目を閉じたら口の中に肉団子が・・・もぐもぐ。(仲間由紀恵)VS・・・こうして私の幼少期の記憶は改変されたのです。(黒川智花)
「貧乏病院での手術が成功しました」とギタンギタンの大鶴義丹が報告。
「ゲロゲロ・・・」と逝っとく野口(岸部一徳)・・・・一徳は死んだ・・・・・・・・・。
一徳は死んでいる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
一徳はまだ死んでいる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「手伝っちゃいましたー」と謝る木原(池田鉄洋)・・・。
「ニヤリ!!」一徳は復活した。とりあえず「でかした」と言っとく。
この場面はとりあえず爆笑だったな。
一方、苦笑の連続の「無駄に美しい仲間刑事」・・・江東区だか台東区だか荒川区だか解らない下町を舞台にパク(リュ・シウォン)とコントを展開。彼が半島出身者であることが事件の重要な鍵でなかったら・・・のけぞるな・・・。彼のポジションが二枚目なのか・・・ちょっとブサイクな変な外人なのか・・・ポジションがつかめないのだなあ・・・。「どんと晴れ」では韓国の人気俳優という役柄だったわけだが・・・葉山ゆりあというまあまあの美少女と結婚するので・・・やはり二枚目なのか・・・?・・・キッドの二枚目の概念の更新が不足しているのか・・・最近の美意識が歪んでいるのか? どっち?
で、『医龍2・第五話』(フジテレビ・071108PM10~)原作・乃木坂太郎、脚本・林宏司、演出・葉山浩樹を見た。今回は手術(印籠)の回である。この「水戸黄門」的医者ドラマのすごいところは印籠を取り出すと・・・ずーっとどこまでも印籠ということなのだな。
前回・・・印籠を出すところまでやって、今回は徹頭徹尾、印籠である。
「この印籠が目に入らぬか」「この印籠が目に入らぬか」「この印籠が目に入らぬか」「この印籠が目に入らぬか」「この印籠が目に入らぬか」・・・・「この印籠が・・・」で一時間なのだ。ある意味、凄い。
もう、ただでさえ・・・普通の医者には難しい手術なのだが・・・有閑倶楽部よりも不可能を可能にする男は「とにかくやるのだ。ドラマだから失敗はしない」という自信に満ち溢れている。「誰だって患者の命を預かるのはこわい」・・・などと本人(坂口憲二)は言うのだが、キッドは信じない。
で、後はメスをシュパー、糸をプシュー、ギターがジャラララーンである。
で、時々、誰かが・・・主に助手の外山(高橋一生)が「ぎょっ」となるのである。
で、タイムリミットがすでにギリギリだったのに・・・さらに予定外の手間がかかる。
この時、坂口は奥歯をかみしめるのだが、これは加速装置のスイッチがあるからで、ギアチェンジをしているのだ。誰かが「ぎょっ」とするたびに加速2倍→加速4倍とスピードアップしていくのである。何段ギアなのかは今のところ不明。
で、ギャラリーがたくさんいるのですかさず「ぎょっ」を解説してくれるのである。いや、韓国の野球のレベルはかなりあがっていますよ。いや、日本だって進歩しているけど、韓国はグングンあがっています。ちょっとしたミスは短期決戦には許されないのです・・・などと時には図解入りで解説してくれる。お茶の間に優しいところが水戸黄門らしい。
そして・・・手術に必要な血液を必死に捜す、助さん格さんの努力を嘲笑うかのように、時間の壁を越えて手術成功なのだ。本当は失敗するたびにタイムリープしているのかもしれない。その場合は、元の時間軸には死体の山が築かれている。
ま、黒川智花は元気になってよかった。チョコレートの食べ過ぎによるウエイトコントロールの失敗には注意してもらいたい。
さて、大塚寧々も内田有紀も・・・理由を明かさず・・・ちょっといい人モードになっているのだが・・・それは印籠世界の出来事だから無視できるのだな。
片岡の内面について知りたい方はコチラへ。→Eureka様の一美ちゃん日記
このドラマの主張は水戸黄門のいない江戸時代では庶民が泣きを見るように、現実の病院では死体の山が築かれている・・・ということなのですかーっ?
