この子たち(弟妹)は私の命だーっ。(二宮和也)VSハルモニアこの愛の涯て(ナオキ)でも銀狼怪奇ファイル(太)でもご一緒してましたからっ。(松山幸次)
「聖職の碑」かっ。・・・っていうかそんなセリフないし、元ネタそのものが分からないのでは?・・・暑いんだもん。「スシ王子」にいたっては野呂山(松山)タイトルかよっ。・・・だってだって暑いんだもん。・・・昨日の夜は東京涼しかっただろう・・・だけど、今日は暑いんだもん。・・・フジッキーかっ。
金曜日は本当はどちらかに絞りたいのだが、なかなかに譲らない二作品。しかも来週の予告で「スシ王子!」にはミツ(貫地谷しほり)登場である。投げ込んできやがるなぁ。この心のストライクゾーンに。夏の甲子園九州勢かっ。
ま、いいか。楽しいんだから。楽しければそれでいいんだからーっ。
で、『山田太郎ものがたり・第七話』(TBSテレビ・070817PM10~)原作・森永あい、脚本・マギー、演出・川嶋龍太郎を見た。兄弟に対する愛情も定義するのは難しい。同母兄弟ならまさに同胞(はらから)であり、一心同体感覚はあるし、身近な同年代でもあるし、愛憎はまさに人それぞれであるが、異性なら異性で、同性なら同性でまた複雑である。しかし、太郎にとって子供たちはまさに「命」なのであった。次郎に三郎、よし子に五子、六生に七生・・・みんな「あんちゃん」におんぶにだっこなのである。マンガならいいけど現実だったらノイローゼになるぞっ。ちなみにキッドの父は八人兄弟の長男であるから完全にノイローゼ気味だった。キッドはおじさんやおばさんの名前を覚えるのが大変だったぞ。
・・・まあ、そんなことはどうでもいいか。とにかく、「山壁」を例に「主人公の不在」というカテゴリーについて書いたとたんにコレである。今回、太郎はいませんなのである。
前回、ホテルのプールでの子供たちのサービスショットが不足と書いたのだが、今回はたっぷりである。ただし、テレビが夢を与える機械なら、子供たちが背伸びして節約術で買い物したり、お料理をしたり、雨漏りキャッチしたりするところよりもプールでのキャッキャッをもっと見せるべきだと思うのである。だって貧乏人を貧乏に描くのは簡単じゃないですかーっ。
さて、太郎は一日だけの夏休みをもらってお寺にメンバーは御村(櫻井翔)に隆子(多部未華子)、すっかり中津にかぶり始めた杉浦(忍成修吾)に中井(大塚ちひろ)である。大塚といえば長澤まさみとともに「モスラ」の小美人役だったのである。まさみとちひろなのである。まさにふにゃふにゃっと育ったのだがちひろはぽちゃぽちゃと育ったのだな。さてまさみと言えばこのワクで「セーラー服と機関銃」で星泉だったのだが、その時の子分の一人が福井博章(大崎先生)で今回、お坊さんで登場である。暴走族のヘッド→目高組組員→僧侶である。だからしばきます。
夏ドラマの定番、花火・・・ま、仕上がりは「牛」とどっこいどっこいだが、多部ファンはなかなかに萌え~ではなかったのではないか。やはりしゃがんで線香花火がポイント高いです。・・・何目線なんだよっ。
ともかく、貧乏でもいいかと思った隆子。こいつ(杉浦)でもいいやと思った中井。二人とも夏の雑念のかたまり。それに対し御村。無念無想・・・バカってことなのか。そして、太郎はやはり家族のことしか頭になくて帰っちゃいます。隆子残念。そして杉浦はもはや太郎のことしか頭にありません。それに気がついた中井は妄念。
ママ(菊池桃子)はパニックでとりあえず昼寝。この姿に全国の家事につかれた主婦、妻、母の皆さんから、「そんなのありかよっ」と石が投げられている模様。泣きじゃくる弟妹たちをなだめる太郎。その顔に浮かぶ悦楽の気配。これは一種の依存症なのでは・・・。
