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2008年2月20日 (水)

心の中の暗がりを小日向文世がそっと窺う頃、小栗旬は他人の借金を肩代わり、深夜、原幹恵&なぎら健壱VSふせえり。

ああ、やっぱり、「はぐみ(成海璃子)殴り描きVS竹本(生田斗真)打ち壊し」ははみ出すのだなあ。もう一歩なのだが・・・。

で、火曜日のドラマ対決は①「貧乏男子」↗10.3% ②「ハチクロ」↘*8.3% ③「喜多善男」↘*6.0%で相変わらず。

「ハチクロ」はある意味「鬱」ドラマとしてよく出来ているのだが・・・そんなものを世の中はあまり求めていないのだな。ま・・・これから思いっきり鬱展開が待っているかもしれない日本だけに・・・。

で、『貧乏男子 ボンビーマン・第六話』(日本テレビ080219PM10~)脚本・山浦雄大、演出・吉野洋を見た。オグリと聞いただけでオグリキャップを思い出す人は多いと思うが・・・白石(三浦春馬)と聞いただけでホワイトストーンを思い出すドラマである。(オグリキャップ獲得賞金9億1251万2000円、ホワイトストーン獲得賞金4億2178万1600円)

キッドは「フータくん」をさらに思い出す・・・日本各地を旅しながら主人公が貯金する藤子先生のコミックである。コミックは貯金残高が上下するのだが・・・このドラマは借金残高が上下するのである。「人に嫌われたくないから借金しますが・・・それが何か・・・」という態度に・・・お茶の間はきっとモヤモヤしているに違いない。格闘技と化したサッカーの試合のようにモヤモヤするのである。しかし・・・我慢だ。臥薪嘗胆だ。いつか・・・北京や重慶に日章旗が翻るその日まで・・・違うっ。

さて・・・オムオム(ユースケサンタマリア)はゼロサムゲームの説明です。

日本語で書けば勝負ということです。たとえば・・・野球の試合チームA対チームBで言えば・・・九回裏ツーアウトで逆転満塁ホームランでチームAが勝てばチームBは負けるというような場合・・・これはゼロサムゲームなのです。つまり一方の勝ちが他方の負けに必ずなるゲームです。特殊な場合としてドロー(引き分け)があるわけですが・・・これはどちらも勝てずどちらも負けていないということです。

ゼロサムはゼロ和とも記述することが出来ます。この場合はゲームのプレイヤーという視点が強まります。一つのゲームにプレイヤーが何人参加しても損得の総和がゼロになればゼロサムゲームなのです。たとえば五人が1000円ずつ、出資して5000円の賞金を設定します。1~5までのトランプのカードを配り、1を引いた人が賞金を獲得できるゲームはゼロサムゲームです。1000×5-5000=0のゲームだからです。

まあ・・・要するに勝者がいれば敗者がいるということを理論化したのがゼロサムゲームということです。もちろん・・・現実には非ゼロサムゲームという局面は多いわけですが・・・つまり・・・男「好きだーっ」女「好きよーっ」二人「結婚ーっ」ということでプレイヤーが二人とも勝利というように・・・。もちろん・・・男を賞品と考えて、女A「好きーっ」女B「好きーっ」男「Aが好きーっBは嫌いーっ」ということになればたちまちゼロサムゲームに・・・。まあ、ゼロサムゲームは修羅場を招きやすいのです。

とにかく・・・人間がみんな勝者となる世界では「敗者がいないと勝者になれないタイプの人」は抹殺されやすいので注意が必要です。

理想と狂気は紙一重でございますから。

微笑み教教祖の借金残高を知りたい方はコチラへ→エリお嬢様の貧乏男子 ボンビーマン

で、『ハチミツとクローバー・第七話』(フジテレビ・080219PM9~)原作・羽海野チカ、脚本・金子茂樹、演出・谷村政樹を見た。こちらは愛のゼロサムゲームと芸術的成功のゼロサムゲームと就職出世のゼロサムゲームのある意味、不毛な混合戦・・・です。まあ・・・「青春」というゲームに・・・この手のあーっ・・・誰も勝ってない状態はつきものですが。

