右の頬を打たれて気持ちよかったら左の頬を差し出しなさい。(観月ありさ)
・・・全然違うだろうっ・・・まあ・・・いいじゃないか。
水曜日は毒餃子だろうが、サッカー予選VSタイ4-1だろうが・・・そんなの関係ないのでざいます。
「相棒」↗15.9%「斉藤」↗15.8%である。
もう相棒と斉藤がいつピッタリと寄り添うのか・・・期待でいっぱいです。
これまでの相棒と斉藤は
「相棒」16.9%↗17.7%↘15.9%↘15.1%↗15.9%
「斉藤」15.3%↗17.4%↘15.5%↘15.4%↗15.8%
ああ・・・息があっているなあ・・・。
で、『斉藤さん・第五話』(日本テレビ080206PM10~)原作・小田ゆうあ、脚本・福間正浩、演出・本間美美由紀を見た。もうまったくさりげなく・・・真野(ミムラ)ちゃんの家は手作り餃子である。真野はクッキー名人であり、子供の尊(平野心暖)の事件の後の癒しの場面でまったく不自然ではないのだが・・・なんてタイムリーなんだーっ。
もちろん・・・平均15.9%は特に高い数字ではないが、最近の傾向を見ると合格と言える数字であり・・・丁寧に作っていれば・・・「今」が接近してくるというひとつの証拠・・・とキッドは感じてしまう。
もちろん・・・「優先席」に座って競馬の話なんかしている見知らぬ人間に注意するということは・・・斉藤さんにはある種の「眼力」が備わっているのだとも感じますが。
斉藤さんに睨まれたら・・・ああ・・・一刻もこの場から逃亡しなければ・・・という力が働くに違いないのである。
それは右京さんが亀山に「注意力散漫ですよ」と注意するときと同じくらい動かしがたい力なのである。
真野ちゃんも斉藤さんにビンタはられて「痛みに鈍感」って言われたら直立不動で「ありがとうございましたーっ」って言わないか・・・帝国陸軍か。
さて・・・斉藤さん軍団に新たなる仲間登場である。コンビから・・・トリオになったのだな。
コンビからトリオになると・・・関係は複雑になるわけだが、単純に薄くならないところがミソなのである。新たな仲間の登場で関係がさらに濃くなるのである。嫉妬は愛のスパイスですからーっ。
そんな新参者は佳也(坂井和久)のママ・小倉さん(北川弘美「浅草ふくまる旅館」からココ・・・ま、ヅラ刑事のヌーブラ刑事もありますけど)である。実はキャラは真野ちゃんにかぶっているように見える。しかし、小倉「言いたいことはあるけど我慢している」真野「言いたいことが何だかわからない」と似て非なるものなのである。
しかし・・・真野は「理論派」ではないが・・・「なんだか斉藤さんが正しい」ということは直感で分るタイプなので・・・ついに斉藤さんの友達になることができたのだが・・・小倉は「斉藤さんの正しさは分るが・・・我慢していれば嵐は過ぎ去る」と考えるタイプなのだ。
しかし・・・自分の「我慢強さ」が子供にあるかどうかは分らない・・・という結論に達し・・・「子供に我慢させるだけではダメだ」とついに理解するのだ。「お風呂に入りなさい。100℃だけど・・・」は「いけないっ」と思いつくのである。・・・そのたとえはどうかな。
とにかく・・・真野ちゃんの尊は・・・幼稚園児離れした腕力で・・・後にボクサーになる素質があるようだ。・・・それも違うぞ。
サルを親に持ったヒトの悩みというものはどのくらい・・・深かっただろう。
しかし・・・その悩みを乗り越えて今の人類があるのだ。進化論的には。
イヌは記憶を持っている。エサをもらった記憶。イヌは連想力がある。エサをくれたヒトがピンチになったとき・・・エサをくれたヒトと一心同体になれるのである。だからイヌには愛があるのである。
尊にも記憶がある。食事を与えられた記憶。尊は連想力がある。食事を与えてくれたママがピンチになったとき・・・ママと尊は一心同体になれるのである。だから尊には愛があるのだ。
そして・・・さらに・・・イヌよりも尊は・・・それを友達と自分の関係に置き換えることができる。それができないと・・・サルになってしまうのだ。
もちろん・・・ヒトにだってできないヒトとできるヒトがあるのでバカなんていう言葉が生れるのだが・・・「ウンコはコート」と修正するウンコ教師が「バカはダム」と修正しないところがウンコバカなのであり・・・バカやウンコという言葉はムダではないのである。
それにしても・・・幼児学習塾はこんな営業妨害されて黙っているのか・・・興味深いことだ。
もちろん・・・競争社会において・・・他人より自分の子供が優位であってもらいたいという親のせつなさは涙あふれる心情なのですが・・・バカはバカですからーっ。バカでも幸せになれる社会というものを考えないとーっ。
40年前に自給率80%であった我が国の食料生産力が自給率40%を切ることになったのはいかに日本人がまだまだサル濃度が濃いという証明なのだが・・・選ばれたヒトたちはもう少し・・・ヒトとしての賢さを見せてもらいたい・・・とサルの一匹としてキッドは思うのだった。
そうでないヒトは斉藤さんがビンタして・・・「お腹がへったら困るということに鈍感だよ」と言ってもらえばいいのさ・・・もう斉藤さんのレビューではないだろう。
それにしても・・・高校生チーム(石橋杏奈&山田新太郎)・・・もはや通りすがりの人になったのだな。そして・・・来週は腐女子界のカリスマ降臨なのだな。キルトか・・・久しぶりに聞いたな・・・。キルトはねー。キルトは可愛いよねー。観月ありさの主題歌ものすごいプッシュだったな・・・。
もう少しちゃんとしたストーリーを知りたい人はコチラへ→お気楽様の斉藤さん
園児の全貌を知りたい方はコチラへ→シャブリ様の斉藤さん
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金曜日に見る予定のテレビ『未来講師めぐる』(テレビ朝日)
ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。
皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。
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