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2008年3月12日 (水)

小栗旬が山田優をせつなくさせている頃、小日向文世は人格統合、深夜、竹田真恋人は掴んだ手を離さない。

・・・ふふふ・・・「生田斗真は就職よりも恋愛をとったのに成海璃子と成宮寛貴はおんぶで逃走」・・・とかはもう・・・はみ出しますってば。・・・ま・・・「貧乏男子」が終ったので来週こそはチャンス・・・「日本テレビ版・東京大空襲(後編)」に目移りされない・・・限りは・・・。

火曜日のドラマ対決は①「貧乏男子」↗11.4% ②「ハチクロ」↘*7.0% ③「喜多善男」↘*5.6%・・・順位そのまま。

まあ・・・なんていうか・・・思い通りにいかないことってあるよね・・・誰のせいでもないこともあるけど・・・みんなのせいってこともあるよね。

で、『貧乏男子 ボンビーメン・最終回』(日本テレビ080311PM10~)脚本・山岡真介(他)、演出・猪俣隆一を見た。スルテン(小栗)とオムオム(ユースケ・サンタマリア)の最後のギャンブルは「朝まで袋貼り」のリフレインである。最初のギャンブルでは「バイトという噂でスルテンの知人大集合」の人海戦術で達成だったのだが・・・今回、オムオムは「お金だけがすべてじゃない」というスルテンの信念にケチをつけるべく・・・無報酬で手伝ってくれる友人だけ・・・という条件を出す。

ま・・・このドラマの主張は・・・「人生なんて・・・基本的にグダグダ・・・イケメンならちょっと有利・・・運が良ければなんとかなる・・・神様万歳」なので・・・まあ・・・グダグダです。

とにかく・・・「何があっても弱音を吐かない大学生」のスルテンは・・・借金が縁で知り合った人たちと朝を迎え・・・「お金はやはり大切だ・・・」と実感・・・でも「スルテンを慕う人々」がやっぱり大集合して・・・グダグダになるのである。

オムオムは・・・グダグダすぎるので・・・スルテンとの交際を解消することにします。

しかし・・・出会った人には絶対嫌われたくないスルテンは・・・オムオムの借金をすべて・・・幸運極まる集金方法で返済・・・しかも・・・小細工をして・・・スルテンとの縁が切れないようにします。・・・まあ・・・グダグダです。

もちろん・・・スルテンは自分の気持ちを何よりも大切にする男・・・。だから・・・ナンシー(山田優)の恋心なんか知ったことではありません。こういう男って・・・家族を持たない方がいいんですよね。家族のことより・・・自分の体裁のために・・・友人の借金の保証人になって一家が離散してもケロッとしているタイプですから・・・。結婚する時は注意が必要です。公務員のメガネ(八嶋智人)を選んだのはある意味・・・正解です。でも・・・ナンシーが一番・・・一番・・・せつなかったね。ナンシーが一番・・・グダグダじゃなかったよ。ま・・・最後はおにぎりの具ラブレターでギャンブルに身を委ねるところがグダグダなわけですが・・・。

とにかく・・・グダグダでも・・・幸せになれる人はなれる・・・というドラマでした。良い子のみんなは真似しないようにね。ま・・・いつかは競馬で儲かるとか・・・パチンコで家が建つと信じられる人には・・・心慰められるドラマだったのかもしれません・・・。

もう少し詳しく・・・もう少し丁寧にチクチクしてもらいあなたはコチラへ→エリお嬢様の『貧乏男子 ボンビーメン』

で、『ハチミツとクローバー・第10話』(フジテレビ・080311PM9~)原作・羽海野チカ、脚本・金子茂樹、演出・松山博昭を見た。まあ・・・原作通りだと・・・未読の人がギョエッとなる結末が待ち構えているわけだが・・・どうするつもりなのかなあ・・・。

とにかく・・・現在進行形の恋愛模様にあふれたストーリーである。①竹本(生田)がはぐみ(成海)に片思い ②森田(成宮)がはぐみに自由恋愛 ③はぐみが恋を封印 ④あゆみ(原田夏希)が真山(向井理)に片思い ⑤真山が理花(瀬戸朝香)に片思い ⑥野宮(柏原崇)があゆみに片思い・・・。なのである。この他に⑦理花が死んだ男が忘れられないというのもあるし・・・⑧修ちゃん(村上淳)は誰を好きなのか・・・という問題もある。

今回・・・お見舞いを持ってきたあゆみの父(泉谷しげる)と修ちゃんのシーン。結末が原作通りなのか・・・原作を読んでそりゃないだろうと思った人の夢のオリジナル展開なのか・・・結構・・・気をもたせる展開である。