まあ・・・愛とかをゲームに置き換えるのだけは絶対嫌っという人もいるでしょうが・・・。そういう人がハッピーになれるとは限らないのが人生というゲームでございます。

まあ・・・こういうゲームの場合・・・「誰が一番・・・イイ人かっ」という視点とか、「誰が一番ひどい人かっ」という視点を導入する観方があるわけです。

今回の「ひどい人」は・・・真山(向井理)かなーっ。「職場の迷惑とかは一切考慮せずに自分の愛する人・原田(瀬戸朝香)のために転勤拒否の辞表を提出しつつ・・・自分を慕う山田(原田夏希)に対する野宮(柏原崇)のアプローチを妨害」・・・どう見てもラフなプレーです。愛のフェアプレーとは程遠い・・・イエローカードです。しかし・・・そんなひどい人をあきらめきれない山田・・・愛です。これが愛のドス黒いところです。もちろん・・・野宮に対する山田も充分ひどい人の資格はあります。

一方・・・恋愛という意味では森田(成宮寛貴)も鬼畜です。森田にとって一番大切なのは自分の芸術的衝動・・・「ときめき」です。女の子とのキスとか・・・あれこれは・・・その調味料にすぎません・・・そして・・・その無謀なチャレンジは留まることを知らないのです。「絵画では素人・・・?・・・天才にはそんなの関係ないぜっ」姿勢です。

そして・・・そんな森田に恋するはぐみ(成海)は天才を壊さずにはいられない世間のプレッシャーが襲いかかります。まあ・・・芸術家も芸人もお客があってナンボですからーっ。それにしても画材代金のスポンサーが気になります。絵の具だってタダじゃないですからーっ。たった一枚の白いキャンバスを買えない人にはある意味「ひどい人」なのです。

さて・・・竹本(生田)です・・・すごく好きですごくがんばっている人・はぐみにがんばれっ・・・て言われてがんばったけど・・・ガラクタしか生み出せない自分に・・・自分でガッカリです。そして・・・逃げましたーっ。スタコラさっさと逃げ出しましたーっ。自転車で逃亡ですーっ。まあ・・・負けそうなゲームを途中でやめちゃう人はある意味一番ひどい人だと・・・ゲームが大好きなキッドは思います。

ローマイヤ先輩のありがたいお言葉について知りたい方はコチラへ→まこお嬢様のハチミツとクローバー

で、『あしたの、喜多善男・第7回』(フジテレビ080219PM10~)原案・島田雅彦、脚本・飯田譲治、演出・下山天を見た。ふふふ・・・狂気の天才・心理学者導入によりなんでもあり展開になってまいりましたーっ。まあ・・・心理学が・・・流動的な学問である以上・・・サンプルの設定でまったく違う仮説が乱立するという意味で・・・何やったっていいだろうは作家の常套手段なのですがーっ。

とりあえず・・・テンメイ様・・・ネガティブ善男やポジティブみずほが入り乱れる多重人格陰陽大戦の匂いがしてまいりましたぞーっ。もちろん、キッドは大好物でございますよーっ。今週は指男VS足裏娘の対決はスカシというか次回持ち越しでしたがーっ。

とにかく・・・7/11である。今回は・・・平太(松田龍平)のターンと言えるだろう。所在不明の善男(小日向)を追いかけて・・・狼になりたい男・・・だけどきなこ餅が好き・・・は街を彷徨うのである。ああ・・・場面、場面で「優作」を想起させる姿勢とか表情があり・・・ドラマとは別の意味で目がうるみます。優作・・・もっと見たかったよ・・・優作なのです。

