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2007年11月15日 (木)

男オーラですから自分のために働く時も誰かのために働く時も納豆巻きをクイクイっとね・・・。(菅野美穂)

実際、無意味なタイトルになっているな・・・。

視聴率は↘10.1%なのだが、首の皮一枚つながった状態でトドメを刺された女子ゆさゆさバレー18.2%と埼玉県熱狂のサッカークラブアジア選手権(11.7%)のおかげで半分かぶった「相棒」↘14,2%という裏の状況と・・・ここまで散々ダメなアレンジの「働きマン」を受けてバトンタッチした脚本家。ハートウォーミングなストーリーということでは今まで一番いい仕上がりだったのに・・・運命というのは残酷ですな。

しかし・・・キッドは少なくとも・・・いい話だったよ・・・と慰めてあげたい。

で、『働きマン・第六回』(日本テレビ071114PM10~)原作・安野モヨコ、脚本・松田裕子、演出・佐久間紀佳を見た。昨日に続いて今度は「ごくせん」の脚本家投入である。結果が出てからかどうかは微妙だが・・・本の段階で読めないのかっ? 原作的には使えない新人の極みの田中(速水もこみち)が使える男になりすぎている・・・と言う問題点はさておき・・・仕事の意味とか・・・生きがいとか・・・働く喜びとかは・・・つい求めてしまう人間は多い。

命があるだけで幸せだ・・・という基本は基本すぎてたちまち忘却される事項なのである。

ただ生きているだけじゃイヤだ・・・とか・・・今日はミソラーメンじゃなくてとんこつラーメンが食べたいとか・・・人間は贅沢を言い出すシステムを内臓しているのである。

で、ふとしたきっかけで・・・それが思い違いだったことに気がつくというのはなかなかに心温まることなのだな。・・・ま、もちろん、それも一種の錯覚なのだが。

アメリカを代表する詩人の一人にエミリー・エリザベス・ディキンソン(1830-1886)がいて・・・なかなかのお嬢様なのであるが・・・こんな詩を残している。

   もしもストップできたなら・・・

誰かが悲しみで壊れつつある時に

私が慰められたなら・・・

誰かの傷口から流れ出る苦しみを

私が和らげられたなら・・・

誰かが生きる意味を失ったときに

私がここにあるよと教えられたなら・・・

転んで立ちあがれないものに

そっと手をさしのべられたなら・・・

もしも誰かの痛みをストップできたなら

私のあてどない痛みもきっとストップするのです・・・。

・・・ま、お嬢様なので言うことがお優しいのであるが・・・誰かがいないと生きていけない種類の人間はいる。キッドは人は一人では生きていけないとは思わないが、誰かがいないとできないことがあるとは思う。たとえば自分の手の感覚を失うほどに痛めつけて、頭にのせるより、誰かに撫でてもらう方が簡単に頭を触ってもらうという感覚を味わうことができるのである。・・・たとえが異常だと思う人は正常。

まあ・・・視聴率の落下をストップできるスタッフはみんなに感謝される場合が多いのですが・・・。

さて・・・今回のテーマはそういうことで・・・どういうことだよ。「作る仕事」よりも「売る仕事」が下賎だとか。「指図する仕事」よりも「ペコペコする仕事」が下種だとか・・・そういう錯覚を感じる人の話なのだ。ま、キッドはどんな仕事も下賎で下種だと時々思いますが。

しかし・・・人の恋愛ごっこをお見せするために毎週毎週、オーディションをしたり、ロケーションにつきあったり、原稿をチェックしたりしていると・・・「こんなことになんか意味があるのかなあ」とふと思うことはあるのである。

そういう時にそのまま鬱になってしまうのもひとつの手だが・・・キッドには妄想という手があって・・・仕事に疲れた一人暮らしのよくみればちょっと可愛いお嬢様とかが帰宅してテレビのスイッチをオンにして流れ出した番組にちょっと笑う・・・という情景を思い浮かべるだけでたちまちお手軽に自分を慰めることができるのだな。

ディキンソンは生前には詩人として脚光を浴びることはないのだが・・・死後の自分の詩で誰かが癒されることを想像して・・・自分を慰めていたことは間違いないだろう。

すると・・・キッドは時空を越えて彼女に友情を感じるのである。

さて、どうみても美輪さんのばったもんである占い師・ブルボンヌ緋魅子(假屋崎省吾)に「男のオーラがこんなに強い女・・・珍しい」と言われた松方(菅野)であるが・・・渚(平田あや)が「後輩(田中)にも馬鹿にされている」と言われるよりもマシなのであった。・・・だから田中・・・ドラマ的に改良されすぎなんですーっ。

しかし、今回の田中は「仕事をがんばることと仕事で無理することはニュアンスとして違う」なんて日本語的によくわからない主張をする山城(吉沢悠)と「自分にしかできない仕事をできる人間になるために自分を磨くのが趣味」の松方(菅野)のひょうたんカップルを「そんなにイライラしたりバリバリしなくてもいいんじゃないの」的にフォローする縁の下の力持ちを演じるのである。・・・だから・・・田中はそんなにカッコイイ奴じゃないんですけどーっ。

