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2007年9月30日 (日)

おじいさん先生はミラクルさんだったのかもしれませんね・・・。(松本莉緒)

どんどんキワモノ化していくこのワク・・・ここが極みかと思っていたが次の「ハリ系」も・・・際どいな。

ま、キワモノにもそれなりにエサはある・・・ま、キワモノが好きだーっ・・・という人は置いといてキッドの場合はマドンナ先生の松本莉緒なのだが・・・他にもきたろうとか柳沢慎吾とか荒川良々とか・・・結局・・・キワモノかっ。

ま、企画・大人計画が好き・・・とか、五月女ケイ子が好き・・・という人もいるだろし、まあ、何を好きになろうと自由だからな。

で、『おじいさん先生・熱闘篇・最終回』(日本テレビ070930AM0120~)脚本・細川徹、演出・大宮エリー(他)を見た。このワクは黄金の舌というワクをアイドル捏造番組と合わせて構成していたのだが終了するらしい。まあ、際どいものとしては長続きしたかな。

最終回で88才を迎えるおじいさん先生(ピエール瀧)が毎回、半死半生になりながら、学園生活を盛り上げていくという・・・ま・・・どうでもいい話である。人間の老衰とか耄碌には個人差があるわけだが・・・尊厳死肯定派のキッドとしては・・・ギリギリ、セーフの老人として描かれるおじいさん先生。ピエール瀧はインチキな老いを演じて・・・そのいかがわしさが鼻につく人にはつくだろうが・・・許せる人にはそこそこ面白いと思う。

おじいさんは毎回死に掛かり、その度に天国の改札口を通過しかけるが、寸止めで生き返る。最終回はバースデーケーキのローソクを吹き消そうとして昇天モードに。天国では先立ったおばあさんが送迎するのだが・・・このおばあさんが正体不明なのである。最終回は遠山景織子がゲストだった。

ま、今回、キッドは第四話「おじいさん打法」をピックアップしておく。

悪の巣窟であるエンペラー学園(定年とは無関係におじいさん先生が勤務)とコブラ工業高校との恒例の野球大会のシーズンである。過去、15年続く乱闘による没収試合の続くこの行事。やくざのようなコブラの校長が去り、校長(きたろう)と教頭先生(柳沢)のコンビは野球の監督を職員室で募る。

もちろん、立候補するものはいない。そこへおじいさん先生がお茶をお盆に乗せて登場。教頭が「野球はお好きですか?」と問うとすかさず相撲のポーズをとるおじいさん先生。お茶が撒き散らされ周囲の先生方はアッチッチの状態に。

こうして例によって難題を押し付けられたおじいさん先生に何故か好意をよせるマドンナ先生は「私はコーチになりますっ」

・・・ま、こういう調子である。

お約束としては用務員のおばさん(五月女ケイ子)が「おじいさんは欽ちゃん球団のようなおじいさん球団を作るのか」などというほぼ脈絡のない会話を交わす。

不良生徒の一人・西寺背番号4444(荒川)の回想・・・実は彼は子供の頃から野球が好きで坊主頭にしているのは高校球児へのオマージュだった・・・このためにこの後のおじいさんの行動は彼によって極端に美化されるのである。

バッドにクギをうちこみ、ボールに爆弾をしかけるエンペラー学園の生徒たち・・・西寺は「逆に野球をやったら面白いんじゃないか・・・」と無意味な提案をするが・・・相手の投手は投石である。

しかし・・・なんとなく野球っぽくなってきてリーダー仲手川(ジェイ・ウエスト)などが出塁。ノーアウト一塁二塁に・・・。ここでバッターは教頭先生だが・・・柳沢慎吾の甲子園芸を披露して仮病退場。ピンチヒッターはおじいさん先生だ。

バッターボックスに立ったおじいさんは昇天・・・三途の川には謎のばあさん(片桐はいり)がいて名乗らない・・・しかし、濃厚キスはする・・・橋をわたりかけたじいさんだが・・・何故かばあさんが地雷を仕掛けているのであげた足をおろしてはいけない・・・という絶体絶命に・・・もう理論立て考えてはいけません・・・切羽詰ったじいさんは息を吹き返し・・・片足を着地、そこにボールが来て、イチローの振り子打法となり・・・ホームランである・・・ありえないと言ってはいけません・・・。

