あなたが食べたいのは焼きソバ?それともお好み焼き?(成海璃子)VS私には夢がある。(関めぐみ)VS私には玩具がある。(福田沙紀)
さあーっ。絶好調の土曜の夜の女王様対決・・・一部個人的になっ。
今回、「受験の女王様」はお嬢様女子中学文化祭まつりである。一方、「白VS黒の女王様対決」は夏休みのバカンスまつり。「荷物を持ってあげるのと持たされるのではどっちが快感かっプレー」が展開される。白熱しているなーっ。・・・一部個人的になっ。
ともかく、土曜の夜はたのしーっ。・・・一部個人的になっ。
で、『ライフ・第9話』(フジテレビ・070901PM1110~)原作・すえのぶけいこ、脚本・根津理香、演出・加藤裕将を見た。最近、『ライフ』の第一話のレビューがキッドのブログとしては記録的に検索されている。これまで一番だった『のだめ』の第一話を上回る勢いなのだが、その検索キーワードは「関めぐみ」である。つまり、「ライフ」の大きな関心事は関めぐみなのだな。そこで今回は黒の女王様に敬意を表し、レビュー順を変えてみた。
イケメン=男子はイケテルメンズの意味があるからだと思うが、イケテル面(顔)ということではイケメン女子がいてもいいと思う。しかも、これは古典的な「女子生徒に人気のあるお姉さま的イメージ」も含有してるっぽい。キッドは黒の女王様=羽鳥未来=関めぐみをイケメン女子と設定してみたい。
参考資料として「オビラジⓇ」(TBSテレビ070831AM0035~)をレポートしてみる。っていうか、最近、ドラマのレビューに偏りすぎだよな・・・キッド・・・だって面白いんだもん・・・ま、いいか。
オリエンタルラジオがMCのトークショー。素材は日替わりで今回は映画「包帯クラブ」のお知らせでゲスト・関めぐみなのである。ちなみに映画共演者で石原さとみがVTRクリップでメッセージを寄せている。石原の証言で「関めぐみさんは足がしびれても平気で足を組む」ことが判明・・・。もう、いきなり、核心である。つまり、黒の女王様は「Mの気持ちを理解しようという取り組みを欠かさないソフトな女王様」なのである。
ついでに関→石原についてのコメントは「ほぼ同じ年代ですが、さとみさんは食事とかの世話をするのが好き」・・・もちろん、「お姉さんとかお母さん」イメージ的に表面はとりつくろっているのだが、まさに女王様的傅かれて当然発言なのだっ。
この日のスタイルは黒のジャケットにシルキーなパンツスタイル・・・ま、まさに黒の女王様なのだった。
ここでスチールで「関めぐみファッション」を紹介。ここで「勝負服」として女王様らしくないワンピース、足元ルーズのちょっと可愛い装いを示す黒女王。
関「これで間違いないの・・・」藤森慎吾(オリエンタルラジオのあっちゃんじゃない方)「間違いないとは?」「計算して・・・いつもと違う・・・家庭の臭い・・・足元のゆるさとか・・・これで落ちる・・・男も女も落ちる・・・私も落ちるし・・・間違いない」オリラジ「えーっ」
もう、黒女王ならではの発言である。もう、男も女も落そうという展開を一般人の誰が・・・。しかも、自分が落ちるからみんなも落ちるという唯我独尊基調・・・トレビアン!
この後、「デートは清潔感」というつまり、きれいじゃないといろいろ出来ないでしょう・・・汚すことも含めていう黒女王。「銀座でOLのコスプレで妄想スシプレー」などというそのまんま黒女王を展開。
自宅写真ではとにかく階段に靴をならべるという・・・もう靴フェチ目当てとしか思えない展開。聖なるイメージをくずさないためにサンダルはステンドグラス仕様なのだ。
ここで「母と談義して・・・」というご発言。黒女王以外言うか・・・「母と談義」するか?
