を見てみよう。彼が未来から来ている証拠はまだないのだが、「教育実習に来た」「告白を消した」「今回も時間を待っているかのようだった」など疑わしさは増している。そもそも、タイムスリップによる過去改変というモラルに欠けた行動をする健が礼とのハッピーエンドを迎えるためには悪役は必要不可欠であり、彼が「自分」を持っていないと話は苦しいのではないかと考えるのだ。
さて、お分かりのようにキッドの考える「自分」とは「悪」なのである。「自分」を持つのは「悪」になることなのだ。だから「自分」についての教育は難しいのである。「自分」と「他人」が渾然一体となっている社会的な生物にとってはなかなかに不条理な問題なのだった。
健が思ったよりバカでないとすると健のダメさは「悪」に徹することができないところだということになる。今回、健は「告白」のチャンスを見逃して、友人という他人にアドバイスをする。そのことによってエリはとんでもない愛をつかんでしまうのだが・・・ユーミンの5cmの向こう岸が泣いてあやまる展開だ・・・それはそれとして、健は目標を見失う。
そうでありながら、多田の告白を阻止に向かう。それは成功するのだが、たちまち凹む。つまり、多田の幸せを阻んでしまうという「悪いこと」に耐えられないのである。そして、目標の達成にブレーキをかける。しかし、多田はなりふりかまわない。たちまち目標を達成してしまう。多田には「健と礼の関係」が見えていないから仕方ない・・・と考える人は「自分」というものがない人だと思う。
健をもう少し優しく解釈してみよう。健はなぜ「愛」をあきらめるのか。それは礼の幸福について考えたとき、告白できた多田と告白できない健のどちらがふさわしいかという比較をしたのだと考えられる。礼は多田と結ばれても仕方ないという結論はたやすく得られる。もちろん、自分というものがないからなのだが。
今回のテキストは『ドラキュラ紀元』(1992・キム・ニューマン)である。厳密に言うとタイムトラベルものとは言えない。しかし、『プロポーズ大作戦』がありえないはずだったとんでもないカップルを成立させてしまう場合の「もうひとつ別の世界」の考え方を用いたなかなかの作品なのである。この世には可能性の数だけ無数のパラレルワールドが広がっているというのは「自分」を持たない人間にはなかなか魅力的なのだな。
この小説の元ネタは『吸血鬼ドラキュラ』(1897ブラム・ストーカー)である。ま、古典中の古典なので説明は省略するが、「もしもドラキュラがヘルシングを倒したら・・・」な世界の話なのである。ドラキュラはたちまち、ヨーロッパ全土にその魔手をひろげ、人々はほとんどが吸血鬼になってしまうのである。
そこには吸血鬼の血の濃さに連なる新たなる階級制度が敷かれる。大英帝国では女王がドラキュラの奴隷としてビッチのような扱いを受けるのである。もう、このあたりの倒錯的な描写は震えるような痛快さを伴う。実在した人物や、虚構の中の人物が次々に登場し、最終的には女王を解放するためにダブルオーナンバーの人が・・・。さらに続編では吸血鬼同士の世界大戦がくりひろげられたりする・・・紅の吸血鬼だったりするのだな・・・という面白すぎる物語である。
さて、ここで考えるのは吸血鬼の「愛」についてである。吸血鬼たるもの「愛」は不可欠なのだが、「愛される」相手が問題なのである。それが人間だった場合、吸血鬼の「愛」は相手の死を意味するのである。もちろん、相手は吸血鬼になるので別にいいではないかという考え方もあり、そういう傾向そのものが「自分」のなさを物語るのだが、とにかく、それは悪いことであると仮定しよう。
吸血鬼は人を愛することができる。しかし、愛すると同時に人は死ぬ。これを愛と呼べるかどうか。吸血鬼は・・・悩むのである。この苦悩はなかなかに普遍的な苦悩だ。「あの娘と結婚したい。でもあの娘を幸せにできるか自信がない」「人類の自由と平等は大切なことだ。でもあの娘より大切にしたらまずいかな」「責任を追及したら自殺してしまった。自殺するなんていけないことなの。もっと追求したら他の人も自殺するかもね。でも追求しなくちゃなあ。できたら自殺は勘弁してほしいなあ。なんだか、気分悪いから」「私は貧乏で頭も悪くて体も弱くあまり綺麗じゃありません。でもこの子は生みたいのです。育ててみたいのです。気がかわって捨てるかもしれませんが」「ファンの皆さん、ごめんなさい。できちゃった婚だピョーン」
