私は広末涼子・・・時の流れを越えて未来からやってきた・・・泡にまみれてよ~。よし、行くぞっ。
・・・大傑作。ダブル飯島とか・・・ラモスとか・・・世界基準ではないし・・・タイムパラドックスもテイク・イット・イージーな展開だけど・・・面白ければいいじゃないか・・・。
キッドはバブルって知らなかったなあ・・・仕事ばっかりしてたから・・・そうか・・・あんなに仕事があったのは・・・バブルだったからか・・・記憶にあるのは深夜にタクシーが捕まらずに・・・自宅まで歩いて帰り・・・またすぐに仕事に出かけたことくらいだったな・・・。
まあ・・・危険な若い阿部寛とマッドサイエンティストの薬師丸ひろ子は抜群の存在感だったよ。
そうなんだよなあ・・・18歳の時の薬師丸こそが・・・「ハチクロ」のはぐみにぴったり・・・だから・・・丸顔=童顔の方程式にのっとり・・・宮崎あおいと志田未来の中間に誰かいませんかーっ。
っていうか・・・土曜日はもうダメ~。
で、『機動戦士ガンダム00・第14話・決意の朝』(TBSテレビ・080112PM6~)脚本・黒田洋介を見た。核廃棄物の投棄場で大規模軍事演習・・・。なんだか・・・発狂したような計画だが・・・アニメだからな・・・。おそらく・・・原爆でダムを作ろうとした旧・ソ連の頭のネジが緩んだ発想にシンパシーを感じる計画立案者がいるのかもしれない。そして・・・世界三大勢力が一同に会する・・・この物量作戦の罠にまんまとはまる気満々のSB・・・なんだか・・・無理矢理な展開にがっかりとすると同時に・・・来週は絶対・・・見逃せないと考えるキッドは多重人格なので仕方ないのだな・・・以上。
関連するキッドのブログ『第13話のレビュー』
で、『1ポンドの福音・第一話』(日本テレビ080112PM9~)原作・高橋留美子、脚本・福田雄一、演出・佐藤東弥を見た。原作をアレンジして・・・より面白ければ成功だが・・・微妙な時は失敗である。もちろん・・・今回は後者・・・。食欲と性欲に支配された煩悩の塊である畑中(亀梨和也)と気分はシスターで・・・しかし・・・深層心理はまるっきり乙女のアンジェラ(黒木メイサ)・・・この組合せでラブコメなのである。
やはり・・・アイドルにこの役はきついのだな。たとえば・・・子供たちにすすめられて・・・やむを得ずごちそうを食べてしまう・・・畑中なんて・・・全然違うのである。なにしろ・・・そんな畑中なら「減量中だから」・・・と断れるのである。
あそこはただ・・・目の前のごちそうに心を奪われた・・・という描写にしなければならない・・・モノローグで「うわぁぁぁぁぁ、唐揚げけけけけけ」とか「うひょひょひょひょひょ、肉団子ぉぉぉぉぉぉぉぉ」というように畑中の餓鬼っぷりを示さなければならない。
そして・・・シスターに対してはケダモノのように性欲全開で迫らなければならない。
さらに・・・リングでは食べたものを嘔吐しなければならない。
それが無理なら畑中なんて演じられるかぁぁぁぁぁぁ。
・・・まあ・・・そうは言いつつ・・・「あしたのジョー」の・・・しかも力石徹の減量物語のパロディーに過ぎないこの物語に・・・そんなに目くじらたてる気はないのだ。
会長を小林聡美にした時点で・・・もう・・・おふざけドラマなのである。「がんばれ元気」とか「はじめの一歩」とか・・・心に残るボクシングコミックとはまったく別の軽いコメディーとして楽しめば・・・江口のりことかもたいまさことか高橋一生とか波岡一喜とか岡田義徳とかベンガルとかを・・・それなりに楽しめばいいと思う・・・。
あ~あ、またやっちゃったよ・・・とため息をつきながら・・・。とにかく・・・高橋留美子の基本は「うる星やつら」・・・この物語もあたるとラムを畑中とシスターに置換しただけ・・・そこんところ・・・踏み外さなければ・・・いいのに・・・特に亀梨和也の畑中はキッとなる表情は絶対に出さないようにしないとな・・・この主人公はバカで食いしん坊で色餓鬼だけど・・・お人好し・・・が取り得なのだ・・・戦闘意欲の皆無のハードパンチャー・・・このありえなさが魅力なんですから。しかし・・・黒木メイサのアンジェラは意外にいい・・・。とりあえず・・・原作をどれだけ忘れられるかが・・・視聴ポイントなのだな・・・。そうすれば・・・そこそこ面白いのである。