で、『ジョシデカ!-D-・・・違うがま、いいか・・・第四話』(TBSテレビ071108PM10~)脚本・秦建日子、演出・清弘誠を見た。
先週、単独捜査したあげく、現行犯逮捕の車上荒しの犯人の家へ捜査令状もなしに単独家宅捜査を凶行した無駄に美人な仲間刑事。外にはパクさんがいたはずだが、突然侵入した正体不明の男に殴られて気絶。連続殺人事件の証拠になるかもしれなかったパソコンを奪われ、車上荒しも刺殺死体となっている。
少なくとも、殺人の重要参考人レベルの状況だが・・・依願退職を勧められるだけ。しかも、本人が韓国人と一日デートしてスッキリしたら御咎めなしである・・・とか・・・まあ・・・突っ込んでたら虚しくなってきました。
「やめないの?」「やめません」「ハラホロヒレハレ~」がやりたかっただけなのだな。
そして、「ピーポくんと青島刑事」を仲間と泉ピンコでやりたかっただけなのだな。
さらに・・・殺人事件の被害者遺族が「バーカ、被害者の子供~」とか石を投げられたらかわいそうだよねってきっと言いたかったのだな。
そして、子供がチビッコ捜索隊(鈴木理子・・・「がきんちょ」で美山加恋と共演・・・かなり大きくなっている)を開始して・・・行方不明・・・そして犯人から殺害予告が警察とマスコミに届く・・・つづくである。引けばいいってもんじゃないが・・・仲間とピン子、二人声をそろえて「たまたま万歳っ」て叫ぶ・・・と書きたいだけの脚本家に何か期待してもダメだな・・・。そもそも第一話で好感触とレビューしたばかりにここまでズルズルと・・・。あっ・・・今週、射撃刑事じゃなかった・・・。ピーポくんの部品は子供に命中させたけどな。音声消して・・・逮捕しちゃうぞのサントラでもかけながら・・・仲間刑事を鑑賞するだけにしたくなるドラマだが、突然、ピン子刑事だとこわいしな。
関連するキッドのブログ『先週の木曜日のレビュー』
『ちりとてちん・6-4・第34回』口だけ師匠・・・悲しい称号だな・・・本番に弱いって・・・本当に役立たずだからな・・・泣く・・・それはさておき、家出する草々、おいかける喜代美・・・。もう、野良犬を野良犬がおいかける・・・みたいな・・・悲しくなる展開だが・・・そこがいいっ。ああ・・・「歌姫」とか「ジョシデカ」とかも・・・せめてこのくらい面白いといいのに・・・。でも、まあ・・・「ジョシデカ」とかを見て・・・心が荒涼となっても「ちりとてちん」までの我慢だと思えば・・・なんとか生きていけるってことだ。人生は。→6-3
土曜日に見る予定のテレビ『ガンダム00』(TBSテレビ)『ドリーム☆アゲイン』(日本テレビ)『SP』(テレビ朝日)
ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。
皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。
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コメント
「印籠」の威力は凄いですね~!
最終的に、野口まで何処かへ飛ばしてしまうのかもです。
投稿: みょうがの芯 | 2007年11月11日 (日) 11時01分
「なーんだ、やっぱり片岡ちゃんっていい人だったのね。」的な展開になっていきそうで・・・はぁ。
ま、そういう展開の可能性大なのに、勝手に一美ちゃん日記を立ち上げたんだから、最後は・・・・夜逃げします(笑)
黄門様から「ワシたちはチームじゃぞ」って言われると
人間なんだか、その気になっちゃって
オレに出来るかも~って思っちゃうんですよね。
それが朝田効果恐るべし!
投稿: Eureka | 2007年11月12日 (月) 01時51分
♡♡♡♥♥♥みょうがの芯様いらっしゃいませ♡♡♡♥♥♥
今回、ギタンは解雇でしたね~。
どこかに飛ばされる方が定番でいいのに・・・。
なのでございます。
ギタンですとご母堂(李麗仙)関連で
「君はキムチが好きだったねえ。ソウルの
病院に・・・」
とかが良かったのに・・・。
と思ったりするのでございました。
投稿: キッド | 2007年11月12日 (月) 22時05分
✛✛Paradise✛✛Eureka様いらっしゃいませ✛✛Paradise✛✛
まあ・・・悪人というものの定義にもよるのですな。
法というものをベースに考えると
無知ゆえの無法と
狡猾な脱法という二つの悪がある。
人は基本的にはバカには微笑み
利口なものは忌々しく顔をしかめるもの。
一美ちゃんは利口な悪ですが
利口な悪には
勤勉とか有能とか・・・
善なるものがつきまとうのですね。
これが勧善懲悪を楽しみたい方には
邪魔にも見えるし
少しは複雑な味わいを楽しみたい方には
隠し味になる。
この加減は難しいのですが・・・。
ま、医龍の場合、
立ち食いソバに
七味唐辛子をかける・・・って感じでございましょうか。
投稿: キッド | 2007年11月12日 (月) 22時45分