エンディングが雲上の迷路から・・・深海の荒野にチェンジ・・・平太の恋人・リカ(栗山千明)とみずほの部下・大輔(要潤)が障害として立ちふさがるのは変わらない。

リカは・・・「殺人」という「罪」に対して戦慄を感じつつ・・・平太を引き止めない・・・しかし・・・送り出しつつ不安を口にする・・・もっともニュートラルな人間らしい態度・・・まあ、悪魔よりの視点ですが・・・一方・・・大輔も小日向の侵入を妨害しつつも最後は排除しきれない甘さを持っています・・・っていうか狙いを明かさない・・・単にみずほ(小西真奈美)にお熱の若者なのかもしれない・・・。とにかく・・・小日向に隠された真実をめぐる妨害者として軽い任務の途中なのでしょう。

それに対して・・・平太は突然・・・みずほの内面に切り込んでいきます。

「喜多さんが嘘をつけない人だって知ってるだろう。・・・本当のこと言いすぎだけど」

「・・・そうね」

「あんたと全然違うよな・・・」

「・・・あなたの目的は何?」

「いや・・・ただの親切だよ・・・」(ニヤリ)

「あなたも喜多とは違うタイプの人間ね」(ニヤリ)

「・・・かわいそうに・・・いや・・・あんたがね・・・オレの親父が言ってたよ・・・男と女は自分にないものを相手に求めるものだって・・・まあ・・・違いすぎるのも・・・どうかと思うけど・・・あんた・・・本当はもっと可愛い人なんじゃないの・・・?」

「・・・」

・・・絵文字を使ってみたかったのか・・・まあね・・・。

とにかく・・・突然・・・なんでもお見通しさ人間と化した平太・・・。職業的に・・・女衒のようなポジションなので・・・女を見る目は確かなのか・・・。まあ・・・平太が心理的な駆け引きで虚勢を張っているというようにも見えるのだが・・・時々・・・「優作」に見えるので・・・カッコイイとも思えるのである。

ここで・・・みずほが・・・「過去」(心理学者・三波(今井雅之)に喜多との結婚をみずほが説得される場面)が挿入されるために・・・平太の言葉がみずほの心に動揺を与えたことは確実らしい・・・。平太は・・・確かに・・・人を殺すのに躊躇するような普通の人間ではあるが・・・只者ではないことも提示されるのだな。

本日のゲストは三波の同僚で自称・恋人の宇佐美(室井滋)である。宇佐美は善男に「三波は自分の女を別の男と結婚させた」という衝撃の事実(善男にとって)告げるのである。

このために・・・善男はまたもや・・・みずほを訪ねるのだが・・・キッドはこのあたりのことはもうどうでもよくなってきた・・・。

とにかく・・・タッチの差で平太と善男はすれ違うのであった。

そして・・・みずほはネガティブ善男と邂逅し・・・善男はみずほとすれ違う。

メロドラマだな。

そして・・・平太はまたもや獲物を求めて街を流離うのである。平太は研ぎ澄まされたナイフを持ち歩くのだが・・・そのナイフを握る所作がまたもや・・・「優作」なのである。キッドの多重人格群にある「優作」や「優作」をこよなく愛する「人々」が大騒ぎなのである。かっこいい・・・渋い・・・素敵・・・うっとり・・・なのであった。

そして・・・自ら・・・罠に飛び込んでくる子羊の善男・・・狼になりたいと願う平太・・・。

宵闇の街で二人きりの逢引である。殺すんだ。殺すんだ。殺すんだ。このナイフで一突きにして・・・俺と俺の愛する女のために・・・この死にたがっている男を殺そう・・・早いか遅いかの問題じゃないか・・・殺せ。殺せ。殺せ・・・殺せませ~ん・・・なのであった。

