無用の敵を求めよ!・・・しからば与えられん。(観月ありさ)
・・・今回の「相棒」はアリバイ工作が常套手段の女性議員(木村佳乃)ネタ。もう・・・素晴らしい出来だったがちょっと難しいのか視聴率は下がるのである。・・・実に面白い。
おかげで「相棒と斉藤さんのダンス」がまたも復活の模様である。あ・・・もちろん・・・中国人民の暴走ぶりを期待したサッカー東アジア選手権も影響していますけど・・・。
ちなみに早朝のニュースで・・・試合の中継権利を持つTBSテレビは「中国人観客のマナーも向上・・・日本人選手の健闘を讃えて選手を送り出した・・・」などと報道。一方、日本テレビでは「日本人の応援席にペットボトルが投げ込まれ、発炎筒が焚かれ、日本国旗が焼かれ・・・マナーの悪さは相変わらず、地元からも北京五輪での危険を心配する声があがっている・・・」と報じている・・・。まさに何を信じていいのかわからない世の中ですな。
「相棒」と「斉藤さん」のこれまでのステップ。
「相棒」16.9%↗17.7%↘15.9%↘15.1%↗15.9%↗18.3%↘14.7%
「斉藤」15.3%↗17.4%↘15.5%↘15.4%↗15.8%↘13.0%↗14.0%
・・・うふん・・・優雅です。一度開いて閉じたのですな。
で、『斉藤さん・第七話』(日本テレビ080220PM10~)原作・小田ゆうあ、脚本・福間正浩、演出・岩本仁志を見た。「正義」と「不正」の戦いは永遠に続くものである。もちろん・・・「正義」が万人の共通の理想でない限り・・・「正義」を否定することは容易い。しかし・・・それは「不正」こそが「正義」である・・・ということにはならないのが悩ましいところである。
「正義の人」と「一般人」の離反や・・・「一般人」と「小悪党」の癒着はいつだってどこにだってあるものだ・・・しかし・・・子供にそういう「頑固さの損」や「融通さの利」を教えていると・・・とんでもない世の中が出現するのである。見たまえ・・・それが今の世界と言うものなのだ。
しかし・・・「正義、正義、正義を愛する真野若葉~正義と友情を守る~」と真野さん(ミムラ)が歌い出せば・・・正義を貫くことで時には傷心する斉藤さん(観月)も癒されるのである。
さて、トリオを組んだ小倉さん(北川弘美)は今回は目立った活躍はなく・・・商売上手な女子高校生(石橋杏奈)に乗せられる真野さんの買いすぎさえ制止できないし・・・今回の注目はナース・ホシノになった川姫(「妖怪大戦争」より)の高橋真唯である。ああ・・・ヌメヌメの太ももが白衣の天使に・・・。誰かにいじめられないか・・・とドキドキしました。しかし・・・虐げられる美少女も斉藤さん圏内にいれば大丈夫の模様。
そしてついに不良少年・柳川(山田新太朗)の父にして、キルト腐夫人(高橋ひとみ)の夫・・・柳川議員(加藤雅也)登場である。
望月病院の個室に割り込み入院して・・・骨折入院中の斉藤さんの怒りを買うのですが・・・人目を気にしてあっさり謝罪・・・しかし・・・その裏では陰湿に復讐です・・・どんだけ似た者夫婦なのか・・・。しかし・・・まだ・・・その正体は隠匿の模様。
一方・・・歩き煙草で病院携帯電話の謎の男(高杉亘)再登場である。月、火と「優作」の亡霊が登場中なのであるが・・・ある意味・・・彼もそうだな。みんな・・・優作が好きなのだな。優作と言えば、「遊戯」である・・・悪のフリをして・・・結局・・・正義の味方・・・そうなのか・・・やはり、そうなのか・・・。
ともかく・・・困った地方議員とか・・・困ったコバンザメ公務員とか・・・困った入院患者とか・・・困った三上かおり(飯野芹菜)の描いた絵にお茶こぼしちゃう真野ちゃんとかは・・・日本にいくらでも実在するのである。本当に困ったことだ・・・。
とにかく・・・ラクダは斉藤さん解説員としては・・・優秀なのだった。
「そうですねえ・・・斉藤さんだって・・・正義を迷いなく実行するわけじゃないんですよねえ・・・迷って・・・迷って・・・迷いつつ・・・勇気を出して・・・正義を実行するんですねえ。その勇気が斉藤さんらしいってことじゃないんでしょうかねー」なのであった。
とにかく・・・山本さん(濱田マリ)にはあしたまにあーなマニアもやってもらいたいと思います。
