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2008年2月17日 (日)

愛を確かめに来ました。(黒木メイサ)お腹がすきました。(亀梨和也)VSハピ☆プリな腐女子デカ。

なんて言うか・・・どシリアスなガンダムの後で「なんじゃ、こりゃ」連発の1ポンド。そして深夜ドラマ三連発はチャンネル違うファンタジーゾーンである。

特に今回、深夜は小粒だがピリリと辛い、「スキヤキ(上を向いて歩こう)秘話」、「狼男奇談」、「腐女子殉職(暗黒の最終回)」と・・・微妙に秀作ぞろいの展開。

ゴールデンの意地をかけて・・・「1ポンドの福音」はもう少しがんばりましょう。

で、『機動戦士ガンダム00・第19話・絆』(TBSテレビ080216PM6~)脚本・黒田洋介、演出・うえだしげるを見た。もはや・・・正義はどこにもない。無差別テロに怒り心頭に達した刹那なのだが・・・自分以外の無差別テロは許せないらしい。チューまでしたのにスローネ妹はシカトである。トリニティーは三バカで原点は黒い三連星なのだが、ガンダムエクシアとガンダムヴァーチェがジェットストリームアタックを仕掛けるのである。笑わせるつもりか。

毒餃子で有名な中国の昔、爆撃したことのある重慶で苦戦を強いられる日本VS極悪非道の犯罪国家・北朝鮮のサッカー東アジア大会のような怨念を背負った沙慈とルイスのラブ・ストーリーはさておき・・・おっと同点ゴール・・・失礼しました。

ついにガンダムナドレの秘密装備「機体のコントロールはもらった」が作動。

しかし・・・スローネには「コントロールはとりもどせる」機能が・・・。

短い・・・天下だったな・・・ナドレ。

しかし・・・ロックオンのガンダム・デュナメスが参戦し、ガンダムVS新ガンダムも3対3の混戦に突入・・・はしないのだった。

トリニティーは極秘情報であるガンダムマイスターの過去のプライベート情報を煙幕に撤退・・・戸惑うロックオンたちも気勢をそがれて見逃すのだった。

刹那が過去に自爆テロ実行組織に所属し・・・その組織がロックオンの家族の命を奪った。

「大義は大義・・・仇討ちは仇討ち・・・オレはやることやって最後は自決・・・だけど・・・ガンダムバカに撃ち込む弾丸はない・・・」

と自己完結である。どんな殺人にも理由があるだろうが・・・被害者の知ったこっちゃないし・・・加害者の正当化に根拠なしだと思うので・・・すべては茶番にすぎないのだが・・・それを言ったらアニメじゃないになってしまうからな・・・。へ理屈こねてもいいが・・・最後はメチャクチャでいいのじゃないか?

罪なき民はないが・・・罪の自覚なき民にとって罰は罪なのであるね。

で、『1ポンドの福音・第六話』(日本テレビ080216PM9~)原作・高橋留美子、脚本・福田雄一、演出・狩山俊輔を見た。さて・・・前回・・・原作的には「オチ」である・・・神を裏切り、畑中との再婚を決意するシスターの愛の告白をやってしまった・・・このドラマ・・・。いわばシンデレラ・ストーリーのその後に突入したのである。

で・・・いきなり・・・シスターが本当に「愛」なのかを確認するという・・・もう・・・腰砕けの展開である。

もちろん、ストーリーが破綻しているので・・・シスターの行動はメチャクチャなのだが・・・シスター・アンジェラ(黒木)を小学生くらいの精神構造=バカに設定することでなんとか離脱する気らしい。

畑中(亀梨)のジムに「修行」と称して押しかけてきたアンジェラをジムのボクサーたちは「まるっきり逢いに来てるよな」と冷静に解説するのだが・・・こういうおしゃれなパートと乱暴者の母(小林聡美)と弱虫な息子(山田涼介)のからみ、信仰心のかけらもない修道院長(もたいまさこ)と駆け込み尼僧らしいシスターミリー(江口のりこ)のからみ、食堂の娘(南沢奈央)の扱いとほぼ変わらないラーメン屋ボクサー・タイガーバンヤーク(アベディーン)との試合との落差が激しいので・・・アンジェラの美人シスターぶりを楽しむゆとりがほとんどないのである。