まあ・・・ツイスターゲームとか・・・読者がきっとお気に入りの場面をさりげなく・・・エンディングの一昔前の自主映画タッチの映像に盛り込んでいるあたり・・・裏切る気は満々なのであるな。

もう・・・ここまで来るとあゆみの父が・・・勇気を出してはぐみに告白・・・はぐみが「ずっとずっと好きでした・・・」というオチでもまったく構わないと思うのである。あゆみがはぐみを「お母さん」と呼ぶ感動のラスト・シーン・・・素敵じゃないか・・・。なにしろ・・・登場人物がほとんど芸術家なのである。もっと一般人の常識を越えた情熱のほとばしりがあってもいいじゃないか・・・。

とにかく・・・持っているだけでチャイルドポルノが犯罪になろうとしている時代・・・はぐみと森田のキスシーンがあるDVDを買った人が全員逮捕される可能性もあるのだから・・・スタッフ一同表現の自由を守るために最後まで奮闘努力すればいいと思う。

それはそれとして・・・なんでハチミツとクローバーなのか・・・来週・・・分ると思うとホッとするのだな。

はぐみと・・・苦難と不運と絶望を乗り越えた竹本とのハッピーエンドになってもらいたいと願うあなたはコチラへ→まこお嬢様の『ハチミツとクローバー』

で、『あしたの、喜多善男・第10話』(フジテレビ080311PM10~)原案・島田雅彦、脚本・飯田譲治、演出・下山天を見た。まあ・・・三波(今井雅之)が生きていた理由・・・ネガティブ善男と善男の主人格の統合・・・というタイトロープを押し切って・・・どうなるか分らない最後の日への準備は整った。10/11は・・・三波の命日に死ぬという善男の言葉が・・・飾りだったことを示す一日だったわけである。

つまり・・・「人はこの世に絶望したので死ぬ」ということなのである。善男はこの世の冷たさから目そむけるために・・・二重人格となっていた・・・と三波は診断した。そして・・・ネガティブ善男は「絶望者」であり・・・主人格がその「絶望」から目をそらしていたのでは・・・「絶望」という壁は乗り越えられないと意見を言うのだった。そして・・・それが自分の善意だと主張するのである。まあ・・・あくまで心理学者の主観的な意見ですけど。

こういう筋の通った意見に弱い人は・・・コントロールされやすい人間と言えるだろう。「殺人はいけない・・・法律で決まっているから」とか「自分が殺されるのは嫌だろうから・・・他人もきっとそうだろう・・・だから殺人はいけない」とか・・・まあ・・・ロジックで行動が左右されるわけである。ところが・・・人間は非論理的に見える行動をいくらでもする。「感情」とか「衝動」とか「情熱」とか「本能」とか・・・わけのわからないものにふりまわされるのである。こういうものにふりまわされる人間をコントロールするのは簡単そうで難しいのである。予測ができないからだ。

それでは「絶望」とは何なのだろう。それは・・・理論的なものなのか・・・それとも混沌としたものなのか・・・。その境界線を見極めるのは非常に難しい。「我思う・・・ゆえに我在り」と哲学者が考えた「我」というものが・・・脳の機能としてどこかにあるはずだ・・・と考えられた時代があった。そのために・・・犬たちは脳を切り刻まれ・・・どこを切除すると何ができなくなるかという実験に使用された。脳の機能の局在は・・・こうして・・・ある程度は解明されたのだ。さらに脳の活動の局所的な活発さを調べる技術の発達により・・・かってはブラックボックスだった脳は裸にされつつあるのである。

そして・・・導き出された結論は・・・脳に司令室が存在しないということなのであった。脳にあるのは有機的な電位の移動による記憶演算システムであり・・・「意思」を持つ「部位」は特定できなかったのである。つまり・・・人の思いは・・・生物的コンピューターの計算と計算の間に生じるノイズにすぎない・・・と思わざるをえないのだ。

もちろん・・・それが・・・雑音にすぎないとしても・・・「思い」の持つ価値は変わらない。人は「自分で考えて」「自分で選んで」「自分で思って」「自分で決める」ことが「大好き」だからなのである。

人は「脳死」状態になると・・・「雑音」を生み出せなくなることが確率的に非常に高い。だから・・・ゾンビはバカになるのである。「自分の意志がないように見える生ける死者」はノイズを失ってしまった容量不足のコンピューターなのである。