関連するキッドのブログ『たったひとつの恋』
ごっこガーデン。特設後楽園ホール廊下セット。お気楽「高橋留美子好きなんだけど・・・もう少し今風な設定にすればいいのに・・・。ボクシングのルールは投げ技は禁止・・・っていうか・・・ボクシングと関係ないこと考えてるのね・・・」エリ「いいのでスー。亀ちゃんが・・・打たれて・・・傷だらけになって・・・血まみれで・・・歯をくいしばって・・・はうぅぅぅーんでスー」
で、『土曜プレミアム・バブルへGO!! タイムマシンはドラム式(2006年)』(フジテレビ080112PM9~)原作・ホイチョイ・プロダクションズ、脚本・君塚良一、監督・馬場康夫を見た。こちらは原作は8ページのコミックであり・・・ともかく・・・永遠のバブルを夢見る人々の妄想なので・・・まったくよどみない展開でレインボーブリッジは三本になり、フジテレビも一号、二号、三号そろい踏みなのである。
少なくとも・・・おこたでぬくぬくしながら・・・ぼんやり見ていると楽しい展開の数々に身も心も癒されるのである。オチはすっぱ抜きだが・・・携帯動画の失敗の後のカリオストロの城の不二子オチなのでひねりが入っていたり・・・つまりソツがないのである。
もちろん・・・歴史が改変された未来では・・・田中真理子(薬師丸)も田中真弓(広末)も未来に行かない・・・だから・・・帰ってこない・・・はずだ・・・というツッコミは意味がない。
彼女たちは阿部総理・・・いや下川路総理によって送り出される・・・そして・・・まったく別の過去に戻り・・・まったく別の未来にたどりつくのである。下川路の根底にある無責任さを甘く見てはいけないのだ・・・。たとえ・・・父性に目覚めて・・・娘と近親相姦はしない理性があっても・・・約束しても守るとは言わない男なのである。
それにしても・・・女性陣の若返り・・・には恐ろしいものがあるな・・・吹石一恵、飯島愛、飯島直子、八木亜希子・・・みんな17年の歳月を軽くシカトである。ただ・・・森口博子だけは・・・いえ・・・なんでもありません。とにかく・・・日本の経済破綻まであと一年か・・・。
関連するキッドのブログ『木更津キャッツアイ』
で、『SP・第9話・EPⅣ-1』(フジテレビ080112PM1120~)脚本・金城一紀、監督・本広克行を見た。・・・どうやら・・・最終章に入った模様。「バブル」の阿部総理も相当に怪しいが・・・麻田総理(山本圭)も相当に怪しいのである。一体・・・井上(岡田准一)の両親殺害の背景に何があったのか・・・謎のまま・・・井上はついに麻田の警護を担当することになる。
警護課の理事官・西島(飯田基祐)はテロリストたちに情報を流し・・・コントロールしているらしい・・・。現実の脅威をつきつけて予算を獲得するつもりなのか・・・。それとも・・・別の大物の飼い犬なのか・・・。謎は膨らむばかり・・・。
同僚の山本(松尾諭)は呪術師だったし・・・。
公安第一課の田中一郎(おそらく仮名・野間口徹)は歯車のひとつとしては情報の分析力・洞察力は井上に準ずるらしい・・・。釈放された殺人犯・山西(平田満)の危険性をシンクロ(天知通)するのだった。しかし・・・目的を秘めたまま・・・山西は失踪する。
そして・・・惨劇の現場で井上の前に出現する山西・・・実は井上もまた・・・麻田暗殺の機会を狙う・・・テロリストと化する可能性を匂わす展開である。
そして・・・狙撃者(古山憲太郎)の登場である・・・。予告編は井上の妄想が混入されているので何が起こるか・・・まったくわからない・・・予告見せすぎ・・・という意見を粉砕する掟破りの手法が確立されてしまったのである・・・。ああ、もう・・・つづく・・・だよ・・・最終回が終ってからまとめ見したかったよ・・・。
関連するキッドのブログ『Episode φ』
で、『栞と紙魚子の怪奇事件簿・第二回』(日本テレビ080113AM0105~)原作・諸星大二郎、脚本・渡辺雄介、演出・井口昇を見た。前回の「ジャックとエミリー」と同様に今回は「自殺館」の原作の忠実な再現。そして栞(南沢奈央)はセリフをかみかみかみかみまくり・・・である。
