« ミサイルの直撃ならカーテンは開けても閉めてもほぼ同じですから。(堤真一)VSいやーん、もう少し、撃たないでーっ。(声・佐藤有世) | トップページ | 釈由美子がお往きなさいとか逃げる場所はありませんよとか言わないので私が犯人に言っておきました。(柴咲コウ) »

2007年12月 3日 (月)

生きてたもれ。勝ってたもれ。帰ってたもれ。(池脇千鶴)&父上様っ。(前田亜季)&襤褸は着てても心はサイケデリック。(緑魔子)

「なりませぬ」(柴本幸)じゃないのかよっ。いや・・・アングラの女王様のお出ましとあってはそうもいかんな。今年の大河は最後まで侮れんのぉぉぉぉぉぉ。

YOUでもなく、りりィでもなく、緑魔子(おふく)・・・って渋すぎるだろう。

ショーケンがぁ、車でぇ、追いかけるからぁ・・・靴かたっぽ脱げちゃったんだよぉぉぉぉぉぉ。

・・・誰が「傷だらけの天使」の話をしろと言った。

で、『風林火山・第48話』(NHK総合・071202PM8~)原作・井上靖、脚本・大森寿美男、演出・清水一彦を見た。オシムジャパンとなんか似ている星野ジャパンがリアル川中島状態なので録画されちゃう大河ドラマなのだが・・・とにかく・・・越後の龍と甲斐の虎は・・・引っ張るなぁ・・・来週・・・大合戦が本当にあるのか・・・ちょっと心配になってきた・・・。人手がさあ・・・足りないような気がするの。両軍あわせて三万人が八幡原を埋める・・・そういう絵が見たいのですが・・・。

例によってシナリオに沿ったレビューはikasama4様を推奨します。今回は戦況推移マップに武田信玄の新作イラストつき・・・ついにハゲ信玄は描かないままなのかっ。な、何か問題が・・・。

Kawanakajima1561b で、川中島合戦の妄想は続いていく。上杉政虎と武田信玄の駆け引きは虚々実々である。政虎は「兵は五千あればどんな戦いも勝てる・・・ダルビッシュがホームランを打たれても・・・」という天才武将。その戦法は矢でも鉄砲でも持って来い。何人たりとも我を倒せずという突撃突破の無敵攻めである。これは他の人は絶対に真似しないでください・・・ケガしますから・・・なのであった。

で、実際に「負けない」のであって・・・これは武田信玄も用心する。信玄だって強さに自信はあるが何度も負けているのである。そのために絶対的な優位を得るまでは決戦をしない・・・という体質になっている。そのため・・・最後の時が来るまで・・・お互いに相手の隙を見つけようと・・・牽制しあうのである。

まず、海津城を無防備に置き、信玄が政虎を誘う。しかし、政虎は乗らない。それどころか、海津城を通り過ぎて妻女山まで来てしまうのである。敵陣深く自分で孤立しちゃう作戦だ。つまり、信玄を誘うのである。これに対して、信玄は政虎の退路を絶ちつつも・・・包囲展開するのみで誘いに乗らない。逆に政虎を待ち受ける。・・・しかし・・・政虎は乗らない。ここで、信玄はさらに敵前から退却する。ノーアウト満塁からスクイズであるが・・・政虎はウエストするのである。戦力比は常に2:1で信玄が有利。景虎としては攻めてもらいたいのだが・・・信玄は攻めない。そして景虎も攻めない。

そして・・・海津城に入った武田主力。妻女→八幡原→善光寺という撤退ルートが開かれる。これもまた信玄の誘いである。・・・しかし・・・政虎はこれにも乗らない。周囲は武田の領地・・・略奪で食料確保である。これは武田の面子をつぶす挑発行為である。そして・・・ついに信玄が根負けする。妻女山突入作戦始動である。

さて・・・信玄には同族武将がたくさんいるのだが・・・その傍系に初鹿野一族がある。板垣、甘利を失った上田原の戦いで初鹿野伝右衛門(宮坂ひろし)が戦死している。そして今回はこの後、初鹿野源五郎が戦死するのだが・・・基本的には信玄の旗本である。この後も初鹿野家は続いていくのだが・・・勝頼の代になっても初鹿野伝右衛門(二代目)が身辺警護の任についている。つまり、甲州忍者なのである。

