中野ひばり、発田いずみ、白井ちえみ・・・って大三元かよっ。(吉澤ひとみ)
「誰かに愛を届けたら誰かが愛を届けてくれる」(吉澤ひとみ)でも、「10時またぎの15分のショートドラマでほとんど出番はクワバタオハラってどこまで釣れば気がすむんだよ」(吉澤ひとみ)でも、「甲子園応援ママ軍団VS新幹線ガール」(吉澤ひとみ)でもよかったのだが・・・ヨッシーは卒業後初のドラマ出演を無難に終えたのだった。
お客(山田邦子)にも大分、助けられたが、ヨッシーはちゃんと役をつかんでいる。・・・と思いました。もう少しみたかったよ・・・。結局、新幹線車内販売弁当ベスト10の情報コーナーだったけれど。
っていうか、吉沢ひとみ(読売新聞テレビ欄のキャスティング名より)という知らない女優の登場があったらどうしようかと思ったさ。
で、『夏のスペシャルドラマ・新幹線ガール』(日本テレビ・070704PM9~)原作・徳渕真利子、脚本・渡辺雄介、演出・七高剛・池田健司(第三章・お弁当部分ね)を見た。視聴率11.5%である。まるで睡眠薬のようなドラマだったのにフタケタあるってすごい。
そもそもエッセイ・原作のドラマ、特に職業ものは微妙なのだ。これが難病ものだとそれは「誰にでも起りうること」なのだが、「職業もの」は本来の職業とは異種のこと・・・つまり「作家」をやっているような職業一筋ではない素人さんが加味されているのである。ここにプロである脚本家がどれほど技を見せられるかが勝負なのだな。本来「新幹線ガール」が面白いと感じた脚本家が現場に取材して作っていくのが筋だからだ。・・・しかし、結局、そういう実力が現場から失われている・・・というのを再確認する番組がまた一つ生れたのだった。
キャスティング的にはヨッシー&ベッキーの新幹線ガール物語でよかったと思うのだが、実際はベッキー、真矢みき、黒谷友香、渋谷飛鳥、ベッキー、ベッキー、ベッキー、クワバタオハラ、宇梶剛士・・・・ヨッシー・・・、高橋かおり、ベッキー、ベッキー、井上和香、さくら、ベッキー、酒井彩名、ベッキー、真矢みきの車内弁当ドラマだったのだ。いや、マジでマジで。
キッド、久しぶりに・・・あきれはてましたぞーっ。
ま、期待してなかったので別に構わないんですけど。
もう、あらすじ書いて終わりにしておきます。ベッキーはホテルから転職して新幹線ガール=パーサーになりました。きびしい教官(黒谷)にしごかれますが、くじけずにがんばります。ご褒美に退職する教官にスカーフで花リボンを結んでもらえます。お客様で一人旅をする女性Aはいつも週末には夫婦でそうだ京都に行こうをしていたのですが、旦那が病死、ベッキーが笑顔で接客したので、ご褒美に亡き夫の飲むはずだったコーヒーをもらえます。ここまでおよそ、一時間、お弁当物語に突入、売り上げ競争に挑むガールたち。ヨッシーはベスト10に入れませんが、息子がエースで甲子園に行くのに母子家庭のため仕事一筋、初めて応援に来て他のお母さん方に馴染めない母(山田)の身の上話につきあったため、やさしい球児の母たちのお弁当注文が殺到。ついにトップにのぼりつめ、駅の屋上で母の作ったお弁当にケチャップ「ごくろうさま」に感激というほのぼのストーリー・・・実はこのシーン以外は一切面白くありません。後半、一人旅の女性B(酒井)、遠距離恋愛をしていたけれど身体障害者になったため、結婚をあきらめかける・・・しかし、ベッキーと井上たちがかけずりまわって恋人(海東健)を発見・・・七夕の日に二人は結婚する・・・というなんじゃそりゃーっという話で新幹線は走り去って行きました。
読者の中でこのドラマをご覧になった方の肩を優しく抱いてあげたい・・・気持ちになりました。
関連するキッドのブログ『「アンナさんのおまめ・最終回」のレビュー』
『こんにちは!朝だね。』
金曜日に見る予定のテレビ『山田太郎ものがたり』(TBSテレビ)
ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。
皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。
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コメント
すごい!!キッドさんの妄想がほとんどなく、あらすじの箇条書きでお茶を濁すなんて・・・。こんな事もあるんですね。あれだけいろんな人出したのに、内容のない、もったいないドラマでした。
投稿: お気楽 | 2007年7月 5日 (木) 21時22分
✞✞エコエコアザラク✞✞お気楽様、いらっしゃいませ✞✞エコエコザメラク✞✞
もう、妄想のもの字もそよがない番組でしたね。
JRに対しての営業っていうか
そろばんの音がパチパチ聞こえてまいりました・・・。
甲子園応援客のところと
雨で立ち往生のところが
少しマシだったのですが
新幹線ホテルと化して
ドロドロになる新幹線ガールの
奮闘を描かずにして
何がドラマだよっと絶叫しかかりました。
最後は新幹線に仕掛けられた爆弾と
列車ジャック・・・。
勇敢に犯人に立ち向かう
ヨッシー&ベッキー。
職場を放棄する真矢みき管理官。
そういう話じゃなかった・・・。
投稿: キッド | 2007年7月 6日 (金) 00時03分
キッド様、わたくしこちらは初めての、
ななと申すものですが、
優しく肩を抱いてもらいたいです。
こんなものを2時間も見てしまいました。
最近のニートやフリーターに代表される
ニッポン人の職業意識の低下を憂える日テレが、
「バンビ~ノ!」に続いて、
作ってみました、職業モノ!
ってカンジ?とか思って、
一方で日テレうざいぞ、とも思いつつ、
どっかで巻き返してくれるんじゃないかと、
次か次か次のシーンなのかぁーっと思いつつ、
無情に過ぎたななの2時間でございましたorz
投稿: なな | 2007年7月 6日 (金) 17時21分
orz新幹線無情orzなな様、いらっしゃいませorz新幹線無情orz
まるで社会保険庁のような制作態度のスペシャルドラマでした。
日テレにはもはや、制度の怠惰を批判する資格なしでございます。
「時刻表」を覚えたり「駅名」を覚えたり
たとえばそういう暗記もののシーンひとつとっても
どれだけ面白く見せるか・・・
という工夫がないのです。
ロマンチックな七夕の日の
思い出の場所が
暗いリバーサイドって
どんだけ手抜きだよっ。
って思います。
しかも、そんな待ち合わせ場所で
「恋人」をめぐり合わせるというのが
「新幹線ガール」の使命なのかよっ。
ま、嘘くさい実話の連打に目がくらむのですが
素人の作った話に玄人があぐらをかいて
どうするってことでございますよね。
お泣きなさい。
涙かれるまで・・・。
一緒に叫びますとも。
日テレちんのバカヤロー。
失われた二時間返してくれよおおおおおおおお。
また、お会いしましょう。
投稿: キッド | 2007年7月 6日 (金) 18時03分