「自殺のススメ」の著者にして「自殺館」の主人(田山涼成)に自殺志望者のユーコ(矢部裕貴子)がゲスト・・・。そして、段夫人(高橋恵子)ついに登場。原作通りの「大顔」である・・・やるのか・・・すごいな・・・。
どこまでが現実でどこまでが幻想なのか・・・まったく分からない世界・・・しかし・・・キッドはトイレでカレーは食べたくないのだった。っていうか・・・カレー粉と塩を間違えて見た目カレーを料理できるのは天才的だと思う。
関連するキッドのブログ『第一回のレビュー』
『ちりとてちん・15-6・第85回』もう・・・へとへとなわけだが・・・男のロマンと家計の鬩ぎあい・・・まあ・・・芸術家は・・・できれば・・・資産家に生れるか・・・資産家の娘と結婚できるといいんだよな・・・石川啄木の時代から・・・しかし・・・母と娘はついに・・・似た者母娘の正体を見せるのだった。母も家出・・・娘も家出である。「亭主より稼いで何が悪いん?」という若狭を「悪くないさ~」と慰めるヒモ叔父・・・。草々を「分からないことが分かったんだ」と叱る草若師匠。しかし・・・母と違い・・・家出も長続きできない若狭・・・ついにオムライスを完成・・・その頃・・・草々は若狭・父と男のロマンの絆を確かめあうのだった・・・。→15-5
月曜日に見る予定のテレビ『薔薇のない花屋』(フジテレビ)
ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。
皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。
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コメント
きゃはは・・根性なしのボクサーの頭の中は食べ物でいっぱいなんですねえ。
減量中ってますます食べたくて仕方ないもんですよね。
なんか同情しながら見ていました。
メイサちゃんの膝枕で夢を見ていた亀ちゃんでしたが、
エリもメイサちゃんになって膝枕の妄想。むふふ。
で当然エリシスターの頭の中はムチとろうそく?
今度減量に失敗したら容赦なくムチが飛ぶのデス!!
原作知らないですし、ボクシングのイロハもわからないので
亀ちんのダメッぷりにキュンキュンはぅ~んでいきます。
とりあえず初回はこれでいいってことで(笑
投稿: エリ | 2008年1月14日 (月) 16時16分
こんばんは☆ 連休のおかげで2日遅れでカバーできました♪
もちろん・・・今回は後者。。やっぱそうですか。
世間的にはまあまあって感じなのかな。
僕は全く「微妙」じゃなかったですよ。明らか。。
「根性なし」と言われるのがイヤで見続けました。
食欲、性欲、あしたのジョー。。要素的にはウチと似てますね。
食べるシーンの説明、なるほど!☆
実は『うる星やつら』も知らないんですよ。
人気があるって情報とコスチュームくらいしか♪
ホホーッ、戦闘意欲皆無のハードパンチャーね。
狙いはよく分かるし、女性ファンもその路線を望んでる
ような気がしますが、このドラマは違うだろうと見てます。
実際今回も、ギャグで目立たなくなってはいたけど、
戦闘意欲がハッキリ描かれてました。
『たったひとつの恋』は懐かしいし、亀梨は嫌いじゃ
ないんだけど、ストーリーと演出がねぇ。。
また固定読者を大幅に失いそうですよ(^^ゞ☆彡
投稿: テンメイ | 2008年1月14日 (月) 20時31分
✿❀✿❀✿かりん☆スー☆エリ様、いらっしゃいませ✿❀✿❀✿
お嬢様のためのドラマここにありですな。
せっかくだから・・・もっともっと
亀梨様がコテンパンにやられた方が
お嬢様のはう~ん度も高くなると思うのですが・・・。
じいやは・・・ボクシングファンで
ボクシング漫画ファンで
高橋留美子ファンですので
・・・少し、物足りなかったです。
おなかぽっこりの部分などがんばっているのですが
やはり・・・畑中といえば
リングでゲロゲロが代名詞なので
なんだか核心をはずされたような
気がしましたのです。
大人も子供も楽しめる素材だけに
ボクシングをよく知らない人にも
楽しめるように工夫してもらいたい・・・感じ。
「やっぱり猫」というか「ニコロボ」というか
「すいか」というか・・・そういうおなじみの