で、『スシ王子・第四話』(テレビ朝日・070817PM1145)原案・堤幸彦、脚本・佃典彦、演出・丸毛典子を見た。お気楽様にはすっかり見捨てられたこのドラマなのだが、今回はバター顔(死語)に対するしょう油顔(死語)のパロディーで修行するうちに司(堂本光一)の顔が黒く(しょう油色に)なっていくという展開にもはやウハウハ(死語)なのであった。
まぼろしのしょう油は穴あき柄杓でしか掬えないのかどうかはさておき、「漬けの閻魔とはしょう油のことよ・・・」と嘯く北山鯛造(夏木陽介)はいい年してバイク親父なのであるが。まあ、夏木さんの髪が黒々としていた頃、語っていたことを思い出した。「今はねえ、男と遊ぶのが面白いね。若いときはあれじゃない、女女って目の色変えちゃってさあ。アレだけどさ。もう、この年になると男同士で遊ぶのが最高なのよ。男だけでバイクでツーリングしたりさ、男だらけで山小屋にこもってワイワイやったり、男同士で朝まで飲んで騒いだりさ。もう、男と男だもの。男がいればそれでいいっていうか・・・」なので劇中「司、握れっ」と鯛造が命令口調で言ったりするとあらぬ連想が働くキッドだった。に、握れってナニを。光一が陽介のアレをナニして・・・寿司かよっ。
先週、気がつかなかったのだが、ひかりん(市川由衣)・・・ひかりんっていうな(野呂山鉄平)・・・は少し、穏やかな顔立ちになっているな。シャブリ様、どうですか、この顔でも萌えませんか。キッドはやや萌え。ふっくらしたっていうか、いい顔になっている。ま、内面的変化、肉体的変化、修正など様々な理由が考えられるけど、お年頃だからな。でも、今回の市川の顔って今までで一番魅力的に感じるな・・・。もちろん、酒井(M)を張り飛ばすところもいいのです。・・・結局、そこなのかっ。
戦いに敗れた赤月(葛山信吾)は「がんばれよ」と言うのだが「スシ王子」とは口にしない。美学か、男の美学なのか。スシ王子はそれほど恥ずかしいフレーズか。光一の立場になって考えてくれ。・・・邪推。
港港の女にふられ、底なし沼ではなくて気仙沼を後にする司。来週、千葉・勝沼では貫地谷しほりが待っている模様。ミツーっ。もはや辛抱たまらん。出番多いといいなーっ。しほりの演じる千葉の女・・・もうそれだけで楽しみなんですけどーっ。
関連するキッドのブログ『先週の金曜日のレビュー』
日曜日に見る予定のテレビ『風林火山』(NHK総合)『パパとムスメの7日間』(TBSテレビ)
ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。
皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。
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コメント
今晩は。
※ひかりん(市川由衣)
>ふっくらしたっていうか、いい顔になっている
う~ん。やはりだめだったなぁ・・
「天秤棒に塩と大豆を担ぎ大股にて歩け」
を真似しているところだけ良かったですが・・
店に入ってフリーでお願いしたら、ノリが違うし、カラオケしても隣で頬杖ついて、「ふ~ん」って感じなんですよ。そして、「あ、お別れはいつも同じなのね」って帰ったのでありました。
次はNo.2のしほり嬢に是非!と頭が行ってしまいまして。この日も萌えませんでした。
あ、VTRはブースターのついたもので標準VHS録画してみたら、”クリア~~”な画像が得られました。
おかげで、タイトルバックの数秒間から、指南書を少し解読。ご心配をかけました。時効警察の頃からこうしていればと悔やんでおります。
記事は相当遅くなりますが、その際は宜しくお願いいたします。
へばっ!(流行っているのか?)