何が言いたいのかわからなくなるほど何がやりたいのかわからないドラマになってしまったな。

つまりだ・・・原作にもボクシングにも修道院にも謝罪するべきじゃないのか・・・このドラマは・・・。

畑中はいい感じでバカを好演しているのだが・・・もうすごくとりとめない仕上がりになってしまっている。キッドにも何が悪いのかつかめないほどのとりとめなさなのだった。

まあ・・・キッドがズレているのかもしれません・・・「信仰」とか「ボクシング」とか・・・そういうもののリアルさとかに・・・こだわりすぎなのかもしれませんが・・・「信仰」が素晴らしいものであったり、「ボクシング」が素晴らしいものであったりする匂いがちっとも伝わってこない。それでいいのでしょうか・・・。じゃ、何が素晴らしいかと言うと・・・自転車で疾走するシスター・・・ぐらい?

こんなことずっとやっていると「ドラマ」という文化そのものが滅びそうで・・・こわいです。

きっと・・・何かを欲張りすぎているのだな。すいかとか野ブタとかマイボスとかニコロポとか山田太郎とか・・・そういう遍歴がごった煮になってグロテスクな味になってしまったのかもね。トータルメディアコミュニケーション的には・・・。「視聴率のとれる面白さ」って難しいでしょう?

まあ・・・単純に言うと・・・脚本家がテレビドラマについてはまだ素人だから・・・仕方ないのか。

だってだって亀ちゃんのPVなんだからこれはこれでヨロシクてよ・・・の方はコチラへ→エリお嬢様の1ポンドの福音

で、『ロス:タイム:ライフ・第三節・スキヤキ編』(フジテレビ0802161110~)脚本・矢沢幸治、演出・鈴井貴之を見た。今回の実況解説は安田顕であり・・・スーパーの店長は森崎博之であり・・・演出がアレなので・・・そこはかとなく北海道ローカル色が漂う。

現代というよりは一昔前の悲しい主婦の物語である。

皆さん・・・私の話を聞いて・・・私は悲しい奥さんよ・・・という歌が聞こえてきそうな物語なのだが・・・挿入歌は「上を向いて歩こう/SAYOKO」なのである。

昔・・・家族が家庭でごちそうと言えば「スキヤキ」だった時代に・・・「SUKIYAKI」という名前で全米でヒットした曲なのである。英語タイトルは「有名な日本食」だから・・・という安易なネーミングなのだが・・・今回・・・結構・・・シンクロニシティーしていたことがわかる。

悲しいことばかりがまだまだ多かった日本で涙がこぼれないように上を向いて歩いていけば「スキヤキ」にたどり着いた・・・そういう歌だったのかもしれない。

今、日本は危機の手前にいる・・・政治、経済、文化の全てが閉塞しかかって・・・未曾有の大混乱に陥る寸前なのであるが・・・国民の多くはまだ半信半疑だ・・・。

今回・・・初めて・・・ストーリーが胸におちたのである。未だに「人生のムダを清算するロスタイム」というフレーズはちょっと意味不明だが・・・。ムダではなくて悔いではないのか?