「龍平」・・・「優作」への道はまだ遠いのだな。

かって・・・原案者はとある対談の中で「オオカミとヒツジはどちらが悪いのか」という問題について言及している。もちろん・・・仏教徒には・・・食物連鎖に対しては善悪ではなく・・・自然という考え方があるわけだが・・・キリスト教徒にとっては難題なのである。「食べる強さが悪なのか」「食べられる弱さが悪なのか」という問題である。とりとめない人々は漠然と「食べない愛」というものを意識するわけだが・・・現実には「人がヒツジを食べるのは善、人が食べるべきヒツジを食べるオオカミは悪」という結論に達するのがある種の正しい人間というものなのだという前提が臭ってくるのである。まあ・・・そういうわざとらしい難解さは原案からも仄かに立ち上がり・・・低視聴率の原因になっている・・・とキッドは考えます。

きなこ餅にウルウルウルフなあなたはコチラへ→アンナお嬢様のあしたの、喜多善男

関連するキッドのブログ『先週の火曜日のレビュー

で、『キューティーハニー THE LIVE・第20話』(テレビ東京080220AM1~)原作・永井豪、脚本・井上敏樹、演出・横山誠を見た。次回、30分繰り下げらしいのでご注意ください・・・キッドは時々・・・録画ミスをするので恐ろしいです・・・。それほど・・・見損なったら鬱な番組ナンバーワンなのです。ああ・・・全国の同志諸君と喜びが分かち合えないのが残念です(妄想)・・・。

今回の主役はなぎら健壱・・・70年代のフォークブームの頃、岡林信康でもよしだたくろうでもなく・・・なぎらけんいちが・・・好きだった・・・キッドにとっては至福の30分でございました。怪盗ゴールデンバットは野越え山越え・・・ここに来たのです。

かってなぎらさんにそのことを語ったとき・・・「変な奴だね~」と言われたキッドだったが・・・ほら・・・やはり・・・岡林やたくろうにキューティーハニーとともにパンサークローに立ち向かうことができるだろうか・・・断じてできない・・・ではないですかーっ。

さて・・・わが道をいく・・・ストーリー。確定申告お早めに・・・の時期に・・・渾身の妄想税導入です。その名も存在税。

前回・・・アンドロイドであることが発覚し・・・クラスメートにアンドロイド差別の排斥運動を受けたハニー(原幹恵)は・・・みんなから仲間はずれにされて・・・マンモスの肉も喉に通らないほどに落ち込むのですが・・・早見(山本匠馬)は「ハニーはハニーらしくハニーすればいい」と励ます。

そんな早見の元へ「お誕生日おめでとうございます」と現れた税務署職員(実はパンサークロー)は「存在税」の徴収を開始する。税額の算定方法は年齢×10万円である。なんて大雑把でわかりやすい税なのであろう・・・。とりあえず一才の赤ん坊からも一万円ふんだくるとんでもない税金なのである。24才・・・橋の下で暮らす早見には240万円納入は不可能・・・差し押さえを回避するためにいかにも怪しい「金融魚」から借金して納税する。

もちろん・・・魚ときたからにはパンサークローの幹部・田中(ふせ)が黒幕である。彼女の提案で税務署が実験的導入に踏み切ったのだ・・・これを冗談と考えるか・・・現実の反映と考えるかは・・・あなたの納税意識にかかっておりますの。

一方・・・ハニーは夏子(小松愛)に「アンドロイドでも友達でいて欲しい」とお願い・・・アンドロイドについて勉強した夏子は心を開く兆しを見せるが・・・ハニーを独占したいユキ(竹田真恋人)はそれを遮る。

ユキはもうすぐ誕生日なのでお祝いしようとハニーに持ちかける・・・ハニーはうれしくなってミキ(水崎綾女)にも誘いをかける。

そこへ・・・謎の税務署員登場である。お金に余裕のあるユキは無条件で支払いに応じるが・・・ミキは断固拒否である。自分の存在にこだわるハニーは「私も存在税を払いたい」と主張するが・・・台帳の如月ハニーは・・・2001年2月3日に死亡。如月光史郎とともに登録抹消なのである(ちなみに住所は東京都松田市祐佐区724である)・・・。

