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2008年2月28日 (木)

つるしあげられないように隠したことでつるしあげることなかれ。(観月ありさ)

・・・何が残念って・・・。「相棒」一回休みでダンスがストップ・・・これから何を楽しみに生きれば・・・。

しかも「斉藤」↘12.5%である。やはり・・・ダンスは一人じゃ上手く踊れない・・・なのだな。

世界はつながっているけれど・・・周囲を慮って己の志を曲げた人間は・・・どこまでも曲がっていくのである。責任者は断固として責任をとらなければいけない。たとえ・・・迷惑が拡大してもだ。悪は悪の道への道連れをいつだって求めている。

「軍備」「食料」「信頼」・・・三種の神器はいつだって・・・人の世に欠かせない。

愚か者を教え諭すために・・・襟を正さねば・・・亡国は目の前だ。

で、『斉藤さん・第八話』(日本テレビ・080227PM10~)原作・小田ゆうあ、脚本・相内美生、演出・久保田充を見た。「危機」の「兆候」は必ずあるものだ・・・しかし・・・それは時には見落とされる。また「杞憂」は結果論に過ぎない。すべてはバランスである。

伝染病に対するワクチンがある。ワクチンには副作用がある。ワクチンを使用しないと伝染病により死者が1000人発生する可能性がある。ワクチンの副作用で1人が死ぬ。それではワクチンを使用するべきではないのかどうか・・・。

ジャングルジムで多くの子供が様々なことを学ぶ。そのジャングルジムで子供が1人死ぬ。それではジャングルジムを撤去すべきなのかどうか・・・。

朝鮮半島の脅威に対応するための自衛艦がある。その自衛艦が自国の民間船を衝突沈没させる。それでは自衛艦を廃艦にするべきなのかどうか・・・。

その答えはいつだって風に吹かれているのだが・・・結局はなるようにしかならないのである。

アフガニスタンは侵略されてゲリラをアメリカが支援した・・・子供たちにジハードを教育しソ連をアフガンから撤退させた・・・そして敵を喪失したゲリラはアメリカを攻撃し始めた。それではゲリラを支援すべきではなかったのかどうか。

いじめはいけないことだといじめた人間をいじめたらいじめかえされた。クレームをつけるなとクレームをつけられた。すぐに謝りに行ったら会いたくないと言われ、時期を図っていたら謝るのが遅すぎたと言われた。

強い強い人はいません。弱い弱い人もいません。いや、強い強い人はいます。弱い弱い人もいます。

問題教師は悪い言葉です。問題教師と言ってはいけません。では問題教師はなんと呼べば・・・。

その答えは風に・・・風に吹かれています。

卒園アルバムのリーダーをきっかけについに謀反をたくらむ山本(濱田マリ)・・・突然の反乱に呆然とする三上(高島礼子)・・・。

しかし・・・幼稚園教諭・佐原(須藤理彩)の失われかけた11年に・・・斉藤さん(観月)が激しく切り込み・・・子分の女子高生(石橋杏奈)にまたしても人海戦術を仕掛けさせている間にもなにやら・・・微妙な空気が漂っていましたが・・・。

とにかく・・・地方でよくいる暴力団議員の影を感じる柳川一家(加藤雅也・高橋ひとみ・山田新太郎)VS斉藤さんの全面戦争突入前に・・・もう一波乱は必要だからなあ・・・。

少なくとも斉藤さんは北海道ムネオ一家40万人が相手でなくて良かったよな・・・。

悪いことをしても・・・もっと悪いことをしているものがたくさんいるから・・・自分はそれほど悪くないという人間をリーダーにしている恐ろしさ・・・そうしなくてはならない恐ろしさ・・・そういう恐ろしさがあると知る恐ろしさ。

この国の法とか・・・正義とか・・・団結とかは・・・いつだって風に吹かれているのです。

関連するキッドのブログ『第七話のレビュー

『ちりとてちん・22-3・第124回』神様・仏様・順子様~である。・・・まあ、「はてなの茶碗」の目利きの主人を・・・A子の父が演じるあたり・・・草原が小草若に「無理」「無理」「無理」と三度言うあたり・・・四草と木曽山が「悪」と「悪」を重ねるあたり・・・もうメチャクチャにフリが重なっておりますがな・・・今度はどんなパズルが容易されているのか・・・もう・・・お手並み拝見の心境です。とにかく・・・「会ったらあかんで」とクギを刺された若狭が・・・結局会ってしまい・・・物凄いトドメを刺されるのだけは確実だと思われ・・・え? なんで?・・・だからだって言ってんだよぉぉぉぉぉぉぉぉ。→22-2

金曜日に見る予定のテレビ『未来講師めぐる』(テレビ朝日)

ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。

皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン

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コメント

連日「一瞬風」祭りでしたがようやく斉藤さんを見ました。
責任の取り方の話が興味深いです。
やっぱり責任を取る事は大事だけど、とることで真相が闇に消え、
本人がおかげで枕を高くできるのはまずいかもね。
でもそれをうやむやにして風に吹かれてみたいのよね。
柳川一家も斉藤さんの正義に吹かれた顔をして
やっぱり根は深く張りそう。

投稿: エリ | 2008年2月29日 (金) 15時54分

✿❀✿❀✿かりん☆スー☆エリ様、いらっしゃいませ✿❀✿❀✿

ふふふ・・・「一瞬の風になれ」レポート
ご苦労様でございました。
じいやはさすがに・・・フォローできずに
申し訳ございません。
視聴率的にはまあ及第点ですかね。
「復帰」できる喜びをよく
かみしめてもらいたいと思います。

負のスパイラルで
くりかえす人は哀れでございますからね・・・。
反省と心の支えが大切なのですが・・・。
あらかじめ失われた心というものもあり・・・
まあ・・・運命とあきらめるしかない場合もごさいます。

高みを知れば知るほど
堕ちた時の喪失感は大きい。
それを支えてくれたものに感謝するのか・・・
密かな敵意を感じるのか・・・
人間の心は本当に不思議です。

悪を為すのも人間・・・。
それを正すのも人間。
時にはやりきれない気持ちでいっぱいに。

人類の生れる前も風は吹いていたし
人類の滅んだ後も風は吹いている。

じいやは息苦しくなると
そういうことを思って逃避するのでございますよ。

投稿: キッド | 2008年3月 1日 (土) 07時26分

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