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2008年3月 1日 (土)

モザイク握らせたり、カブトムシの幼虫にさせたり、何させんだよ、殺すよ。(深田恭子)

楽しい・・・楽しすぎぞっ。これはもう・・・「七瀬ふたたび」のパロディーだな。そのうち・・・黒人が出てきて・・・「ワタシハ・・・メグルノ・・・崇拝者デス」とか言い出すのか?

さて・・・本題に入る前に・・・放置してある「エジソンの母」である。

基本・・・青柳美月(杉田かおる)と青柳玲実(村中暖奈)中心の話になるので・・・あえて放置しているのだが

今回・・・青柳家夕食会が爆笑だったのでメモしておく。

異才児童・花房賢人(清水優哉)を娘から引き離したい一心の美月は理想的なお友達との夕食会を企画する。しかし・・・。

玲実「ああ・・・賢人も呼べばよかったな」美月「きーっ」

玲実「お母様がどんなに反対しても私は賢人に逢いにいきます」美月「ききーっ」

玲実「だって二人は求め合っているのですもの」美月「きーっきーっ」

玲実「私は必ず賢人と結婚するのです」美月「きーっきーっきーっ」・・・なのである。

ギフテッド教育問題などこれ以外の部分を知りたい方はコチラへ→エリお嬢様の「エジソンの母」

で、『未来講師めぐる・第八回』(テレビ朝日・うるうるうるうるうるう年080229PM1115~)脚本・宮藤官九郎、演出・唐木希浩を見た。ゲストに高校受験に失敗しそうな塾の生徒・いずみ(足立梨花)登場である。「第32回スカウトキャラバン」(2007)のグランプリ。つまり、めぐる(深田)、愛子(榊原郁恵)と三人グランプリ共演である・・・まあ・・・半島系細面なので主流ではないですけど・・・。

そして・・・めぐるのイトコ慎吾(槇岡瞭介・荒川良々)の父・吉田永作(橋本じゅん)が「未来永劫幸せになる証教団」の怪しい教祖として登場する。スプーン曲げで心が捻じ曲がった男なのだ。エスパーとしての能力は透視(ハダカが見える)である。今回は佐藤二朗が石焼ビビンバで撃退するのだが・・・ひょっとして焼肉屋店長(佐藤)は黒人ポジションなのかも・・・。

今回はユーキ(勝地涼)もめぐるのSOSを精神感応でキャッチしたりして・・・エスパーっぽいぞ。

・・・それはともかく・・・また橋本じゅん(劇団☆新感線・1964生)かよっ。このクール「栞と紙魚子の怪奇事件簿」(日本テレビ)「ハチミツとクローバー」(フジテレビ)に続いて三本目のレギュラー。各局、キャスティング担当者・・・頭おかしくなったのか・・・それとも「エリートヤンキー三郎」(2007テレビ東京)の石井武(15)役が・・・よっぽど気にいったのか・・・。みんなバカだな。

ま・・・確かにいい味出しているのだが・・・どんだけ急に売れっ子なんだよ。

さて・・・慎吾はスーパー超能力者。心のカーテンを引いて・・・めぐるに未来は読ませないし、カーテン開きっぱなしのエスパー初心者・めぐるの表層意識は読心するし、未来の可能性の枝分かれを含めて・・・数分先から遠未来まで予知できるという・・・天才サイキックである。そして・・・あまりにも能力が優れているので・・・満腹にならないようにベビースターラーメンで発動をコントロールしている・・・栄養失調児童なのである・・・逆に太るぞ。

これは面白すぎる。

ともかく・・・父は息子さえも悪用する腐った人間。近い将来・・・慎吾は頭に焼き鏝で「777」の烙印を押されて新興宗教の教祖にされてしまうという。

そして・・・めぐるの「手錠で捕縛の理由」に叔父親子はなんらかの関係があるらしい。しかも・・・それは20年後ではなくて・・・1年以内に起る可能性があるのである。

めぐるの超能力を悪用しようとめぐるにつきまとう永作。その頃・・・「づらアカデミー」ではいづみが高校受験の失敗の予感におびえ・・・受験を回避しようと万引きをして警官(おかやまはじめ)に補導され・・・連行されてきたのだった。それにしても・・・いつも学校でなくて塾なのが無理矢理でちょっと面白い。

そして・・・頭を打っためぐるは・・・超能力を失ってしまったのだった。

ちなみにキッドが透視したところ・・・モザイクがかかっていためぐるの握っていた絵的にやばいものはフランクフルトソーセージ。めぐるの母が予言した次期総理大臣は「クドカン」でした。

途中・・・「うまい棒」を一瞬で食べていたエロビデオ(星野源)は明らかにタイコ(テレビ版『アキハバラ@DEEP』の登場人物)と化していたのだった。

みちる(黒花智花)とエロビデオの急接近に高山(正名僕蔵)が嫉妬・・・未来はみちる・高山結婚ルートに修正されている。みちるに見苦しいほど嫉妬する高山(高尾山は偽名)だが・・・ふられるのにはしゃいでいるエロビデオはズバリ見苦しいのだった。

「殺すよ」連発のめぐるは「なんじゃこりゃーっ」と女の子なのにレーズンが嫌いなのだった。そういう人をキッドも一人知っている。

塾長(武田真治)の頭髪をたとえた西部劇に出てくるコロコロ転がる草はタンブル・ウィード(回転草)でナデシコ目のロシアアザミ・・・。あるいはデラシネ(根無し草)はサトイモ目のウキクサにも通じる・・・おそらくわざと間違っている・・・。しかし・・・恐ろしいことにこのウソが本当になってしまう可能性は常にあるのである。ちなみに定住しない人々は浮き草稼業で・・・根無し草・・・デラシネなのである。ま・・・デラシネは根扱ぎという意味で引き抜かれた植物を指す言葉。そこから故郷を失った放浪の民を示すようになったのだ。まあ・・・回転草をデラシネ・・・と言っても過言ではないか・・・。

いよいよ・・・残り二回・・・安心して笑えるクドカン劇場をお見逃しなく・・・。

関連するキッドのブログ『第七話のレビュー

『ちりとてちん・22-5・第126回』ううん・・・A子のパパにこれだけの見せ場が準備されていたとは・・・まあ・・・予想はしていましたが・・・若狭の塗り箸職人一家と大阪の落語家芸人一家・・・まさに・・・縁で結ばれた一心同体ぶり・・・似た者一家だったのでございます。親方に実子と弟子がいれば・・・草若師匠に小草若と草々がいる。血縁者のしがらみと余所者の疎外感・・・。しかし・・・心の底で通い合う肉親以上の情と情・・・。いよっペペンです。こ、これは泣ける・・・。→22-4

日曜日に見る予定のテレビ『佐々木夫妻の仁義なき戦い』(TBSテレビ)・『篤姫』(NHK総合)

ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。

皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。

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