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2007年11月22日 (木)

恋も仕事もがんばれば報われる・・・わけないだろうがーっ。(菅野美穂)

結局・・・人々は永遠の愛とか性差別とか男女雇用機会均等法とか格差社会とかウルトラマンかウルトラセブンかそれが問題だとか・・・まあ、さまざまな幻想の中にいて・・・ふりまわされるものなのだ。

男よりも女の方が成熟するのが早い・・・という考え方がある。まあ、「おませ」は女の子のもの、「奥手」は男の子のもの・・・というのも一つの幻想である。男と女は頼ったり頼られたりしてもいいと思うが・・・つまるところ許容度の高い方が忍ぶのが愛のひとつの形なのだな。ま、慈愛である。

しかし、自愛中心の世の中だと・・・この手の愛は成立が難しい・・・結局・・・愛と言う名のギスギスした人間関係になってしまうのである。対等になろうとすればするほど愛が消えていく・・・残念だが・・・人間関係を上下で見ているとそうならざるを得ない。

このような複雑な時代・・・「恋愛」を描こうとすると・・・誰も納得できないものが出来上がる可能性がある。パーフェクトを求めるとナッシングを得る可能性は非常に高いものですから。

で、『働きマン・第七回』(日本テレビ・071121PM10~)原作・安野モヨコ、脚本・吉田智子、演出・南雲聖一を見た。出来の良かった翌週の出来の悪い回の視聴率が良くて、その翌週の出来の良い回の視聴率が低い・・・結果がすべてのスタッフにとってはいろいろ納得のいかない運命というものがある。まあ、それが運命の醍醐味です。

しかし・・・それにしてもやってきたお客を逃がさないようにするテクニックというものもあり、それが出来ないと視聴率は↘↗↘ガリレオにはならず↘↘↘ハタチになってしまうのである。

「働きマン」は低い水準だが・・・一応上下運動をしており・・・まだ脈があるのだな。

今回は結局・・・このスタッフが偏ってきた「お仕事と恋愛の両立」という女々しい路線の一つの結論を出す回だった。

実は「恋愛」に関していえば・・・今回の別れの理由は「君といると無理しちゃって心が休まらない」というきれいごとなのだが・・・「惚れた異性のために無理をする」のが惚れるということなのだから・・・早い話がシンジにとってヒロコが「無理をしたいほどの女じゃなかった」あるいは「なくなってしまった」ということである。そればかりはさすがに多くの人々がわかるので・・・今回の結末は残念な感じがしたと思う。

結局・・・この脚本家は・・・ちょっと前の「できる女術」とか「恋の必勝テクニック」とか・・・恋愛のマニュアル化が可能という・・・あさはかな恋愛論をふりかざしまくりましたーっ。それ自体は爆笑なのにーっ。それが爆笑ということに気がついていない気配に失笑を買っているのだなあ・・・。

もちろん・・・ヒロコ(菅野)なので・・・それなりに見える。「別れよう」「ワ・ガッ・タ」とかまるで壊れたロボットのようなヒロコとか・・・失恋したのに泣きながら仕事とか・・・白眉な演技は多いのである。

しかし・・・脚本が・・・あまりにもズレているので・・・それが素敵に見えないの。靴が脱げるほど・・・彼氏を追いかけるのなら・・・シンジの自宅まで行けばいいのだし・・・その間も携帯電話は呼びっぱなし・・・いける口ならワンカップでも飲んで勢いをつけ・・・「わるかったああああ、捨てないでぇぇぇぇ、悪いところ直すからー」ほどにくだをまき・・・近所迷惑・・・警察通報・・・逮捕・・・留置場で「やっぱ無理」でも「やりなおそう・・・」でもOKなのである。

結局・・・「ま、しょうがないかぁ」なのだったら・・・ヒロコもまたシンジを愛していなかったことになるのだな・・・。そうか・・・それが・・・「恋愛」というものか・・・ガッカリである。

とにかく・・・コブ(荒川良々)のおタクの働きマンもゲストが楽しみな営業の働きマンやフリーの働かないマンなどのエピソードをおしのけ、ここを出してしまった構成。キッドはあ~あ、またやっちゃったよ・・・と思うのであるな。

きっと・・・このスタッフたちは恋愛がないとドラマはもたない・・・と本気で信じているのだな。

しかし・・・今の世の中は・・・ヒロコの女友達の提示するマニュアル化した恋愛にはこれっぽっちもロマンを感じないのですよーっ。もう・・・ウザいんですよーっ。

それよりも「ガリレオ」のように「恋愛」があるんだかないんだかわからない「そこはかとなさ」がいいみたいですよーっ。

ま・・・すべては加減なのですがね。「ガリレオ」は男を女に置き換えているだけでかなり恋愛よりのアレンジになっている。もちろん・・・男のまま・・・このモードに移行するとある種の人々だけが熱狂するドラマになってしまうから・・・。

それに対して「働きマン」はほんの少しの「恋するマン」要素をどうしようもなく拡大してしまい・・・確実に3%ぐらいの「女丸出し男丸出し」はイヤだという拒否者を失っているのです。そりゃあ・・・・損だよな・・・。

ひょうたんからひょうたんなんて・・・好奇心の強い編集者がつまずくまで気がつかないのは不自然だしーっ。逢えない夜はいじくりまわしているはずだしねーっ。・・・おいおい。

・・・とにかく・・・リスキーがそっと気がつき・・・金魚のフンがスプーンを持ちだす・・・今回のラスト・・・お願いだから・・・シンジ(吉沢悠)との再会・・・なんていうオリジナル展開に突入せず・・・すっぱりと正しい働きマンモードに戻ることを仕事の神様に祈るキッドでございます。