そうであるからには・・・ノイズが「絶望」に傾きやすいタイプというものを推定することは容易である。楽天的な人間とか・・・悲観的な人間とかいった分類はつまり・・・ノイズを生み出す脳内あるいは神経環境の問題なのである。

つまり・・・人間がどうにかできる領域ではないのだな。「絶望する我」がある以上・・・そして「我」がノイズである以上・・・「絶望」を消去することは絶望的なのである・・・そうか、それが言いたかったのか・・・。

まあ・・・「死」が「記憶」に過ぎない以上・・・そしてシステム的に人間が「情報」に影響されやすい以上・・・「死」についての汚染はなるべくさけたい・・・というストレートな感覚はおおよそある。そのために「死」が「穢れ」である・・・と人類は素直に考えてきたわけである。

しかし・・・「死」は普遍的にあるし・・・「死」はさけては通れない。つまり・・・三波の言う「絶望と向き合わなければならない」というのは極論すれば「死と向き合わなければならない」ということである。そして・・・「死」と向き合えば「死」に汚染される可能性はさらに高まるのである。

しかし・・・所詮は・・・雑音の問題なのだ。時には「死」が「生」と対等に配置され・・・打ち消しあい・・・「希望」に転ずることはいくらでもある。それはいつだって五分五分なのである。

だからこそ・・・たまには「絶望」を愛してしまう男の話があってしかるべきなのである。

人間は喜んで死ぬこともある・・・と我に思わせるドラマ・・・。あまり見ないのでたまには見せてもらいたいものだ。なぜならばキッドにとってそれが生きる喜びというものだから。

はたして・・・最終回・・・善男の明日がもうおわり・・・なのかどうか・・・期待に胸をふくらませて待ちたいのだな。

いえいえ・・・そういうことではなくて・・・人と人の思いのふれあいとかが素晴らしい・・・平太と善男のロードムービーがもっと見たい・・・というあなたはコチラへ→アンナお嬢様の『あしたの、喜多善男』

関連するキッドのブログ『先週の火曜日のレビュー

Hcinhawaii0344 H☆Cと行く古都の旅・ツアー中。とある稲荷神社にて。お気楽こ、これは・・・ケーキ神社?みのむし例によってじいやの発注ミスですよーっ。個数を間違えて10000個届いています・・・るるる」(みょうがの)芯まこ先輩・・・お誕生日おめでとうございます・・・そろそろ・・・会場の方に・・・まこおやおや・・・大阪から徒然亭の皆さんとか・・・ニコロボプッチーニの皆さんとかもお祝いに来てくれて・・・その道中の陽気なこと・・・ありがとうゴザイマス!」

Hcinhawaii0345 まこ様お誕生日会・京都ドーム特設会場。一同「はっぴーばーすでーでぃあ~まーこー・・・」まこ「・・・これからもヨロシクお願いシマス~

H☆Cのメンバーについては→コチラへ。『H☆Cオールスターズで薔薇のない花屋』

で、『キューティーハニーTHE LIVE・第23話』(テレビ東京080312AM1~)原作・永井豪、脚本・井上敏樹、演出・横山誠を見た。切断されたハニー(原幹恵)の首には最後まで微笑みが浮かんでいた・・・閉じられた瞳から流れ落ちる一滴の涙。ハニーは「お父様からの贈り物」・・・そう盲信するシスターユキ(竹田)はハニーを抱き起こし・・・胴体に首を装着する・・・。完全な空中元素固定装置を入手して・・・どうしようとしていたのか・・・それはすべて謎となる・・・突然・・・シスターユキの活動限界が訪れたのである。

ハニーの手を握りしめたまま・・・ハニーの上に倒れこむユキ・・・。その額からは角のように二本の異物が突出していた。

「ふふふ・・・勝負というのは最後に立っていたものの勝ちなのよ・・・」としぶとい中条ヒカル(村上幸平)が死体と化したハニーとユキの前に登場する。彼もまた不完全なハニーシステムにより・・・活動限界が迫っている。ハニーだけを回収しようとするが・・・ハニーの手を握りしめたユキを引き離すことができない。仕方なく・・・手下の車に二体を運び込む中条。

すべてを見守っていた早見探偵(山本匠馬)だったが・・・普通の人間である早見にはパンサークローの怪人たちになす術がない。無力感に唇をかみしめるばかりなのである。

中条の車輌をひっそりと尾行するのは・・・田中鮮魚店の保冷車である。田中(ふせえり)は「逃がすんじゃないよ・・・」と怪人夫に注意を促す・・・。田中の子供たちも怪人なのかどうか・・・最後までには明らかにしてもらいたい。