これだけの心理戦を展開する両者なので・・・川中島周辺には多数の忍者が暗躍しているのである。

もちろん、海津城周辺には甲州忍者が、そして八幡原周辺には真田忍者(滋野一族)が展開し、越後の軒猿の暗躍を制御する。もう、手裏剣が乱れとび、撒きビシだらけなのである。

しかし・・・風魔一族も加わった忍びの暗闘はやはり・・・武田が有利に傾いていく。

すでに妻女山の戦力は半減し・・・およそ五千・・・。対する武田は二万。彼我の戦力差は四倍・・・ついに信玄は勝機を見た。つまり政虎は絶体絶命になったのである。

しかし・・・政虎は「我、勝てり」と笑う・・・彼には行者武将の秘法・霧隠の術という奥の手があるからだ。

越後勢殲滅を狙い、一万二千の妻女山攻略部隊と八千の退却阻止部隊(本陣)に分離した武田軍が苦戦に陥るのは政虎の乱心法霧隠の術というありえないワザが繰り出されるからなのである・・・。いよいよ、妄想もクライマックスだーっ。・・・もちろん、おふくは滋野一族のくのいちなのである。そしてつないでつないで逆転は星野マジックなのである。古田はおっけいぃぃぃぃぃっ。

関連するキッドのブログ『第47回のレビュー

火曜日に見る予定のテレビ『キューティーハニー』(テレビ東京)『有閑倶楽部』(日本テレビ)

ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。

皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。

|

« ミサイルの直撃ならカーテンは開けても閉めてもほぼ同じですから。(堤真一)VSいやーん、もう少し、撃たないでーっ。(声・佐藤有世) | トップページ | 釈由美子がお往きなさいとか逃げる場所はありませんよとか言わないので私が犯人に言っておきました。(柴咲コウ) »

コメント

「たもれ」「たもれ」を「ア・モーレ」と読んでしまう
今日この頃の私です(; ̄∀ ̄)ゞ

緑魔子さんがこのドラマに出演したのも
ひとえに庵原忠胤が口説き落としたからでしょう(笑)

個人的にハゲは描いても良かったのかもしれんですがねぇ。

何かねぇ。

物足りないんですよ(; ̄∀ ̄)


今、着々と(年賀状そっちのけで)進行している勘助も
兜姿でございます。

やっぱ戦い装束・兜は戦の華のひとつですからね。


坊主姿だと何か生臭くなってしまうのですが
兜姿だとそれが一切感じられない雰囲気が漂うもんで。

ただひたすらに戦の事を考える武人。

常日頃、巷のブロガーさんより
「甲斐の河豚」だの「醜い」だの「腹黒い」だの(まぁ当たってるけど(; ̄∀ ̄)ゞ)
言われている勘助&信玄のイメージ改善のために奮闘中です。

なもんで多分勘助の坊主姿も描きません。

少なくとも今年いっぱいは。


いよいよ次回は死闘が繰り広げられる訳ですが

個人的には「車懸かりの陣」をどのように表現するのかが
気になるところです。


こちらは
次回へ向けて信繁もいつでも発信準備が完了してます(笑)

投稿: ikasama4 | 2007年12月 3日 (月) 23時53分

✥✥✥ピーポ✥✥✥ikasama4様、いらっしゃいませ✥✥✥ピーポ✥✥✥

いえいえ・・・気分はア・モーレで正解なのでございます。

この展開をするのなら、義信妻とか
未登場の飯富や諸角の家族も登場させて
最後の決戦へ向かう
甲斐武将たちの悲喜交々も見たかったですな。

まあ・・・三条夫人とリツが今回は
その代表として見せ場を作ったので
申し分ないのですが・・・。

ま、ちょっと視聴率が残念なので
ふと考えたんですが
まあ・・・どちらにしろ
星野には勝てないな・・・。

今回の信玄は素晴らしいですよね。
まあ・・・河豚というのは
最初に誰かが愛情をこめて呼んで
それをわかっている人もいれば
悪口として心なく使っている方もいて
それが世間というものですからね。

