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2007年11月24日 (土)

女の子の朝はあれこれそれと忙しい・・・もげっ。(北川景子)VS失われた記憶が素晴らしいものとは限らない。(加賀美早紀)

「忘れたらあかんき」(相武紗季)も加えたいところだが・・・相変わらず歌姫は見送りである。もちろん・・・話はクライマックスに近付いて鈴のせつなさにウキキーッなのであるが・・・まあ・・・この話を楽しんでいる人に余計なレビューは不要だろうしな。キッドの弟などは今季はこのドラマしか見ていないらしい。それほど一部の人たちには愛されているドラマなのである。

金曜日は実は失われた記憶の物語の連打なのである。「歌姫」では太郎の記憶が失われ、「ULTRASEVEN X」ではジン(=赤い巨人=ウルトラセブン)の記憶が失われ、「モップガール」では桃子がタイムスリップするたびに全世界の人々がもう一つの未来の記憶を失うのである。

「歌姫」では失われた記憶にもうひとつの愛が隠されている可能性に鈴はおびえる・・・。「モガ」では大友(谷原章介)が稲川素子事務所所属の外人タレントたちに囲まれあは~んとなった記憶が失われる。一話がすごく面白かったわけではないのでそれ以後見なかったキッドの弟はその後どんどん可愛くなっていくうざ桃の成長の記憶を持たないのである。

もちろん・・・どんな記憶を持っていようがいつかはすべてが時の彼方に置き去りになっていくのだが・・・それが哀愁というものなのであるね。

鈴と美和子に板ばさみの皆様はコチラへ→まこ☆ミキお嬢様の歌姫

で、『モップガール・第七話』(テレビ朝日・071123PM1115~)原作・加藤実秋、脚本・荒井修子、演出・片山修を見た。ミステリとオカルトは水と油のように見えて・・・地平線の彼方では繋がっているようなところがある。「ガリレオ」と「モガ」が優美なダンスを踊っているように見えるのはその一つの表出と言える。

タイムスリップはある意味物理学的現象であるが、予知夢は神秘学に属する(ような気がする)のであるが、桃子は実は一夜の夢として未来を見ていると考えることもできる。これから起る一つの可能性を「情報」として得ることは「偶然」という要素を考えればまったく問題なくありえるのである。

科学が人間の感覚を土台にして構築された体系である以上、その限界は人間の感覚と情報との関係性によって作られてしまう。たとえば光速度の突破という問題がある。これは人間が光をとらえることで視界を得る生物であるという限界に基づく。しかし、実際には世界は光より速い情報伝達物質で満ち溢れているのかもしれず・・・その超光子や超光波では次元の異なる命が活動をしているのかもしれない。

ガリレオが「茶柱」を見て、飼い犬の祖母を想起するように・・・「モガ」では視聴者が桃子(北川)と大友をつなぐ運命の輪として赤い傘の謎の女性(堀まゆみ)を見る。昔の恋人の死によって大友が外人専門になったとか・・・命の恩人の死によって桃子が「大丈夫・・・運命を切り開ける」能力を持つようになったとか・・・それは世界にとって・・・冬の訪れた寒い朝にちょっと身震いするような・・・そんな震えにすぎないのかもしれない。

桃子がやがて大友の命を救うことは・・・必然と思える展開なのだな。

そういう筋立ての予想はともかく・・・電動シェーバーを使い・・・葬儀屋の社長(佐藤二朗)が「あれ、これ剃れない・・・」と言うのではなく「若い女の子の朝はあれこれそれと忙しい」と遊んでいく快調なもげっワールド。窓から巨大金盥はギリギリだが・・・とにかく社長「あれ、桃子ちゃん・・・いない」桃子「いますよぉぉぉ」までもう・・・ものすごくよどみなく面白いのである。ウザ桃かわいいよ。ウザ桃・・・なのだった。

今回・・・ほぼ空気の若山(高岡蒼甫)が大友の変わりに横内警部補に「横内警部」と言い、久しぶりに桃子の「横内警部補」が出て・・・足をふまれてあは~んとなるところとか・・・秘書のような里見刑事(花形綾沙)のツッコミとか・・・女子高校生・中村(渡辺夏菜)の状況説明とか・・・もう・・・脇役の処理の仕方も見事なのである。「キラキラ研修医」からどんだけ腕をあげたんだーっ。なのだな。

今回は保健室のおばさん・沖須美子(猫背椿)が愛ゆえに悲しい犯人になるのであるが・・・それは登場した時から予想通りなのであるが・・・ダミーとして用意された化学反応教師・小泉(杉村蝉之介)とか・・・実際の悪女高校生・佐伯亜衣(尾高杏奈)とか・・・も話に深みをもたせ・・・さらに「底知れない高校生」としてどれだけストライクゾーンが広いんだというトリプルスター(三ツ星)のセンター・尾関ヒカル(山口翔吾)が物語を味わい深くしている。