そして「ハブラシ」を崇拝である。ど、どんなプレーですか・・・。一応、イチゴ好きということで「真っ赤なイチゴのクッション」が私室に置いてありましたな・・・。
ここでラブラップという藤森質問→ゲスト回答→中田敦彦(あっちゃん)リアクションという一問一答のわりとグダグダラップコーナーである。
藤「告白の時のセリフは?」黒女王「好き・・・」あ「好き・・・は英語でDynamite!」
といういうような感じです。
好きなタイプ「正直な人」好きな芸能人「加藤浩次」(つまり尊敬できるS的お父さん)好きな男性の部分「腕のスジ」(ど、どういう時にできるスジ・・・)、好きな相手からの告白「助けてあげる」(ふっ・・・と微笑むリアクションができるからですね・・・)、自分の自慢できる部分「力こぶ」(う、そこですか・・・)好きな男性のしぐさ「サラダをとりわけた時の・・・トマトみたいな」(うわー・・・もうわけわかんないほど妄想ふくらむ回答)結婚するならどんな人「畑持ってて自給自足できる人・・・それが究極の二人的愛の暮らし?」・・・ま、黒女王です。
ここで「オリエンタルラジオ、恋人にするならどっち?」というコンビのお決まりの質問。
これに女王様は「信用するなら・・・あっちゃん」と答える。
「???」というオリラジなのでキッドが黒女王の代わりに妄想解説しておこう。
「オリラジのネタであっちゃんかっこいいというから、それを信用してあっちゃんっていう意味だけど、あっちゃんじゃない方の名前知らないし、ま、あっちゃんとしか答えられないんだけど、それだけじゃ、物足りないから、一応、名前の知らない方のおだて上手もからめてみた・・・」黒の女王様なのだった。
ああ、イケメン女子である。さりげない気配り・・・そして根が女王様。Mの心になって考えられるSなのである。ここに、婦女子の皆さんはメロメロになるはずーっ。
さあ、その黒の女王様、大活躍の今回。ヒロ(星井七瀬)の自殺未遂により、窮地に立たされた白の女王様・マナ(福田)。しかも白線流しのような道路の白筋踏みしめて、平岡先生(酒井美紀)が家庭訪問でいじめ実態調査・・・結果を持ってマナ親子を直撃である。しかし、一切、耳を貸さないマナ・パパ・・・。平岡「どうしていじめるの・・・。さびしいから?」マナ「バカね。楽しいからに決まってるでしょう。みんな、玩具なんだから・・・先生もね」平岡「そんなことしていたら一人ぼっちになってしまうわよ」マナ「バカね。女王様は・・・最初から一人なのよ」ニヤリである。
今回は白と黒の女王様ツアー。白の女王様は「ちょっと一息、手下いじめプレーでバカンス」である。一方、黒の女王様は仔犬の調教と配合をかねてひまわり畑プレーである。「ほらほら、園田くんはお前をお友達にしたいみたいだよ・・・・ふふふ」「ほらほら、園田くんがお前の荷物を持ってくれるよ・・・ふふふ」「ほらほら・・・・こうしていると園田くんと私がパパとママでお前は可愛い娘のようだよ・・・ふふふ」である。ううん、黒の女王様のプレーは奥深い・・・まるでSMプレーであることを忘れてしまうような繊細さに満ちています。
しかし、繊細さでは白の女王様も負けてはいませんよーっ。入院中のヒロを襲うときの暗がりでの待機、出のタイミング、恐怖というメンタルなテクニック。さすがだ。白の女王様・・・さすがでございますーっ。しかし、悲しいかな、下々のものには女王様の気高いプレーは理解されにくい・・・一の子分の玩具・みどり(末永遥)までが謀反の気配を・・・。滅びの国に棲む白の女王様・・・最後の時が近付いてまいりましたな・・・。最後まで美しく、気高くお願いいたします・・・え・・・そんな・・・土下座なんて・・・もったいない。
ごっこガーデン・ひまわり畑セット。まこ「お気楽社長が文句を言わない奇跡の番組『ライフ』・・・エリ姉ちゃんにはマナもやってもらいたいけどイメージくずれると困るからやはり羽鳥さんで我慢デス」エリ「いじめは許しませんっ。オシオキしますっ・・・ふふふ」アンナ「うきゃーっ。羽鳥さん。萌え~なのレス。ダーリン・ラブとはまた別なのレス。クール・ビューティーのアンナが実は甘えんぼ・・・こういう意外性が間違いないのレス」お気楽「迷彩服のストーカーじゃないのね。園田くんなのね。今回は受験の神様も浴衣サービスがあるから許すのね」
で、『受験の神様・第七話』(日本テレビ・070901PM9~)脚本・福間正浩、演出・大谷太郎も見た。ようやく、滑り込みセーフの土佐礼子銅メダル。あの五位からのあえぐような逆転劇・・・日本男子は全員切腹しろっ。やはり・・・日本は女王様の国になる運命なのでは・・・とふと思う。で、受験の女王様を軸に展開する今回。こうでないとねえ。だめだよねえ。広(長島弘宣)とか勇(山口達也)はあくまで付属物だよねえ。器の問題だからです。出番はすくなくともその存在感はどうですか道子(成海璃子)・・・つらい無表情演技の拘束からあふれ出る微妙なエモーション。しかも、最後「私が受からせる」でお茶の間を涙させながら、抑えに抑えつつ、全身で感動を表現・・・見事だ。女王様の神様だ・・・。