その頃・・・意識を取り戻したミキ(水崎綾女)は剣持ユキの屋敷に・・・剣持ユキの両親はミキを実の娘としてあつかう。「今日はミキが初めて言葉をしゃべった記念日だ・・・」・・・死んだはずのミキに与えられた白日夢のような世界。

しばらく・・・早乙女ミキとしてふるまっていたミキだが・・・ささいなきっかけで本来の記憶が蘇り始める。髪を梳く母親に・・・ハニーが。カタログを見せる父親にハニーが。テレビに映る赤子の微笑みにハニーが・・・フラッシュバックするハニーの面影についにシスターミキの記憶を取り戻すミキ。

その頃・・・中条の実験室へ田中夫妻が侵入・・・ハニーとユキの強奪に成功する。中条はオカマ体盛りの刑に処せられてしまい・・・いや~んなのであった。・・・最後まで手を抜かないな・・・。横たわり・・・移送の度に揺れる二体のアンドロイド・・・せつないのである。

「お前たちは私の両親ではない」・・・ミキの両親はアンドロイドだった。待ち構えていた烏山(エリカ)が真相をミキに告げる。

「如月博士は・・・廃棄するお前たちのために・・・両親と屋敷を用意して・・・最後の人生を送らせようとしたのだ・・・ハニーの頼みで・・・不完全ながら・・・お前を復活させた私は・・・お前に苦しみを忘れ・・・静かな最後をあたえたかったのだ・・・」

「いつわりの幸せなどいらない・・・ハニーはどこだ・・・」とミキ。

「それならば私が真実の愛でお前を殺してやろう・・・」・・・怪人体となった烏山に・・・ロングスカートをはだけさばく・・・セクシーなアクションを披露してからハニー・フラッシュするミキ。

烏山VSシスターミキの・・・決戦である。ミキは腐食したブーメランカッターを構えて・・・実に美的な戦闘に突入する。飛んで逃げる烏山、追って走りつつブーメランを投げるミキ、逃げる烏山、追うミキ、逃げる烏山・・・ブーメランを投げ返す・・・岩場にたたきつけられるミキ・・・。なんというアイディアに満ちたアクションシーンだろうか・・・アクションを見せるという面白さが分っていない演出家は・・・見習って欲しいものだ・・・。

そして・・・典雅な決めセリフ・・・「憎むがいい・・・お前の憎しみが・・・私を濡らす・・・」烏山の異様な愛がドラマチックなのである。

しかし・・・ついにシスターミキの武器が・・・烏山の体を貫く・・・。

「ハニーはどこだ・・・」「如月ハニーは・・・もういない」

その頃・・・ついにユキのテーマがなり響く・・・どこぞの神社に設営された田中の野戦改造室では・・・キューティーハニーから・・・パーフェクトシスターユキへの改造手術が終了していた。

ハニーの痕跡をたどっていたミキは廃棄処理された・・・ハニーのボディーを発見する。

そして・・・「お前は私の手下として・・・働いてもらうよ・・・」という田中の支配の元・・・蘇ったシスターユキはなんだか・・・ものすごくパワーアップしているのだった。白追悼エンディングで・・・残り二話なのに主役キャラ全滅であるが・・・つづくである。

もう・・・なんだか・・・感謝するよ・・・毎週毎週・・・いいもの見せてもらって・・・でも・・・頭の中で鳴り止まぬ・・・シスターユキのバトルテーマ・・・なんとかしてください。

『ちりとてちん・24-2・第135回』とにかく・・・家出である。困ったら家出・・・これが基本です。家出は・・・こわいことですが・・・家出しないと始まらないことはいくらでもありますし・・・家出する方も家出させる方も・・・もう二度と会えないかもしれない・・・ということを覚悟するべきなのです。まあ・・・キッドの場合は町内をブラッと一週して帰ってきますけどね。それにしても・・・興行主が・・・しかも・・・師匠に線香あげてくれて・・・先々の相談をしにきてくれたのに・・・見送りはいいからと言われたとしても・・・見送らないなんて・・・シャクがもったいないという判断があったとしても・・・ありえないだろーっ・・・この・・・礼儀知らずの徒然亭一門め~・・・とぞ思う。→24-1

木曜日に見る予定のテレビ『鹿男あをによし』(フジテレビ)

ところでSPAMコメントが一日50件を越えたのでしばらく、承認制度に移行します。

皆様には不自由とご迷惑をおかけして本当に申し訳アリマセン。

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コメント

御嬢様の誕生日の会場のセッティング御苦労様でございます。

こちらは御嬢様が大好きだという方とお空の旅行をしてもらいました↓
http://www7a.biglobe.ne.jp/~dessin-ikasama/ikasama/illust/2008/dimg/g003510.gif


