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2007年12月30日 (日)

山嵐とハリネズミじゃ栗と雲丹ぐらい違います。(村川絵梨)

前者が動物と動物、後者が植物と動物なのでたとえとしてはどうかな。キッドは「ヤマアラシのジレンマとは柔道の達人が恋する相手をつい山嵐で投げ飛ばしてしまうので困ること」と同じくらいの誤用だと思う。

さて・・・現在・・・ニコの姉の風のハルカ(村川)は公開中の映画「椿三十郎」に出ているのだが・・・これにはロボ(松山ケンイチ)も出ているのである。キッドは三船三十郎の熱狂的ファンなので織田三十郎を観たいとはちっとも思わないのだが・・・いずれ・・・テレビにかかれば観るつもりだ・・・。ま・・・リメイクすることは悪くないですけど・・・少なくとも青島刑事は器ではないと思う。

大体・・・なぜ・・・「用心棒」からスタートしないのだ・・・冬の桑畑があってこそ・・・春の椿だろうに・・・。

で、『ハリ系・最終回』(日本テレビ071230AM0025~)を見た。っていうか・・・前フリほとんど関係ないし・・・。ま、ほのぼの異種族恋愛ドラマのほのぼのエンディングについて語ることなんかないからな。

キッドはまったく関与しないが・・・小劇団好きというグループはあって・・・まあ、落語好きとか、バンド好きとか・・・要するにマニアックなミーハーグループである。

もちろん・・・若いときは・・・そういうタイプであることは恥ずかしいことではないが・・・ある程度の年齢になると・・・たとえばヨン様のおっかけとか・・・ハンカチ王子のおっかけとか・・・見るにしのびない集団になることはある。

しかし・・・本人たちが幸せならそれでいいのである。

で・・・もちろん・・・キッドが恥ずかしいのは自分がおタクというその変種だからだ。

きゃーっとは騒がないし・・・つきまといもしないけれど・・・遠くからひっそりと見つめてため息をついて・・・心の中はその人のことでいっぱい・・・ま・・・そういうことです。

ともかく・・・そういう人々に「見る目」を求めても無理があり・・・大体「あばたもえくぼ」であることが多い。しかし・・・人気稼業とは不思議なもので・・・そういう見る目のない人たちに支えられていつのまにか「素晴らしい何か」になることがある。すると・・・見る目のない人たちは実は慧眼だった・・・ということになるのである。

このあたりは「情報」というものを考えるときにいろいろと示唆に富むところなのだが・・・それについては語らない。

かっては「つかこうへい」とか「野田秀樹」とか・・・少し前なら「三谷幸喜」とか「宮藤官九郎」とか・・・そういう「芝居小屋」から作家的スターが生れている。もちろん・・・キッドはそれらの人々をすべて認めるわけではないが・・・それは好みの問題もあるからな・・・で・・・能のない人々はそこに行けば新たな金の卵が眠っているかも・・・と思うのである。

で・・・今季は「歌姫」と「ハリ系」と「ちりとてちん」がそういう系列である。

「歌姫」がダメだったことは確実だが・・・「ハリ系」は深夜ということで・・・まあ・・・ダメの烙印からは逃れている・・・いわば・・・枠そのものが小演劇のハコだからな・・・一方・・・カクスコ座付きによる「ちりとてちん」はさらに微妙な飛行を続けている。視聴率推移がこのまま維持できれば・・・久しぶりに実力派の女流というものが誕生するかもな・・・というところだ。

さて・・・「ハリ系」はハリネズミ系の人間とサル系の人間が同居するファンタジーゾーンの物語・・・。ハリ系のハリ彦(中村友也)はサル系のすず子(村川)と恋に落ちるが・・・破局・・・しかも・・・奇病の蔓延によるハリ系排斥運動がサル系の間で高まりつつある・・・という展開である。

「賢さ」と「愚かさ」は紙一重である。「戦争」を「犯罪」と考える人と「戦争犯罪」と「戦争」は違うと考える人が「戦争」をするとき・・・賢愚はまさに混沌とするだろう。

「食料」が捨てるほどある時と場所では・・・そうした論争は遊戯にすぎない。しかし・・・「食料」あるいはエネルギーが不足して・・・争奪の対象になったとき・・・そうした論争は多くの場合、無意味である。

たとえば・・・それは愛についても言えるだろう。異種族の交流に婚姻が関係するとき・・・戦争と平和は様々な悲喜劇に繋がるのである。

「風林火山」では政略結婚の悲劇が・・・「ウルトラセブン」では楽観的な愛の勝利が描かれる・・・。しかし・・・嫉妬・・・というものがある限り・・・愛を持たざるものが・・・奇妙な愛を営むものを攻撃する可能性はいつだってある。

キッドの周囲には半島の男と結婚した娘もあれば・・・海の彼方の大陸の女と結婚した弟もいる。そうした国際結婚が・・・国境を越えた人々の幸せに繋がるものであれば良いが・・・国境に隔てられた苦悩を生み出す可能性はいつだってある。

ファンタジーの世界で・・・愛が勝つという結論を出すことは・・・まあ、つつがないことである。しかし・・・キッドはどちらかといえば悪魔と人間の恋が・・・やるせない悲劇として終るデビルマンの方が・・・好みだし・・・フィクションとしての価値も高いと思う。

ま・・・愛することが戦いであるかどうか・・・その認識の仕方の問題もあります。

・・・この複雑な社会でイスラム教徒の妻となったり・・・共産主義者の夫になったり・・・そういう両親の元に生れたりする子供たちが・・・不当な差別に苦しまないようにと願う気持ちと同時に・・・日本人と彼らとの間に軋轢が生じたりするのは必然だとも思うキッドである。

ま・・・そういうものを含めて人々は人生を生きぬかなければならない・・・「ハリ系」にはそういうメッセージがこめられている・・・といいのになあ。

関連するキッドのブログ『第1回のレビュー

               『おじいさん先生のレビュー

                『地獄少女のレビュー

・・・さて、この枠は次がなんと・・・『栞と紙魚子の事件簿』(実写)である・・・諸星大二郎のコミックの実写版って・・・。映画はまだしも・・・世にも奇妙な物語でしかありえないのかと思ってたぞ・・・。栞は南沢奈央(生徒諸君からココ、1ポンドの福音にも登場)、紙魚子は前田敦子(スワンの馬鹿からココ)である。めがねっ娘の紙魚子の方が・・・AKB48、栞はTBS深夜というかBS-i系である・・・。びっくりするほど冴えていた北川景子の例もあるので・・・怖いもの見たさでスタートを待ちたい。

月曜日に見る予定のテレビ『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!大晦日年越しスペシャル絶対に笑ってはいけない病院24時』

ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。

皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。

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