特盛りでお願いします。(深田恭子)、ふふふ、ボロを出したわね。(伊東美咲)
ははははははは。ここまで面白くないと逆にすごいな。すでに次回に羽賀研二をキャスティングしていた時点でピンクのブタは運気を下げていたのだな。っていうか、スタッフが連座していたりするとすごいスキャンダルになるので・・・どうかそのようなことにならないといいなと思う。
しかし、この原作をやろうと思ったスタッフが何をしていてもおかしくないと思えてくるところが絶妙なのである。
もうドキドキのヒヤヒヤなのだろう。そういう立場の人間が面白いものを作れる可能性は低いだろうなあ。
女性のバストが大きいか小さいかにこだわる特殊な人間の特殊な生態を描くという・・・ある意味スリリングな挑戦なんか無理なので・・・もう、「サザエさん」のような人畜無害テイストになっている。
たとえば、「不倫をした男がとばされ女が残る」とか、ある意味では時代としての男女の立場の逆転とかももう少し深く描けるはずなのだし、ハラスメントとコミュニケーションの認識の差異なんかももっとばかばかしく、描けるはずなのである。
固定された深田恭子の乙女心はちっとも揺れず、逆に壁のはずの伊藤美咲の胸が揺れてるようでは・・・もう何を作ろうとしているのか分からないのではないか。
まるで死者の舞踏のような展開である。前半、深田恭子のHカップについてセクハラ発言があり、緊急ミーティングが開かれたりしたかと思うと、合コンになり、社長さんと知り合いたいデパートガールが狂喜する。突然、ふるさとの父親から電話が入り、青森県人会が始まったかと思うと、深田恭子と谷原章介の不倫疑惑が浮上し、ピンクのブタを買ったついでに偶然会った二人を尾行。結局、誤解だったというオチ。もう、どこへ連れていかれるのか分からない。迷子のような気分である。つまり、魂がないのだ。ここまで魂がないドラマを作ってしまうほどの心配事がスタッフにあるのではと考えると・・・もうドキドキするんですけど。
前回、あれだけの力作ドラマを作ったのに最低だった視聴率の時間枠だけになにか怪しい呪われた気配を感じるのだな。あのピンクのブタのまがまがしさ。そして、ソフトフォーカスのかかった深田谷原の安っぽいベッドシーン。おいおい、大丈夫かあ。風水とか主人公が言い出すともうろくなドラマにならないと思うんですけど。
で、『山おんな壁おんな』(フジテレビ・070712PM10~)原作・高倉あつこ、脚本・前川洋一、演出・林徹を見た。このスタッフはきっと二時間ドラマとか時代劇とか作っている感じでドラマ作っているな。二時間ドラマや時代劇にはお決まりのパターンというものがある。しかし、現代劇にそれをもちこもうとしても・・・無理なのだ。たとえば、ジムで伊藤美咲が足を痛め、深田が体操するまでの流れ、つまりオープニングが本編と何も連動していない。というか、実は本編そのものが見当たらないのだ。ある意味、シュールレアリズムな作品なのかもしれないな。
私(惠美)は何をしているのだろう。今は一体いつなのだ。休日。それとも退社後。それとも勤務中。ここはスポーツジム。私はルームランナーで巨乳にはさまれて走っている。これは夢なのか。そして、いつもどこからか現れる社長(若林豪)・・・あなたは人間ですか・・・ひょっとして水戸黄門なのではありませんか。私は生きているの? 死んでいるの? 私は学校の先生や、友達のお父さんを好きになってしまうのです。だから恋愛対象は社長なの。でも社長には奥さんがいるので不倫です。不倫はいけません。なぜなら私は風紀委員だからなのです。ああ、まりえ、あなたは姓はまりや、名はまりえ・・・なんてふざけたネーミングなの。バンバンジーが食べたいのです。あなたのHカップを私にください。半分だけでもいいのです。ABCDEFGH。あなたがEで私がDならこの世からセクハラはなくなるのです。イケメンはセクハラができません。イケメンは何をしてもラブですから。イケメンで社長。みんなそれが好きなのよ。そうに決まっている。ほほほ。ほほほ。プリンが不倫で夏は風鈴、大河ドラマは風林火山、デパートはライオン。胸はふくらまないは鼻はふくらむはでもう海で水着のロケなんかしないわよ。温泉入浴ロケもしないわよ。このとってつけたようなバストアップのエクササイズはなんなのよ。HEROの通販はもっとおしゃれだったのにこのスタッフにはそういうセンスはないのよね。もう、このビデオが欲しくなるくらいのクォリティーのDVDを作りなさいよ。