見事だ・・・見事だよーっ。もげっ。お面で回想してもね。

小ネタの数々をもう一度思い出したい貴方はコチラへ→お気楽様のモップガール

で、『ULTRASEVEN X 第8回・BLOOD MESSAGE』(TBSテレビ・071124AM0225~)脚本・長谷川圭一、監督・小中和哉を見た。かってカラオケを使って新曲を作るというラジオ番組の企画の中でよしだたくろうが「教えてほしいの元歌のメロディーを」という曲を作ったのだが・・・そういう気持ちになる人も多いのでは・・・たとえそのものがわからないよぉ・・・とにかく、今回の元ネタはヒッチコックの映画「サイコ」(1960)であり、マザコンの猟奇殺人鬼ノーマン・ベイツ(アンソニー・パーキンス)がその主人公である。

要するに心の病の多重人格者が人を殺すという物語なのだが・・・その影響がどれほど亜流を生み出したか・・・恐ろしいので書かないが・・・たとえば・・・「ケイゾク」とか「トリック」とかを生み出したと思われる「羊たちの沈黙」も「サイコ」の亜流なのである。堤幸彦ついでに書けば「池袋ウエストゲートパーク」の加藤あいの演ずるヒロインを思い出してもらうと話は早いと思う。父による性的虐待で二重人格となった「彼女」はもう一人の自分を守るために恐ろしい殺人事件の黒幕となって・・・自殺未遂・・・退院後に「こけし」を書くのだった。

今回のブレードランナー的街頭テレビ飛行船は雨に打たれてファンタスティックである。

その伝えるところによれば・・・「街に連続殺人鬼」が出現し、死体の側には血文字で「No MAN」とメッセージが残される・・・という。

対エイリアン組織のエージェントたちは「人間に変装して侵入、肉体的苦痛によって殺戮本能を発揮する地雷宇宙人ヒュプナス」を探知し・・・麻薬シンジケートに妻を殺害された男キョウスケ(黒田勇樹)に接触する。男は「妻は殺害されたがヒュプナスとなって復讐している」と告白する。よみがえった妻・アサミ(川村ゆきえ)と思われる赤いコートの女を追うエージェントたち・・・。

前回に続き、地球人と宇宙人の愛の物語だが・・・今回は実は夫の方が宇宙人だったという「サイコ」オチである。夫婦生活によって狂気に陥ったエイリアンは変身して、本能に基づきシンジケートのメンバーとともにアサミを殺害してしまうのだが・・・その事実を受け入れることが出来ず、アサミがエイリアンだったという幻想を抱くようになるのである。

二重に狂ったヒュプノスを等身大のウルトラセブンはアイスラッガー、エメリウム光線の二段攻撃で撃破する・・・。

そして・・・エレア(加賀美)に失われた過去を質すジン(与座重理久)は・・・「過去の記憶が戻っても幸福になれるとは限らない・・・」とはぐらかされてしまうのである。

監督は映画「四月怪談」(原作・大島弓子)の監督。兄の小中千昭は「エコエコアザラク」シリーズに脚本家として参加している・・・。だから・・・このテイストである。

ま・・・ある意味少女趣味なので・・・好き嫌いは分かれると思いますが・・・キッドとしては・・・宇宙人の狂気と苦悩がもう少しわかりやすく描かれるとよかったと思う。「サイコ」に敬意を払うのはいいが・・・その分をもう少し、夫婦の描写に使ったりしてね・・・。

関連するキッドのブログ『先週の金曜日のレビュー

『ちりとてちん・8-5・第47回』ついに落語家を目指して自主練習に入る喜代美・・・。喜代美が草々に。草々が喜代美に立場を入れ替える。恋と仕事の両方が未分化の喜代美なのだが・・・十代の女の子なので問題はないのである・・・。「ひつこいと思われる」のと「落語家になれない」のとどっちがイヤか・・・。複雑な問題を分解して二者択一にするのは解決のための基本手段・・・それでも・・・決断できない人は問題を解決しようとする意志があるのかどうかを問えばいいのである。それすらわからない人は・・・まあ・・・面倒見切れない人ということになります。→8-4

日曜日に見る予定のテレビ『風林火山』(NHK総合)『点と線・第二夜』(テレビ朝日)・・・それにしても・・・『ハタチ』は猛攻撃にさらされているな・・・。それでも見続ける人はもはやけなげだ・・・たとえ・・・さんまの正体をまさみが知ったとしてもほとんどの人が興味を感じないこの時点でーっ。

ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。

皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。

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