メンバーがそろっていて・・・
味はあるので・・・サネイエ(江口)までいたし・・・。
とにかく・・・ボクシングという
ある意味・・・しょうがない
スポーツを
愛してしまう人々がいる・・・
そのあたりをきちんと描いてもらいたいものでございます。
ライバルたちも楽しみですし
とにかく・・・お話しはワンパターンなので
どこまでバリエーションを出せるか・・・。
じいやもそのあたりを楽しみたいと思っております。
亀梨様はコメディアンに徹することができるかが
勝負ですな・・・。
投稿: キッド | 2008年1月16日 (水) 00時58分
○-○)))テンメイ様、いらっしゃいませ。○-○)))
ふふふ・・・テンメイ様としては
結構ストレートに酷評でしたな。
まあ・・・ジャブを交えて
アウトレンジ戦法をとりながら
相手がジレたところを
容赦なくストレートですね。
しかし・・・まあ・・・
この原作を
ジャニーズで
最近、不調のこのワクで
やるのは・・・
最初から冒険そのものですから・・・。
たとえば・・・最後のセリフ
爆笑のセリフ・・・
なのに
なんだか・・・すかすがしくなってしまっている。
これは問題なんですよね。
畑中のズレが
亀梨和也によって
微妙に修正されてしまっている。
これはある意味
自殺なんかしない男が自殺する男を演じる
難しさなんですよね。
畑中という超ダメ男を
亀梨というダメじゃない男が演じるという難しさ。
ジレンマが確実にございます。
ま・・・そこを克服できたら
そこそこ名作になる可能性が
あるんですけどね。
投稿: キッド | 2008年1月16日 (水) 01時06分
キッドさん、こんにちは~♪♪
高橋留美子さんの作品だったのですね、
知りませんでした。
高橋留美子さんて女性なんですか?
どれも男性目線な作品ですよね。
原作は知らないのですが、
野島作品ほど重くなく、
クドカン作品ほど奇想天外でもなく、
感想書きやすいと思ってチョイス。
もうこうなったら
とことんカツーン作品で統一したい気もします。
よっちゃんはお人よし、
クドカン似の人はいつもクール、
人にはイメージというものがつきまとい、
常に配役にも影響が。
たまに全然違ったりもするけれど。
小林聡美さんの酔っ払いぶり、
コンクリートにほっぺたつけて寝ちゃって、
なんだかナツカシスで好きでした。
ていうか早く第二話見よう。
投稿: ヤマト | 2008年1月22日 (火) 10時25分
☆*⋄◊✧◇✧◊⋄*ヤマト様、いらっしゃいませ*⋄◊✧◇✧◊⋄*☆
キッドの知る限り女性です。
柴門ふみと同様に男性誌で人気を
博した女流。
かって作家の平井和正に女神と賞賛された過去が・・・。
キッドは女性目線だと思いますが・・・。
うる星やつらも
ダーリンの浮気に悩むラムの物語だし・・・。
やはり・・・少年サンデーのラインなので
女の子の目に触れにくい・・・
というハンデがあるのかもしれません。
原作は非常に不定期な連載で・・・1987年開始の
2007年完結・・・20年かけて単行本四冊です。
短めのガラスの仮面・・・。
読みきりスタイルですが
まあ・・・ラブコメの要素は
エスプレッソなみの濃度です。
キッドは隠れた名作だと考えています。
ふふふ・・・今回・・・
結構・・・味わい深いドラマの羅列に
キッドはヒーヒーいってますが
コレを選択するとは・・・。
まさにバランス感覚でございますね。
ま、キッドは高橋留美子は
天才・・・だと思いますから
スタッフは大変だと思うのですよね。
なぜ・・・そういうシステムなのか
分析するのが大変ですし・・・。
「うる星やつら」のアニメでも
原作者とアニメスタッフが
お互いの隠れた魅力を発見するために
死力を尽くした感じがありましたし・・・。
しかし・・・最近の日テレスタッフに
それを求めるのは酷な気持ちもしますよ。
ま・・・キッドは第二話で
問題点を分析したので
後はのほほんと見たいという気分です。
原作での畑中のライバル(対戦相手)は
11人・・・これだけはワンクールに
ちょうどいい・・・のですが。
最初に三巻のセリフ使っちゃったりして
ちょっと心配・・・でもあるのです。
投稿: キッド | 2008年1月24日 (木) 04時16分