別れて正解と思うあなたはコチラへ→お気楽様の働きマン

関連するキッドのブログ『第6話のレビュー

化粧なんてどうでもいいと思っていたけれど今夜死んでもいいからきれいになりたい・・・的な怒涛の恋愛魂はなく・・・仕事も恋愛も努力以上の結果を求めているように見えてしまうキャラクター造形・・・そのマニュアル・・・ちょっぴり古いのでは・・・。

『ちりとてちん・8-3・第45回』もちろん・・・締め出しという問題を抱えている徒然亭一門・・・そう簡単に喜代美を受け入れることはできない・・・のは当然として・・・今回は四草(加藤虎ノ介)の魅力炸裂である。弟子入りを許されたときの思い出し笑いというか思い出しほのぼの・・・。ツンデレすぎる・・・。そして・・・ニュータイプ的な洞察力。A子とB子の関係性を一瞬で見抜き・・・喜代美の悲惨な過去を察するのだった。ま、空気を読みすぎなほど読んでしまうと・・・読んでないよりひどい言動になる場合がある・・・という好例です。→8-2

金曜日に見る予定のテレビ『歌姫』(TBSテレビ)、『モップガール』(テレビ朝日)、『ウルトラセブンX』(TBSテレビ)

ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。

皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。

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コメント

ウィンダム渚とミクラス小林、アギラ田中を引き連れて
スイーツ三昧の幸せ気分に浸ったかと思いきや

パンドン新二の火炎放射で木っ端微塵。

でも数時間後には見事に再生するギエロン松方。


・・・あれ?これ何のドラマだったっけ(;・∀・)?

とまぁ素直に見れないこのドラマですねぇ。


ここんとこ仕事ネタを続けてきたために
方向性を見失ってるのかもしれませんが

ドラマでも「偽装」はないですねぇ。

今年出来た「アサヒる」の意味を「執拗に責め立てる」と
偽装する局と全部の職員をひとくくりにしてしまいそうです(苦笑)

投稿: ikasama4 | 2007年11月22日 (木) 22時58分

ただただ嬉しく、頷ける記事でした。私も今回を観ながら強烈に「仕事ができちゃ悪いのかあー」と叫びたい衝動に駆られました。恋愛と仕事をなぜこうも計りに賭けさせようとするのか絶えられませんでしたね。もう一つ、働きマンの仕事ぶりがテーマのはずなのに、安易な成功話に恋愛話のオマケが付く展開に、今回ほどがっくり来た回はありませんでした。前回シンジがマンション建築に目覚めたことで、彼の仕事観は救われた話は良かったし、釈さんが出た回は未婚女記者の人生観がにじみ出て最高でした。もう少し仕事にシフトして欲しいですね。

投稿: いっき | 2007年11月22日 (木) 23時36分

どんなに忙しくても、最低限の意思の疎通は出来ると思うのですが・・・・。

それが出来なくなったら、やはりお終いなんでしょうか!

投稿: みょうがの芯 | 2007年11月24日 (土) 21時06分

✥✥✥ピーポ✥✥✥ikasama4様、いらっしゃいませ✥✥✥ピーポ✥✥✥

ガッツ星人はガッツがあるのです・・・。
松方は恋愛のガッツ不足。

積極的→ひつこい→ストーカー
消極的→重荷になりたくない→あきらめる

失恋はどんなにあがいても
やってくるような気がしますが
やるだけのことはやって
それでもダメなら・・・
仕方ない・・・
という展開に見えないのですよね・・・。

速い話が「結婚」に対して
松方は消極的だったし
自分の都合のいいアイテムとしての「恋人」を
求めていたように思える描写。
ぬるま湯生活への怠惰な渇望。
キッドはあえて作家の恋愛観の反映
と断言したい感じ。

もちろん・・・その気持ちがフィットする人も
少なくないと思うのですが・・・
視聴率には反映しないので
世間の空気は違うのではないかと考えました。

テレビは底が浅くていいのだ・・・
という妄想に支配されているとしか
思えない展開に
ガッカリの連続なのでございます。

投稿: キッド | 2007年11月25日 (日) 11時36分

✪レンアイトシゴト✪いっき様、いらっしゃいませ✪マゼルナキケン✪

ご共感いただきありがとうございました。
松方は
「父親の読んでいたオヤジ的週刊誌」
の愛読者で・・・
ある意味「オヤジ週刊誌」おタクな編集者。
つまり・・・今のボジションを
得たくて励みに励んだ筋金入りの
職業人・・・という設定への理解が
まったく感じられない脚本なんですよね・・・。

テレビ的にアレンジするのは
構わないのですが
一番魅力的な部分を削ってどうするっ。
と毎回毎回・・・脱力しながら
ついに中盤まで・・・
もう息も絶え絶えにレビューしておりますーっ。

投稿: キッド | 2007年11月25日 (日) 11時53分

♡♡♡♥♥♥みょうがの芯様いらっしゃいませ♡♡♡♥♥♥

恋の道は人それぞれですからね・・・。
努力しないと好きになれない相手と
恋愛をするのは・・・かなり変態と言えます。

カラダは好きだけどココロは嫌い
とか・・・まあ・・・そういう場合もあるでしょうし
逆もあるだろうし・・・
お互いに好きあっているけれど世間が認めないとか・・・。

しかし・・・そういう障害を協力して乗り越えていくのが
パートナーシップというものでございましょう。

「この人と一緒ならがんばれるっ」
とお互いに思えるのが理想ですが
この二人は明らかに違うんですよね。

少なくともこれだけ時間の共有が
難しいならせめて同居するべきでしょう。

結局・・・お互いに「お遊び」だった。

じいやの目にはそのように映る
ヒロコとシンジの恋愛模様なのでございます。

投稿: キッド | 2007年11月25日 (日) 12時01分

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