十八発以上ぶん殴ってやりましたっ・・・。(仲間由紀恵)VSスーパードクター(並)ですけど川島海荷のママは助けましたっ。(佐藤二朗)
ダブルスコアの木曜10時ドラマ対決なのだが、今回はゲストが麻生祐未VS川島海荷と白熱の戦い。
もちろん、「助かりませんでしたぁぁぁぁぁ」(麻生)VS「助かりました」(高橋ひとみ)でも良かったのだが・・・仲間由紀恵の暴力刑事誕生はタイトルから落せないしな・・・。なんか・・・日本人離れした演出だったよ・・・。
ジョシデカは脚本的には「朴さん朴さん」「ポコポコ」という仲間中心に展開していくのだが・・・もう・・・頭のおかしな人が書いているとしか思えないよ。誰か救急車呼んで~。
で、『医龍2・第七話』(フジテレビ071122PM10~)原作・乃木坂太郎、脚本・林宏司、演出・葉山浩樹を見た。今回、覚醒する医龍戦士は・・・カバさんである。・・・いや・・・主毒に溺れていた松平(佐藤)なのであった。けして「もげっ」の社長ではないのである。・・・っていうか佐藤二朗の時代なのか・・・。佐藤の覚醒を待つ内科医・藤吉(佐々木蔵之介)は最近、すっかり手術実況担当と化しているのだが・・・「さあ・・・朝田のメスが入ったーっ。おっとー・・・新たなるアクシデントの発生・・・これは食道ガンと肝臓ガンのダブルパンチだーっ。これは大変なことになってきたーっ」・・・なのだが・・・佐藤と佐々木といえば「ハンドク!!!」で杉田玄百記念病院の指導医片桐と研修医高野の間柄である。カバとラクダではないのだっ。ま・・・なんか懐かしい白衣のコンビなのです。
かって生体肝移植のエースとして栄光を味わいそのプレッシャーに押しつぶされて酒びたりになった松平なのであるが・・・ドクホリデーとは違い、酒が切れても手が振るえたりしないのだった。アルコール中毒の名剣士とか名うてのガンマンとかがけして酒毒を克服できないのに・・・松平がきっぱりと断酒できるのは大手酒造メーカーの圧力ではなくて・・・かって母子生体肝移植に成功した母と娘・・・特にスラリと伸びた長い足が魅力の高見香奈(川島・「役者魂!」のかわいそうな姉弟の姉)の魔法の言葉「スーパードクター」のおかげなのであった。
おそらく、広末涼子→長澤まさみ系列に属する美少女の励ましの言葉は体内の残留アルコールを一挙に払拭させるのである。
さて、今回、カバさんだけではネタが持たなかったので猫田にゃ~じゃなかった荒瀬(阿部サダヲ)も緊急参戦。「俺を誰だと思ってるんだ、61キロ」の名セリフを残すのだった。
とりあえず、今回も朝田(坂口憲二)と小高(大塚寧々)は病院の廊下ですれちがい、片岡(内田有紀)は野口(岸部一徳)に「ウインウイン」をやられてしまうのである。
来週は小高の闇の世界に医龍チームが冒険の旅に出るらしい。チョコレートは必携アイテムだなっ。キーワード「トモキ」があれば迷宮を脱出できるのかしら。
ぬいぐるみたまちゃんにこだわる貴方はコチラへ→なんだかんだ言いながら継続視聴しているシャブリ様の医龍2
内田有紀不足の方はコチラへ→Eureka様の一美ちゃん日記
で、『ジョシバカ!-女子刑事-・第六話』(TBSテレビ・071122PM10~)脚本・秦建日子、演出・韓哲を見た。カバさんの後はバカさんなのだが・・・バカな刑事なのか脚本がバカなのか微妙な展開である。いつも筋立てはそこそこ面白いので・・・低視聴率にめげているプロデューサーはプロットライターとダイアローグライターを分けなかった点がバカだったのかもしれない。朴さんを見つめる来実(仲間)「・・・パクさん・・・」・・・またまた朴さんを見つめる来実「・・・パクさん・・・」ってシナリオ以前の問題ですよ。
それ以外にも「・・・え・・・」とか「・・・へ・・・」とか「・・・あ・・・」とか・・・そんな「セリフ」ばっかりだよ・・・。
もちろん・・・ここまでも10回に1回しか笑えない・・・笑わせようとしているシーンとか・・・とにかくセリフがダメなのである。さらに・・・そういうセリフを書くために設定されたシーンまるごとがダメなときも多い。まあ、誰でも思いあたるのが隣の家族のシーン。今回・・・事件のあったホテルの入り口でウロチョロしていたのが・・・伏線で実は彼らが真犯人なら・・・・吃驚仰天しますがーっ。
そして・・・そんな脚本をまったく意に介さないスーパーゲストが来ましたよーっ。吉井刑事(大倉孝二)の妻・明子(麻生祐未・躁病ヴァージョン)である。このヴァージョンの麻生は周囲から浮いているのが魅力なのでちょっと浮いている脚本などものともせずに大丈夫なのである。これとたどたどしい日本語のパク(リュ・シウォン)のセリフがまあまあなのがこの脚本のひどさの証明と断言してもいい。
さあ、ゲストで殺人予告を送られて、刑事の妻・・・もう、これだけで百万人が「この女の人は死んじゃうーっ。誰か助けてくださいーっ」と空港のロビーで絶叫なのだが、やはり死んでしまったのです。
