いつまでもガキみたいなことほざいてんじゃねえよっ。(菅野美穂)
・・・まあ・・・そういうセリフはないのだが・・・そういう働きマンの方がキッドはいいなぁ・・・。
真面目に恋愛する・・・という感覚がキッドにはよくわかりません。それが今はもう秋、誰もいない海の波打ち際で水のかけっこをするという20年前のAVの導入部分の展開ということならますますわかりません。
ま・・・とにかくアレンジの方向性が間違っているとキッドは思い、ますます拍車がかかって視聴率は↘11.1%まで下がったということです。日付狙いかっ。
で、『働きマン・第四回』(日本テレビ・071031PM10~)原作・安野モヨコ、脚本・吉田智子、演出・佐久間紀佳を見た。ゲストは小説家・夏目(小西美帆)である。「モップガール」で議員秘書役をやったばかりで・・・地味目の知的女性という役柄がはまってきたな・・・。で、ゲストは地味目なので今回はマユ(平山あや)の回と考えることもできる。
前回も指摘したが、ドラマ「働きマン」の構成は三話→二話→一話にするべきだったと思うのだが、今回の四話でますますそう思う。新人教育というテーマの連打になってしまっているのだ。もちろん、連打するメリットがないわけではない・・・先週もこみちが「好きこそものの上手」をやったので今週は「下手の横好き」ができるからである。
しかし・・・ほぼ原作通りなのに相変わらず菅野はかっこよく見えない。つまり、原作からはみ出した部分がすべて裏目に出ているからである。
たとえばマユにとって働きマンは「憧れの先輩」で始まり、もっと「憧れの作家」を自分から奪ったので最低の裏切りものになって、でも自分よりいい仕事をするので最後は「やっぱり憧れの先輩」で終るのである。
キッドなら最後は「チョー憧れの先輩」とか「憧れの先輩デラックス」とか「憧れの先輩ダブルオー」とか・・・せめてそういうセリフなら良かったと思う。
で、菅野が「なんだよ、それー」ぐらいな感じ。
ところが、「野望のお守り」をめぐって公園で追いかけっこなのである。幼稚園児かっ。
とにかく、間違った構成は取り戻せないのでモードチェンジをしないとどうにもならないのだが・・・もう遅いよな。
キッドは松方とか山城とかは単なる俳優名ではなくて映画「仁義なき戦い」の俳優名だと妄想しているのだが・・・そういう意味で殺伐さが不足しているのである。血をビタっと見せる必要はないのだが・・・発行部数次第で命とられるような緊張感がないのだな。
なんか、グダグタ説明している間にひっぱたいちゃえばいいのさ。エレガントか。エレガントな働きマンなのか・・・。
今回でいえば作家の最近の状態について。
原作→作品が売れなくなって凋落傾向
ドラマ→スランプ
これが象徴的・・・そこをきれいごとにしてどうするっ。
もっともっと売れなくなったことについてイライラする作家の実像が・・・コミカルに描かれていた方がいいし・・・マユがそれでも幻想からさめない困ったちゃんであればあるほど「働きマン」が引き立つという話ではないか・・・。どうしてこんなに簡単なことができないんだよぉ・・・とふと思う。
さて、キッドは働きマンが菅野であるのはナイスキャスティングだと思うのだが、その最大の理由は菅野がウルトラマンフェイスだからである。だから・・・働きマンのスイッチが入ったときはかっと目を見開くべきだと思う。つまり・・・映画「リング」の「貞子の目」というか、アニメ「エヴァ」の「ホーラーモードの目」というか、上下に白目がむき出した「あの目」であります。それが・・・常人を越えた働きマンの面白さなのだからな。
もう・・・それだけでかなり受けると思うんですけど。また、菅野はそれができる女優なんだし。
しかし・・・それでも菅野以外の誰が・・・働きマンができるのか・・・というのを妄想してみた。
菅野は設定的に無理をしているとしたら、働きマン(28)→菅野(30)という点かもしれない。菅野1977年生まれなので1979年生まれだったら・・・さらに適役がいるかもしない。
ちなみにスポーツ選手なら上村愛子、女子アナなら高島彩が1977年生まれである。
さて・・・格というか主演キャリアを考えなければキッドは佐藤仁美が第一候補だな・・・地味な脇役になってしまっているが・・・コギャルあがりの知的な編集者というイメージではキッド的には働きマンのベストイメージキャストなのである。リングにも出ているしな。