「希望」と「絶望」
「知る絶望」と「知らない幸せ」

そうして善男は知っていた事を「知らなかった」とするために
「知っていた自分」を切り捨てた。

この辺りはなかなかに面白いところです。

まぁそんな事、誰しも出来る業ではありませんが
そういうのもある種、自分を守るための防衛本能なんでしょうね。

そうして、いつまでも
自分が騙されなければいけない世の中に絶望してしまう喜多さん。

それでも、最後まで誰かを庇い続ける喜多さんの行動に
グッと引き込まれるものがあります。

そして一気に喜多さんに「生きて欲しい」と思う人達が
出てきましたね。

喜多さんは自分で自分の命を絶つ事がこの世での唯一の「希望」だとしたら
喜多さんがみずほとほんの一瞬でも心が繋がっていられたと思えた事が
喜多さんがずっと忘れられない「希望」だと思ったように

喜多さんに生きて欲しいと思う人達にとっては
喜多さんの死が自分の最後の瞬間までずっと忘れられない「絶望」に
なってしまうのかもしれません。

そして喜多さんが抱える真実を知った時
喜多さんを騙そうと画策していた人達は己を「罪」を知るのでしょうねぇ。

となれば、やはり
たとえどんな現実であろうとも
見て見ぬフリをしてはいけないという事なんでしょうかね。

投稿: ikasama4 | 2008年3月12日 (水) 21時53分

とってもステキなお誕生日ごっこ、
ありがとうございま~す
あまりのうれしさに調子こいて、さっそく自ブログ内にて
披露させていただきました

ハチクロ・・・修ちゃんもシブくていいのですが
イマイチ萌えない
ここは是非ともドラマオリジナルな展開で
幸せ気分に浸らせてほすぃ~!
それにしても・・・璃子たんドラマは何故に数字が
取れないんでしょ

投稿: まこ | 2008年3月13日 (木) 01時44分

>ツイスターゲームとか・・・読者がきっとお気に入りの場面をさりげなく盛り込んでいるあたり・・・裏切る気は満々なのであるな

エンディング面白かったです。漫画のゴキゴキゴキ~。っていう効果音がないのが口惜しい!
でもきっと・・・いや。絶対に主役が生田くんだから
裏切る気満々なのでしょう。なんだかちょっぴり寂しい感じではありますね。事務所とかそういうの関係なく
ちゃんと終わってほしいなぁ。と思ったりしますけど、
原作見ててもぐえっ!!そんな展開あり?と思ったのを
思い出しました・・・裏切ってもそれはそれでいいかも。笑ww

投稿: みのむし | 2008年3月13日 (木) 16時15分

一美の逆貸付には機転があったと思いますが、オムオムもこれで一美に遊んでもらえそうだしよかった良かったというところですか。
たしかに一美は友人の保証人になりそう(笑
引田を選んだナンシーは大正解。
でも二人とも借金癖あるし・・・
波乱の結婚になったらどうするんでしょう。

ハチクロ。あゆみのパパがはぐみに告白ぅ???
あはは、さすがの情熱もほとばしりすぎの気が^^;
原作知らないですがはぐちゃんの手は治るんでしょうか?
やっぱり手は大事ですよね。最近手に受難癖がついてしまったので特に身につまされました・・・。

まこちゃまのお誕生日のセッティング、お疲れ様でした。
エリは昨日から会場を探して走り回ったんですよ。
無事に盛大に終わってほっとしましたね。
エリもちゃんとダーリン同伴できて満足でした~♪

投稿: エリ | 2008年3月13日 (木) 17時27分

✥✥✥ピーポ✥✥✥ikasama4様、いらっしゃいませ✥✥✥ピーポ✥✥✥

善悪の区別も難しいのですが
偽善と偽悪の境界線も難しい。
偽善は悪で偽悪は善なのかさえ定かではありません。

ロボット三原則では・・・

ロボットは人間を傷つけないこと。
それ以外ではロボットは人間の命令を守ること。
さらにそれ以外では自分を保護すること。

というようなルールがあるわけです。

このロジックを人間に応用すると・・・

人間は人間を傷つけないこと
人間は人間のルールをまもること。
それ以外では人間を保護すること。

だったり・・・

自分は他人を傷つけないこと。
自分は他人との約束を守ること。
それ以外では自分を守ること。

などという・・・様々な善の三原則が考えられます。

そして・・・生を前提としたロジックには
死のロジックが時には無力に見えることがあります。

しかし・・・「邪魔者は消せ」だったり
「死なばもろとも」だったり
「死人に口なし」だったり
すると・・・死がひとつのパワーとして
感じられているような気になります。

