主よ、心が乱れます・・・。(黒木メイサ)VS美兄弟は乱れる宿命なのです。(篠原真衣)
・・・おいおい・・・篠原真衣ってなんだよ。「腐女子デカ」(テレビ朝日)ですが・・・何か。・・・レビューするの? ・・・しませんが・・・何か。・・・いや・・・いいけどさ。最初、ショコタンかと思ってましたが・・・何か。
それにしても・・・「世にも」があるのに深夜枠でショートショートしなくてもいいと思うのだが・・・しかも・・・今回はファンタジー木10でやっているのに・・・。 ・・・いつの間にフジテレビの話に。
東京は雪が降っているのに神社では節分の豆まきが・・・お年寄りがすべって転んで骨でも折るのではないかと心配です。・・・急に雑感かよっ。
とにかく・・・週末はそこそこ面白い番組多くて・・・困るのです。
で、『機動戦士ガンダム00・第17話・スローネ強襲』(TBSテレビ080202PM6~)脚本・黒田洋介、演出・榎本明広を見た。第1SBと第2SBの懇談会開催である。命の恩人であるので・・・下手に出る第1であるが・・・心臓部への侵入を簡単に許したりして・・・テロリスト集団ならではのアマチュアっぷり・・・前回、苦情処理も終ったので気軽にガード甘めなのか。一応・・・第2の所有ガンダムのデータを入手したりして辻褄あわせである。
さて・・・今回の見所は「木星探査船」で回収されるダークなハロ(兄)とハロ(弟)の劇的な邂逅であるが・・・巨大ロボットアニメの草分け『鉄人28号』からの引用が感じられる。
それは・・・「海底墓場」である。宇宙空間に漂う宇宙船の残骸もまた・・・宇宙の墓標であり・・・そこに未知のエネルギー源が埋蔵されていたとなると・・・第2ガンダムたちはバッカスとかオックスに連なる系譜を感じさせるのだな。
さて・・・分析により・・・SBの新の目的を探り当てたユニオンの科学者は「秘密に近付いた」ことを逆探知されて・・・第2ガンダムの基地強襲により抹殺される・・・この科学者のヘアスタイルはまさしく不乱拳酒多飲博士のものなのであった。
ま・・・とにかく・・・第2の皆さんは・・・三バカ確定である。次男はハレルヤとキャラかぶっているのがちょっと痛い・・・。
で、『1ポンドの福音・第4話』(日本テレビ・080202PM9~)原作・高橋留美子、脚本・福田雄一、演出・佐久間紀佳を見た。今回はアンジェラ(黒木メイサ)の演出についてはこれまでよりずっと良かったと思う。設定から原作とは違うキャラらしいのだが・・・とにかく・・・「神の花嫁」として質素に暮らすシスターの美しさゆえの困惑という「感じ」は出ていた。もちろん・・・原作エピソードを二話分消化して・・・しかも畑中の試合の描写なしという・・・もう何がやりたいのか・・・まったく分らない展開だったけど。
今回は料理の苦手なイケメンお坊ちゃまシェフ・山吹(黄川田将也)とじいやの守下(中丸新将)が登場するのだが・・・お坊ちゃまのためにいたれりつくせり・・・のじいや・・・とそれだけにちょっとバカに育ったお坊ちゃまだけに・・・ラストシーンで通りすがりの美人に「あの子とお見合いしたい」と言い出したときにはじいやは「はっ・・・仰せのとおりに・・・」と言うべきで・・・困惑する演出になっていたのは・・・まあ・・・この作品・・・全体に漂う「キャラクターの解釈の不徹底」の象徴のようだった。
「555」が「仮面ライダー」を連想させたり・・・「彼女が死んじゃった。」を連想させたりするのだが、黄川田は二代目本郷猛である。そして「演歌の女王」出演者である。
そして・・・秒針と分針と時針は重なるのだが・・・3Pの暗示・・・ではないのだな。
まあ・・・とにかく・・・もうどうでもいい感じがするのですがーっ。
シスターのために食堂の後継者志願、跡取り娘(南沢奈央)困惑なので志願取り消しの場面は跡取り娘ギャフンな感じが欲しい。調理師ネタは結局バカなので試験に落ちるところまでやって初めて成立するネタではないのか。聖子の息子(山田涼介)のネタは本当に必要なのか・・・ま・・・意味は分りますけど・・・。
上田(岡田義徳)を中心にしたラブレターコントなど・・・いいシーンもあるだけに・・・残念な感じがどうしてもしてしまう・・・それは・・・まあ・・・キッドが男だからかもしれませんが・・・。
それでもキャベツの千切りさえもが愛しい亀ちゃんラブパンチの方はコチラへ→エリお嬢様の1ポンドの福音