とにかく、たとえば三条夫人の描写一つとっても
今年の風林火山関係の登場人物への
解釈・演出は大絶賛の気持ちでいっぱいです。

車懸かりの陣・・・そして武将たちの最後・・・。
とにかく来週はスカシなしでお願いしたいですねえ。

上杉の陣形は戦国自衛隊なら戦車の陣ですが・・・。

おそらく前進待機の雁行の変形で来るのでは
ないかと思うのですが・・・。

も・ろ・ず・み~。
の・ぶ・し・げ~。
か・ん・す・け~。

おそらく信玄絶叫しまくりか。
義信は悪役あつかいかなあ・・・。

投稿: キッド | 2007年12月 6日 (木) 00時25分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 生きてたもれ。勝ってたもれ。帰ってたもれ。(池脇千鶴)&父上様っ。(前田亜季)&襤褸は着てても心はサイケデリック。(緑魔子):

» 風林火山 第48話 「いざ川中島」 [渡る世間は愚痴ばかり]
上杉政虎は川中島へ出陣した。 [続きを読む]

受信: 2007年12月 3日 (月) 22時10分

» 風林火山 第48話 出陣!!川中島!! [レベル999のマニアな講義]
内容川中島へ向け出陣した上杉政虎軍18000。当初様子見であった信玄だが、政虎が、八幡原を迂回し、千曲川を渡り、武田方の城・海津城などの背後の妻女山に布陣した。それは政虎が、退路を断ち信玄に決戦を挑んできた証でもあった。直ちに、信玄は川中島へ出陣を決め...... [続きを読む]

受信: 2007年12月 3日 (月) 22時13分

» ガリレオ 第8話 ガリレオVS幽霊 [レベル999のgoo部屋]
内容 料理研究家の前田美鈴が殺された。 そして、犯人と思われる男は、ビルから転落死。 美鈴が、警察にストーカー被害を訴えていたことから、 ストーカーによる犯行と思われた。 だが、被害者の妹、千晶が、妙な証言をする。 美鈴が警備員に発見される10分前、 姉・千晶の姿を見たというのだった。 現場から、千晶のいた家まで30キロ離れていた。 薫から、それを聞かされ、 湯川は『テレポーテーション』と。。。 しかし、10分で30キロ移動できるはずが無く、 千晶は幽霊を見たのかと。。。 『不可思議現象』は、湯川... [続きを読む]

受信: 2007年12月 3日 (月) 22時14分

» 「風林火山」第48回「いざ川中島」 [つれづれ さくら日和]
いよいよ決戦! でもまだその前の、腹の探りあいの状態と言う感じです。 サブタイトルですが、いつもの調子だと「いざ!川中島」と言う風に、「!」が必須のようですが、まだ嵐の前の静けさと言った様子が、サブタイトルからも伝わっているような気がします。 それにしても、「先に動いた方が負け」という合戦って多いですね。 どちらが痺れを切らして焦って動くか。 或いは動かぬまま、敵の兵糧が尽きてしまうのを待つか。 いつかは動かなくては、じっとにらみ合ったままの合戦は、なんとなく合戦という感じがしません。{/fa... [続きを読む]

受信: 2007年12月 3日 (月) 23時19分

» 風林火山.48/川中島! [ブルー・カフェ]
本当に残りわずかになってきましたね・・・そのわりにイマイチ盛り上がらないのはワタシだけなんでしょうか?(ワタシだけかな・・・)「感情移入できる登場人物がいない」というのも大きな原因のひとつのような気がします。だって「フグ」だの「宇宙人」だのって・・・(><)そうそう「アクセス解析」をしたら「赤フグ」という検索でウチにいらした方もいらっしゃるようで、ホント申し訳ありません。フグはフグでも「フグ違い」でしたね(?)「フグ」検索でワタシのトコロにいらっしゃる方もいるということは「フグ元祖」の「もちきち... [続きを読む]

受信: 2007年12月 4日 (火) 22時33分

« ミサイルの直撃ならカーテンは開けても閉めてもほぼ同じですから。(堤真一)VSいやーん、もう少し、撃たないでーっ。(声・佐藤有世) | トップページ | 釈由美子がお往きなさいとか逃げる場所はありませんよとか言わないので私が犯人に言っておきました。(柴咲コウ) »