キッドはどうしても「死」について
「悪」について
「敗北」について考え込む癖があるわけですが
それを表現することは
常にタイトロープ・・・。

この世はやはり生ける者の世界であり
ロジックは生ける者のためにある・・・。

そうでありながら・・・
人は時に死に魅了されるようです。

それは死が永遠の謎だから・・・
とキッドは思うのでございます。

投稿: キッド | 2008年3月16日 (日) 02時16分

●no choco●まこ☆ミキ様、いらっしゃいませ●no choco●

まこお嬢様お誕生日おめでとうございます。
お庭にあったをプレゼントしますぞ。

お嬢様の青春が栄光と幸福で輝きますように。

さっそくお嬢様のお部屋に記念写真を
お飾りいただきじいや恐悦至極でございます。

さてさて・・・ハチクロ・・・。

なんだか・・・惜しいのですなー・・・。
ひとつひとつの場面はよく出来ているところも
あるのですが・・・なんだか・・・
キラキラしてこないのです。

璃子は・・・相応しい役柄を
与えられていない・・・。
今なら・・・金八をやる年齢なのに・・・
大学生ですし・・・。

まあ・・・1リットルでは社会人だったり・・・。

まだ到達しない年齢を演じるのは
かなり難しいこと・・・。

マネージメントスタッフが有能すぎるのか
単に無能なのか・・・
どちらかなのだと思います。

投稿: キッド | 2008年3月16日 (日) 02時26分

*simple*life*みのむし様、いらっしゃいませ*simple*life*

とにかく・・・映画化アニメ化の後のドラマ化なので
参考資料にはことかかないはず・・・。

研究しすぎたのか・・・
オリジナリティーを追求しすぎたのか・・・
微妙な仕上がりになっていますよね。

特に竹本は原作通りにやればやるほど
イケ☆パラになってしまうという悪循環。
・・・まあ・・・そこが好きという人もいるかもしれません。

このドラマはコメディーとシリアスの
バランスがのだめ以上に難しい・・・。

若さゆえの馬鹿馬鹿しさと
若さゆえのもやもや・・・
これって受け取る方の感性でバラバラですからね。

たとえば・・・自転車と雨のシーンなんか・・・。
もう少し・・・映像的に凝ってほしい・・・
とキッドは思いますね。
雨粒と陽射しを光と影の映像で繊細に見せていく
というような・・・美しい絵の不足・・・。
これをキッドは一番感じるドラマでした・・・。
エンディングだけは・・・それっぽいのに・・・。

投稿: キッド | 2008年3月16日 (日) 02時37分

✿❀✿❀✿かりん☆スー☆エリ様、いらっしゃいませ✿❀✿❀✿

大学の卒業間際は・・・青春の終わりを
強く感じる季節。
就職が決まって髪を切って
もう若くないと言い訳する年頃でございます。
・・・ユーミンでした。

それに対して・・・かなりおバカな人々。
しかも・・・社会人もおバカな人々。
さらにだからといって若さの匂いがない。
妙に・・・登場人物たちが落ち着いています。

若くして老いて
子供のようにバカ・・・。
これが今の若者というものなのでしょうか。

じいやには遠い過去のことなのでピンこないのかも
しれませんが・・・。

もっともっと元気で
失敗ばかりするのが
若さの特権だと思うのですが・・・。
最後は運まかせ・・・。
ご都合主義とはこのドラマのためにある
言葉であるように思いましたぞ。

お嬢様のお手を煩わせて
お嬢様のお手に何かあるようなことは
すべてこのじいやの失態でございます。

イタイのイタイの飛んでけーっでございます。

まあ・・・お嬢様は優等生で
テキパキすぎるところがございますので
おっとりとなさることをお勧めしますぞ。

それから・・・たまには
マッサージしたり
じっと手を見てあげるのも大切です。
くれぐれもご自愛なさいますように。

会場の場所が不案内でございましたか・・・。
これはじいやの不徳のいたすところ・・・・・。
切腹しておわびを・・・。
ザク・・・グフ・・・・ふっかーつ。

投稿: キッド | 2008年3月16日 (日) 02時52分

こんばんは  雪遊びで遅くなったけど踏ん張りました
おっ、ビンボーが終わったんですか!
そりゃ朗報だな・・って、喜ぶようじゃ情けないかも
何気に、ハチクロの視聴率も凄いですね。真っ逆さま。。
   