「存在していない・・・者には税金を払う義務はない」のであった。

そこへ・・・田中登場・・・。支払いを拒否するミキに「税金を払うのは国民の義務だろう・・・。それとも自分が亡霊だってことを認めるのか・・・。あんたたちは如月博士が死んだ娘の身代わりに作った亡霊だからね・・・もっともユキって子はそのことを知らないみたいだが・・・」「そのことは言うなっ」「おや・・・友達を庇うのかい?」

そこへ・・・「存在税を絶対払いたい」ハニーが乱入。「悪いおばさん、こんにちは」「あっ。こんにちは」なのであった。しかし・・・「アンドロイドは税金払わなくていい・・・その代わりに空中元素固定装置をよこしなっ」なのである。

そこへ・・・ハニーフラッシュしたユキが乱入。「ハニーさんに手だしは許しません」なのだが・・・ユキの攻撃をあしらった田中はタコスミ煙幕で退避である。

その帰路・・・「存在税を払いたい」と言い募るハニーにミキは「存在はお金には替えられない。自分らしく生きていればそれが存在しているってことだ」と諭すのだった・・・。納得したハニーにツンデレ爆発で微笑むミキである。

一方・・・考えられない利息で借金が540万円に膨らんだ早見はデモーニッシュなバイト(主にトイレ清掃)をはしごするのだった。

その頃、お誕生日会に夏子を誘いに来たハニーは発熱中の夏子を発見・・・ナイチンゲール(白衣の天使)モードにフラッシュして看病するのである。気がついた夏子の心にハニーとの友情がよみがえる。

ついに・・・過酷な労働に力尽きた早見・・・そこへ現れたのは源さん(なぎら)だった。

存在税の導入によりホームレスが増加・・・その貧困パワーは存在税の廃止にむけて立ち上がったのだ・・・。ホームレス一揆、ホームレスによる税務署打ちこわし、ホームレス暴動である。・・・爆笑。

しかし・・・当然、一揆鎮圧に出るパンサークロー戦闘員。キューティーハニーが応援にかけつける。しかし・・・腰痛が治ったらしい怪人・田中の夫(喜多川務)の新装備ウナギ槍がヌルヌルなのでハニーは大苦戦に陥るのだった。

そこで・・・全員がたじろぐ見苦しい全裸変身で・・・源さんがその正体を見せる。彼はワイヤーアクションもこなせる武者ガンダ・・・ムだったのである。ホームレスの人海戦術による人力パワーで田中の夫を圧倒する源さん。なぎら万歳である。

ハニーも「耳元にフー」や「すべりますすべります」や「やーい、お尻でポン」などの謎の必殺技を全開し・・・形勢不利と見た田中・・・「今日は帰ろう」なのであった。

勝利の大宴会は・・・ハニーたちのお誕生日会に突入。フラッシュ三人娘はバースデイケーキのキャンドルを仲良く吹き消す。そこへ・・・お誕生日の贈り物(おそろいのイチゴパンツ)を持った夏子がかけつけて・・・ハニーと夏子は和解する・・・喜ぶ一同の中で・・・ヤンデレと化したユキだけが不快感を示すのであった・・・。

とにかく・・・なっちゃんが危ないようである。いや・・・ミキもユキもハニーもタダではすまないのかな・・・もう何が起こってもおかしくないハニー世界が出現している・・・らしい。

木曜日に見る予定のテレビ『鹿男あをによし』(フジテレビ)

『ちりとてちん・21-2・第117回』・・・草若の去った草若の家・・・。今後について話し合う・・・草々と小草若は弟子をとるとらないでもめるのだったが・・・ついに草々への弟子入り志願者に会ってみることになる・・・。家賃を払う条件で草若亭に仮住まいの草々夫婦のもとへ・・・やってきたのは・・・すごく好青年な弟子志願者(辻本祐樹)なのだが・・・このドラマにまともな人間を期待してもムダなのであった・・・ものすごいトラブルメーカーってどんな・・・?→21-1

ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。

皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。

只今発売中!マガジンハウスの月刊誌「CasaBRUTUS(カーサブルータス)」でねんドル岡田ひとみが「たい焼き」の食べ歩きをやってます。P116~P117です。

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コメント

こんにちは 喜多善男のせいで実生活はメチャクチャ
レビューで仕事そっちのけになるし、アクセスが
少ないから他の記事でカバーしなきゃなんないし♪
ま、6.0%でもホッとしました。短縮なしで行けるかも。。
  
ゼロサムの説明。キッドさんは当然ご存知でしょうが、
勝負で説明する場合には、勝ち点の話も必要なわけですね。
つまり、勝敗の数だけ考えるとゼロサムでも、
勝ち点では多くの場合で非ゼロサムです。
勝ち3点、引き分け1点、負け0点なら、両チームの合計点は
1試合ごとに3点(3+0)か2点(1+1)増えていく。
ゲーム理論のメリットは、分かりにくい現象を数学で
分かりやすくする点にあるので、現象と数字の対応付けが
重要なわけです。その対応は、しばしば複数ある。。
  
それはともかく、やっぱり多重人格に食いつきましたか
好きですよねぇ。。僕はちょっと。。(^^ゞ
小指vs.足裏の対決は大好きなんだけどなぁ
平太のターン。。そうですね。冒頭の夢も平太だし、
起きた後でカーテンを開いた時、朝日が昇ってました☆
エンディングの変更は高く評価します。雲上より深海。
迷路すごろくよりは、カンフー対決♪
陰の支配者がしのぶ(の)だったのも実に素晴らしい!
  
やっぱ、絵文字を使ってみたくなりましたか (^^)
僕は最初に絵文字だらけの実験記事で遊んじゃいましたが、
今では軽い記事とコメントだけに制限しています。
「絵文字がないのがいい」なんてコメントが
昔来たこともありますしね。
僕自身は結構好きで、携帯でももちろん使ってますけど。
キッドさんが会話をこれだけ引用するのも珍しい。
この女の子の絵文字が気に入っただけだったりして♪
   
アハハ(^o^) 賑やかな多重人格群だなぁ。
ホホーッ、島田雅彦がそんな話をしてるんですか!
もし出典を覚えてらしたら教えてください。
人が愛するヒツジを殺すオオカミが悪って見方も有力。
わざとらしい難解さ。。島田の持ち味で、僕は好きです。
難解さ自体より、その扱いに工夫が足りないのかも。
実際『ガリレオ』は結構難しい話を織り込んでたのに、
そんなの関係ねぇって感じで数字を取りましたからね。。

投稿: テンメイ | 2008年2月22日 (金) 13時35分

心理学者と聞いて
とっても善人な男を
とっても悪人な男に変える
遊興だと思いきや

ふたつの人格を戦わせて
一方の人格を消す事で
残りの人格に救いを与えるという
己が理論を証明するための実験だったとは

まぁどっちにしても
他人から見れば三波がやろうとしている
かもしれない事はヒドイ遊興にしか見えないですね。

そして、気になるのは
それにどうもネガティブ善男が
気付いているのかもしれないってとこでしょうかね。

まさしく
狼の餌にするために羊に草を食わしてる
って感じですね。

三波の意図を知ってか
ネガティブ善男が今の善男の人格を
消し去って、今の「善男」になろうと
しているのかもしれませんね。

となるとクライマックスもまた
「善男」VS「善男」

もしくは
善男VSドッペルゲンガー

になりそうな予感です(笑)

投稿: ikasama4 | 2008年2月22日 (金) 21時15分

○-○)))テンメイ様、いらっしゃいませ。○-○)))

ご苦労様でございます・・・。
ココフラッシュとかで力いれた記事より
軽い記事の方が上位にランクされたりすると
脱力しますか?
キッドは軽く鬱になりますよ。

ふふふ・・・ゲーム理論の話は楽しいので
いくらでもしたくなりますよね。
しかし・・・まあ・・・
表化したり・・・不利益の最小化の話とかをすると
たちまち???の方も続出するので
加減が難しいのでございます。