「いい人の気まぐれにふりまわされるよりもドラキュラの冷たい愛に身を捧げたい」・・・礼の心の着地点はこのあたりなのではないでしょうか。
関連するキッドのブログ『第六話のレビュー』
水曜日に見る予定のテレビ『バンビ~ノ』(日本テレビ)
ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。
皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。
P祭り開催中なのでPごっこレポートをお届けします。お気楽「もう、飽きてきたのね。どうせ最終回までどうにもなんないんだから」アンナ☆ラン「ダーリンもでないしね」ads(あず)「・・・それはちょっと・・・ドラマなんだし・・・ダーリンはでませんけど・・・」
かりん☆スー「もう、健がかわいそうでかわいそうで涙なのよ。別に礼と結ばれなくてもいいんだけど。礼ももっとガンガンいけばいいのよね。じれったいったらないの。スーはそう思うのよ」みょうがの芯「かりん先輩、私ってエリなんですか。・・・ち、小さい人とラブラブ?」
お気楽「夏、水遊び。私を投げないで。ハレルヤチャンス」ぷっち☆翠「また、ちょっと視聴率が15%をきったりして困るのデス。翠的には50%はないと不満です」mari「Pちゃまが出ているんだから可能なはずよね。海賊の倍くらいでいいんですもの」
かりん☆スー「ねえ、こういう状態って、迷うものなの? もうなんだか恵まれすぎてないの?・・・もちろん、スーはPちゃんで決まりでスー」
まこ☆ミキ「はうぅぅん。も、もちろん、迷わないのデス。ふ、フジッキー一筋ナノデスヨ。・・・でも、山Pがいいと言うのなら、そ、それはそれで、はうぅん、両方、持ち帰りでお願いシマス・・・」
みのむし「危なくごっこ不参加になるところでしたっ」まこ☆ミキ「ちっ・・・」
アンナ☆ラン「もう、ダーロイド投入なのっ。だって淋しいからっ」お気楽「もー、誰が誰やら・・・浴衣祭り?」
ミマム「・・・ちょっと暗いですね」
妖精「花火タイムですよ・・・ライクじゃなくてラブですから」
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コメント
こんばんは。
礼に告白するためだけに今まで過去に戻っていた健が
今回考えさせられた「愛」の意味って
今後の展開にどう影響するのか、ちょっと見てみたくなりました。
暗い中で火の点いたマッチを見つめる妖精がステキすぎます。
私はいったいどこに連れて行かれたんでしょう~(はぁと)
投稿: ミマム | 2007年5月29日 (火) 21時29分
こんばんは♪
スーダラ節はやっぱ、植木等への哀悼ですかね。
これも含めて、今回よく出来てたと思います。
優等生って感じの上手い作品になってました。
ま、優等生ってのはウケなかったりする訳ですけど。。
ちょっと脱線しますけど、久々に時効警察を、音声だけ
聴きながら雑用してたら、何度も笑っちゃいました♪
視聴率の下げは、統計的誤差の範囲でしょうか。。
今回の記事、かなり「自分」に集中してますね。
構成自体がいつもと違う感じ。気合が入りましたか♪
日本人は、自分が苦手なんでしょう。色んな意味で。
その良し悪しはビミョーな所。
自分のあるなしってのは、要するに程度の問題、または
見方の問題で、エリがうらやましく感じるってことは、
やっぱり礼には自分があるんでしょう。エリよりは。
多田が自分を持っているってのは、その通りですね。
独特のものを持ってて、それは今回、王様的告白を
生み出すパワーとなりました。
健と礼のハッピーエンドにするのなら、
多田を悪役にするのは有力でしょうね。
多田、いやいや、ただ、僕の考える「自分」とは
必ずしも「悪」ではありません。
もちろん善でもなく、善悪の彼岸でしょう。
現代日本で自分がしばしば悪とみなされるってこと
でしたら、その通りだと思います。
僕もしばしば悪とみなされますしネ(^^♪
健は多田と比べると自分がないし、闘えませんよね。
ウチの記事にも書きましたが第3話から既にそうでした。
多田はごく自然に、いつの間にか闘えるんですよ。
僕は健と同じく、こうゆう人は「すげぇ」と思います。
『ドラキュラ紀元』、面白そうですネ。
「デザートと倒錯的小説は別腹」って感じ♪☆彡
投稿: テンメイ | 2007年5月30日 (水) 02時44分
お久しぶりぶり!