まあ・・・こういう言葉が正しく使えないこと一つとっても危機の前兆なんですけどね。

ともかく・・・すごい地味なキャスティング・・・特に女優としては色がつきすぎの友近の演じる主婦。しかし・・・パンツを見つけられない夫(松澤一之)や振袖おねだりの娘(田島ゆみか)という芸達者に支えられて・・・なんとなく・・・存在感のある悲しい主婦にたどりつくことができたのだった。

家族のために・・・苦しい家計をやりくりして・・・赤い夕日に散った・・・古き良き専業主婦に合掌・・・。キッドの家ではスキヤキにはチクワブを入れます。

で、『栞と紙魚子の怪奇事件簿・第7回』(日本テレビ・080217AM0050~)原作・諸星大二郎、脚本・小林雄次、演出・高橋巌を見た。深夜に行くほど脚本がまとまっていくのである。ま・・・タイトだから・・・と言えばそれまでだが・・・サブタイトルが「闇の中」・・・これは芥川龍之介の「藪の中」からの出典だろう。

で・・・女子高生・加奈子(柳生みゆ)がトラックに轢かれ死亡した事件について関係者たちがそれぞれ食い違う真相を証言するという展開である。集会場所はいつもの女子トイレである。

最初は加奈子の友達が「加奈子はストーカーである美術部の黒沢(相葉弘樹)に追いかけられ事故に遭った」と証言。しかし・・・友達もまた加奈子のストーカーしかもレズビアンであることが指摘される。次に黒沢の恋人が「先輩は幼馴染の加奈子につきまとわれて迷惑していた」と証言。さらに二時間ドラマおタクが「黒沢は父親を殺して遺産を手に入れたことを知られ加奈子に強請られていた」と証言。紙魚子は「ゲーム・ゾンビライダーを買いに行った時獣人を見た」と証言する。

ここで「真実はひとつ」と栞(南沢)が解決に乗り出し・・・「父親の遺書で加奈子と黒沢が異母姉妹だったこと・・・そして二人がゲームを買うために走っていたこと」を突き止めるのだった。

紙魚子は自分の「獣人」が無視されて納得がいかないのだが・・・後に二人は美術部の顧問が獣人化するところを目撃する・・・加奈子のストーカーは狼男先生だったのだ。

もう・・・お約束すぎて抱腹絶倒ですの。

で、『腐女子デカ・最終回』(テレビ朝日080217AM0130~)脚本・鎌田智恵、瀬戸山美咲、演出・BQ寧を見た。今回分ったことはセバスチャン(飯田基祐)がフランス外人部隊出身執事だったこと、麻宮刑事(載寧龍二)が五つ子だったことである。

まだまだ隠された秘密がありそうなのに・・・最終回なのだった。

今回は腐女子に人気のアニメ「ハッピー☆プリンス」のアンチのアイドルオタクが自分の恋人がアイドルオタク嫌いだったことに絶望して・・・執事カフェ「砂漠之王子」に自爆テロを仕掛けるという展開・・・腐女子を隠している星(篠原真衣)はついに・・・雨宮の前で今まで隠していた自分の本当の正体を告白するのだが・・・雨宮はお約束で気絶していたのだった。

とにかく・・・「ハピ☆プリ」の主題歌は「脱いどけ!詰襟学生服」である。これは京都アニメーション製のアニメ「らき☆すた」の「もってけ!セーラーふく」に対応していて・・・マイナーすぎるパロディーだった・・・。

とにかく・・・最近の男の子は恋をするとまず・・・眉を整えるらしい・・・嫌な時代である。

ああ・・・妄想こそは神が人間に与えた最高の宝物・・・数々の名文句を残し・・・腐女子デカは妄想の愛の彼方に去って行ったのである。

関連するキッドのブログ『先週の土曜日のレビュー

『ちりとてちん・20-6・第115回』若狭・・・前座の務めを無事終えて・・・四人がかりの「地獄八景』に突入・・・各自が持ち味を生かし・・・最高の高座に・・・。DVD-BOXとかのボーナス映像で全編を見せてもらいたいような名場面である。まあ・・・草原以外・・・素人ですから無理なんですけどね。いえ・・・面白かったら落語家の皆さん、辛いし・・・。そして・・・その頃、弟子代理に見送られて旅立った草若師匠。主題曲がカンツォーネ化は・・・ダンテ「神曲」へのオマージュなのかな・・・。とにかく・・・地獄も天国も行ったり来たり出来るらしい・・・日本人って奴には・・・もう・・・あの世についての敬意はこれっぽっちもないのですな・・・。でも・・・幸せならそれでいいや・・・。→20-5