まあ・・・サッカーの勝ち点ぐらいはセーフなのかな?
女子サッカーや女子サポーターもいっぱいいる時代だから。

ふふふ・・・キッドは基本的に多重人格ですから・・・。

内的葛藤が人格分裂の基本ですが
統合失調との絡みで病的なニュアンスが生じる。
耳目と同じように口が二つあれば
二重人格は割りと頻発すると思うのですがね。

どうしても表現という意味では時間差になりますから。

しかし・・・内面では父ならどうするか・・・
母ならどうするか・・・
という情報的な分裂はたえず進行しているわけです。
ま・・・特にキッドは
意識とはノイズである・・・と考えるタイプなので。

もちろんには萌え~です。
可愛い女の子があって
可愛い男の子がないのも
絵文字を用意した人の深層心理的には
面白いところ・・・。
まあ・・・単に需要の問題かもしれませんが。

島田雅彦の対談は
おそらく
浅田彰との対談集「天使が通る」だと思います。
ちょっと源本を発掘できなかったのですが
ダンテの「神曲」とソルジェニーツインの関連について
話していたように記憶しています。
全体的には「いわゆる愛」についての
それが退屈なのかどうか・・・というような
話題だったと思います。
例によって間違っていた場合は
キッドの妄想が責任を転嫁します。

まあ・・・難解さは
遊戯の重要な要素ですからね。
後ろ指さされながらも
密かに楽しみたいところとキッドも思います。

投稿: キッド | 2008年2月23日 (土) 04時55分

✥✥✥ピーポ✥✥✥ikasama4様、いらっしゃいませ✥✥✥ピーポ✥✥✥

まあ・・・キッドは記憶の信奉者ですので
欲望も記憶にすぎない・・・と
考えやすいのです。

そういう意味で愛と憎しみは
表裏だと思うのですね。

つまり・・・愛がオン(興奮)の時には
愛している・・・。
この記憶が積み重なるほど
愛は深まるのですが
愛がオフ(沈静)の時には
愛していないになる。

これが「憎しみ」に似た記憶の状態であることは
充分に妄想できる。
逆に「憎しみ」のオンオフも同じです。

つまり・・・人は憎めば同じだけ愛し
愛せば同じだけ憎む
ということになります。

昔から・・・修行というものは
この記憶の逆転現象を
制御するという狙いを持っているわけです。

愛も憎しみも滅すること・・・。
人は平穏でないと疲労するからなのですが
まあ・・・俗人は
くたびれてもいい・・・
騒がしく生きたい・・・と
同時に思う・・・ものなのだと考えます。

善男は善男と戦い・・・
ネガティブ善男・・・略してネガ男と
ポジ男に分裂したのかもしれない・・・。
しかし・・・ネガ男は眠ればポジ男に
ポジ男は眠ればネガ男に・・・。

夢と現実で彼らは同一人物にすぎない・・・。
結局・・・最後は統合されて
漠然とした不安を感じるただの善男に
なるのではないか・・・
とキッドは予想しています。

投稿: キッド | 2008年2月23日 (土) 05時06分

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受信: 2008年3月 7日 (金) 12時49分

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「存在の価値!」 脚本:井上敏樹 監督:横山誠 大変お見苦しい点がございました。しばらくお待ちください。 ユキの陰謀によって、クラスで孤立してしまったハニー。夏子との仲もギクシャクしたまま。落ち込むハニーに、ユキは誕生日パーティーをしようと持ちかけるのだった 【今週のなっちゃん】 ※ロボット工学についての雑誌を読む。 ※熱で寝込んでいるのを看病してくれたハニーを見て・・・。 ※ハニーへの誕生日プレゼントに、自分とお揃いのパンツを。 やっぱりなっちゃんはよい子だった! 【今週のハニーフラ... [続きを読む]

受信: 2008年3月 7日 (金) 21時30分

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