ダーが出てなくても楽しんでますぅー
>多田の幸せを阻んでしまうという「悪いこと」に耐えられないのである
あぁ。。。そうかもしれないね。
天然なイイ人多田さんの幸せを阻止して
自分の幸せの為に、過去の歴史を塗り替えるなんて
それでHAPPY ENDになったら暴れてやる。
健はそんなこと出来ないはずだし。。ヤダ。
>いい人の気まぐれにふりまわされるよりもドラキュラの冷たい愛に身を捧げたい
↑なんここのコピーすごくいい!
いただき!自分の中に(笑)
言う機会があったら、言いたいな~~~♪
今回はツルとエリがすごく良かったー
最終回がどんな最後になるのか、なんかすごく楽しみに
なってきたのです!わくわく。
私の予想が当たりますように♪
投稿: アンナ | 2007年5月30日 (水) 11時17分
豚も見ちゃったし、海賊も見ちゃったよ。(^_^;)
視聴率に貢献しちゃったかな?・
投稿: みのむし | 2007年5月30日 (水) 14時17分
これについては方々で書いておりますけど
礼が結婚した時
初めて礼の気持ちに気付いた健ですが
いくらタイムスリップしたとしても
元に戻れば、また幼馴染の礼に戻ってしまう。
ツルがエリと付き合えるようになれたのも
ツルがずっとエリを思い続けていたから。
二人に足りなかったのは、背中を押してあげる事。
そう考えれば
まずは過去の健の気持ちそのものを変える必要がありますね。
という事であれば
ここはミキオちゃんにタイムスリップしてもらうのが
いいのかもしれんのですがねぇ(苦笑)
そうなると誰が主人公か
更に混乱しそーですけど(; ̄∀ ̄)ゞ
投稿: ikasama4 | 2007年5月30日 (水) 19時27分
❄~❄~❄~ミマム様、いらっしゃいませ~❄~❄~❄
実際の健は社会人。
どんな仕事をしているのか
分かりませんが
ひょっとしたら
礼が多田と結婚するのを阻止したいだけで
礼とどんな将来を過ごしたいのか
ビジョンがないのでは・・・
とキッドは心配するのです。
つまり、「礼」が結婚するのは
嫌だけど
かといって今、自分が礼と
結婚したいと考えているわけではない・・・。
みたいな。
過去の健がダメな奴だったと
現在の健は思うのですが
この結婚式場に来るまでの
健はその延長線上にいたわけで
・・・過去と現在が
接近するほど
キッドはだめだ、こりゃ。
と思うのでございますけど。
ミマム様は
妖精の国で
妖精ミカミスペシャルコースをご利用中です。
おそらく、P祭り終了までは
現世に戻れないのではないかと・・・。
投稿: キッド | 2007年5月30日 (水) 20時58分
○-○)))テンメイ様、いらっしゃいませ。○-○)))
礼にはおよばない・・・ふふふ、
キッドもだじゃれかよっ
と画面にツッコミを入れましたよ。
スーダラ節よ、永遠なれ・・・と言っておきます。
時効はセリフ回しが
ラジオドラマっぽいですよね。
ま・・・最近は
ネットでもちらほらと
耳にするのですが
ま、新しいメディアが
登場すると手法の再発見ってあるものなんですよね。
視聴率はまあ、こんなもんかなと。
DVD買えばいいやと思っている人も多いでしょうし。
あ、時効警察の話です・・・。
今回の記事に特に力を
入れたつもりはないのですけど・・・。
場面的には二人の男にはさまれた女。
というのが結構、力強かったなぁと
思い、そこから感想しただけですよ。
「私と世界」が
「善悪」で対立するというのは
キッドの基本的な主題です。
ある意味、そればっかで
つまらんと時々、自分でも思うほどです。
まあ、いろいろなことが
情報の蓄積に過ぎない以上、
ある程度の歳月は必要だし
タイミングを逃すことは
ある・・・なので
キッドとしはくりかえすしかないのだ
と思うことにしています。
キッドはこの物語の終着点を
いくつか考えたのですが