ホント、三波が生きていた理由とみずほに連絡した理由、
人格統合、ギリギリの感じ。ま、最低限の筋は通ってるけど。。
三波の命日は、最初から飾りだと思ってました。
善意ね。あそこ、一瞬ギャグに思えて笑いそうになったほど♪
「コントロールされやすい」って表現はアンビバレント=両価的
であって、他人にコントロールされやすいと見ればネガティブだけど、
自分でコントロールしやすいと見ればポジティブでしょう。
ちなみに僕は、ホントに筋の通った意見に弱いけど、粗雑な
筋に対しては強いから、三波じゃムリですね。
ま、筋じゃなくて、あの胡散臭さの方なら、結構好きだけど☆
  
「つまり・・・ノイズにすぎない」の箇所が問題。
ここでノイズという言葉が出るのはなぜでしょうか。
いや、よく言われることで語感が好きだから、とか言うのなら
分からなくもないけど、雑音っていう日本語まで使ってる所を
見ると、やっぱりネガティブな意味でしょう。
にも関わらず、「『思い』の持つ価値は変わらない」。
ということは、脳の立場から見てるってことですかね。
その立場を選び取ってるものこそ、「思い」だと思いますけど♪

脳内あるいは神経環境の問題が、どうにかできる領域では
ないっていうのも、ちょっと補足が欲しい所です。
まあ、「絶望」を消去することは絶望的って言葉の、
枕詞みたいなもんかも知れませんけどね。
そうか、それが言いたかったのか♪
  
僕も、人間は喜んで死ぬこともあると思わせるドラマは
見たいと思うけど、プライムタイムじゃ辛いですね。
人のふれ合いの素晴らしさをメインにして、少しだけ暗い
香りを残す。この辺りが現実的妥協点でしょう。
男性視聴者向けに女神たち の活躍を織り交ぜて。。

投稿: テンメイ | 2008年3月17日 (月) 02時22分

○-○)))テンメイ様、いらっしゃいませ。○-○)))

お疲れ様でございます。東京は春分の日から
天候不順で墓参の行事が順延していまして
その度にスケジュールが狂うので
コメント遅くなってすみません。
まあ・・・火曜日は特に修羅場ですので。

まあ・・・三波の役割は
一種の神様のようなもので
善男が見失っていた現実というものを
思い出させるだけの存在ですよね。

善男はこの世に馴染めない性質が
拡大して・・・自殺の決意にいたるのですが
周辺のドタバタはある意味
この世のせちがらさの象徴のようなもの。

保険は命を賭けたギャンブルですが
ゲームに不正がないように
レフリーがいる・・・
というシステムそのものが
まあ・・・悪魔の匂いがするわけです。

ふふふ・・・保険会社の上層部なんて
基本的にわが同族の成れの果てで
ございますからね。

心頭滅却すれば火もまた涼し・・・
と言えば精神鍛錬のたまものですが
殴られても痛くないのは
ある意味危険ですからな。

ふふふ・・・三波が胡散臭いのか
今井雅之の存在感が胡散臭いのか
ファンとしては判別しがたいのです。

キッドはノイズというものを
「偶然の産物」と呼んでも構わないと
考えています。
「意識」=「我」の謎というものは
現代科学の解決していない謎の一つですからね。

今・・・おそらく
コンピューターネットワークでは
ノイズとしての「意識」が発生しているのではないか
とひそかに考えたりいたしますけれど。

まあ・・・意識=自分ととらえますと
それを雑音と表現するのは
自己卑下でございますね。
なぜ悪魔がそう述べるかは
もはやお分かりだと思いますが・・・。

ふふふ・・・
人間にとってこの世になじめないのは
辛いことでしょうが
悪魔にとってはある意味自然で・・・
時にはなじめないことの愉悦を感じるものです。

まあ・・・
人間が不自由である以上
その創作が
不自由なものであるのは自明の理。

大物悪魔の支配するおとなりの国では
不自由さはさらに極まっており
まあ・・・とにかく
この程度のチャレンジができる
この国は相対的に自由とは言えますね。

毎度のサービスありがとうございます。

投稿: キッド | 2008年3月22日 (土) 00時40分

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受信: 2008年3月12日 (水) 22時55分

» ハチミツとクローバー 第10話:絶望の淵、ふたりを結ぶ道 [あるがまま・・・]
竹本くん、遅いよ〜o><)oモォォォォ〜ッ!! 珍しく自分から行動起こしたと思ったのに、、森田さんに1歩及ばず… てゆーか、森田さん!はぐちゃんをどうするおつもりか{/eq_1/} はぐちゃんの右手、かなりヤバい状態のようですね〜。 でも、森田さんの口から描かなくていいなんて言葉が出てくるなんて! はぐちゃんから描く事を奪ったら・・・ 森田さんは誰よりもはぐちゃんの気持ちをわかってると思ってたのに{/ase/} 宮大工を目指す事にしたらしい竹本くん。 せっかく就職出来るチャンスだったというのに、... [続きを読む]