とりあえず・・・もっとも責任が直接的な「あたご」の艦長はなぜ・・・謝罪しないのか・・・事情聴取中だったとしても階級・氏名の公表ぐらいはできるはずだ・・・現行犯逮捕されたトラックの運転手だって・・・婦女暴行の米軍兵だって・・・実名報道だろう・・・もちろん・・・巨大な艦船と小型漁船・・・どうみても回避しない方が不用意なのだが・・・とにかく・・・生き残った以上責任があり・・・顔出ししないのは軍機なのか・・・不思議だし・・・漁船が命中しちゃうのは・・・軍艦としては・・・大問題だよな・・・。重要な任務を終えて帰国直前・・・丸腰のイージス艦を民間船の群れと遭遇させること事態が・・・ボケに近いのではないか・・・。官僚か・・・官僚が奢っているのか・・・。右京さんみたいな人・・・海保にもいるといいのにな・・・。海自の不祥事を糾してくれるといいのに・・・。それにしても・・・笑って会見する次官といい、失言の幕僚長といい、一服しちゃう大臣といい・・・パフォーマンス・・・悪すぎるだろう・・・国防の危機という認識ないのかよ。
・・・今・・・常識外のことなんて・・・いくらでもあるのですね。だから・・・斉藤さんはある意味、リアルですからーっ。
関連するキッドのブログ『第六話のレビュー』
『ちりとてちん・21-3・第118回』・・・ホラーなムードのA子とホラ病の新弟子・・・。今・・・若狭を狙う魔手は着々と接近中である。・・・長いな・・・。さて・・・嘘つきは泥棒の始まりとか・・・嘘ついたら針千本飲ますとか・・・嘘ついたら閻魔様に舌抜かれるとか・・・嘘に対する世間の目は厳しいのだが・・・全部・・・嘘ですからーっ。泥棒は盗みでウソとは関係ないし、針千本飲むの大変だし、閻魔様は・・・いるかもしれにいけれどーっ・・・まあ・・・作家は基本的に大ウソつき・・・これだけはガチ・・・若狭の妖怪・嘘つき娘・・・底抜けに萌え~。→21-2
金曜日に見る予定のテレビ『未来講師めぐる』(テレビ朝日)
ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。
皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。
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コメント
じいやさまの心の叫び、エリも一緒に叫びたい所存ですーっ!
斉藤さんを見たあとに必ず現世を振り返る癖がついたこの頃。
モノを思うために見るのか見たからモノを思うのかと哲学的ですが、
実は何も考えていません。
あ、でも世間は怒り沸騰で電話殺到とか。
みんなじいや様のお言葉に勇気付けられたのね。
来週こそ斉藤さんを見たあとでものほほんと笑っていられますように。
んん~無理ですね・・
投稿: エリ | 2008年2月23日 (土) 12時24分
✿❀✿❀✿かりん☆スー☆エリ様、いらっしゃいませ✿❀✿❀✿
まあ・・・じいやは・・・あまりマジに
ものごとを考えられぬ性質なので
こういう人身事故について
ものいう時はかなり・・・こわいのですが・・・
とにかく・・・
責任者というものは責任とらないと
何のためにいるのか
不明でございますからね。
あたごはレイテ沖海戦で
最初に撃沈された巡洋艦「愛宕」の名を継いだのですが
現在の海自においては
戦艦「大和」クラスにあたる船なのでございます。
いわば日本を代表する軍艦。
その艦長何があっても
とりあえず艦を代表して言葉を発するべき。
米軍の潜水艦が日本の練習船を衝突沈没させた時には
艦長がしっかり謝罪してました。
もちろん・・・時間的に考えて
艦長は就寝中の可能性が高く
「暴走漁船との衝突事故発生時
艦長は睡眠中でした・・・」
という本当のことはいいにくいかも
しれないが・・・
言ってすっきりすればいいのです。
どう考えても衝突コースに
入ってしまった漁船がバカなのですが
場合によっては船員に発病があって
操船不能になっていた場合もあり
そういう突発事態を避けるべく
非常時に対応できなかったことは
明らか・・・。
このような不祥事・・・
じいやならばその日のうちに切腹つかまつりますぞっ。
ううん・・・それは艦長死ねと同じ意味ですか・・・。
暴言の責任をとって切腹いたしますーっ。
ぐさっ・・・もげっ
・・・・・・・・・・ふっかーつ。
投稿: キッド | 2008年2月26日 (火) 05時43分