で、『ロス:タイム:ライフ・第一節』(フジテレビ080202PM1110~)脚本・森ハヤシ(他)、演出・筧昌也を見た。ロスタイムという日本人だけが使う「主にサッカーの試合で試合時間を審判の判断で時計が止まっていたと判断し追加処理することを示す」言葉に人生を複合させたアイディアのオムニバスである。
第一回は取材中に凶弾に倒れたカメラマン(瑛太)のロスタイム4時間17分を描く。命知らずのカメラマン瑛太は「命の価値」に無頓着で・・・人としては失格・・・と上司や恋人に思われていた。そのため・・・恋人(吹石一恵)は妊娠を隠して別れ・・・娘(稲垣鈴夏)を出産し・・・一人で育てていた。ロスタイムに入った人生(基本的には幻想だが・・・物質化現象などの奇跡もお約束で展開する)でそのこと知った主人公は愛児に形見のカメラ(自身の遺影撮影済み)を残すのだった。
まあ・・・ハートウォーミングストーリーと言えるだろう。・・・「世にも」でやればいいんじゃねーの・・・と思うけど。この後「刑事の小山慶一郎と平泉成」、「ナース上野樹里」、「極道の妻の常盤貴子」、「部長の真木よう子」などがあるらしいが・・・なぜ・・・「世にも」でやらないのか・・・意味がわからない・・・温水洋一はとりあえずレギュラーらしい・・・。審判団についてはシャブリ様が教えてくれるといいのにな・・・と思うが・・・土日は休日なのかも。
で、『栞と紙魚子の怪奇事件簿・第5話』(日本テレビ080203AM0050~)原作・諸星大二郎、脚本・小林雄次、演出・清水厚を見た。二月なのに桜の花見に出かけた栞(南沢)と紙魚子(前田敦子)たち・・・。しかし・・・桜の花の変わりに木には幽霊が咲き乱れていたのだった。今日も不思議ちゃん全開の栞は合コンを催す・・・しかし・・・盗んできた携帯カラオケを幽霊女子高校生に奪取され・・・カラオケルームへ。
女子高校生の幽霊は「私待たされてます~」と歌い続けるのだった。
カラオケルームでは老いらくの恋に燃える紙魚子の叔父(橋本じゅん)が一人カラオケをしていたが・・・開かずのトイレに入った紙魚子は幽霊・姫子に憑依されてしまう。
「長い廊下の伝説の歌」がカラオケにあり、「15才で恋人を不慮の事故で失った男は25才でカラオケ屋の店長になりお客の姫子に惚れて案内するトイレまでの廊下を永遠に彷徨う」という説明がスムーズになされるのだった。
まったく物怖じしない栞は紙魚子にとりついた姫子の霊をビンタではたきだし、二十年前に取り殺されたカラオケ屋の店長の幽霊(電池式)の話を聞く。
顔が大きい上に最近便秘気味の団夫人(関根恵子じゃなかった高橋恵子)の協力によってカラオケ店から開放された店長は不慮を憎みつつ・・・栞に説得されて公園へ。
女子高校生と店長は恋人同士・・・晴れて幽霊同士となって成仏したのだった。
土曜の夜は昇天大会かっ。
関連するキッドのブログ『先週の土曜日のレビュー』
『ちりとてちん・18-6・第103回』・・・そして・・・昇天が近いのか・・・師匠の帰還である・・・「今日のネタが受けなくて草々兄さんは女だから四草兄さんは下手だから草原兄さんは続けるこっちゃで小草若兄さんはどうするって」・・・どんどん重ねております・・・台本コピペで作ったのか・・・「長い一日だったな・・・」と師匠・・・まるまる一週間ですからーっ・・・そして主人公のような母の来襲です・・・師匠からついに「創作落語」という提案が・・・たちまち拒絶姿勢の若狭・・・師匠の言うことは絶対や・・・ということがまだ分っていない・・・一方、主役の座を狙う母はシリアス演技で師匠に迫るのです・・・生きるのがこわいのですか・・・と。→18-5
月曜日に見る予定のテレビ『薔薇のない花屋』(フジテレビ)
ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。
皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。
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コメント
「神の花嫁」ですねえ。やっぱりじいやはインパクトがありますわ~。
今回は神の名において資本主義は存在しなかったということでいいです(笑
前日のエジソンネタを思い切り引っ張ったかもでした。
やっぱりよっちゃんはいいことを言うわ。
亀ちゃんにおにぎりの包装をむいてあげてたところなんかも良かったです。
この二人のシーンがあるとほっとしますね。
だけどそんな、バカだからってそんな連呼しなくても・・
ええっと・・いいの。調理師試験ぐらい誰でも受かるのに落っこちて