月曜日に見る予定のテレビ『薔薇のない花屋』(フジテレビ)

ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。

皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。

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コメント

キッドさん、こんにちは~♪♪

ついに「1ポンドの福音」、
感想が月曜日にUPできるほどまでに
成長いたしました。
なんというか
時間の使い方がお上手になってきました。
年明けからグダグダのダメダメだったので。

そしてまるでヤマトの2008年1月前半のような
このドラマの展開・・・
まあ面白く観賞できてはいるのですが。
深く考えてはいけない、
深く考える必要は無いんだ、
とまたも
「有閑倶楽部」を見ていたときの自分の心境が
フラッシュバック。

ていうか感想に何書いていいか
もうよくわからないんだよ。

今日は美容院に行ってきます。
髪を赤っぽく染めてちょっと姫カットにするのだ。
昨日の夕方突然、染めて切りたくなりました。
だがしかし今ヤマトのお財布の中身は
ジュースを買うのも悩む状態・・・ですが、
クレジットカードを毎月○万円まで
使用することを自分に許可しており、
そして一昨日がカード解禁日だったのです(15日締め)。

あ、また「自分語り」しちゃった、すみません・・・。

投稿: ヤマト | 2008年2月18日 (月) 10時54分

じいやさま、おはようございます。
1ポンドは破綻してるドラマのようですが畑中が好演してると書いてくださり感謝にたえませぬ。エリ感涙ですぅ~。
1つの物語の中に色んな要素が詰まっているのでいくつかのエピに自分の境遇を重ねて見られる人はいいんですよね。
そうそう信仰やボクシングの視点で見る人には不満が多いと思います。これが数字に到達しない原因?一番重要なんですがね(苦笑
じいや様には歯がゆいドラマですみませんがあと少しなんでどうかつきあってくださね。

投稿: エリ | 2008年2月19日 (火) 07時49分

catまあ・・・ここにも猫がにゃー。
☆*⋄◊✧◇✧◊⋄*ヤマト様、いらっしゃいませ*⋄◊✧◇✧◊⋄*☆

まあ、ココログフリーにも絵文字の波が来たのです。

catがニャーとないたり
dogがワンとほえたり

まあ、にぎやかになるのですが
地味がベースのキッドのブログは
あくまで地味にいきたいのです。
しかし・・・あれば使いたくなるのが人情です。

リングがあれば登り
シスターがいれば惚れ
ラーメンがあれば食う。
ああ・・・畑中だ・・・人間やはり畑中が一番。

お金を自由に使うのもまた人の道でございますからな。

しかし・・・サラ金とか闇金とかは
ダメですぞーっ。
赤子泣いても高金利ですからなーっ。

人間・・・時には辛抱ですぞーっ。
ハラハラ・・・ドキドキ・・・。

投稿: キッド | 2008年2月20日 (水) 04時25分

✿❀✿❀✿かりん☆スー☆エリ様、いらっしゃいませ✿❀✿❀✿ribbon

いえいえ・・・畑中=亀梨は
見事に演じていると思いますよ。

ただし・・・脚本家が
どちらかといえばバラエティーショーの構成家なので
残念ながらドラマとしては成立していないのですな。

場面、場面ではそれなりに面白く出来ているのですが
煮詰めていくというストーリーテリングの
迫力に欠けるのです。

しかし・・・まあ・・・そうしてみていると
これはこれでかなり実験的な展開。
惜しむらくはペーソスがベースなので
野心作に見えにくいところ・・・。

どこかで・・・これはギャグですから
と切れるポイントを作るか・・・
すごいリアリズムを一箇所だけ入れるとか
そういう工夫をするべきだとは思います。

もちろん・・・お嬢様の必携番組からの
撤退などありえませんのでございますーっ。
じいやでございますからーっ。
たとえ地の果てアルジェリアでもーっ。

投稿: キッド | 2008年2月20日 (水) 04時33分

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