どうせなら、ここで小池栄子を投入すればいいじゃない。だって小池栄子なんてドラマの中でなんの役割もしてないし、恋のライバルといったって奥様の巨乳には勝てなかった巨乳でしょう。そういうあたりもちっともピンとこない展開なのよ。ああ、あたし、なんでこんなドラマに出ているんだろう。あたし、あたしの輝きはどこに。ああ、エルメス。ああ、タイガードラゴンのメグミ。ランチの女王のトマト。ああ。時は流れるの。ミッチーはファンタスティックより、ダイナマイッで押した方が良かったのよ。ああ、逮捕しちゃうぞの辻本夏実。ああ、私は誰? ここはどこ? 流通業界の舞台裏、つきあたりはトイレなの。つづくよ。つづくなのよ。ガレッジセールの川田とからんでいるだけじゃ身が持ちません。三浦理恵子も上原美佐も矢沢心もみんな壁の花みたいじゃない。ああ、息苦しいな。この窓、開かないのかな。ああ・・・つづくだわ。つづくなのね。あのビーナスみたいなBGMどうにかしてもらえないかな。
関連するキッドのブログ『第1回のレビュー』
おいおい、この手は何度も使えないぞ。いいや、来週もまたこの調子だったら深キョンでやるし、その後もメンバーを順番に発狂させていけばいいさ・・・なるほど。
土曜日に見る予定のテレビうわあ、マチベンに高橋由美子でるし受験の神様始まるし仲間由紀恵で島根の弁護士だし浅野温子で家政婦は見ただし・・・ま、『ライフ』(フジテレビ)でいいか。
ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。
皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。
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コメント
ほんとつまんないし、内容も薄い。美咲さんも深キョンも巨乳も萌えない自分はどうしらいいのか・・・。
投稿: お気楽 | 2007年7月13日 (金) 18時09分
惰性で見たんですけど、途中で寝てました。(^_^;)
どこに行きたいのか着地点がわかんない。
「わたしたちの教科書」とはぜーーーーんぜん違った意味で!乳だけで、1時間引っ張ろうとするのが
なんだかなぁ。の世界です。
投稿: みのむし | 2007年7月13日 (金) 19時34分
✞✞エコエコアザラク✞✞お気楽様、いらっしゃいませ✞✞エコエコザメラク✞✞
お気楽社長ーっ。オーディションで
美少女見すぎで感覚マヒしているのでございます。
じいや、思いますに
このドラマは列車の旅で
窓から景色眺めるように見るのが
一番だと思うのです。
おっ、今日も深田の乳は食卓にのったかーっ。
とか、
一回目より谷間のサービス少ないのー。
とか、
伊東も乳がハトヤーっ。
とか、
そこそこ揺れとるのー。
とか、
そういう感じ。
もう少し、女の子の喜ぶような景色も
見せなきゃダメだよ~
とも思いますけれど・・・。
投稿: キッド | 2007年7月13日 (金) 20時09分
*simple*life*みのむし様、いらっしゃいませ*simple*life*
そーですねー。
女性のための目の保養パートが貧弱なんですよね。
流通の話だと「スーパーの女」とか「県庁の星」
とかああいうテイストがあるのですが
落ち目の百貨店というものに対する視点が
脱落していますし。
かってお金を出すのは男という時代の
遺物であるデパートガールに
対する認識が甘いのだと思うのです。
なにしろ、華やかさを出すのは若さ。
そして年輩者はせめて上品であれっということですよね。
だから、ここも半数はイケメンで
そろえるべきだった。
デパートボーイでよかったのですよね。
昔は売り子さんたちは適齢期になったら
お嫁に行ったのですが
ボーイたちはお婿にいけるわけではない。
というのがつらいところ。
キッドはレジカウンターに
おっさんが立っていると
とてももの悲しい気持ちになることがあります。
とにかくドラマはもっとピチピチでいいのになっ。
それから伊東美咲の相手は・・・もっとどうにか
ならんのかーっと思いましたよ。
そこそこの二十代後半男優もっともっといるだろうに。
山と壁で予算・・・もうないのか・・・。
投稿: キッド | 2007年7月13日 (金) 20時24分
キッド様
おこんばんは♪
お気楽さんに不評のこのドラマ(笑)やったー!