受信: 2008年3月12日 (水) 23時14分

» ハチミツとクローバー 第10話 「絶望の淵、ふたりを結ぶ道」 [テレビお気楽日記]
意識を取り戻したはぐみ(成海璃子)。 [続きを読む]

受信: 2008年3月13日 (木) 00時22分

» あしたの、喜多善男 第10話 [アンナdiary]
「10日目。。。最終章〜絶望を乗り越えろ」ネガティブ善男は、喜多さん自身が作り上げたもうひとりの自分。ネガティブ善男から目を背けずにしっかり見つめ、ひとつになった。初めて現実とちゃんと向き合った。さすが心理学者の三波さん(笑) ... [続きを読む]

受信: 2008年3月13日 (木) 08時47分

» 「貧乏男子ボンビーメン」9話感想 [ice-coffee]
や〜〜〜〜終わった終わった 「結婚式」 んも〜〜〜〜フェイントでしたよ〜〜〜〜(笑) なんやかんやと突っ込んだり言いたいほうだいしたりしましたけども〜〜 終わりました。。。。 スカッと爽やかに終わりました では後ほど... [続きを読む]

受信: 2008年3月13日 (木) 10時24分

» あしたの喜多善男 十話 [Simple*Life]
ネガティブ善男は、善男自身が作り上げた第二の自分だったんだ。 三波はそれをしようと思ったがその途中で断念 というか断念してもいい状況になったというべきか。 だから暗示がそれほどかかっているわけではなく、むしろ善男は それがきっかけ?になって第二の自分...... [続きを読む]

受信: 2008年3月13日 (木) 16時24分

» 「貧乏男子(ボンビーメン)」(最終話:「ボンビー最後の対決」) [鉄火丼のつれづれ日記]
3月11日に放送された「貧乏男子(ボンビーメン)」は、最終回で、オムオム(ユースケ・サンタマリア)と一美(小栗 旬)がお互いの全てをかけて最後の対決をする、というものである。このドラマを見終わった後、鉄火丼は「ある事は自分も見習わなければならない!」と感じた。その“ある事”とは…?... [続きを読む]

受信: 2008年3月16日 (日) 01時34分

» つながり合う心と心~『あしたの、喜多善男』第10話 [テンメイのRUN&BIKE]
 あなた 保険金殺人されかけたんですよ  違います 生命保険に入ったのは 僕から [続きを読む]

受信: 2008年3月17日 (月) 01時40分

» 丸山智己さんの似顔絵。「あしたの、喜多善男」第10話 [「ボブ吉」デビューへの道。]
●「あしたの、喜多善男」第10話(10日目)「最終章!!絶望をのりこえろ 」 最終回が明日なのに、今さら10話の感想もないんですが(汗) 10話があまりに面白かったので、書きとめておきます。 色々と推理ドラマ的に考えていた「ネガティブ善男」、ネガティブ人格ですが、 善男(小日向文世)自身が作りあげたものでしたね。 1話で初めて登場しましたもんね。過去の暗示催眠でない事は明らかでした。 「ネガティブ」であっても、善男自身の感情には変わりなく、 善男の軌道修正を、必死にしてくれてたようにも思います... [続きを読む]

受信: 2008年3月17日 (月) 22時11分

» キューティーハニー THE LIVE 第23話「お父様からの贈り物!」TSC2週遅れVer. [特撮警備隊3バるカんベース~GOLD LUSH~]
「嘘で固められた愛情などいらない。偽りの愛情など、欲しくは無い!!」 あぁ、ミキがかっこよすぎる…!! ミキを託し、ハニーは一滴の涙と共に死を選んだ。 ユキの体を助けるために。 樹海に倒れるハニーを抱き、感謝の言葉を呟くユキ。 「これで私は死なない…あ... [続きを読む]

受信: 2008年3月30日 (日) 03時38分

« シンデレラではなく誰も愛せない男なのです。(香取慎吾)ももよ。鳥のももよ。(八木優希) | トップページ | 斉藤さんを欲してはならない。(観月ありさ) »