投稿: シャブリ | 2007年8月18日 (土) 23時43分
▯▯black rabbit▯▯シャブリ様、いらっしゃいませ▯▯black rabbit▯▯
そうですか・・・。
こればっかりはね。
キッドはいい娘だと思うんだけど。
お気楽様もそうだけど
AB型の方は好みが明確ですからね・・・。
キッドなんてもう
ストライクゾーン100万光年四方ですけど・・・。
えーっ、市川由衣似の
女の子なら頬杖つこうが
ドンペリ抜こうがOkでございますよぉ・・・。
どんだけぇ。
ま、しほり嬢にはキッドにも譲れない一線が
あるのでございます。
予告編のチラ出し感がたまりません。
演出家にほれほれ~と
煽られた気がいたしました。
視聴環境の改善、
よろしゅうございましたね。
後はDVDですが
デジタルまで後四年ということで
アナログ用のDVDが
お安くなっています。
・・・お前はヨドバシカメラかっ・・・。
へばっ・・・はまこ様となんとなく
暗黙の了解の
クール初回で印象に残ったコメント末尾合言葉です。
「のだめ」クールの時は「はうぅん」
「東京タワー」クールの時は「そしたらねー」でした。
これが決まると
なんとなく一心同体感を感じるようです。
投稿: キッド | 2007年8月19日 (日) 04時57分
お久しぶりです。ぱらいそ・・のEurekaです。
冒頭の「聖職の碑」という言葉に反応しちゃいました。
どういういきさつでこの映画をみたのか、全く覚えてないのですが、この映画、めちゃくちゃ怖かったです。
実話でしたっけ?そう聞かされたのでますます恐怖。
本当は感動ものだと思うのですが、子供にはホラー映画のようでした・・・全くもって失礼な感想ですよね。
あ、ドラマの感想になってません、、これまた失礼しました。
投稿: Eureka | 2007年8月20日 (月) 18時39分
✛✛Paradise✛✛Eureka様いらっしゃいませ✛✛Paradise✛✛
映画「聖職の碑」(1978)からもうすぐ
30年ですからね。
周辺の学校では慰霊登山の際にこの映画を
事前に上映したのですが
生徒たちが怖がるのでとりやめになったとか・・・。
まあ、山岳小説と恐怖とは
縁のない話ではないのですか・・・。
ま、新田次郎の原作は
エンターティメントとしては良質だったと
言えるのでは・・・。
ま、太郎と弟妹たちを見て
この映画を連想するキッドもキッドですが
反応してコメントなさる
Eureka様もなかなかでございますよ。
投稿: キッド | 2007年8月21日 (火) 23時43分
こんばんは。4話が上がりましたよ!!
書いていて、気がついたのですが、
S.K.G(スシ王子格闘軍団)とか、野添さんとか、
別役で再登場する面々を用意したみたいですね。
私がドラマを真剣に見るそうになってから、
この枠では、「アンナさんのおまめ」の三城晃子さん(6役)や、「只野仁」のアクション俳優に続くものです。
アクション俳優はともかく、野添さんは勝浦で何役か注目です。
※市川由衣
Gパンの後姿と、気仙沼駅見送りの表情だけ、プチ萌え。
かなり無理したけど。
>握れ!
そうかぁ・・どこを握るかも見処だったのかぁ(笑)
では・・・
投稿: シャブリ | 2007年8月24日 (金) 00時22分
▯▯black rabbit▯▯シャブリ様、いらっしゃいませ▯▯black rabbit▯▯
♬オレの友達は海と空
東西南北ひとりぼっちさ
うりずんうりずん雲がゆく
オレの友達は海と空
でも角材削り節
エイホー
という「いつもの歌」のメロディーラインが
いや、ラインはほとんどないですが
ツボのキッド。
「ひょっこりひょうたん島」
の海賊キッドの巻で
四人の海賊たちが歌う
♬エイホーエイエイホホー
ひょうたん山のふもとから
ロウソク灯して行きますか・・・
という宝探しの暗号を含んだ劇中歌
を思い出します。
・・・古っ。
この歌だけでも傑作なのになーっ。
もう視聴率が笑ってしまいますね。
過ぎたるは及ばざるが如しとはこのことか・・・。
包丁の摘発が野添さんのレギュラーでは
ないところが
微妙なんですよね。
キッドがやりすぎと思うのはそういうところ。
「あ~、これはダメだ~」
くらいのセリフで統一して
常に乗り物ではアウトになる
・・・アウトにするのはヅラだけ色を変えた
同一人物ぐらいでもよかったのに・・・。
ま、それでも爆笑はしないけど。
握れっ。
このセリフは相当にインパクトありました。
ま・・・キッドにとっては・・・ですが。
ミツ(しほり)「スシ王子コール」
新しい予告ではしているようです。
ああ、もう、今夜だ~っ。
投稿: キッド | 2007年8月24日 (金) 19時23分