あまり言うとテンメイ様的なネタバレの
世界に抵触するので
あまり可能性のないものを
一つあけでおきます。
妖精は二人いる。
ミカミの二役でもよろしい。
ケンがいる結婚式場をAとすると
結婚式場Bでは
ケンとレイの結婚式が行われ
後悔しているタダがいる。
タダは妖精Bに
「過去に戻ってやり直す」
ことを薦められている。
何度もやり直すが
二人の絆をこわすことはできない。
しかし、少しずつ訂正して
ついには結婚式Aを作り上げた。
結婚式Aで写真が結婚式Bに
戻りつつあることに気がついた
タダは過去に戻り始める・・・
というものです。
ケンが過去に戻ると
同時にタダも戻っている。
最後は二人が直接対決し
それが原因で
礼は死亡。
第③の未来
教会でケンとタダは
レイの告別式に列席していた・・・。
はいはい、ないですよね。
ハッピーエンドじゃないし
『ドラキュラ』へのオマージュは
はいてすてるほどありますが
『ドラキュラ紀元』は別格とキッドは考えます。
ま、デザートにするにはかなりの
ボリュームですけど・・・。☆☆☆
今回のテーマについてはそちらで・・・。
投稿: キッド | 2007年5月30日 (水) 21時35分
☁Building☁アンナ☆ラン様いらっしゃいませ☁Building☁
アンナお嬢様、ご機嫌いかがでしょうか。
最近は卓袱台を投げるほどのドラマもなく
飽き飽きなさっているのではないかと
じいや心配です。
しかし、どうやら心配のしすぎのようでしたね。
じいやはおでかけしても
なかなか、コメントまで手がまわらず
申し訳なく思っております。
ごっこと映画で結構、
更新するのがやっとになっております。
なにしろじいやなので・・・お許しくだされ。
健は悪い人になれないと思うので
ハッピーエンドに持っていくのは
なかなかに力技でございますよね。
ちっちゃい人からツルに出世した人が
先にハッピーになろうとは・・・。
じいやは
時々「キザなセリフ」を言ってみたくなるので
ございますが
アンナお嬢様にお褒めいただくとは・・・。
お恥ずかしい次第でございます。
アンナ様は礼と健は結ばれない派で
ございますよね。
ドラマはどんどんそっちの方向に
向かっているようですが
エンディクングの見つめあう二人
微笑む礼を見ていると
逆転もありそうでございます。
じいやはどちらかといえば
礼が幸せになるなら相手はどっちでも
よろしいのですが・・・。
エリには本当にそれでいーのーと
念を押したい気もいたしますです。
投稿: キッド | 2007年5月30日 (水) 21時52分
*simple*life*みのむし様、いらっしゃいませ*simple*life*
みのむし様、こんばんは。
豚は何度見てもストーリーを
忘れてしまう不思議なアニメなのです。
その理由はきっと結末がないからなのですね。
豚から人間に戻るところも
はっきりしないし・・・
ずるい作品だと思います。
一方、海賊は1回見れば
ストーリーは忘れない展開ですが
何度でも楽しめる。
もう、ジョニー・デップが
セクシーでファニーですから・・・。
いえ、じいやはその気はないのでございますが
男の色気というものは魅力的でございますから。
もう、なれるものなら海賊に
なりたいものでございます。
ディズニーランドのアトラクションで
「カリブの海賊」が
一番好きなのです。
プロボーズ大作戦のコメントじゃないですけど。
投稿: キッド | 2007年5月30日 (水) 22時02分
✥✥✥ピーポ✥✥✥ikasama4様、いらっしゃいませ✥✥✥ピーポ✥✥✥
念願の新作山Pありがとうございます。
早速、山P先輩として加工したいと思っております。
来週のP祭りは新山P先輩登場でうれしい限りです。
ついでといってはなんですが
「ニコロボ」のプッチーニのトリオも
いただいて、デビルの手下として
来週の映画に登場させようかと考えています。