さて、個人的趣味の絶賛はこれぐらいにして・・・今回、舞台は女子校の文化祭である。
沙織(石橋杏奈)は別としても、次々に繰り出される女子中学生の皆さん。科学実験の娘、プログラミングの娘、ロミジュリの娘、そして鼓笛隊の娘、さらにチャリティーレストランにご来店の娘・・・シャブリ様に配置図付配役を作ってもらいたいほどのラッシュである。
勇の会社コントより、道子の学校コントの方を多くしてくれーと誰もが思っている・・・間違いないのだった。
さて、個人的な願望はこれぐらいにして、「恵美(小園江愛理)が本当は一人で涙するほど進学したい学校」をめぐってストーリーの展開する今回。話の流れといい、ディティールのツメといい、成海璃子の浴衣サービスといい、一番スムーズな回だったような気がする。
小学生の将来の夢・・・それがどれほどリアルなものなのか・・・あまりにも個人差が大きいのである。今年はゆとり教育から反転と位置づけられる年になったのだが、学力低下が叫ばれて数年である。この国家という装置のどうしようもない動きの遅さ。これを補うのは個人的努力の他はない。
しかし、個人というものはバラバラだ。「学校の成績だけがすべてじゃない」という信念もあるだろうし、「つかずはなれずが一番だ」という中道精神もあるだろう。
しかし、子供にとっては「選択肢を増やしてくれる親」と「ろくでもない選択しか残さない親」ではどちらがいいか・・・子供の身になれば・・・明白なのだな。
勇はわが子のために周囲を裏切った負い目のために他人の子供の幸せについて目ざとくなった・・・そのために道子とのコンビプレーが可能となり・・・まあ、すべては道子の誘導と考えることもできますが・・・師たるもの道を示すことが大事ですからな。
「私はアドバイスするだけだ・・・勉強は君がするのだ」・・・これはキッドの友人が学生時代に撮った家庭教師と教え子の男の愛の物語自主制作映画の中のセリフですが・・・なんとなくいつまでも覚えている名言です。
本人が「自分でそう思ったと思わせること」・・・教師たるもの最大のテクニックです。欠点は「感謝されない」というところですが・・・これはいつか「気がつく」と信じてするサービスでもありますからね。
なぜならそうでないと「やる気にならない」という人間の本質と関係しているのですね。
ともかく、教育者が道を示すために地図を出すのもそういう手口です。まあ、教育ママたるもの、理想的教育環境を求めて三度引越ししないと偉人は生まれないのですが・・・。
教育のために国外に移住できる力を持つものと持たないもの・・・その矛盾と対立・・・ジュラシーと絶望はまた別の物語ですが・・・まあ、田舎に住んでいて・・・そういう受験に参加することもできない多くの人々には・・・それがどうした・・・という話であることは最初に予言した通りなのですが・・・少なくとも今回は・・・感動的だったと申し上げておきます。
関連するキッドのレビュー『先週の土曜日のレビュー』
月曜日に見る予定のテレビ『ファースト・キス』(フジテレビ)
ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。
皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。
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コメント
キッド様 こんにちわ。
そうなの。
そうなのです。
あのお気楽さんが、文句を言わないドラマ(笑)
やっぱり?そう思った?(笑)
きっと好きなんだと思う。
でも、なんかわかる気がする。
私とお気楽さん同じ匂いがする時あるから(爆)
えっと私も羽鳥さん好き。
関めぐみがすごく興味ある。
ごっこガーデン。。。マナ誰かやって~~~~!
投稿: アンナ | 2007年9月 3日 (月) 09時19分
☁Building☁アンナ☆ラン様いらっしゃいませ☁Building☁
登場した時から何故かアンナお嬢様を
虜にした羽鳥未来・・・。
まあ・・・魅力的でございますからねー。
キッドはワイルドな感じがしましたよ。
黒の女王様・・・。
女優の顔の区別がつかないキッドとしては
元モーニング娘の飯田圭織さんとならぶと
区別がつかなくなる・・・と思います。
まあ、お気楽様は
結構、ピチピチのヒラヒラに
ぞっこん好意的なお方でございますようで・・・。
まあ、いじめをテーマにした
ある意味真面目なこのドラマを
茶化すだけ茶化しているじいやが
言うのもなんですが
マナをお嬢様方がごっこなさるのは
・・・さすがに・・・。
タレントイメージがございますので・・・。
そういう意味で福田沙紀は
大冒険でございますな・・・。
投稿: キッド | 2007年9月 5日 (水) 02時54分