そして・・・「彼のためにビーフシチュー作ろうと思ったけどオーバーワークでぶったおれましたーっ」松方と「自分の希望の職種じゃないのであまり一生懸命になれなかったけど・・・その仕事に夢を託している人がいると知っていきなり心に火がついた」山城の恋の橋渡しをしたりするのだったーっ。高熱・松方の支え方が出来すぎーっ。

そして・・・雑誌記事を使ったラブレターに山城が激しくハートウォーミング。松方に「ありがとう」を伝えて今度は松方がハートウォーミングなのであった・・・。

ま・・・結局・・・このワクならではの理想の職場展開なのであるが・・・今回はすべてがスムーズでよかったし・・・松方の納豆まきまきクイクイもナイスポーズなのであった。

それなのに・・・来週・・・またもや恋愛編・・・これほどガッカリする予告編で・・・大丈夫か・・・。ここは小林(荒川良々)のラーメン編か・・・小西美帆再登場とそこそこの男性ゲストを迎えて小説単行本・営業編に向かうべきだったのではあああああああっと危惧の絶叫をするキッドだった。

風邪気味でも更新はかかさず・・・でもこういう話だと照れちゃう人はコチラへ→お気楽様の働きマン

どうしても田中がまー君に見えたり、山城がパンドンに見えてしまう人はコチラへ→ikasama4様の働きマン

関連するキッドのブログ『第5話のレビュー

『ちりとてちん・7-3・第39回』さあ、喜代美の家族襲撃である。もう、このクセのある展開についてこれない人は多いと思うが・・・キッドは爆笑・・・そして・・・母の超能力の素晴らしさを自分だけが気がつかない喜代美のいたいけなさに涙・・・なのである。こんなにダメな主人公・・・本当に貫地谷しほりじゃなかったら演じきれないぞぉぉぉぉっ。15%前後で推移する視聴率(朝ドラとしては微妙)だが・・・充分ですからーっ。ゴーゴー落語ーっ・・・・・・・。→7-2

金曜日に見る予定のテレビ『歌姫』(TBSテレビ)、『モップガール』(テレビ朝日)、『ウルトラセブンX』(TBSテレビ)

ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。

皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。

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コメント

このドラマの構成いかがなものかと思う今日この頃。

山城新二をパンドンにしたから
荒木雅美をゴース星人にするべきか
それとも女性タイプもいたというボーグ星人にするべきか
思案中です(; ̄∀ ̄)ゞ


それにしても弘子・田中・マユと
報われない仕事・好きじゃない仕事を見せられて
ここでもまた新二で見せられて

ようやく二人が後悔を乗り越えて
仲直りしたかと思いきや

早速破局の予感。


今までの水10では
多少グダグダがあっても全体的な流れと
バランスよく散らした演出で持っていってたので

こんな事にはなっていなかったんですが

日テレで一体何が起きているんだと
ちょっと首をかしげています。

まさか土9にスタッフを取られたとか(笑)

バラエティネタが尽きたんでしょうかね。

ならば、ここで心機一転
久々にミステリ系やサスペンス系のものを
やって欲しいですねぇ。


個人的には時代劇でもアリなんだが
それでは多分視聴率が難しいだろうなぁ(; ̄∀ ̄)ゞ

投稿: ikasama4 | 2007年11月16日 (金) 00時02分

✥✥✥ピーポ✥✥✥ikasama4様、いらっしゃいませ✥✥✥ピーポ✥✥✥

初期三部作・・・Qマンセブン以後の
怪獣となりますとおぼつかないのですが
やはり三部作の怪獣たちは
懐かしいのでございますね。

ああ・・・パンドンだ~。
とか一目でわかるのは40年近い歳月を
考えると驚きです・・・。

そうですか・・・ボーグ星人の女性タイプが・・・。
それはやはり
ジャンヌダルクのよろいのようなタイプで
ございますのでしょうかね。

「ガリレオ」もかなり
女性視聴者を意識した作りになっているのですが
男性原作者と女性原作者の
差異という認識が甘いのですね・・・。

「働きマン」の場合すでに
女性要素は入っている・・・
それをさらに女性向けにしようとすると
そのアレンジのセンスのなさが
如実に表面化してしまうのでございます。

オヤジ向け雑誌の敏腕女性編集者という
松方の持ち味が削がれている最大の要因だと思います。

ここまでのメインライターは
どちらかといえば
女性週刊誌的感性の持ち主らしく
ちょっと痛々しいことになってしまって
ある意味かわいそうな感じがします。

たとえば
「プロ野球」では「大リーグ」に行かない
選手を持ち上げるという原作。
これは日本テレビ的には
うれしい原作要素なのです。
それをあえて
「大リーグ」に行くのがやはり「ロマン」
とアレンジするくらいの
反骨精神を
見せてもらいたい・・・
とキッドは思っています。
しかし、結局、その点は「原作通り」で
主人公は女々しくアレンジ。

これじゃあ・・・楽しめません。

このワクとしては「ハケン」が
ひとつのピークだったのですが
男女や女男が
すでに標準の時代・・・。
ドラマ制作者の感性が
少し・・・取り残されている感じがします。

投稿: キッド | 2007年11月17日 (土) 08時02分

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