そんで「ボクサーでよかった」で締めても良かったですね^^;
投稿: エリ | 2008年2月 4日 (月) 00時43分
え~、審判団につきましては、
主審…犬飼若博 Queen-B [Blog]犬嫁日記
http://www.queen-b.jp/profile/inukai.html
http://ameblo.jp/inux3/
副審…中村靖日 ザズウ
http://yasuhi.blog11.fc2.com/blog-category-3.html
http://yasuhi.blog11.fc2.com/
副審…四井博善 新宿ミサイル
http://www.shinjukumissile.com/
第4審判 …幸野友之 方南ぐみ
http://www.hounangumi.com/honan/danin/kohno.html
でございます。新宿ミサイルは脚本も担当なので注意です。
来香(ライカ)は稲垣鈴夏、ご存知、山田七生でございます。
あ~、よし子も七生も出てるのに、五子はいずこ~
どうやら、3月からの「みこん六姉妹2」まで待たねばならぬようです。
投稿: シャブリ | 2008年2月 4日 (月) 02時16分
✿❀✿❀✿かりん☆スー☆エリ様、いらっしゃいませ✿❀✿❀✿
そうなのでございますよねー・・・。
ひたむきに食べ物と
シスターに向かう畑中を
亀梨和也が熱演しているだけに
細部の演出の甘さというか
構成力の不足が
すごく残念なのです。
ちゃんとやれば
もう・・・畑中は
誰もが愛しくなるバカ・・・なのですが
とっても中途半端な存在に・・・。
それに・・・やはり1ポンドをやる以上
畑中の試合抜きで2回連続・・・って
?????な展開でございます。
悪名高き山下・・・(波岡一喜「たっ恋」より)
の試合だけって・・・ねえ。
とりあえずよっちゃんは
いい人モードバリバリですね。
「木更津キャッツアイ」のウッチーと並ぶ
いいキャラになってます。
今回は大河ドラマでもいい味出してるし・・・。
修道院長も名演なのですが
もう・・・役者頼みすぎて・・・。
本当に残念なのでございますよ。
投稿: キッド | 2008年2月 5日 (火) 19時34分
▯▯black rabbit▯▯シャブリ様、いらっしゃいませ▯▯black rabbit▯▯
シャブリ様、いつもありがとうございます。
髪の毛のだいぶ伸びた高久ちぐさ情報も素晴らしかったです。
犬養若博はラーメンズ系なのですね。
中村靖日は「ジョゼ」「TRICK劇2」「富豪刑事DX」
・・・まあ・・・四人の中では一番メジャーか。
新宿ミサイルは・・・劇団とコントグループの端境期か。
幸野友之はモロ・・・劇団員だな・・・。
五子は
田中美奈子の娘・美海ですな・・・。
この二人・・・濃さが本当に
母と娘のようなのでございますね。
3月は「クロサギ」もあるし
五子のシーズンか・・・。
今はなんとなくよし子のシーズン・・・。
投稿: キッド | 2008年2月 5日 (火) 20時05分
こんばんは☆ あれこれ頑張ってますね♪
アンジェラ、確かにこれまでよりはずっと良かったと
思いますが、あれは演出の変化なんですかね。
僕はむしろ、脚本だと思いましたが、脚本も
含めて「原作からの演出」って意味なのかな。
原作エピソード二話分ってことは、
敵討ちと料理対決ってことでしょうね。
あるいは、ラブレターと料理か。
いずれにせよ、ボクシングや減量はオマケ扱い。
じいやの扱いはちょっと奇妙でしたが、
ボンボンのバカさの方に焦点を当てたんでしょう。
そもそもあそこは、取って付けたような唐突さですが、
僕はお嬢様系の登場だけで満足です (^^)
ホホーッ、黄川田と555が仮面ライダーで
つながってるとは、夢にも思わなかったな。。
3P♪ ま、比喩的には間違ってないかも。
亀梨と黒木と視聴者の3P。
ともかく、どうでもいいドラマですよねぇ。
女性(特にファン)と子供のためだけの作品。
息子は、頭だけで行動に移せない弱い男。
耕作とのコントラストを作ると共に、子供の
感情移入相手。さらに、一部の萌え対象。
ラブレターコントはちょっと笑っちゃいました。
いや、大人の男が見るドラマじゃないでしょ。
それが悪いこととは必ずしも言いませんけどね。。
投稿: テンメイ | 2008年2月 6日 (水) 22時35分
キッドさん、こんにちは~♪♪
今日は職場で久しぶりに
「ヒステリックに怒鳴る」という
荒業を披露してしまい、
上司にカリカリするなと怒られました。
え?どうでもいい?
