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2007年12月26日 (水)

どうして異星人なんて愛してしまったのかしら・・・。(アンヌ)VSボクも時々そう思うよ。(ダン)

同じテレビ局で「記憶を失った男」の物語を続けて夜と深夜にやるというのは・・・縁というものですか。

編成会議で話し合わないのかよ・・・。

ま・・・相乗効果というものがあるかもしれない・・・というより・・・客層が違うという判断なのか・・・。

「夜明けの明星とともに宇宙に帰ったダンが地球に舞い戻ってアンヌとヨリを戻している」という設定が・・・胸におちる人とおちない人がいるだろうし・・・「戦争で記憶喪失になった男が記憶を取り戻し恋人を捨て家族の下へ戻る」という設定がせつなく感じる人もピンと来ない人もいるだろう・・・。

深夜はともかく・・・「歌姫」は最終回の視聴率が*6.0%で「ハタチ」をついに逆転できずにずーっと秋ドラマの最下位だった・・・。視聴率がとれなくてもいいドラマだったという方もいるだろうが・・・キッドはそう思わない。ダメなものはダメだと思うのだな・・・。

このブログのドラマレビューは相武紗希からスタートしている・・・。好きな女優なのである。それなのに・・・レガッタとか牛とか・・・め、めぐまれていない・・・。

で、『歌姫・最終回』を見た。「モップガール」の方が何倍も面白いので語らなかったが・・・「歌姫」も全部見ていたのである。太平洋戦争で記憶を失った男の10年目のドラマである。

舞台のお芝居のドラマ化という・・・チャレンジなのであるが・・・明らかに失敗している。

お話は「妻子のある軍人が記憶を失い南国土佐の浜辺で拾われ、幼い少女に救われて十年を過ごす・・・。いつしか少女と男には恋が芽生えていたのだが、そこへ妻が男を訪ねてやってくる・・・記憶を取り戻した男は少女との恋を捨てまだ見ぬ娘の元へ去って行く・・・」・・・以上である。

二時間くらいの舞台でやっていればそこそこ泣かせる話かもしれない。

さらに舞台を見に来るような客は・・・ま・・・ある意味・・・望んでそこに来るような限られた人々なのだな・・・。テレビドラマはそういう客を相手にしていては成立しない。

たとえば・・・戦争だ・・・。舞台なら照明を赤くして・・・爆撃音でも流せば観客はそれぞれの「戦争」のイメージを自己増殖させて・・・「その気」になるのだ。

しかし・・・ドラマはそうではないのだ。ある程度「戦争」を見せなくては話にならないのである。

主な舞台となるのは昭和30年である。1955年であるから半世紀前である。その時、20才ならば現在は72才である。ヒロインの鈴は死んでいて20才くらいの孫娘がいる。そういう組合せの実在の人々はたくさんいるはすである。

しかし・・・そんなリアリティーが全くないのである。

確かに・・・背景となる街の景色は「現代」ではないような気もするのだが・・・とても「昭和30年」には見えないのだ。

「戦争体験」というものは温度差のあるものだ。戦場で「血を流したもの」もいれば、銃後で「家族を失ったもの」もいる。都市で「爆撃されたもの」もいれば、山に「隠れていたもの」もいるのである。それぞれの戦争体験が違うことによる軋轢・・・十年は一昔というが・・・そういう様々な澱みが澄みはじめた時代なのである。

ところが・・・ドラマの中にはまるっきり「戦後」がないのである。もはや「戦後」ではない・・・と政治家が言う必要のあった時代なのにだ・・・。

キッドはその一点だけでもこのドラマはダメだと思うのである。

たとえば・・・現代の地方都市で・・・若者のほとんどが人を殺したことがある・・・という人間ばかりだという状態を想像してもらいたい。・・・こわくないですか・・・? 昭和30年というのはまだまだそういう時代なのである。記憶の中にいまわしい過去を秘めた人間たちが精一杯生きているのである・・・。みんな貧乏で食うや食わずで真っ黒なのである。

そういうものの「かけら」もないドラマなんて・・・意味ないです。

そういう筋立てとは別に舞台→ドラマで失敗なのは「太郎と鈴でたろたろりんりんりん」がある。これは「寺内貫太郎」とか「時間ですよ」といった脱ドラマの中で生きる手法。単純な話・・・舞台なら「受ける受けない」を問わず客のリアクションがあるから成立するのだが・・・ドラマの場合はよほど自然でなければならない。少なくとも「現代」という設定でなけりば成立しないとキッドは考える。今回の場合だと「不自然さ」が「お笑い」にならず鼻につくのである。

関連するキッドのブログ 『第2回のレビュー

で、『ULTRASEVEN X 最終回』も見た。最初に見たとき・・・現代の延長線上にある近未来ではないと思えたのであるが・・・一応・・・それは狙いだったようだ。

終盤の数回は「異星間恋愛」の話が続き・・・そして最後は「赤い巨人」の「本当の名前」がわかるというオチである。

パラレルワールドのもう一つ別の地球とこの地球が異次元トンネルで交差する・・・古典的なファンタジーだったのだな。

すでに侵略されて異星人支配されたアナザーワールド。そこからこちらの地球に侵略の手が伸びて・・・ウルトラセブンはアナザーワールドの救世主として訪問していたのである。

もちろん・・・半島と列島の例え話としても理解できるのだった。もちろん・・・この世界には赤い巨人はいないし・・・ウルトラセブンもいないわけですが・・・。

ここ数年・・・半島は見えない敵に洗脳されかかってましたからね・・・。

もちろん・・・幸せな半島の人から見れば・・・ウルトラセブンがちょっかいを出すのは・・・余計なお世話かもしれないのですが・・・。

そして蜘蛛タイプの侵略者をワイドショット全開で焼き払ったセブンは・・・ゲートとなった湖をくぐって帰還・・・湖畔で待っていたのはアンヌだったのです・・・。

とりあえず・・・深夜だし・・・このロマンチックは・・・OKです。

関連するキッドのブログ『第11話のレビュー

さあ・・・これで秋ドラマは終わりだ・・・アクシデントの後の「ガンダム00」「SP」「ちりとてちん」「キューティーハニー」をなんとか年内までにレビューしたいと考えてます。

コメントのお返事は大幅に遅れていますが・・・どうかご容赦くださいませ。

ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。

皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。

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受信: 2007年12月29日 (土) 02時41分

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受信: 2007年12月29日 (土) 11時28分

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