どうか、お許しくださいますように。
とりあえず、妖精の正体が
不明なのですが
妖精は健に何をさせようとしているのかって
あたりが妖しいですよね。
過去に戻ると明らかになるのですが
健はどうもロクでもない奴だっようです。
それなのに健は急にいい人になっている気がして
ちょっと疑問なのですよね。
ま、過去というものは美化されやすいので
実際に過去に戻ると
自分のひどさにがっかりするものなのかも
しれません。
とにかく、過去の健と
現在の健はまったく別の人格。
現代に近付くこれからの3年で
健がどのように成長したのかで
物語は変わってくるのではと思うのです。
ミキオが過去にタイムスリップするのは
盲点でした。
ikasama4様・・・天才・・・。
ま、それで思ったのですが
過去のミキオに打ち明けて過去の健を
指導してもらう・・・
という手もありますよね。
なにしろ、ここまで問題なのは
現代の健の努力を
ぶちこわしにする過去の健ですから。
でも過去の健はバカなので
ミキオの話を信じない可能性大ですが・・・。ヽ('A`)ノ
投稿: キッド | 2007年5月30日 (水) 22時17分
ツルとエリは、結局どうなるのか?
ドラマレビューしてませんが、気になってます~。
それよりも、何回過去に戻るのかも気になります(笑)
投稿: みょうがの芯 | 2007年5月31日 (木) 00時24分
♡♡♡♥♥♥みょうがの芯様いらっしゃいませ♡♡♡♥♥♥
今回はツルとエリが大人気でございますね。
キッドは
ツルは「健の気持ち」に気がついていないのか?
もし、気がついているなら
友達としてひどいし、
気がついていないなら
友達じゃないのではと思いましたよ。
エリは「知っているけれど」
「礼を度々傷つけた健よりも多田の方がいい」
という女ともだちの結論なのかもしれませんが
やはり健には冷たい・・・と感じました。
いろいろな事件でニュースに人が
流れたのは確かですけど
こういう描写の甘さは客を逃すと思います。
次回、「健のだめさ」を
ツル、エリ、そしてミキオが
礼に代わって責め立てる。
というような展開が欲しい・・・
とキッドは思います。
だって過去のダメダメ健が
変わらないと
歴史は変わらないと思うからです。
過去は現代が追いつくまで戻り続けるのでしょう。
最終回まであと四回だとして四回?
投稿: キッド | 2007年5月31日 (木) 15時26分
キッドさん、こんばんは♪
「ごっこ」のほうが楽しくなってきた、、、翠です^^:
過去に戻って告白しても、礼との幸せな現在があるとは思えないし、あったら逆にイヤ(笑
だって健は「悪」になろうと思ってもなれないと思うのデス!
過去で告白しても、未来の健が戻ったら過去の健は「告白」を覚えていないんだろーし、、、
とりあえず、現在に近い過去で告白→玉砕→現在に戻りスッキリ、礼を祝福、、、が一番無難かなぁ~と思いマス、、、
玉砕した健は翠が慰める方向ということで(笑
投稿: 翠 | 2007年5月31日 (木) 20時56分
☆☆✫ポイント✫☆☆翠様、いらっしゃいませ☆☆✫ピーピー✫☆☆
乙女心は複雑でございますからね・・・。
いよいよ、プロポーズ大作戦も
終盤・・・。
入浴、
ユニフォーム、
学生服、
マフラー、
そしてタンクトップ
山Pのサービスショット満載の
このドラマもまもなくフィナーレで
ございます。
終わりの予感に寂しさを感じて
おられるのでは・・・。
結末がどうなるものやら
じいやには見当もつきませんが
P祭りが盛り上がる
青春フィナーレだとよろしいですね。
健は善悪というよりもまず大人に
ならなければいけないようでございます。
ま、翠様は健が
失恋したほうが
好都合かもしれませんけれど・・・。
次回のごっこにはikasama4様の新作山P先輩登場の予定。
どうかお楽しみに!