「かっこいい」・・・西寺はふつうのバットを握る。おじいさん先生の雄姿に敵の投手も石をボールに持ち替える。

こうして・・・試合はまともに終了しマドンナ先生は「君に似た花を見つけた」とメールしてくる婚約者・桜井(松岡俊介)よりもおじいさん先生にお熱になっていく・・・。おじいさん先生はマドンナに膝枕をしてもらえるのだった。

「けんか野球しかしらない生徒たちに本当の野球のかっこよさを教えたんですね・・・」

毎回・・・こんな感じである。そして予告編は毎回実在のじいさんの語りだった。ま、キッドには感想はあまりないのだった。DVDで稼ぐ気満々だろうから・・・結末は特別にヒミツにしておく。ほのぼのエンディングテーマを聞けば・・・きっとおじいさん先生を思い出すだろう・・・ナレーションはミラクルさんではなくて松尾スズキであった。

関連するキッドのブログ『木更津キャッツアイ

月曜日に見る予定のテレビ『ちりとてちん』(NHK総合)『バットマン リターンズ』(日本テレビ)

ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。

皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。

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コメント

キッドさん、こんにちは~♪♪

およよ?
キッドさんはこの番組イマイチでしたかな?
ヤマトは大大大好きでしたが。
キッドさんほどの修練された笑いのセンスとなると
何かこうひっかかってしまわれたのかしら。
ヤマトは単純に小ネタが大好きでした。

「ネットオークショョン」 とか
好きな果物は~かぼす とか
六本木ヒルズの屋上に墓が30万円 とか
わりと毎回どれもツボでした。

ゲストで一番好きだったのは要潤さんの
今泉君ですね。
「いろいろあって出世した」て!

一番好きな回は修学旅行の回です。
あ、でも合コンも良かったなあ、ビブラート。
あ、でも箪笥も爆笑した、夢で箪笥が会議。
ボールペン一本5円も良かったなーわしわし詐欺。
残念ながら「おじいさん打法」は
見逃してしまったのですー。

「時効」の次に笑えるカンジだったかなぁ。
三木聡さんとかのクオリティと比べちゃうのは
間違いかもしれませんが。

ヤマトは本格的にギターをはじめたのですが、
苦痛で苦痛でしかたがありません。
Cコードとか指の骨がおかしくなります。
あれをマスターしないと先に進めないそうで、
もうCコードのことを考えると
気持ちがどこまでも沈むのです。
Cコード不安症候群。
指先からは血が出そうになるし・・・。

でも頑張ります(@д@)。

投稿: ヤマト | 2007年10月 1日 (月) 16時59分

☆*⋄◊✧◇✧◊⋄*ヤマト様、いらっしゃいませ*⋄◊✧◇✧◊⋄*☆

キッドは「おじいさん先生」は
高く評価していますよ。
「受験の神様」と「ライフ」の
影にかくれてひっそりと
こっそりと
ほのぼのと咲いた一輪の花輪くんですしね。

ま、記事が辛口の気配が
あるのはミャンマーで亡くなった
昔知っていた人の陰影が
落ちているのかもしれません。
人間だもの。
どうせデリケートだもの。

ということです。

ま、大人計画好きな人にとっては
神様からの贈り物的な企画だったのではないでしょうか。

第四話をとりあげたのは
三話を見たヤマト様を受けての展開ですが
絶賛しておきながら
四話見逃しという・・・
さすが乙女心と秋の空な
ひさしぶりに若い娘にふりまわされる
快感を味わうキッドでございます。

ま、野球ものということもありますけどね。
この作品に対するキッドの立ち位置は
解説者がヒットを打った若いバッターに
「ま、思い切りのよさは買いますね」
などと嫉妬と羨望をこめて褒めているような感じ?

解放弦含みのCは
小指でおさえるC(ド)が綺麗に出る必要があり
小指の指先に線とか亀裂が生じますからね。

握りあるいは人差し指フレットのFが
できれば8フレでCが出来ますが
これは肩が凝ります。

人差し指フレットのB♭が
できれば3フレでCが出来ますが
これは眉間にしわがよります。

ま、指先ガチガチのゴチゴチのヒリヒリ。
それがギターというものかもしれませんね。

がんばって~。ヽ(゚∀゚)ノ

投稿: キッド | 2007年10月 1日 (月) 17時56分

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