日本にも犯罪被害者に対する緊急避難所的な宿泊施設があるはずだが・・・女刑事と殺人予告された刑事の妻が宿泊するのは普通のホテルなのだった。ルームサービスに毒をもられても仕方ないとか・・・殺人事件関連の予告状で報道規制や申し合わせによる自粛がないのはおかしいとか・・・そういうことをこの脚本家に言っても無駄ですよ。
さて・・・わずかに明らかになってきた過去の事件と現在進行形の事件との関連。
パクの父親の自殺は投資会社の社長・時田(名高達男)と関係があるらしい。そしてパクは怨みがあるらしい。パクの同居人である華子刑事(泉ビン子)はパクに「黒いコートの男はあなただった・・・」と言われ動揺。男と思われるなんて心外・・・ではなくてパクの父親の愛人だった華子も容疑者リストに浮上。しかし・・・韓国語で核心部分を曖昧にするなんてなんてひどい脚本・・・っていうか連続殺人事件の容疑者が韓国人なのに韓国語の解る人員を配置しないで取り調べってありえないし・・・本当にひどい脚・・・う、撃たないで~。
そして身の回りで殺人事件起きすぎの来実はドアにも発砲。犯人が潜んでいるはずの部屋に侵入してもまったく無警戒。来実は異常な人格なので黒いコートの女の可能性もある。もちろんパクの過去のセリフから異常に似ている女が別にいる可能性もある。
殺された娘・時田梨恵子・変名・佐藤有希(入山法子)の母親かどうかは不明だが・・・時田の妻・睦子が水沢アキなのでキャスティング的に怪しい。
キャスティング的に怪しいといえば本田刑事(袴田吉彦)はあまりにも行動が地味でかなり怪しい・・・。
最後は商売に走りすぎた編集長ではなくて柳田管理官(田中哲司)か直接、来実を「パクが君にすべてを話すと言っている」とおびき出した青山刑事課長(益岡徹)も怪しい。もちろん青山はパクの父と華子と三角関係になってしまうこと自体が怪しい。
そうしたすべての謎を吹き飛ばす射的刑事・来実の日暮署員一同人垣による「大切な人を失った人に言う言葉か~」・・・暴行。犠牲となった木崎匡刑事(本庁・捜査一課実はたたきあげ・大浦龍宇一)の冥福を祈りたい・・・だって・・・あれだけ無抵抗に顔面殴打されたら死にますから・・・。あれって現場で殴ったカットを全部つなげてしまったんだよね。きっと・・・演出家の趣味でーっ。お茶の間を爆笑の渦に包み込むためにーっ。まあ・・・スカッとした人も多いかもしれんけどねー。健全とは言えないけどねーっ。第一、仲間の刑事の身内が殺されているのにあんな暴言をホテルの廊下で木崎が言うこと自体・・・無理があるだろう・・・脚本的に。
どうして父親の命日を手のひらに書くのか不明の人はコチラへ→お気楽様のジョシデカ!
関連するキッドのレビュー『先週の木曜日のレビュー』
『麻生祐未の波の塔』
『ちりとてちん・8-4・第46回』さて・・・徒然亭小草若よりも存在感の薄いA子の兄(友井雄亮)・・・登場である。存在そのものを忘れていたし・・・。それにしても小草若・・・A子(佐藤めぐみ)には目もくれない・・・喜代美の魅力はなんて幅狭い範囲にしか届かないのだろうか・・・。とりあえず喜代美の(草々のそばにいたいという)決意は固いのだった。→8-3
土曜日に見る予定のテレビ『ガンダム00』(TBSテレビ)『ドリーム☆アゲイン』(日本テレビ)『SP』(テレビ朝日)
ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。
皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。
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コメント
朝田の時間がない発言も放置プレイ状態かつ
一美ちゃんの過去もまだまだ謎状態。
出演者もしらない一美ちゃんの野望を
妄想しつづけるのは限界?(苦笑)
一美ちゃんの苦境に陥ったようですが
ここからが彼女の腕の見せ所ってことで♪
投稿: Eureka | 2007年11月23日 (金) 18時02分
✛✛Paradise✛✛Eureka様いらっしゃいませ✛✛Paradise✛✛
朝田と一美のヒミツはまだまだ
ひっぱりそうですね。
頂上のつぶしあいの因縁も
チョコレート女医もひっぱっているし
なかなかにつづくだらけのドラマになっている。
雪が降ってもアイスキャンデーみたいな・・・。
とにかく視聴率は獲得できているので
スタッフも余裕の番組作りを
している模様。
一美ちゃんの日記も
もうあることないこと書きまくるしか
ないですよねーっ。
一美ちゃんがどんな仕掛けを
用意しているのかキッドはちょっと楽しみですが
最近・・・目が泳いでいるからなあ・・・。
投稿: キッド | 2007年11月25日 (日) 12時08分