投稿: キッド | 2007年5月31日 (木) 22時01分
キッドさん、こんばんは。
6話では切なくて切なくて泣きましたが、7話では悔し泣きでした。ちょっとだけですけど。
最後、多田先生が告白するのを見て「多田さんはおもったよりすげぇ人だった。完敗だった。」と言う健をみていて、そうじゃないでしょ!って心の中で叫んでました。多田先生がそういうタイプなだけでだからすごいわけじゃないはずだし。私は幹雄くんのいうように時と場所を選んで欲しいし、。エリちゃんの言うようにその時は悪い気はしないと思うけど、ああいうところであっさり言ってしまうような人は好きにはなれません。健には健の良さがあるわけで、礼ちゃんがそれをわからないはずないのに、と思うと礼ちゃんにも腹がたってしまうのよ。
今回、多田先生にもちょっと?がつきました。今まで多田先生はずっといい人だと思ってきたけれど、ちょっと猜疑心がうまれてきてしまいましたわ。最初に礼ちゃんに告白しようとして健に邪魔された時に多田先生は、なんかね、みんなにないしょで悪い事をしようとしていたのを見付かっちゃって、ばつが悪い感じに思えたの。なんか、チッっていう舌打ちの感じすらちょっと感じてしまってあれって思いました。それにね、あの時の健の顔を見て健が礼ちゃんのことを好きだという気持ちに気づかないはずはないと思うのに、気づいてないふりをしてるし。ほんとに気づいていないんですかね。でも、それにしちゃ最後の皆の前での告白はねえ。健にダメージを与える為としか思えないんですけど。わざわざ、ライクじゃなくてラブですよ、なんてことわってるしね。
どうなんでしょう?って、まあ多田先生は素直な天然キャラでいい人というのが本当なんでしょうけどね。
今回は健と多田先生の違いもはっきりして面白かったです。健の弱さや、やさしさがでていて私はやっぱり健がすきです。
6話の健はやたら色っぽくてステキでしたが、7話の健は男っぽくてドキドキしました。
水風船のシーンはきれいで見とれましたけど、私が1番好きなのは、多田先生の告白を阻止すべく走って研究室のドアを開けたところです。もうなんともいえない顔をしているんだもの。好き!です。こういうのを見ると、Pちゃんが俳優で良かったなあって思います。普段こんなお顔なんて絶対見られませんものね。
友達はね、健の気持ちには気づいていないと思います。「この時告白されたと後で知った」といってましたからたぶん礼ちゃんと多田先生が付き合い始めてから知ったのだと思うんですよ。そのとき初めて健は自分の気持ちに気づいたのではなかろうかと思うので。まあ、気づいてないというよりは気づかないように自分の気持ちに蓋をしたって感じかなあ。礼ちゃんへの気持ちを自覚したのが、2人が付き合い始めたあとだったらどうしようもないですよね。友達が礼ちゃんの気持ちに気づいているかも微妙だと思います。他の3人が友達になった時にはすでに健と礼ちゃんは仲の良い友達で、3人から見るとほとんど姉弟とかに感じるくらいで、恋愛関係に発展するなんて想像もつかないといった感じではないのかと思います。2人ってほとんど最上級のライク関係だと思われているんじゃないでしょうか。
キッドさんの最終回予想は爆笑でした。よくまあ、あんなことを思いつきますねえ。でも、この予想は難しすぎてややこしいんではないかと思いますよ。映像化は難しいかと思われます。
私は、健がプロポーズして礼ちゃんが泣いて「はい」というのが楽しみなのでぜひやってほしいです。その後、熱い抱擁に熱いキスをぜひ!また、ショックを受けて凹むかもしれませんが見てみたいのです。
投稿: youko | 2007年6月 1日 (金) 23時29分
♢♦~山~♦♢youko様、いらっしゃいませ♢♦~P~♦♢