次に国仲涼子がいる。平山あやが第二の働きマンなら先行タイプの国仲が働きマンでもいいと思う。今回のようなやや女々しい働きマンにするのだったら・・・国仲の方がよかったと思う。まあ、キッドが働きマンとマユの区別がつかなくなるという可能性はある。
そういう意味ではともさかりえも悪くないが・・・区別はつくと思う・・・今、上戸彩をいじめているのでスケジュール的に無理だ。同じように泉ピン子の相手に忙しい仲間由紀恵も残念なことだな。ショートカットにして働きマンは意外と似合うのに。
そうだな。南海キャンディーズのしずちゃんという手もあるのだが・・・原作のイメージである元・巨乳という点でダメだ。
そういう意味でキッドは意外に蛯原友里がよかったと思う。そうなるとタイトルは働きエビちゃんになるのかもしれないが・・・。
関連するキッドのブログ『第3話のレビュー』
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『ちりとてちん・5-3・第27回』半年のスピード展開はともかく・・・野口さんの予言当りすぎです。この思い込みの激しい役を・・・演じきる貫地谷しほり・・・他にできる人がおもいつかない。ある意味、フラガールのしずちゃんと蒼井優を一人で演じてる感じ・・・。ブラボー!→5-2
金曜日に見る予定のテレビ『歌姫』(TBSテレビ)、『モップガール』(テレビ朝日)、『ウルトラセブンX』(TBSテレビ)
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コメント
キッドじいや、こんばんは。
私もかなり一杯一杯で、年末を乗り切らねばと思っています。それでも、ドラマ好きは、つい見てしまいますが(笑)
確かに、今回は、あまりグダグダするマユに、ひっぱたいちゃえば静かになるのに!っと思いました。ウザカッタです。
菅野さんも、主役のイメージと合っていませんね。こんな働きマンに、新二は線が細いなぁと・・・
投稿: mari | 2007年11月 2日 (金) 00時21分
❁~✾~❁~~✾mari様、いらっしゃいませ✾~~❁~✾~❁
そうなんですよねーっ。
もう無理だと思っても
朝ドラマは別腹だとか・・・
昼はちょっと息抜きにとか・・・
深夜も眠れないから・・・
つい見てしまう・・・いつか死にます。
働きマンはきっと
これはこれでありなのかもしれませんが・・・。
キッドとしてはまったく
ものたりないです。
おそらく・・・このスタッフには
働きマンがこういう風にしか見えていないんだ・・・
と思うと淋しい気もします。
今回の話も新二の職場でも
つづきがあるわけです・・・が
単行本の営業編とか
配置転換の話とか・・・。
それぞれの働きマンの姿を
ちゃんと見せてくれるのか・・・心配でございます。
投稿: キッド | 2007年11月 2日 (金) 03時16分
菅野さんがウルトラマンとすれば
彼女の部下はカプセル怪獣。
マユがウィンダムとすれば
田中はアギラとすれば
ミクラスは・・・小林でしょうかね。
他の登場人物もこうなれば
ウルトラマンか怪獣にしてしまいましょうかね。
そうなると誰が何怪獣やら何星人やらヨリミドリ
次回の菅原はメフィラス星人にするべきか
メトロン星人にするべきか
それともザラブ星人にするべきか
とっても悩ましい。
もうこういうとこにしか
ドラマの楽しみを見出せない
今日この頃です(苦笑)
菅原の候補となるキャラ
または菅原以外にピッタリのキャラがいれば
ドシドシ応募下さい(^▽^)
投稿: ikasama4 | 2007年11月 3日 (土) 23時33分
✥✥✥ピーポ✥✥✥ikasama4様、いらっしゃいませ✥✥✥ピーポ✥✥✥
菅原はなんかイメージとしてはレッドキングって
感じですが・・・
張り込み・・・ということでは
宇宙忍者バルタン星人ですかね。
堂島はシーボーズ。
梅宮はキングジョー。
成田はボーグ星人・・・。
ああ・・・ひたります・・・。
ウルトラセブングラフィティーでございます。
しかし、まあ・・・ikasama4様の
結論を楽しみにしておりまする。
ああ、ミクラス良々。かわいいよ。ミクラス良々。
でございます。
投稿: キッド | 2007年11月 4日 (日) 03時50分