アンナランは、結構好きです~♪かぶってない♪わい。
一番疲れの出る木曜日、流して見るにはちょうどいい♪
肩ごしの恋人は、揺れる30代。。。
アンナランはまだ高校生なので、難しくって♪(爆)
今クール飛ばし過ぎてる?翠ちゃんもすごいよ(笑)
急に更新が止まったら、疲れたんだと思ってね(笑)
投稿: アンナ | 2007年7月13日 (金) 22時23分
☁Building☁アンナ☆ラン様いらっしゃいませ☁Building☁
ま、お気楽様に好評のドラマって
記憶にないんですけどね。
もう、壁女にはおっぱいが小さすぎるっ。
山女にはおっぱいが大きすぎるっ。
どちらでもないと中途半端だっ。
・・・と言う具合に不評なのでございます。
名人芸のレベルです。
そうですね。
悪魔のキッドには刺激薄すぎますが・・・。
キャンプ入隊の合間に見るには
ちょうど良い感じでございますよね。
肩恋はいつまでも大人になれない方向きだと
思いますけど・・・。
ま、それって人によっては格好悪いことですからね。
お嬢様はイェーイッと張り切って
・・・・・・・・・となる場合がございますので
じいやはドキドキでございます。
投稿: キッド | 2007年7月14日 (土) 00時54分
う~ん、初回は面白かったのになぁ・・・
でも、ふかふか深キョンが見たいから最後まで
見ますけどーーーっ!
つか、次回は羽賀さんが出演してるのですか???
まさか【セクロボ】の悪夢再び・・・放送中止には
ならないですよねっ???
モザイクもしくは、丸山弁護士みたく黒塗りでもいいから
そのまま放送されますよーにっ!
へばっ!~~(ノ||| ̄▽)ノ
投稿: まこ | 2007年7月14日 (土) 11時15分
●no choco●まこ☆ミキ様、いらっしゃいませ●no choco●
ま、題材は一発ネタなので
それを過ぎてのほほんとしてくると
ちょっとインパクトがない・・・ような気持ちになる。
のでございましょうか。
百貨店という素材がなんか野暮ったく感じるのは
じいやだけなのでございましょうか。
羽賀くんはチョイ役だったらしく
編集でカットされて
無問題らしいのでございます。
どうぞ、ご安心ください。
羽賀くん・・・昔はいい子だったのになあ・・・。
じいやはちょっと哀れを催しますです。
ふかふか深キョンの何を考えているか
分からないところが
とっても魅力的です。
傷ついているようでもあり
楽しんでいるようでもあり
なんか伊東美咲自身が気がついていない
彼女の心の奥の奥まで
分かっていてとぼけているような・・・。
ならではでございますね。
へぱねーっ。(*´∀`*)
見
投稿: キッド | 2007年7月15日 (日) 04時00分