はい、失礼しました。
追いつきましたよ。
今回も辛口漂うキッドさんのレビューですが、
今回も脳みその軽さ漂うヤマトのレビュー。
いや、レビューと呼べない。
畑中君くらい能天気でいたいものですが、
今回の畑中君は流石にそうもいかず、
くたばってましたね。
まあ「目の前に現れるな」と
好きな人から言われたら
ヤマトだったら一週間
休暇届を会社に提出するところです。
相手の幸せを最優先し
どんなに好きでも
すっぱりと相手の前から姿を消す・・・
素敵です。
それでこそ強い男なのら。
投稿: ヤマト | 2008年2月 7日 (木) 15時37分
○-○)))テンメイ様、いらっしゃいませ。○-○)))
本当に火曜日と土曜日は地獄でございますよ。
まあ・・・悪魔にとってはふるさとですけど。
今、キッドが個人的に楽しいのは
「腐女子デカ」です。
原作的には「ハンサムなシェフ」と
「調理師免許のために塾に通う」という
エピソードの合体になります。
原作では塾の教師がKO勝ちのないボクサーとして
対戦相手になるので
アンジェラ主体のエピと
畑中主体のエピを合体して
ボクシングを抜いた形・・・。
抜いてどうするぅぅぅぅぅと
絶叫しましたよ。
時計の針の重なりに関しては
いろいろと妄想が広がるところで
もう少し遊べましたね。
・・・そういうところはこのドラマ
まあまあなんですが・・・浅い。
浅すぎるーっ。のでございます。
せめて・・・最後の方は
もう少しロッキーにしてもらいたいと
思う今日この頃です。
まあ・・・あえて偶像崇拝を
避けているのかもしれませんが
キッドとしては十字架上のイエスを
アンジェラの祈りの対象として
示すことが・・・
この物語の核心だと思いますです。
投稿: キッド | 2008年2月 8日 (金) 20時55分
☆*⋄◊✧◇✧◊⋄*ヤマト様、いらっしゃいませ*⋄◊✧◇✧◊⋄*☆
心を穏やかにお過ごしくだされますように・・・。
まあ・・・どなりたいときにどなり
わめきたいときにわめく
それで心が穏やかになる場合もございますが。
キッドは声を大にするのが
得意で・・・
若い頃には
専用「お静かに」係がいたほどです。
会議などで
キッドのボルテージがあがってくると
その人(主にアシスタント)が
キッドの袖を引くというシステムでした。
すると・・・キッドは声をひそめるのです。
バカだ・・・バカだったんだ。
だから畑中を見ると
若い頃の自分を思い出しウルウルです。
・・・それは思いあがり。
好きな人に冷たくされるのは
つらいことですが・・・
キッドの多重人格群の中には
それを至上の喜びとするタイプもいますので
まあ、バトンタッチします。
「あなたなんか死んでおしまいっ」とか
言われたら快感ですからーっ。
ま・・・孤独の時には孤独を愛する男におまかせ
三角関係になったら博愛主義者に
多重人格こそ・・・ハッピーへの道標ですからな。
ま・・・他人から見ると
単に基地外ですけれども・・・。
投稿: キッド | 2008年2月 8日 (金) 21時07分