健にとって時は無常にすぎていきますからね。
まだまだ時間があると思っていた六年前から。
実際に多田と礼の交際がスタートする3年前へ。
健は結局、過去の自分のだめさを訂正することは
できないわけです。
仮にもしも告白できても
次の日、健が「告白したこと」を覚えていない
とすると・・・。
礼がその気になっても
また裏切られることになります。
つまり、本人が何かをしても無駄なのです。
今回、「幹雄」が気がついていた・・・
というのはそういう手段の問題だと思うのですよね。
健は過去の健の日常を正してくれる
誰かが必要になるわけです。
でも、それってラブコメとしては
つらそうだ。
さらに言えば
礼に「未来」から来ていることを
信じてもらうという手があります。
告白さえ出来ない健には
かなり難しいでしょうが。
「告白」して
実は「未来」から来ていることも告白して
それを信じてもらい
さらに「明日」からの「健」を
見捨てないように頼む
という展開です。
無理だなぁ。健には無理だ~。
というわけでキッドはこのままでは
どうにもならないと考えてしまいます。
キッドは妖精が
一体なんで健を助けようとしているのかが
ちょっと疑問だったのですが
毎回、アドバイスが結果論ですしね。
妖精が実は悪魔だと
最終的には
「じゃまもの」を消さないと
「だめなんだよ~」
という論理がかくされているような気もします。
その誘惑に耐えて
「いい人」を貫くのもバッドエンドだし、
「やってしまったら」もっとバッドエンド。
難しいですよね。
残りの回数で「短いけれど忘れられないひととき」
を健が礼にあたえ、
次の日から健が記憶喪失になるような
シチュエーションになったりして・・・。
花男かっ。
テンメイ様がこだわる「水」に関わると
「二人が溺れる」という展開もありますけど・・・。
たっ恋かっ。
健には幸せになってもらいたい・・・。
でもキスには凹む。
ファンは大変ですよねーっ。
そういうファンのためにも
素晴らしいエンディングでありますようにと
思わず祈るキッドでございます。
投稿: キッド | 2007年6月 2日 (土) 23時04分
遅くなっちゃいましたが、いよいよ明日はPさまの涙の日ですから今日あたりは心を引き締めて強くあらねばなるまいと思っておりますの。どんだけ~泣かされるのか・・今から心配なんですけど。
スーは7話の水もしたたるP様ともちろん上腕部にほろぼれ。
巷ではタンク祭りと言ってましたけどね。
今週もすてきなPさまとのショットをありがとうございました。もちろんスーは多田先生と健では健一筋デスー。
ミキちゃんと仲良くダブルデートができちゃうじゃないでスか。
投稿: かりん | 2007年6月 3日 (日) 14時39分
✿❀✿❀✿かりん☆スー様、いらっしゃいませ✿❀✿❀✿
お嬢様、大変でございますねーっ。
それはそうと「特急田中」予告編には
突然、亀ちゃんが現れていましたよっ。
もう、突然すごいゲスト出演なのでしょうか。
・・・まさにたっ恋モードでございます。
P大作戦もどうやらアユタ・・・いえ幹雄が
鍵を握る模様。
それにしても材料がそろってきて
じいやの頭の中には
最終回の妄想が渦巻いているのでございます。
どう考えてもPちゃんには
不利な状況なのですが
はたして一発大逆転はあるのでしょうか。
ま、タイトルが「プロポーズ大作戦」
ですからじいやは
「告白」はアウトだと思うのですよね。
「プロポーズ」でないと・・・。
はたして「告白」もできない健が
「プロポーズ」できるのか?
ということになるのではないでしょうか。
そして・・・きっと・・・
お嬢様、お気を確かに。
最終回までたっぷりとお楽しみくださりませ。
投稿: キッド | 2007年6月 3日 (日) 22時07分